まつもと市民芸術館
伊東豊雄建築設計事務所 長野県松本市
Matsumoto Performing Arts Centre
Toyo Ito & Associates, Architects/Nagano


 





松本市の中心部、市民会館跡地につくられた1800席の主ホールと240席の小ホールを中心とした施設である。
足跡のような形をした細長い平面をしており、敷地周りはすべて道路に囲まれています。
外観を特徴づけているのは、ガラスをはめ込んだGRC版(ガラス繊維強化プレキャストコンクリート版)による
外壁で、所々が透明のガラスによる開口部となっていて内外を一部透過させています。
エントランスを入るといきなり緩やかな大階段があり、上っていくとシアターパークと名付けられたホワイエ空間に
たどり着きます。ここに置かれたうねうねしたベンチに座ってアコースティックギターを奏でている人がいて
すごくいい雰囲気をつくり出していました。
さらに奥へはホールの客以外は入れないので見学できませんでしたが、
ホール周りをぐるりと回遊できるホワイエも特徴的です。
屋上も開放されているので行ってみましたが、夕方だったこともあってか誰もいませんでした。
確かにそれほど広い空間でもないし、高い建物ではないから景色がいいわけでもないし、
音楽家を称えた銅像と、隅の方に小鳥と戯れる裸の女性像が置いてあるだけなので魅力は少ないかも。。
屋上からエレベーターで下りていると2階にあるレストランが見えるのですが、調理場が上から丸見えなのが
ちょっと嫌な感じでした。。 '04.12.16



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