タ行の映画


タイトル 感想
ダークナイト
ゴッサム・シティに現れた最悪の男ジョーカー(ヒース・レジャー)は、
銀行強盗一味に紛れ込み、彼らを皆殺しにして大金を盗んでいったのであった。
街を守るバットマン(クリスチャン・ベール)とゴードン警部補
(ゲイリー・オールドマン)、そして新任の地方検事ハービー・デントは
徹底的な犯罪撲滅へ向けて戦っていた。
そんな彼らにジョーカーからの挑戦状が叩きつけられる。
バットマンが正体を明かさなければ街の有力者を殺していくというのだ。
予告通り市警本部長を毒殺する非道なジョーカーを止めるため、
バットマンは正体を明かすとハービーに伝えるが、ハービーは記者会見で
自分がバットマンだと発表する。
ハービーは自ら囮となり、護送中に現れたジョーカーをバットマンとゴードンは
逮捕することに成功する。しかし、ジョーカーには次の計画があった。
ハービーとその恋人であるレイチェルを誘拐し、別々の場所に軟禁、
どちらかしか助けられない状況をつくりだすのであった。。

バットマンシリーズの第6作である。
このシリーズについてはマイケル・キートンからヴァル・キルマーに変わった
「フォーエバー」でうんざりして、シュワちゃんが出ていた「Mr.フリーズ」からは
見てませんでした。
しかし、今作は非常に面白いという情報を得たので久々に見てみました。
ストーリー的には前作の続きだそうですが、前作を見てない僕でも楽しめました。
以前までの印象はアメコミの実写ということで子供映画というイメージが
あったのですが、これをみてガラッと印象が変わりました。
確かに評判通り面白いです。堕ちていくホワイトナイトと自ら街のために
悪になるダークナイトの対比、バットマンというキャラクターの深さを強く感じました。
主役を食うほどのジョーカーというキャラクターも映画を面白くさせていました。
ただ、常に濃いキャラを演じているゲイリー・オールドマンが、この映画では
おとなしめなのが残念です。。 '09.1.14

2008年米映画 監督/クリストファー・ノーラン
出演/クリスチャン・ベール マイケル・ケイン ヒース・レジャー ゲイリー・オールドマン
ターミナル
クラコウジアからニューヨークを訪れたビクター(トム・ハンクス)は、母国に
クーデターが起こり、無国籍状態になりアメリカに入国できなくなってしまう。
入国許可が降りるのを待つ彼は9ヶ月空港ターミナルで過ごすことに。。

スピルバーグとハンクスの名コンビによる感動映画(のはず。。)。
かなりの期待をもって見たために感想は全く・・・でした。
言葉をしゃべれない彼が、ターミナルでお金を稼ぐ方法を覚えたり
ガイドブックを見比べて英語を勉強したりというのは面白かったし、
空港職員と心を通わせていくシーンは見ていて楽しいです。
ただ、不倫をしているスッチー、アメリア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)との
恋愛は中途半端に終わってしまうし、せっかく作った巨大噴水は
水が出ないまま放置されていたし、ストーリーがうまく出来てない気が。。
あと、9ヶ月も待っていた理由が最後のサインをもらうためっていうのは
ちょっと弱くないですか?これでは感動できないよ〜。。
抜け道教えたり邪魔をしたりして彼と対立していたディクソンは
結局最後はいい人になってたのもよく分からん。 '05.10.29

2004年米映画
監督/スティーブン・スピルバーグ
出演/トム・ハンクス キャサリン・ゼタ=ジョーンズ パトリシア・ウィッチャー
第三の男
今頃になってやっと見ました。サスペンス古典映画の代表作
第二次大戦後のウイーンを舞台に、アメリカ人作家が友人の死の謎を追及する
やがて彼は謎を知るが。。。
最後の地下水路(?)のシーンは最高!
主題曲はよく聞くと、「えびすビール」のコマーシャルに使われていて笑えた


1949年英作品
監督/キャロル・リード 出演/ジョゼフ・コットン オーソン・ウェルズ

大日本人
大佐藤(松本人志)は獣と戦う「大日本人」の6代目としてひっそりと暮らしていた。
獣が現れると防衛庁から連絡が入り、変電所で体に電流を流して巨大化し
獣と戦うのが大日本人の仕事である。
しかし、彼の評価は低く、次第に世間の風当たりが強くなってくるのであった。

ダウンタウンの松本人志初監督作品である。
カンヌでも評価されたと聞いていたので楽しみにしてました。
いわゆるヒーローモノではなく、普段の生活や苦悩といった部分を浮き彫りに
するというシュールな角度で描かれています。
どうせならその路線を貫けばよかった気もするのですが、獣を海原はるかや
竹内力、板尾創路などにしてしまったため、コントみたいになってしまってます。
さらにCGを駆使した映像も最後にはなぜか実写になるし、アメリカンヒーローは
出てくるし、すごい結末になってます。。
初めからお笑い映画であればそれでもまあ納得はできたのですが、
この展開は見てて辛かった。
わざわざ映画にしなくてもよかったのでは。。 '08.2.3

2007年日本映画 監督/松本人志
出演/松本人志 UA 竹内力 板尾創路 神木隆之助
大変な結婚
ソウル大卒で企業を経営するデソ(チョン・ジュノ)が朝に目が覚めると
自分のベッドにジンギョン(キム・ジョンウン)が一緒に寝ていた。
前の晩酔っぱらって記憶が全くなかったが、ジンギョンが伝説のヤクザ「3J家」の
娘だったため彼女の3人の兄に責任を取って結婚するよう脅され始める。
3人の兄と父はデソがソウル大卒であることを知り、
インテリの仲間入りをするため、ふたりの仲が良くなるよう策を練るのであった。。

「パリの恋人」のキム・ジョンウン出演のラブコメディである。
韓国で大ヒットしたため、ハリウッドがリメイクするそうです。
ストーリーはとんでもないきっかけで出会った男女が、初めは衝突し合うものの
次第にうち解けていくというベタベタな内容でした。
最後にデソが田舎に帰るジンギョンのタクシーを追いかけて行った後のシーンが
ないのが納得できませんでした。そこで感動的なセリフをデソが言って、
感動するジンギョン、という展開を想像してたのに、いきなり結婚式まで
ぶっとんだらダメだと思います。
あと、なぜ一緒のベッドに寝ていたかのネタ明かしが最後にあるんですけど、
なんかちょっとむかつきました。全部計算されていたのが納得いかない。。
'05.10.8

2002年韓国映画
監督/チョン・フンスン 出演/チョン・ジュノ キム・ジョンウン
タイムコップ
B級アクションスター、ジャン・クロード・バン・ダム主演のアクション映画
僕自身はとても絶賛しているのだが、他の人にはやや不評(なぜ?)


1994年作品
監督/ピーター・ハイアムズ 出演/ジャン・クロード・バン・ダム ミア・サラ

タイムマシン
1890年代のNYで大学教授をしていたアレクサンダー(ガイ・ピアース)は
暴漢に恋人を殺されてしまう。4年後、彼女を助けたい一心でタイムマシンを
つくり出した彼は過去に戻って彼女を助けようとするが、どうしても過去を
変えることは出来ないことを知る。
そこで彼はどうして過去を変えることができないかを知るため、未来へと
時間移動を始めるが、彼は荒廃した80万年後の世界にたどり着くのであった。。

H.G.ウェルズの有名小説の再映画化で、原作者のひ孫である
サイモン・ウェルズが監督をしています。
それなりに楽しませてもらえる映画でした。
少なくとも同じH.G.ウェルズ原作の再映画化でスピルバーグ監督の
「宇宙戦争」よりは面白かった。
80万年後の世界は「猿の惑星」を思わせました。
ただ、最後にマーラを助けて一件落着なんですが、
一緒にさらわれた人々は気にもしないところがすごい。
ふたりだけ逃げたということは一緒にさらわれた人々は
たとえギリギリまで生きていたとしてもタイムマシンの爆発で
死んでしまったということですよね。。
あと、最終的に過去が変えられない理由が分かったからなのか
殺された恋人を救いたいという当初の目的は完全にすっとんで
しまっていたのが解せないのですが。。 '06.4.16

2002年米映画
監督/サイモン・ウェルズ 出演/ガイ・ピアース ジェレミー・アイアンズ
ダイヤルM
マイケル・ダグラスが妻であるグウィネスの不倫相手とともにグウィネスの殺害をもくろむ
というストーリーであり、彼女は夫と不倫相手のどちらを信じればいいのか、で葛藤しつつ
犯人の目的を暴いていきます。
最終的にはグウィネスとマイケルの争いになり彼女が勝って一件落着です。
この映画を見終わった時、「彼女が助かってよかった」と思ったのですが
よく考えたら、
彼女が浮気してたという事実は全くないがしろである。。
確かに浮気と殺人は悪さのレベルが全然違いますがちょっと気になった。 '99.10.24

1998年米映画
監督/アンドリュー・デイビス 出演/マイケル・ダグラス グウィネス・パルトロウ
太陽がいっぱい
古典的名作でありアラン・ドロンの代表作である。最近「リプリー」という映画でリメイクされた。
貧しいアメリカ青年トム(ドロン)が、金持ちの女性に持てるフィリップを連れ戻すよう親に
雇われる。しかし、フィリップとその恋人とトムで船の旅をすることになり、次第にトムはフィリップ
を殺害し彼になりすまそうとする。
そして恋人と喧嘩をして二人きりになったところを殺害し、海に死体を流す。
殺害後彼になりすますため筆跡を練習するところなどはなかなか面白い。
最後に彼が全てうまくいって海辺で酒を飲みながら「太陽がいっぱいだよ」と言う場面は
有名である。(そのときフィリップの死体が船にまきついていて発見されている。)
アラン・ドロンの美しさや悲しみを誘うようなテーマ曲などすばらしかったです。
彼が大人気になったこともうなづける。 '01.1.15

1959年仏作品
監督/ルネ・クルマン 出演/アラン・ドロン マリー・ラフォレ モーリス・ロネ
ただ、君を愛してる
誠人(玉木宏)はニューヨークのブルックリン橋で3年ぶりに会う女性と待ち合わせをしていた。。

誠人は大学入学式の日に車が止まってくれない横断歩道で手を挙げ続ける
静流(宮崎あおい)に出会う。そんな姿を見かねた誠人は静流に「もう少し先に
信号のある交差点があるよ」と声をかけるが、彼女は「止まってくれる親切な
車がいるか確かめる」と言って、そのまま手を挙げ続ける。
そんな姿が気になった誠人は趣味のカメラで彼女を写すのであった。
その出会いをきっかけに二人は友達になり、静流は誠人と一緒にいたい
気持ちからカメラを始め、二人は毎日のように森に撮影に行くことになる。
しかし、子供のような静流を女性に思えない誠人は同級生のみゆき
(黒木メイサ)に想いを寄せており、そんな彼の気持ちを静流は知って応援するのであった。

映画「恋愛寫眞」のコラボレーション企画として市川拓司さんが書いた
「恋愛寫眞 もうひとつの物語」という作品の映画化である。
上のあらすじだけ読むと三角関係的な映画に見えてしまいますが、
実はこの先に悲しい展開があります。
途中で冗談のように静流が言う「恋をしたら死んでしまう病気」が
大きな伏線だったとは思いもよりませんでした。
ただ、気になったのは、湖でのキスで初めて静流が眼鏡を外して誠人が
ハッとするシーンがあるのですが、それまで外した顔を見ていないという
流れが必要なため、同居している静流が寝るときも眼鏡をかけているのは
無理があると思います。いくらなんでも寝るときは外すよ。。
でも静流の成長の演技はすばらしかったです。宮崎あおいさんってすごい! '11.5.6

2006年日本映画 監督/新城毅彦
出演/玉木宏 宮崎あおい 黒木メイサ 小出恵介
タチャ イカサマ師
家具工場で働く純朴な青年ゴニ(チョ・スンウ)は、ある日家具工場の一角で
行われていた花札に加わり、その場でこれまで貯めてきた金を全て失う。
それがイカサマ師に巻き上げられたものだと知った彼はイカサマ師を探しに
出るが、そこで伝説のイカサマ師ピョン(ペク・ユンシク)に出会い、
弟子入りし花札の道に入るのであった。。
成長したゴニはピョンと共に遠征の旅にでて、そこでチョン(キム・ヘス)に出会い、
ピョンと分かれて彼女と組んで大きな金を手に入れることを覚えてしまう。
しばらくして、彼はピョンが列車の中で腕を切られて殺されたことを知る。
列車前で出会ったイカサマ師アグィに殺されたと考えたゴニは復讐のため、
アグィを探しはじめる。
そんなある日、ゴニは警察の取り締まりから逃げる事になり、偶然一緒になった
チョンの賭場にいたコ(ユ・ヘジン)と共に全国の花札場をまわり始める。
遠征中、遂に彼はアグィを引きずり出す方法を見つけるのであった。。

「とかげの可愛い嘘」のチョ・スンウ主演の韓国大ヒット映画です。
純朴な青年がここまで成長するか!と思うほどものすごく強くなってるゴニには驚きました。
全てのキャストが濃いキャラクター性を持っていて面白かったです。
チョンはセクシーで存在感たっぷりしたが調べたらキム・ヘスって37歳!!すごすぎ!
韓国の三大イカサマ師のうちピョンとアグィはそれなりに出番があったのですが、
チャッキはちょっとしか出てませんでしたね。
アグィに負けて耳をやられたというエピソードのためだけに出てた感じでした。。
ゴニが酒場で出会って恋に落ちる女性はチョイ役でしたが可愛かったです。
誰が演じてるんでしょうか?
そして最後にゴニが電話しようとしたのは彼女だったと思ってるんですが
どうでしょう? '09.2.19

2006年韓国映画 監督/チェ・ドンフン
出演/チョ・スンウ キム・ヘス ペク・ユンシク ユ・ヘジン
タッチ
上杉達也(斉藤祥太)と和也(斉藤慶太)は双子の兄弟、
隣に住む浅倉南(長澤まさみ)とは幼なじみ。
幼い頃、三人はいつも甲子園を目指して野球をしていた。
明青学園に入学した三人。和也は野球部のピッチャーで甲子園を目指し、
南はマネージャーをしていたが、達也はおちこぼれていた。
西東京大会の決勝戦まで進んだ明青学園であったが、決勝戦の当日、
和也は会場に向かう途中で交通事故に遭い死んでしまう。。
達也は和也の意志を継いで野球部に入部し、甲子園を目指すのであった。

あだち充原作漫画の映画化です。
1980年代に週刊少年サンデーで連載していた漫画で、僕もよく読んでたし
アニメ化もされたのですが、なぜ今頃実写映画化なのかよく分かりません。
斉藤兄弟はなかなか良かったし、長澤まさみも好きだから僕的には○でしたが。
内容としては、漫画はスポ根では全くない軽い描き方が好きだったのですが、
映画では校歌なんか歌ったりして熱いのがちょっと違和感ありました。
長澤まさみはかわいいんですけど、疲れてくると目の下のくまが
かなり目立ってきてちょっとかわいくなくなるのが残念です。。 '06.6.17


2005年日本映画
監督/犬童一心 出演/長澤まさみ 斉藤祥太 斉藤慶太
ダニー・ザ・ドッグ
5歳の時から悪徳高利貸しのバート(ボブ・ホスキンス)に育てられたダニー
(ジェット・リー)は、感情を殺され戦う犬として首輪を付けられて
バートの命令に従うだけの人間となっていた。
ある日、骨董屋でピアノ調律師のサム(モーガン・フリーマン)と出会い、
心が少し動き始める。
ある事故で怪我を負ったがバートから逃げられたダニーはサムに再び出会い
サムとその娘ヴィクリアと生活を始めるようになる。
ふたりはダニーに音楽などを通して感情を教え、ダニーは次第に
人間としての自分を取り戻していき、過去を知りたい願望が生まれてくる。
そうしたある日、ダニーはバートの部下に偶然出会い、バートの元に
戻されてしまうが、感情を持ったダニーは人を傷つけたくないと言って
バートから逃げ出すのであった。

リュック・ベッソンが脚本を書いており、哀愁を帯びた主人公をうまく描いて
います。「ニキータ」や「レオン」の流れと同じですね。
内容としては、「そんなアホな」という展開ですが、気にしないで見ていると
結構楽しめます。デスマッチやってるってのが漫画的ですが。。
ジェット・リーのアクションはいつものカンフーのような美しいものではなく、
ストリートファイトで荒々しいからちょっと怖いです。
同じ相手を何度も殴りまくるなんてあんまり見たくないと思いません?
ジェット・リーはしかしセリフが少ない!ハリウッド映画出始めたばかりの
ジャッキー・チェンを思い出したよ。
でもアイスクリームをほおばって苦しんでる姿とか純粋な演技は良かった。
結局一番すごいのはバートです。乗ってる車にトラックでぶつかられて、
機関銃ぶっ放されても、事故って車が何回転もしても死なない(笑)。
最後にモーガン・フリーマンはやっぱり渋くて存在感あります。
彼が出てるだけで映画が締まる!
'05.7.18

2004年フランス・アメリカ映画
監督/ルイ・レテリエ 出演/ジェット・リー モーガン・フリーマン ボブ・ホスキンス
ダ・ヴィンチ・コード
講演会のためパリを訪れていたラングドン(トム・ハンクス)は深夜に
パリ警察のファーシュ(ジャン・レノ)にルーブル美術館に呼び出される。
館長のソニエールが殺され、ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」の
姿で死んでおり暗号文字が描かれていたため、捜査の協力を要請されるが、
実は彼は容疑者として疑われていたのだった。
そこに館長の孫娘で暗号解読者ソフィー(オドレイ・トトゥ)が現れ、ラングドンに
警察が疑っていることを教え、真犯人を見つけて欲しいと頼むのであった。

大ベストセラー小説の映画化です。
僕は小説を全く読んでなかったので予備知識なしで見ました。
ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」や「最後の晩餐」といった作品を
使って暗号を見つけていくというなかなか面白い内容でしたが、
一番メジャーな「モナリザ」はほとんど出ないんですね。。
「最後の晩餐」は映画を見てからキリストの左にいてる弟子(名前忘れた)は
女性にしか見えないです。これは見ててすごい!と思いました。
でもラングドンは謎解くの早すぎ!なんぼほど賢いねん!
あと、ジャン・レノの役があんまりよくないのが。。
別にジャン・レノでなくてもいい役のような。。
でも結局キリスト教を強く信じていればタブーとも言える展開だったわけですが、
特に思い入れもない僕には「別に子供がいてもいいじゃん」と思ったんですけど。。
まあ詳細な内容を知りたいので今度小説読んでみようっと。 '06.11.11

2006年米映画
監督/ロン・ハワード 出演/トム・ハンクス オドレイ・トトゥ ジャン・レノ
誰にでも秘密がある
ジャズバーでバイトしていたミヨン(キム・ヒョジン)は、客として来たスヒョン
(イ・ビョンホン)と付き合うようになる。
ミヨンは家族にスヒョンを紹介するが、スヒョンは彼女に隠れて姉二人
(夫との倦怠期に悩むジニョン(チュ・サンミ)、27歳にして恋愛経験ゼロの
大学院生ソニョン(チェ・ジウ))を言葉巧みに口説き始める。

日本ではチェ・ジウが大人気なので、さもイ・ビョンホンとチェ・ジウ主演の
映画みたいに宣伝してますが、実際チェ・ジウは特に主役ではないです。
女性は三人とも主役で、メインはイ・ビョンホンでした。
これまで見てきた韓国映画とはひと味違ってエロいです(笑)
純愛という韓国映画のイメージが完全に砕かれました。
ストーリーはミヨンが三姉妹と(弟の彼女とも)Hしまくって得するという内容で、
全く面白くないですが、三姉妹それぞれの視点で同じシーンを映しているのは
なかなか映像的に面白かったです。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」もたしかそんな映し方してた気がします。
でも結局何が言いたいのか分からない映画でした。。 '05.4.25

2004年韓国映画
監督/チャン・ヒョンス 出演/イ・ビョンホン チェ・ジウ チュ・サンミ キム・ヒョジン
小さな恋のステップ
将来を期待されていたが二軍の外野手に甘んじているチソン(チョン・ジェヨン)
は、長年付き合っていた彼女にフラれ、医者からは余命三ヶ月と告げられる。。
行きつけのバーで酔いつぶれたチソンをホテルに運んでくれたのは
バーテンダーのイヨン(イ・ナヨン)であった。
イヨンはチソンの家の近くに住んでおり、10年も前から彼のことを想っていたが
チソンには全く気付いてもらっていなかったのであった。

「ウェディング・キャンペーン」のチョン・ジェヨンと「私たちの幸せな時間」の
イ・ナヨン主演のラブコメディである。
両主演はいい味を出していましたが、ストーリーにまとまりがない。
というか無茶苦茶な気が。
「そんなのありえない」があまりに多すぎて見ていてしんどい。
ボールを客席に投げたらランニングホームランになるだけだと思うし。。 '10.4.12

2004年韓国映画 監督/チャン・ジン
出演/チョン・ジェヨン イ・ナヨン チャン・ヨンナム
チーム・バチスタの
栄光

東城大学医学部付属病院では難易度の高い心臓手術であるバチスタ手術を
専門とする「チーム・バチスタ」を結成し、桐生医師(吉川晃司)の神業的な腕に
よって26連続成功をおさめていた。
しかし、その後三例続けて術中死が発生したため、病院長は診療内科医師で
ある田口医師(竹内結子)に内部調査を依頼する。
外科に詳しくない田口は調査を行うものの、何も発見できないでいたが、
そんな彼女の前に病院長から依頼を受けた厚生労働省の破天荒な男、
白鳥(阿部寛)が現れるのであった。

「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した大ヒット小説の映画化である。
この映画もヒットしたため、その後ドラマ化もされました。
個人的にはドラマ→小説→映画という順番で見たため、どうしてもドラマと
比較してしまいました。
阿部寛さんが白鳥役というのはピッタリだと思ったのですが、映画では
かなりキャラが薄まってた気がして残念でした。
もっと無茶苦茶してくれた方が面白かったのに。
あと、気になったのが桐生医師の話し方で、手術中に「○○するよ」と
ちょっと優しい言い方なのがなんか変な感じでした。「○○するぞ」の方が
キャラにも合ってた気がします。

2008年日本映画 監督/中村義洋
出演/竹内結子 阿部寛 吉川晃司 池内博之 玉山鉄二
チャーリーズ・
エンジェルズ

アメリカの人気のあったテレビ番組の映画版です。
謎の依頼主チャーリーに雇われている三人の女性諜報員(?)の物語です。
今回の依頼は音声識別装置をライバル会社から取り戻すというものである。
ライバル会社のセキュリティを破ってシステムに侵入することに成功したが、
実は依頼主のほうが悪者であったというよくあるストーリーである。
しかし、明らかにこの映画はストーリーよりも三人の主役を面白く、美しくみせるということが
目的の映画と思われ、これはこれで娯楽映画として楽しめました。
キャメロン・ディアスが踊るシーンは、まだ売れていなかった当時、「マスク」という映画で
踊っていたシーンを思い出しました。ドリュー・バリモアはちょっとふっくらしすぎかも。。
この映画にビル・マレーを起用したのは最高だと思います。とてもいい味出してました。
そして謎の船乗り、チャドちゃんがかなり笑えます。 '01.7.5

2000年米映画
監督/ジョセフ・マクギンティ・ニコル 出演/キャメロン・ディアス ドリュー・バリモア ビル・マレー
チャーリーと
チョコレート工場

ウォンカ(ジョニー・デップ)が経営するチョコレート工場に5人の子供が
招待される。その中に貧しい家庭の少年チャーリー(フレディー・ハイモア)がいた。
工場を見学するうちにわがままな他の子供たちはいたずらをして
脱落していき、気付けばチャーリーだけになっていた。。

ティム・バートンとジョニー・デップが組んだ4作目の映画です。
正直ティム・バートンの映画は「シザー・ハンズ」と「バットマン」以外は
微妙だと思っていたのでこの作品も見るつもりはなかったのですが、
オリコンが行った2005年ベストムービーランキングで1位だったので見てみました。
しかし、感想としてはイマイチでした。。
ちょっとブラックなファンタジーという世界観はそれなりに
楽しませてもらいましたが、ストーリーが薄くないですか?
ウォンカのトラウマも表現しきれてない気がしたし。
他の子供が勝手に脱落していってチャーリーが残るというのもどうかと。。
'06.5.13

2005年米映画
監督/ティム・バートン 出演/ジョニー・デップ フレディー・ハイモア
沈黙の戦艦
米国海軍最大最強を誇る戦艦USSミズーリ号が、太平洋を航行中、
核兵器を盗み出そうとする軍人たちにシージャックされた。
この戦艦のコックであるラインバックは、何とか敵の目から逃げ延びた。
設定からしてすごい! なんで合気道するコックやねん!!
そしてアクションスターの王道として絶対に弾に当たらない。
この映画は最もA級に近い作品であったと思う。
一緒に出てる俳優もすごい人やし。。


1992年米作品
監督/アンドリュー・デイビス 出演/スティーブン・セーガル トミー・リー・ジョーンズ
                      ゲーリー・ビジー

沈黙の要塞
石油会社社長の陰謀をつかんだ同僚の死を探るうちに、
彼の強暴な手下と一戦交えるようになる。
もっともセガールがやってもーた作品である。もう全くおもろくない。。
なぜなら前の作品がめっさあたったので
「俺ってもしかしてA級アクションスターちゃうん」と勘違いして
何を血迷ったか監督をしてしまったからである。
なんかインディアンの世界や環境問題などと重たいテーマで
責めたのはいいがまったくわけがわからない。
アクションもいまいちだった。


1994米作品
監督/スティーブン・セガール 出演/スティーブン・セガール マイケル・ケイン

沈黙の断崖
スティーブン・セガールの沈黙シリーズ最終章。
有害廃棄物を違法に投棄する会社をやっつけるという環境ものである。
見終わって何か物足りないなと思ったのは、
セガールが強すぎてピンチにならないからだと思った。


1997年米作品
監督/フェリックス・エンリケ・アルカラ 出演/スティーブン・セガール 
                           マルグ・ヘルゲンバーガー

ツイスター
今ごろになってようやく見ました。
子供の時に父をツイスターで亡くしたヘレンは竜巻のデータを得る事により
よりはやく警報をだすことができるように日々ツイスターを追いかけていた。
彼女の元夫でありパートナーであったビルが新しい恋人を連れて
その現場に離婚届にサインをもらいにくるがそのときツイスターが発生し
ともに竜巻を追いかけることになる。
竜巻によるパニック映画ってどうやってストーリーをつくるのか不思議でした。
しかし、見てなるほどそういうことか!と思った。
ツイスターのデータを得る事と、ビル・未だにビルに未練のあるヘレン・ジャミーの
三角関係を絡ませたストーリーである。
最後に一つだけ家が吹き飛ばずに残るのですが、あれは何の意味があるの?
映画中に流れる音楽の選曲がとても良かった。 '00.2.5

1996年米映画
監督/ヤン・デ・ボン 出演/ヘレン・ハント ビル・パクストン ジャミー・ガーツ
追跡者
「逃亡者」の逆バージョンで、「逃亡者」で追跡役だったトミー・リー・ジョーンズが主演です。
ウェズリー・スナイプスが逃亡者役だったなんて知らなかった。
この映画は良くできていておもしろかった。
ただ逃亡者を追いかけるだけの映画かと思っていたらなかなか深い!!


1998年米作品
監督/スチュアート・ベアード 出演/トミー・リー・ジョーンズ ウェズリー・スナイプス
                       ロバート・ダウニーJr

月の輝く夜に
未亡人ロレッタは、婚約者の弟を好きになってしまうという話を軸に、彼女の周囲に起こる出来事を
ユーモアに描いた作品である。
内容はすごくべたな話である。所々に小ネタをはさんでいるのですが、時々意味が分からない。。
最近アクションスターになったニコラス・ケイジの若い頃が見られる。(髪の毛が今より多い!)
ロレッタ役はシェールなのですが、やっぱ彼女は魔女系やなあと思ってみてました。
(そういえば昔、「イーストウィックの魔女たち」にでてたよなあ。。)


1987年米作品
監督/ノーマン・ジュイス 出演/ニコラス・ケイジ シェール オリンピア・デュカキス

釣りバカ日誌10
ついに10作目を数えるようになった釣りバカ日誌です。
今回のストーリーはスーさんが社長を辞めてアルバイトを始める話です。
アルバイトでビルの管理を始める事になりましたが、
よりによって配属されたビルが元自分の会社のビルだった。。
その後、管理会社で仕事を教えてくれた若者の恋愛相談にも話が発展していく。。
若者の恋愛相談をするようになってくると寅さんシリーズみたいである。
そしてシリーズが進めば進むほど釣りのシーンが減ってきているような。。 '99.9.23

1998年日映画
監督/栗山富夫 出演/西田敏行 三国連太郎 浅田美代子 金子賢 宝生舞
釣りバカ日誌17
鈴木建設をかつて寿退社した沢田弓子(石田ゆり子)が再雇用制度により
ハマちゃんこと浜崎伝助(西田敏行)が所属する営業三課に配属される。
社内のマドンナだった弓子は7年前に外資系商社マンと結婚しており、
幸せな生活を送っていると社内では思われていたが、実は2年前に夫の
暴力が原因で離婚していたのだった。。

久々に釣りバカ日誌シリーズを見ました。
今回のロケ地は石川県の輪島で、弓子の実家として描かれていましたが、
一番気になったのは、輪島に住む弓子の兄である聖一(片岡鶴太郎)が
ハマちゃんとスーさんを金沢に案内するシーンです。
ちょっと移動したら金沢に到着みたいな描かれ方をしてましたが、
輪島から金沢は100km以上あったと思うんですが。。 '08.1.7

2006年日本映画 監督/朝原雄三
出演/西田敏行 三國連太郎 石田ゆり子 大泉洋 片岡鶴太郎
ディアボロス
フロリダで連戦連勝の弁護士ケビンは、有罪を認めながら巧みな作戦で無罪をかちとっていた。
ニューヨークのミルトン法律事務所から、好条件で引き抜かれ、妻と共に引っ越してきた。
しかしそれらはすべて悪魔の手先にするため、ミルトンが仕組んだ筋書きだった。
悪魔がアル・パチーノという大俳優がやってるというのは、昔ロバート・デニーロが悪魔役で出ていた
「エンゼル・ハート」に似ている気がした。(昔人気のあったミッキー・ロークが主役のやつ)。
しかし、キアヌの嫁さんはかわいそすぎる!
ノイローゼになって、アル・パチーノに犯されて、首をガラスで切って自殺。。うーん最悪だ


1997年米作品
監督/テイラー・ハックフォード 出演/キアヌ・リーブス アル・パチーノ チャーリズ・セロン

デイジー
ヘヨン(チョン・ジヒョン)はオランダで画家を目指していた。
ある日、広場で肖像画を描く仕事をしていたところ、デイジーの花を持つ客
ジョンウ(イ・ソンジェ)に出会い、彼女は自分が待っている人だと確信する。

それは夏の日、彼女が田舎に絵を描きに行き誤って川に落ちてしまう。
しかし、次の日にそこを通ると手製の橋が作られていた。
彼女はお礼にデイジーを描いた絵を橋に置いておくと次の日にはなくなっていた。
それから一ヶ月後、彼女の家に誰からかデイジーが届くようになり、
彼女は見守ってくれるその人を待っていたのだった。

次第に二人は愛し合うようになるが、それまで彼女を見守っていたのは
ジョンウではなく殺し屋パクウィ(チョン・ウソン)であった。
闇に生きる彼はヘヨンに近づけず、花を贈ることと見守ることしか
出来なかったのだ。

また、ジョンウには秘密があった。彼はインターポールの捜査官であり、
パクウィ逮捕へと進んでいくこととなるのであった。。

「ホワイト・バレンタイン」のチョン・ジヒョン、「私の頭の中の消しゴム」の
チョン・ウソン、「エンジェル・スノー」のイ・ソンジェ出演のラブストーリーである。
また、「インファナル・アフェア」のアンドリュー・ラウが監督していて、
全てオランダロケという気合いの入った映画です。
映画を見ていてまず思ったのが、「なんでオランダなのに捜査官も殺し屋も
韓国人?」という違和感でした。オランダで撮る意味あったのか?
ストーリーのメインはパクウィの悲しみだったと思うのですが、
ジョンウの方がかわいそうじゃないか。。相思相愛になったのにパクウィに
撃たれるし、出番が終わるのが早すぎるし。。
最後の討ち入り(?)はアンドリュー・ラウっぽい演出で良かったです。 '06.11.7

2006年韓国映画
監督/アンドリュー・ラウ 出演/チョン・ジヒョン チョン・ウソン イ・ソンジェ
ディパーテッド
犯罪組織と繋がりのある生い立ちと決別するため警察官となった
コスティガン(ディカプリオ)。一方マフィアのボス、コステロ(ニコルソン)に
育てられ、スパイとして警察に送り込まれたサリバン(デイモン)。
二人は同じボストンの警察学校を優秀な成績で卒業し、コスティガンは
コステロの元に潜入する極秘任務を与えられ、
サリバンはコステロを捕らえるための特別捜査班に配属される。
組織に対して本当の姿を隠しながら緊張した生活を続ける二人であったが、
警察、マフィア共にスパイがいることに気づき、次第に追いつめられていくのであった。。

大ヒット香港映画「インファナル・アフェア」のハリウッド版リメイクである。
「ディパーテッド(Departed)」は「死者」という意味だそうです。
まあ良くも悪くもハリウッド的というかスコセッシ節でした。
終盤で淡々と殺されるシーンの撮り方はなかなかのものですが、
どうも二重生活を送る二人の哀愁みたいなものが全く伝わってきませんでした。
サリバンはほとんど苦しんでない感じだし、コスティガンはただ焦ってるだけ。。
そしてこの映画を僕の中でイマイチにさせているのが、
二人の心の癒しとなるマドリンで、演じているヴェラ・ファーミガって誰か
よく分からなかったし、男優陣が超豪華なのになぜ女優ももっと美しい人を
キャスティングしなかったんだろう。。
ちなみに最後にコスティガンがマドリンに渡した封筒はどうなったんだ? '07.2.25

2006年米映画 監督/マーティン・スコセッシ
出演/レオナルド・ディカプリオ マット・デイモン ジャック・ニコルソン
ディープ・インパクト
4才のリオは、天文クラブの天体観測で、思わぬ彗星を発見した。
天文学者のマーカスがコンピュータ解析したところ、地球に衝突する最悪の軌道だった。
モーガン・フリーマン、ロバート・デュバルの演技は圧巻だった。
でも、内容は。。。 衝突するまでの話だったのね


1998年米作品
監督/ミミ・レダー 出演/ティア・レオーニ ロバート・デュバル イライジャ・ウッド 
                                                                       モーガン・フリーマン

手紙
武島剛志(玉山鉄二)は、弟の直貴(山田孝之)が大学進学するお金が
欲しくて家宅侵入、窃盗を行うが、住人に見つかり殺してしまう。。
「強盗殺人犯の弟」ということで世間から差別を受けるようになった直貴は
兄との関係を消し去ろうとする。。

東野圭吾さんの同名小説の映画化である。
これまで犯罪者の家族について描いた物語を読んだことがなかったので
それがテーマになること自体意外でした。
ただ、見終わると、こういった映画が少ないことが不思議に思えてきました。
はっきり言って重たいテーマだと思いますが、内容の深い映画でした。
直貴が就職した電機会社の社長の「差別はね、当然なんだよ」というセリフは
びっくりしました。道徳的なことを描くのであれば、犯罪者の家族を差別しては
いけないという展開になりそうなのに、その真逆のセリフは驚きでしたが、
その後に続く「犯罪は家族の苦しみもひっくるめて犯罪者の罪」は
非常に深い言葉だと思います。
家族を苦しめることになると考えて犯罪を踏みとどまってほしいという
メッセージを世の中に発信している映画なのかもしれないと思いました。 '08.1.15

2006年日本映画
監督/生野慈朗 出演/山田孝之 玉山鉄二 沢尻エリカ
出口のない海
甲子園で優勝経験のある投手、並木浩二(市川海老蔵)は
大学で肩を壊して速球が投げられなくなり「魔球」と名付けた
新しい変化球を発明しようとしていた。
しかし、太平洋戦争が勃発し、並木も海軍に志願し出兵することになった。
その後、日本は敗戦が濃厚となり、海軍は秘策として「回天」と名付けられた
人間魚雷によって敵艦を攻撃しようとする。
海軍で訓練しながらも魔球を発明しようとしていた並木であったが、
彼も回天にのることを選んでしまうのであった。

横山秀夫の同名小説の映画化である。
小説を読んでいたのでどうしてもそれとの比較になってしまうのですが、
小説では回天という名前だけでいまいち兵器の画が浮かんでこなかったのが
映像で見るとリアルに理解できたのは良かったです。
ただ、やはり戦争というものが人間を狂わせてしまっている緊迫感や
回天での出撃での死との葛藤は小説が断然良かったです。
並木と回天の結末は映画だけみただけではわかりにくくなかったかなあ。 '10.7.16

2006年日本映画 監督/佐々部清
出演/市川海老蔵 伊勢谷友介 上野樹里 三浦友和 香川照之
DEATH NOTE
デスノート前編
有名大学に通う天才、夜神月はある夜、名前を書くとその相手が死ぬという
「デスノート」を偶然拾う。デスノートを所有した人間は元の所有者である
死神が見え、彼にはリュークという死神が常につきまとうことになる。
彼は「デスノート」を使い、犯罪者を次々と殺していき、悪のいない理想郷をつくろうとしていた。
次々に謎の死を遂げる犯罪者事件が起こるため、ちまたではキラという神が
裁きを行っているとの噂が広まっていく。
一方、一連の謎の犯罪者死亡事件を追っていた世界の警察は、
これまで多くの迷宮入り事件を解決してきた謎の探偵Lに協力を依頼する。
こうしてキラ=夜神月とLの対決が始まるのであった。

大人気同名漫画の映画化です。
2006年6月に上映されたばかりなのにもうテレビ放送していたので見ました。
なぜこんなに早く放送したかというと後編が近々上映されるので
この前編を見て続きが見たくなって映画館に行く人をつくろうという
もくろみがあると思われます。
映画自体はリュークがかなりリアルでCG技術のすごさに驚きました。
ちなみにリュークの声は中村獅童だそうです。
漫画は全て読んでいたので、漫画の通りに進んでいく展開にふむふむと
思いながら見てました。ただ、FBI捜査官レイ・ベンバーが細川茂樹って。。
日本人やんけ!名前はレイなのに。。日系アメリカ人という設定か?と
思って調べたらレイ・イワマツという名前に変えてました。なるほど。
さらに香椎由宇さんが演じていた秋野詩織という月の彼女。
そんなヤツおったっけ?と思いながら見てたら、南空ナオミが暴走し始め
美術館で詩織を人質に月を呼び出す。ナオミは行方不明にならない。。
原作とは違う展開で面白いのですが、謎なのは月が仕組んでいたのに
なんで拳銃を突きつけられた時にボールペンを出したんだろう?
あれではLにヒントを与えてしまっただけでは。。
後編「デスノート the Last name」の結末も原作とは違うそうなので
是非みたいと思います。映画館に行くかは微妙ですが。 '06.10.28

2006年日映画 監督/金子修介
出演/藤原竜也 松山ケンイチ 瀬戸朝香 香椎由宇 細川茂樹
DEATH NOTE
デスノート
the Last name

デスノートでナオミに詩織を殺させた夜神月(藤原竜也)は人々から
同情を買いキラであるとの疑いは晴れようとしていたが、
L(松山ケンイチ)は未だ月を疑っていた。
そんなある日、第二のキラと名乗るものがテレビ局にテープを送りつけ
予告殺人を実行する。第二のキラは弥海砂(戸田恵梨香)というアイドルで
キラを崇拝し、しかも死神レムと「死神の目」の取引を行っていて
顔を見ただけで名前が分かるという能力を持っていた。
月はLよりも先に第二のキラとコンタクトをとり利用しようと企んでいたが、
先に海砂が月を見つけ接近してくるのであった。。

デスノートの後編です。
前編でもそうでしたが今作も原作と異なるところがあって楽しめました。
微妙な違いはおいといて、結末への展開が異なるのですが、原作より
良かったと思います。原作ほど月は醜態を晒してなかった気もするし。。
ただ、レムが海砂を救って死んでしまうシーンはちょっとあっけなかった気が。
原作で読んだ時は衝撃を受けたんですが、展開を知ってたからかなあ。
最後への伏線なんですが、松田が突然「僕は射撃は上手いんです」と
言い出すのはかなり変でした。
海砂を演じる戸田恵梨香のゴスロリファッションはよかったです。
その格好で月への揺るぎない愛を捧げるのはかなり良い(笑)
海砂に殺されてしまうキラを批判している評論家を板尾創路が
演じていたのはなんでだ?チョイ役でも板尾が出たいと頼んだのだろうか?
'07.3.21

2006年日本映画 監督/金子修介
出演/藤原竜也 松山ケンイチ 戸田恵梨香 片瀬那奈
デトロイト・メタル・
シティ
大分から上京した根岸崇一(松山ケンイチ)は、渋谷系ポップミュージシャンを
目指して音楽活動をしていたが、ふとしたきっかけでデスメタルバンド
「デトロイト・メタル・シティ(DMC)」のカリスマボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」
として活躍するようになってしまう。
本当にやりたい音楽とのギャップに苦しみ、あこがれの相川さん
(加藤ローサ)にも事実を隠しながらDMCを続ける彼であったが、
それとは裏腹にDMCのシングル「SATSUGAI(殺害)」は爆発的ヒットを記録するのであった。。

僕の大好きな漫画の映画化です。
メイクした松山ケンイチはハマってましたね。NANAの時は無理があったけど。。
そういや松山ケンイチは漫画のキャラ演じることが多いですね。
(DMC、NANA、デスノート、銭ゲバなど)
まあ一番ハマってたのは社長を演じてた松雪泰子だと思いますけど(笑)
映画化すると聞いて、あの放送禁止用語連発の漫画をどうやって映像化
するのか、また、放送禁止用語の歌詞をどうやって歌わせるのか、
が気になってたのですが、ほとんど用語はなくなってました。
おかげでカミュの活躍の場がなくなってたのが残念です。。
あと、歌はぼやかしてましたね。よく聴くと歌詞分かるけど流してたら分からない。
歌は「So What?」の冠徹弥がアテレコしたそうです。
曲はどう聞いてもデスメタルじゃないなあ。
それからジャックをジーン・シモンズが演じてたのはびっくりしました。
出てきた瞬間は安岡力也かと思った(笑)
バックバンドにマーティ・フリードマンも一瞬だけ出てました。
ストーリー的にはお涙ちょうだい的な展開はいらなかったと思いますし、
タワレコと喫茶店を行き来するシーンは漫画では笑えたけど
映像的には無理があったと思いますが、概ね面白かったです。 '09.4.11

2008年日本映画 監督/李闘士男
出演/松山ケンイチ 加藤ローサ 秋山竜次 細田よしひこ 松雪泰子
    ジーン・シモンズ マーティ・フリードマン
デュエリスト
朝鮮王朝時代、大規模な偽金事件が発生した。
女刑事ナムスン(ハ・ジウォン)は先輩であるアン(アン・ソンギ)とともに
事件の捜査を行っていた。ある日、彼女は剣の舞を披露している仮面を付けた
男(カン・ドンウォン)に目を付ける。
彼は観衆の拍手を受けた後、金の仏像を受け渡ししている男達を一瞬にして
斬りつけ仏像を奪ったのである。
追いかけたナムスンは彼と一戦交えるが逃げられてしまう。
彼女はその時から戦う時に一瞬見えた仮面の下の彼の悲しい目に
惹きつけられてしまう。
その後、彼女は仮面の男は偽金事件の黒幕による刺客であることを知り、
事件が核心に向かうにつれ彼と戦わなければならなくなっていくのであった。。

「オオカミの誘惑」のカン・ドンウォンと「リメンバー・ミー」のハ・ジウォン主演の
恋愛時代劇(?)です。
原作は「チェオクの剣」と同じだそうですが、ドラマと映画ではハ・ジウォンの
刑事の立場は違う設定のようでした。
悲しい目の男もドラマにはいないので、ドラマとは全く違うものとして見た方が
いいと思います。
ストーリーはロミオとジュリエット的なベタな内容ですが、
人物の関係が分かりにくかったり非常に理解しがたい内容でした。
もうちょっと刺客と黒幕の関係なども描くべきだったのでは。。
とりあえずカン・ドンウォンを美しく描くことに徹底していたみたいで、
ハ・ジウォンはかなり野蛮なキャラにしていました。
あと、毎度のアン・ソンギ演じるアンは絶対に弱いと思ってたのに強かったんですね〜。
最後に、惹かれ合う二人が悲しみながら戦うシーンがなかったのは残念です。。
ところで刺客の名前は? '06.6.16

2005年韓国映画
監督/イ・ミョンセ 出演/カン・ドンウォン ハ・ジウォン アン・ソンギ
天国からの手紙
小学生のスンジェの幼なじみのソヒは、亡くなった父が火星に行ったと信じ、父に手紙を出す。
スンジェはそんなソヒのために父からの返事の手紙を書いていた。
仲の良い二人であったが、ソヒがソウルのおばさんの元に引き取られ、
離ればなれになってしまうのであった。
それから何年も経ち、スンジェ(シン・ハギュン)は村の郵便局員になっていたが、
その村もダム建設によりまもなく水没してしまう運命であった。
そんな村にソウルからソヒ(キム・ヒソン)が里帰りをしてくる。
スンジェはソヒを想い続けていたが、都会で暮らすソヒは会社の若手の重役と
付き合っており、スンジェの純粋な気持ちに違和感を感じる。
そして遂にダム建設が始まるためにスンジェは村を出ることになるが、そのころ
ソヒの彼である重役は会社に大きな損失を与えてしまい彼女の前から去っていく。
そして一人になったソヒに手紙が届く。。

「悲しき恋歌」のキム・ヒソンと「JSA」のシン・ハギュン主演のラブファンタジーです。
田舎に残った純粋なスンジェと都会に行ったため擦れてしまったソヒの対比が
この映画のミソなんでしょうねえ。。
ダムに沈んでしまう村の哀愁と二人のストーリーの繋がりがよく分かりません。
何か伝えたかったのでしょうか。。
ちなみに結末もよく分からない。なぜスンジェは火星に行ってしまったのか?
そして、ソヒは重役が失脚したからスンジェに走ったみたいにしか見えない。
スンジェがひたすら純粋なので余計にソヒが嫌なヤツに見えるんですけど。。
薬局の彼女はチョイ役でしたが、ソヒよりこの娘の方がいいと思うぞ(笑) '08.5.23

2003年韓国映画 監督/キム・ジョングォン
出演/キム・ヒソン シン・ハギュン パク・ソヒョン
天国の階段
これまでに見た韓国ドラマの中で一番泣いたお勧め作品です。
韓国では視聴率40%を超えたそうです。

大会社の御曹司ソンジェ(クォン・サンウ)と建築家の娘ジョンソ(チェ・ジウ)は
幼なじみでとても仲良く育っていた。
中学の時にジョンソの父は女優のテ・ミラと再婚し、
ミラの連れ子テファ(シン・ヒョンジュン)とユリ(キム・テヒ)と同居することになる。
ミラはユリとソンジェを結婚させ金持ちになることを企み、
ジョンソとソンジェがアメリカに留学することになっていたことも止めさせ
ソンジェだけが留学し二人は離ればなれになってしまう。
そして3年後の二人の再会の直前、二人を合わせまいとユリがジョンソを車で引き、
病院で身元不明の遺体にジョンソの持ち物を入れ死んだことにしてしまう。
ジョンソを愛するテファは、事故で記憶をなくしたジョンソに違った記憶を教え、
別人として共に暮らすことになる。。

一番泣いたシーンは、目の見えなくなったジョンソに対してソンジェが
テファのふりをして無言で寄り添うところです。一人二役しながらカフェの外で
泣いているソンジェを見て一緒に泣いてました。
でもソンジェは、ジョンソが記憶をなくしている頃はよく遊園地の乗り物で
ストーカーしてましたね〜。あれはちょっとキモイ(笑)
幼い頃のテファは「ジョンソおまえが好きだー」とか言ってかなり変な奴でしたが
大人になったら、すごいいい人で感動させられました。
たとえ結ばれなくても相手の事を想うテファの行動は涙を誘いました。
ユリは子供の時はめっちゃぶさいくだったのに大きくなったら美人になったのは
ちょっと納得いかないなあ。。
あと死んだと思ってたジョンソを見つけたときにソンジェが必死で追いかけるのに
見失うのには笑えた。追いつかんわけないやろ! '05.3.12

2003年韓国ドラマ
監督/イ・ジャンス 出演/クォン・サンウ チェ・ジウ シン・ヒョンジュン キム・テヒ
天使と悪魔
ローマ教皇の死後15日が経ち、世界各地の枢機卿がヴァチカンに集まり、
コンクラーベと呼ばれる教皇選挙が行われようとしていた。
そんな中、4人の有力な教皇候補である枢機卿が誘拐される。
誘拐したのはイルミナティ。400年前に教会が神の存在を脅かすとして
弾圧したガリレオを中心とする科学者達がつくった秘密結社が復活し、
ローマ市内の4つの教会で順番に枢機卿を殺害すると予告するのであった。
さらにイルミナティはスイスのセルン科学研究所から盗んだ反物質のサンプルを
ヴァチカンのどこかに設置しており、深夜0時に爆発させるというのであった。
ヴァチカンから呼ばれたラングドン教授は、彼らの計画を阻止するため
ガリレオの著書に隠された4つの教会の場所を示す暗号を解くことを試みるのであった。

ダン・ブラウン原作のベストセラーの映画化である。
「ダヴィンチ・コード」に引き続き、ロン・ハワードが監督、トム・ハンクスが
ラングドンを演じています。
今回もダヴィンチの時と同様、展開が早すぎる!!
あれだけ多い内容を2時間程度の映画に凝縮することに無理があると
思うのですが、もうちょっとラングドン悩めよ!って思ってしまいます。
原作から端折られた内容も多くあったのですが、一番納得できないのが
ハサシンが金で動く殺し屋だったことです。。
原作の強烈なキャラが完全に死んでしまってました。
カメルレンゴをユアン・マクレガーが演じていたのは意外でした。
あと、科学VS宗教という構図が映画の中で薄かったため、
カメルレンゴが犯行に走った理由が分かりにくくなってた気がします。 '09.11.7

2009年アメリカ映画 監督/ロン・ハワード
出演/トム・ハンクス アイェレット・ゾラー ユアン・マクレガー
天使の恋
美しい容姿を持つ小澤理央(佐々木希)は、幼い頃の出来事が原因で
人を信用できず、お金を手に入れるために友人を利用したり、援助交際をしていた。
ある日、現像を頼んだ写真屋から受け取った写真が同姓の小澤光輝
(谷原章介)のものであり、間違っていることに気づいた理央は、
小澤氏に電話をし、写真を交換する約束を取り付ける。
彼女は、待ち合わせに来た35歳の大学講師の光輝に生まれて初めての恋をし、
自らを変えようと努力し始め、彼に近づこうとするが、光輝には受け入れられない
事情があるのであった。。

大ヒットした携帯小説の映画化です。
「恋空」の時もそうでしたが、基本的に携帯小説はドロドロな内容ですね。
今回の場合は、前半の理央のすさんだ生活が光輝に出会ってから
劇的に変化するという展開はよかったですが。
映像の見せ方は完全に佐々木希の美しさをアピールするものでした。
演技は微妙でしたが。ただ、そのおかげ(?)で谷原章介の演技が光ってました。
歴史オタクな光輝先生がはしゃいでるのが楽しそうでした。
理央の武将Tシャツ土産も笑えました。
結末は原作と違うんですが、かなり無理があると思います。
記憶だけなくなって、肉体的にはそのままって。 '11.11.25

2009年日本映画 監督/寒竹ゆり
出演/佐々木希 谷原章介 山本ひかる 大石参月 酒井若菜
天使の涙
香港映画の監督で最も有名な人はこの人であろう。
これは彼の代表作である「恋する惑星」の次の作品である。
彼による音楽、映像は芸術的である。しかし、ちょっとだるいときもある。
話は、殺し屋(レオン)・パートナー(ミシェル)・男に振られておかしくなってる女(ヤン)・
口のきけない男(金城)・金髪のちょっとらりった女(カレン)の5人の人間模様である。
殺し屋とパートナーの話がやはり中心なのかなあ。。
カレンがなぜジャケットになってるのだろう。彼女は助演といった感じなのに。。
映像が芸術的だとミシェルの一人えっちのシーンを撮ってもいいのでしょう(笑) '00.1.5

1995香港映画
監督/ウォン・カーウァイ 出演/レオン・ライ ミシェル・リー チャーリー・ヤン 金城武
                     カレン・モク
電車男
ヲタクの通称:電車男(山田孝之)は電車内で酔っぱらいに絡まれている
女性、通称:エルメス(中谷美紀)を助ける。
後日エルメスからお礼のティーカップが届き、初めて女性に接した彼は
どうしていいか分からずネットサイトに書き込みをして助けを求める。
サイトの住人達から電車男はアドバイスを受けてエルメスに電話をし、
彼女と食事に行くことになる。食事に向けて電車男の脱ヲタクファッションの
アイデアがサイト住人達から書き込まれ電車男は変わろうと努力を始める。。

2ちゃんねるから始まり書籍の大ヒット、そして遂に映画化されました。
ドラマも見ていたのでどうしても比較してしまったのですが、
電車男に山田孝之はちょっと。。初めは髪の毛伸ばしてるけど
切ったらえらい男前になってちっともヲタクオーラ出てない。
やっぱ伊藤淳史!君ははまり役だ。
エルメスは中谷美紀が良かった。伊東美咲は綺麗ですが演技が。。
映画に話を戻しますが、流れている音楽がいい雰囲気出してました。
2ちゃんねるの書き込みにかなり近い形で再現していたのも良かったです。
サイト住人は国仲涼子や瑛太など有名どころが出てますが、
全員で7人というのは少なくないですか?
プラットホームでのやりとりのシーンもなんかイマイチでした。。
内容はもちろん知っててその通りに進みましたが、
それでも楽しんで見られたので総合的には○でした。
山田孝之の動揺したりキョドってる演技も良かったです。
雨の中びしょぬれになって会社の前で勝手に待ってた電車男のことを
エルメスが好きじゃなかったら、ただのストーカーですけどね(笑) '05.9.14

2005年日本映画
監督/村上正典 出演/山田孝之 中谷美紀 国仲涼子 瑛太 大杉漣
東京タワー
CMプランナーの妻、詩史(黒木瞳)と20歳年下の透(岡田准一)は3年前に
出会い、すぐに恋に落ち、それから愛を重ねていた。
透の友人耕二(松本潤)は、高校時代に冗談半分で友人の母親に手を出した
こともあり、今も主婦、喜美子(寺島しのぶ)との恋をはじめていた。
透はずっと一緒にいたい気持ちが叶わないことに苦しみ、耕二は喜美子との
関係をなくしたくないと感じていたが、次第に二つの恋に転機が訪れるのであった。。

二つの不倫の形をうまく交わらせながら描いたラブストーリーである。
詩史と透の恋愛は現実離れしすぎです。そもそも黒木瞳みたいな41歳の
女性なんてそうそういるもんじゃない。。
それよりも喜美子と耕二の方がありえる。寺島さんは普通のルックスだし。
映像の撮り方や台詞が美しい詩のように心地よく流れていき、
最後も美しい結末を迎えるのですが、内容を文章にすると、不倫していた
人妻が旦那と別れて若い男に走るという、全く美しくもないものなんです。
やっぱり不倫を好意的に見られない僕には納得できない映画でした。
'07.1.4

2004年日本映画 監督/源孝志
出演/黒木瞳 岡田准一 松本潤 寺島しのぶ 宮迫博之 岸谷五朗
トゥモロー
・ネバー・ダイ
007シリーズ18作目、ピアース・ブロスナンになって2作目の映画である。
中国とイギリスの間に亀裂を起こさせて第三次大戦を起こさせようとする
メディア王カーバーの狙いをボンドが阻止するというもの。
ボンドカーはかっこいいし、相変わらずべたなストーリーがとてもよい!


1997年英作品
監督/ロジャー・スポティウッド 出演/ピアース・ブロスナン ミシェル・ヨー

トゥルーマン・ショー
生まれたときからタイムリーでテレビに放送されているとは知らない
トゥルーマンはある日、世界がおかしいことに気づき始める。
もし自分が隔離された世界にいて、人々に見られている状況を想像して
かなり怖くなった。しかも、自分はそれに気づいていない。。
もしかすると現在の自分も。。
番組製作者役のエド・ハリスはいい味出してます。
ジム・キャリーはいつものはちゃめちゃをおさえていたので良かった。
突然新製品のコマーシャルをやりはじめる奥さんは笑えた。

1998年米作品
監督/ ピーター・ウィアー 出演/ジム・キャリー エド・ハリス ノア・エメリッヒ
とかげの可愛い嘘
8歳のジョガンは転校してきた女の子アリを一目見て恋に落ちる。
彼女は常に黄色いレインコートを着て、これを着ていないと呪いが移ってしまうと言う。
同級生は半信半疑だったが、彼女に触った先生が怪我をしてから
みんなが彼女を恐れ避けるようになる。ジョガンを除いては。
ある日アリが飼っていたとかげが田んぼに逃げてしまい、
ジョガンは雨の中とかげを探していたため、彼ははしかにかかってしまう。
そしてその責任を負うようにアリは消えてしまう。
10年後、突然連絡をとってきたアリ(カン・ヘジョン)に会いに、
ジョガン(チョ・スンウ)は田舎に戻り、以前アリが住んでいた寺を訪れる。
一緒に過ごすうちに二人はお互いの気持ちを確かめるが、
相変わらずアリは嘘ばかりついていた。ジョガンがソウルに帰る日、
彼はまたしても病気になり、アリは再び消えてしまう。
さらに8年後、ジョガンは銀行員になってもアリを探し続けていたが、突然アリは
彼の前に現れる。喜ぶジョガンであったが、すぐにアメリカに旅立ってしまう。
ある日、彼は先輩が入院している病院を訪れるが、
そこでアリに似た後ろ姿を見かける。。

「マラソン」のチョ・スンウと「恋愛の目的」のカン・ヘジョン主演のラブファンタジーです。
アリはなぜいつも嘘をついているのか、なぜいつも突然消えてしまうのか、
といった謎が途中で分かるところまではいい線いってるんですが、分かって
からの展開がちょっとダラダラ長いです。しかも突然のファンタジー路線。。
銀行に突然現れたアリが消えてしまわないようにジョガンがアリの足と椅子を
自分の靴ひもで結んでしまうシーンは良かったです。
その気持ちに共感しまくりました。
ジョガンの父親役のカン・シニルはいろんな映画でいい味出してて好きです。
この映画でも短い出演なのに存在感たっぷりでした。
ちなみにこの映画を撮っていた時は二人は私生活でも付き合っていた
そうですが、ちょっと前に別れてしまったそうです。
夫婦で出演したり、私生活でも恋人同士で出演している映画って
あんまりヒットしない気がするんですがどうなんでしょう。 '07.10.30

2006年韓国映画 監督/カン・ジウン
出演/チョ・スンウ カン・ヘジョン カン・シニル チョン・ソファン
時をかける少女
高校2年生の紺野真琴は自転車で坂道を下っていたが、ブレーキが壊れて
いたため、踏切で止まれず電車にひかれてしまう。。
しかし、気が付いた彼女は時間が少し戻った場所にいて、電車にはひかれていなかった。
驚いた真琴は叔母の芳山和子に相談すると、その能力は「タイムリープ」と
いい、年頃の女の子にはよくあることだという。
半信半疑ながら試してみると時間をやり直せることが分かった彼女は
自由に時間を戻り、やりたい放題楽しんでいた。
そんなある日、仲の良い友達の千昭から告白されてしまい、動揺した真琴は
タイムリープして強引に無かったことにしてしまう。。
そこから彼女が時間を戻って変えた出来事がまずい方向に流れ始めるのであった。。

筒井康隆さんの原作により実写映画化されたものをそのままアニメ化
したのではなく、原作から20年後という設定のオリジナルストーリーである。
原作で主人公だった芳山和子が今回の主人公の叔母として出ています。
全然そういった情報を知らないまま見たので、芳山和子ってなんで
「タイムリープ」って名前しってるんだ?とか不思議に思いながら見てました。
タイムリープできる能力があると分かってカラオケの時間を戻したり
というバカっぽい使い方は女子高生らしいというかなんというか。。
俺だったら競馬やトトの結果を調べてからタイムリープするわ、とか
思ってしまうのは汚れてしまってるんでしょうか(笑)
色々と突っ込みたくなるところもありましたが、全体としては楽しく見られる
映画でした。青春映画としてお薦めです。
ただ一つだけ、真琴のせいで消化器で暴走してしまった同級生の彼は
かわいそうです。。 '07.7.22

2006年日本映画 監督/細田守
声優/仲里依紗 石田卓也 板倉光隆 原沙知絵
ドラゴン危機一髪
ブルース・リーのアクション映画である。
いとこを頼って働きに来たリーはいとこと共に働くことになる。
しかし、この製氷工場は氷の中に麻薬を隠して密輸をしていたのだった。
秘密に気づいた同僚は殺されて氷付けにされてしまう。
心配になって探りを入れに行ったいとこも殺されてしまう。
そして全てを知ったリーはひとりで彼らに立ち向かっていくのだった。。
今回でリーの映画を見るのは二本目だったがびっくりした。
彼は常にクールでおっとこまえなキャラだと思っていたのに、悪者にだまされて
酒でべろべろになっておかしくなるし、そのあげくに彼は娼婦と寝てしまう。。
これは汚れ丸出しである。 ある意味タイトル通り危機一髪であった。 '00.4.13

1971年香港映画
監督/ 出演/ブルース・リー
盗られてたまるか
昼は天才プログラマー、夜は泥棒の顔を持つガンジョ(ソ・ジソブ)が
新たに狙った家は小心者の公務員サンテ(パク・サンミョン)の家だった。
サンテが朝起きると、テレビのリモコンや味覚音痴の妻が作った冷蔵庫の
寿司がなくなっていて泥棒に入られたことに気づく。
今後のことを考えて防犯対策を行うが、ガンジョに毎回破られ物や冷蔵庫の
食べ物を盗まれてしまうのであった。。

斉藤ひろし原作の映画化で、日本では明石家さんま主演で映画化されたものの
リメイクです。
一瞬、パクリかと思ったんですが、ちゃんとリメイクと書いてありました(笑)。
基本的には親子愛を描いた映画だと思われるのですが、
どうもジソブのクールなかっこよさを見せるための映画にしか見えなかったのは
彼のカリスマ性からでしょうか。
パク・サンミョンは「花嫁はギャングスター」でもダメ亭主役でしたが
なかなかいい味出してますね。
個人的にはクールなジソブの泥棒よりトークが面白いさんまの泥棒の方が
面白かったです。 '06.8.14

2002年韓国映画
監督/イム・ギョンス 出演/パク・サンミョン ソ・ジソブ ソン・ソンミ
トランスフォーマー
ロスに住む16才の少年サム(シャイア・ラブーフ)が父親に買ってもらった
オンボロ中古車が真夜中に勝手に動きだし、追いかけた彼はそこで
その自動車がロボットに変形する生命体であることを知る。
その事件後、地球に次々と隕石に偽装した金属生命体が飛来し、サムの前に現れる。
彼らは機械惑星サイバトロンから来た変形能力を持つ金属生命体(オートボット)
であり、悪の金属生命体(ディセプティコン)から地球を守るためにやってきて
いること、ディセプティコンは地球にあるというオールスパークというものを
探しており、その鍵が探検家であったサムの祖父の眼鏡にあるというのであった。。

変形ロボットアニメーションの実写映画化です。
個人的にこのアニメには興味がなかったので映画もスルーしていたのですが、
2作目がつくられたということは面白いんじゃないかと思って見てみました。
一番良かったのは変形と戦闘シーンで、ものすごく細かいパーツが
ウニウニ動いて変形するとことが見事でした。すげーCG技術!
気になったのは名前で、日本のアニメではオートボットがサイバトロンで、
ディセプティコンがデストロン、オプティマス・プライムはコンボイといった
名前だったのに英語名になってしまっていてわかりにくい。。
ストーリーはオートボットVSディセプティコンというアニメと同じシンプルな
内容ですが、あまりストーリーに関係ないサムの家族の会話(特におかんの
下ネタ)とかマギーとハッカーのグレンのやりとりの方が面白かった。
マイルズやトレントといったサムの同級生とのやりとりはいらなかった気がしますが。。
'09.6.29

2007年アメリカ映画 監督/マイケル・ベイ
出演/シャイア・ラブーフ タイリース・ギブソン ジョン・ヴォイト
トランスフォーマー
リベンジ

ミッション・シティでの戦いの2年後、オプティマス・プライム率いるオートボットは、
アメリカ軍を母体としたディセプティコン対策の特殊部隊NESTのメンバーとして、
世界各地に残るディセプティコンの残党を追っていた。
そんな中、NESTによって厳重に守られていたオールスパークの破片が
ディセプティコンに奪われ、海底深く沈めたメガトロンを復活させる。
それらを指揮していたのが、メガトロンの主であるザ・フォールンであった。
一方、大学に進学したサム(シャイア・ラブーフ)は、恋人のミカエラ
(ミーガン・フォックス)やバンブルビーと別れ、大学生活を楽しみにしていたが、
引っ越し中に見つけたオールスパークの破片に触れたことが原因で、
謎の文字が頭に浮かぶようになってしまう。
ザ・フォールンは、オートボットの命の源であるエネルゴンを探しに地球に
やってきており、その場所を示す鍵が、サムの頭に浮かぶ文字なのであった。

トランスフォーマーシリーズの第二作目である。
前作よりオートボット数が増え、舞台もアメリカから上海、ロンドン、エジプトと
世界各地に展開する壮大なスケールの作品となっています。
人間に化けたオートボットが出てきたり、サムの口から中にオートボットが
入ったりとホラー的な要素がちょっと意外でしたが、
ちょっとした探検映画っぽい展開は楽しかったです。
あっさり遺跡の裏に隠されていたのは拍子抜けでしたが。。
とりあえず最初にあっさりNESTがオールスパークの破片強奪とメガトロンの
復活を許してしまったのが情けなさすぎました。
オートボットに守らせといたらよかったのに。。
あと、サムの大学寮の同居人レオがずっとついてくるのですが、
いまいち活躍もないし、笑いも微妙なのがなんとも。。
最終的な感想は、サムとミカエラずっと走ってたなあ。 '11.10.8

2009年アメリカ映画 監督/マイケル・ベイ
出演/シャイア・ラブーフ ミーガン・フォックス ジョン・タトゥーロ
トランスフォーマー
ダークサイド・ムーン
1969年。アメリカNASAによって達成された月面到達には、実は裏の極秘計画があった。
それは月の裏側(ダークサイド)に衝突した宇宙船の調査なのであった。
現在。オートボットはアメリカ軍を母体としたディセプティコン対策の特殊部隊
NESTの一員となっていたが、アメリカ軍は当時の宇宙船調査について
オートボットに伝えていなかった。
ある日、オプティマス・プライムは、チェルノブイリでの任務中、チェルノブイリの
事故は宇宙船から持ち帰った物質が原因だと知り、さらにその宇宙船には
先代のオートボットの総司令官センチネル・プライムが眠りについていることを
知り、彼を蘇らせようとするのであった。

トランスフォーマーシリーズの第三作目です。
二作目と三作目を同時に見たので、二作目で「俺の恋人は君しかいない」的な
発言をサムはしていたのに三作目見るとあっさり別れてるってどうなんだ!!
まあ、ミーガン・フォックスの二作目公開時の発言が問題となったので仕方がないのですが。。
ただ、カーリーと付き合うことになったきっかけが軽すぎると思います。
そしてサムはモデル体型の女性が好きなんですね(笑)
サムのお父さん?も俳優が変わっていましたね。なんか違和感ありました。
センチネルは、先代のオートボットの総司令官だから、かなり強いはず
なんですが、強さを発揮するシーンがなかった気がします。 '11.12.1

2011年アメリカ映画 監督/マイケル・ベイ
出演/シャイア・ラブーフ ロージー・ハンティントン=ホワイトリー ジョン・タトゥーロ
どろろ
はるか古か遠い未来か定かでない時代、醍醐景光(中井喜一)は、
天下統一をするため、魔物と契約を交わす。
その内容は生まれようとしていた我が子を
48の魔物に捧げる代わりに力を手に入れることであった。
そのため、生まれた子は体の部位を全て奪われた肉の塊であり、
呪われた子として捨てられてしまう。。
20年後、男装した女泥棒どろろ(柴咲コウ)は砂漠の町で、
斬られても死なず、左腕に妖刀の付いた男、百鬼丸(妻夫木聡)に出会う。
その男こそ、醍醐に捨てられた子だったのだ。彼は48の魔物を倒して、
自らの肉体を取り戻そうとしていた。
20年前に捨てられた彼を拾いあげたのは寿海(原田芳雄)という呪医師で、
秘術の限りを尽くして彼に仮の肉体を与えたのであった。
そしてどろろと百鬼丸の旅が始まった。

手塚治虫の同名漫画の実写映画化である。
漫画をきちんと読んだ記憶がないのですが見てみました。
漫画では百鬼丸もどろろももっと若かったと思うんですが成人の設定です。
だから恋愛を微妙に絡ませてます。
終わりまで見て続きを想定した映画だと思ったら、どうやら
2作目、3作目と続編がつくられる予定みたいです。
懐かしのB級香港映画っぽいワイヤーアクションが何ともいえないですが
そこそこ楽しめる内容でした。
ただ、納得いかないのが醍醐景光で、子供の体を魔物に渡すわ、
嫁を自ら斬り殺すわ、悪魔的な行動をしていたのに、
中途半端に改心するのは展開に無理があるし面白くない。
魔物と合体して百鬼丸と対決すると思ってたのに。。
あと、醍醐のもう一人の息子、多宝丸役で瑛太が出演してますが、
柴咲コウ、妻夫木聡、瑛太は「オレンジデイズ」というドラマでも
共演してました。しかも主題歌もこの映画と同じミスチルでしたね。 '07.7.23

2007年日本映画
監督/塩田明彦 出演/妻夫木聡 柴咲コウ 中井喜一 瑛太 原田芳雄
トワイライト〜初恋〜
高校生のベラ(クリステン・スチュワート)は、母親の再婚を機に
離れて暮らしていた父の住む霧と雨の町フォークスで暮らすことになる。
新たな高校で彼女は、町の医者であるカレン氏が養子として育てている
不思議な雰囲気を持つ6人の男女に出会う。
彼らは他の学生と交わることを避けていたが、ベラは彼らの中でも特に美しい
エドワード(ロバート・パティンソン)に惹かれ始めていた。
ベラは生物の授業でエドワードの隣になったが、彼がベラを避けていることに
気づき、なぜ避けられているか分からなかったベラは落ち込んでいた。
そんなある日、駐車場にいた彼女に暴走した車がつっこんできたが、
瞬時にそこに現れ、車と車に挟まれそうになった彼女を素手で車を止めて
助けたのはエドワードであった。
そして彼女はエドワードの特異な能力について調べはじめ、
ついに彼がヴァンパイアであることに気づくのであった。

ベストセラー小説「トワイライト」の映画化である。
もう既に三作目まで制作されていますが、今頃になって一作目を見ました。
映像の雰囲気は薄暗くてなんとなく「ツイン・ピークス」を思い出させました。
出だしは微妙にホラー映画っぽい感じでしたが、途中から変わってきましたね。
セリフにもありましたが、ヴァンパイアが野球って。。
ヴァンパイアと人間の禁断の恋は今までにもありそうなテーマなんですが、
血を吸いたい気持ちを抑えての恋、自分が殺されてしまうかもしれないと
知りながら離れられない恋というものを美しく描いたものはなかったということでしょうか。
途中からは悪者ヴァンパイアとの対決になってましたが、
ベラは脚も折られて痛そうでした。
ストーリー的にベラは人間でないと成り立たないのですが、なぜエドワードは
彼女をヴァンパイアにしないのでしょう。。とりあえず二作目も見るぞ!! '11.6.27

2008年アメリカ映画 監督/キャサリン・ハードウィック
出演/クリステン・スチュワート ロバート・パティンソン
ニュームーン/
トワイライト・サーガ
霧と雨の町フォークスで暮らす高校生のベラ(クリステン・スチュワート)は、
100年以上生きてきたヴァンパイアであるエドワード(ロバート・パティンソン)を
愛し、自らもヴァンパイアになり、ずっと一緒にいたいと願うようになっていた。
しかし、エドワードは一緒にいてもベラを苦しめると考え、彼女に別れを告げ、
家族でフォークスを去ってしまうのであった。
突然最愛の人に去られたベラは、友人とも交わらなくなり精神的に不安定な状態になってしまう。
そんな彼女の心を癒したのは幼なじみのジェイコブ(テイラー・ロートナー)であった。

「トワイライト〜初恋〜」の続編である。
前作を見てすぐにこの作品を見たので、さっきまで仲良くダンスを踊ってたのに
いきなり去るって無茶苦茶な展開にしか思えませんでした。
バースディパーティの事件というきっかけがあったけど、
それは前から分かってたことじゃない?と思ってしまいました。
そこからのベラが苦しむシーンが長い長い。。前半はだらだらと退屈でした。
ジェイコブに助けられるところから、彼の秘密に話が進むとそれなりに
楽しめましたが、ヴァンパイアの次はオオカミ人間って、
どんだけ変わった生物に好かれるんだ?(笑)
今回はやたらと上半身裸の男が出ますね。オオカミ族は基本上半身裸なのか?
そして、いきなりシャツを脱いでもびっくりしないベラってすごい。
あんなことしたらセクハラで訴えられるぞ(笑)
出番の少ないエドワードも出てきたら上半身裸にローライズだし。。
メインストーリーから逸れましたが、アリスが登場したあたりから
面白くなってきました。
前作で僕が疑問に思った「なぜベラをヴァンパイアにしないのか」も
主要なテーマになっていましたが、魂が汚れるみたいな理由では
ベラもそうですが僕も納得できなかったです。
あと、イタリアでヴァンパイアの幹部が人間食いまくり(?)のシーンは
いらなかったのでは。 '11.6.30

2009年アメリカ映画 監督/クリス・ワイツ
出演/クリステン・スチュワート ロバート・パティンソン テイラー・ロートナー
エクリプス/
トワイライト・サーガ
シアトルで死者や行方不明者が続出する事件が勃発していた。
事件の裏にはベラ(クリステン・スチュワート)とエドワード
(ロバート・パティンソン)が住むフォークス出身の男ライリーによる
ヴァンパイア集団の出現があった。
そんな中、ベラの周囲には彼女を狙うヴァンパイア、ヴィクトリアやライリーが出現し始める。
危機を察知したカレン家は、ヴァンパイア集団との対決に備え始め、
事態に気づいたジェイコブ(テイラー・ロートナー)たちオオカミ族も
協力して戦うことを申し出るのであった。

「トワイライト・サーガ」シリーズの第三作目である。
三作目まで見てきて、ようやく気づいたのですが、このシリーズあまり面白くない(笑)
ラブラブなベラとエドワードに割って入ろうと無駄な努力をするジェイコブ、
という構図だと思っていたのですが、今回突然ベラが血迷って(?)
ジェイコブにちょっと傾きます。
あまりに唐突だったのでびっくりしてしまいました。
それだったらもうちょっとジェイコブに気持ちがあることを事前に表現しといてくれないと。
うすうす感じていましたがもはや完全に少女漫画の世界ですねえ。
見ていてしんどくなってきた。
少女漫画なのに戦闘を放棄したヴァンパイアの女の子を容赦なく
殺してしまうシーンはいるんだろうか。。
笑ったのが、おまけ映像の「3分でまるわかり「トワイライト」の世界」という
映像で、カレン家のことを草食ヴァンパイアと表現していたところです。
草食系男子みたいだ(笑) '11.7.10

2010年アメリカ映画 監督/デヴィッド・スレイド
出演/クリステン・スチュワート ロバート・パティンソン テイラー・ロートナー



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