マ行の映画

タイトル 感想
マイガール
とてもほのぼのした映画だと思ってあなどっていたら、すごい展開をみせてびっくりすると
ともに感動した映画である


1991年作品
監督/ハワード・ジフ 出演/アンナ・クラムスキー マコーレー・カルキン

マイ・ガール
父親が詐欺師であるため幼い頃から数々の国を点々としてきた
ユリン(イ・ダヘ)は、済州島で観光ガイドをしていた。
父の影響なのか彼女は嘘を付くのがとても上手く、そんな彼女に偶然
出会ったホテルの御曹司ゴンチャン(イ・ドンウク)は、
彼女に会長の孫娘のフリをするよう頼む。
会長の孫娘は日本で震災に遭って行方不明になっていたのであった。
父が作った借金でお金に困っていたユリンは引き受けることになる。
そんなある日、ゴンチャンが忘れられない元恋人セヒョン(パク・シヒョン)が、
テニスの世界大会で優勝し凱旋帰国をする。
そして、ゴンチャンの親友で遊び人のジョンウ(イ・ジュンギ)も海外から帰国し、
ユリンを好きになっていく。
上手く孫娘を演じるユリンであったが、次第にゴンチャンにひかれ始め、
彼の従妹を演じるのが辛くなってくるのであった。。

「快傑春香」のスタッフが再びチームを組んで作った作品である。
イ・ダヘは「ランラン18歳」でイ・ドンゴンの元恋人を演じてましたが、
印象が薄かったので、こっちの方がかなりよかったです。
見ててまず気になったのは、セヒョンが国民的英雄のテニスプレイヤーだと
いうことで世界大会の決勝戦を行っているシーンがあるのですが、
あんなでかいイヤリング付けてテニスやるヤツが優勝するってどういうこと。。
それから、行方不明の孫娘が病院に運ばれる回想シーンがあったんですけど
なぜ札幌の病院なんだ?阪神大震災じゃないのか?
あと、会長は昔に娘を許せなかったことを悔やんでいたくせに
ユリンを許せないって全然進歩せーへんな。彼女のおかげで生き返ったくせに。。
それと、音楽なんですが、快傑春香でハクドが登場するときのテーマと
イントロが似てる曲が流れてたような気が。
最後の快傑春香カップルのゲスト出演は懐かしくてよかった。
やっぱあっちの方がおもしろかったなあ。
最後にイ・ドンウクが時々ガレッジセールのゴリに見えるのはなぜだろう(笑) '07.12.31

2005年韓国ドラマ
監督/チョン・ギサン 出演/イ・ドンウク イ・ダヘ イ・ジュンギ パク・シヒョン
マイフェアレディ
僕の最も好きなオードリー・ヘップバーンが主演の映画
「プリティ・ウーマン」のもとになった映画でもある


1964年作品 
監督/ジョージ・キューカー 出演/オードリー・ヘップバーン レックス・ハリソン

マイ・フレンド
・フォーエバー
母子家庭の孤独な少年と、隣に住む輸血が原因でエイズに感染した少年の友情ドラマ
テレビでやってたのでなんとなく見たが、前に見たときよりよかった。
この映画の良さは、お母さん役のアナベラ・シオラのすばらしい演技力にあると再認識
させられた。


1995年米作品
監督/ピーター・ホルトン 出演/ブラッド・レンフロ ジョゼフ・マゼロ アナベラ・シオラ

マイ・ボス
マイ・ヒーロー
ドゥシク(チョン・ジュノ)はヤクザの若頭であったが高校中退。
組の中で無知であることが露呈し、ボスに高校を卒業するよう命じられる。
しかし、彼が通うことになった学校は腐敗しており、私腹を肥やす校長や
成績を改ざんするという金儲け主義であった。。

ちょっと前まで長瀬智也主演で放送されていたTVドラマの元ネタがこの映画です。
そのドラマのドタバタラブコメを想像して見たのでかなり裏切られました。
まず、全体的に暗い感じで暴力的なのがちょっと見てて辛い。。
ほとんどコメディじゃないし、ドゥシクとユンジュ(オ・スンウン)の恋愛は微妙で、
むしろ子分のサンドゥと英語教師ジソンの方が恋愛シーンが多い。。
子分(?)が担任の先生に惚れるという展開はドラマでもあったし、
間抜けな子分のテガリはKAT-TUN田中聖の役とかぶってたので
それなりには楽しめましたが、日本のドラマのアレンジが素晴らしいことが
よく分かりました。 '07.1.2

2001年韓国映画 監督/ユン・ジェギュン
出演/チョン・ジュノ チョン・ウンテク ソン・ソンミ オ・スンウン
マイ・ボス マイ・
ヒーロー2 リターンズ

高校を卒業したヤクザのドゥシク(チョン・ジュノ)は、親分からの命により
大学に通っていた(実際は子分のサンドゥ(チョン・ウンイン)に通わせていた。。)
そんな彼が卒業を間近にして自ら教育実習に行かなくてはならなくなり、
高校の倫理の授業を受け持つこととなる。
しかも彼のクラスには中卒だった親分がドゥシクを見習って高校に入学していたが
未だに卒業できずにいたのであった。。
なんとか教育実習をこなしていたドゥシクであったが、この高校は財閥が
経営していて、理事長は金持ちの子供の成績を改ざんしたり、
貧乏な生徒ミジョン(ハン・ヒョジュ)の弱みにつけ込んで援助交際している実態が
次第に見えてくる。
そんなある日、ドゥシクはミジョンを楽しませようと遊びに出かける。
楽しく過ごして帰ろうとすると雨が降り出し、ドゥシクが傘を買いに離れた時に
高校の理事長がミジョンを見つけ彼女に迫ろうとするが、彼女は拒絶する。
そして理事長から逃げるように道路に出たミジョンはドゥシクの目の前で車に
ひかれてしまうのであった。。

2001年に大ヒットした「マイ・ボス マイ・ヒーロー」の続編である。
前作を見たときは日本のドラマの元になった映画という見方をしたので
ドラマとのギャップが激しくて裏切られた感じだったのですが、
2作目は1作目の続編という見方だったので楽しめました。
実際、2の方が明るいドタバタコメディの要素が強くなっていて面白かったです。
多分1作目のパロディ的な撮り方をしてたと思うんですが、ドゥシクがバットで
頭を殴られるシーンは痛々しいのでやめてほしかったです。
全く役に立たないサンドゥとテガリは相変わらず笑えました。
英語が出来ないからって香港に入国させてもらえないって。。
女子高生ミジョン役が「春のワルツ」のハン・ヒョジュだったのは
ちょっとびっくりでした。 '08.3.23

2006年韓国映画 監督/キム・ドンウォン
出演/チョン・ジュノ チョン・ウンイン ハン・ヒョジュ
マイ・ボディガード
元CIA特殊部隊員であったクリーシィ(デンゼル・ワシントン)は、
誘拐事件が多発するメキシコシティに住む実業家の娘ビタ(ダコタ・ファニング)
のボディガードとして雇われる。
初めは仕事として割り切っていたクリーシィであったが、次第にビタと
心を通わせ始める。そんなある日、習い事から帰ろうとしたビタが
誘拐されてしまい、クリーシィも重傷を負ってしまう。。
その後警察が誘拐犯と取引をするものの、アクシデントが起こり
交渉は決裂、ビタは殺されてしまう。。
意識が戻り回復したクリーシィは殺されたビタの復讐を始めるのであった。

天才子役ダコタ・ファニングとデンゼル・ワシントンの共演ということで
見てみました。てっきり感動のヒューマンドラマと思っていたのですが
実際はえぐい復讐の映画だったのでちょっとびっくりしました。
個人的には復讐ものはあんまり好きじゃないのでイマイチでした。
映像はかなり凝っていたのは分かったんですが、ぶれる(揺れる?)映像が
どうも見にくかったです。
ときどき話した言葉が文字として表示されるのも不可解でした。。
あと、だらだら長かったのでもうちょっとストーリーをまとめたほうが
良かった気がします。結末も納得できなかったし。。
ただ、ふたりの演技は相変わらずすごいです。
ダコタはどんどんうまくなっている気がする。
あと、すげーチョイ役でミッキー・ロークが出てたのは笑えた。 '05.10.29

2004年米映画
監督/トニー・スコット
出演/デンゼル・ワシントン ダコタ・ファニング クリストファー・ウォーケン
マイ・リトル・ブライド
アメリカ留学中であった大学生サンミン(キム・レウォン)と幼い女子高生ボウン
(ムン・グニョン)を呼び寄せたボウンの祖父は亡き親友との約束を果たすため
ふたりに結婚するよう命令する。
こうしてやむなく戸籍上夫婦のふたりは新居に住み始める。
ボウンは学校では結婚の事を隠し、あこがれの先輩と付き合うのであった。
そんなある日サンミンが教育実習に行くこととなるのだが、その学校が
ボウンの高校になってしまう。。

「屋根部屋の猫」のキム・レウォンと「秋の童話」でソン・ヘギョ演じるウンソの
少女期を演じていたムン・グニョンによるラブコメディです。
分かりやすいストーリー展開ですが、きれいに仕上がってるという感想です。
祖父が亡き親友との約束を果たすため結婚させるという展開は、完全に
「ランラン18歳」と一緒ですけど。。
ボウンが好きだからというのは分からなくもないが、新婚旅行の飛行機に
乗らないで逃げた彼女を怒らないサンミンはすごいと思います。普通キレるよ。
先輩と付き合ってても怒らないし。。
それに対して初恋の物語を聞いても全然分かってないボウンには
ちょっとむかついた。
あと、ボウンに隠れて描いたブランコの絵のシーンは
感動させようとしてるんだろうけど全然ダメでした。
逆にちょっとリアルな絵に引いた(笑)。
ところでキム・レウォンの役柄っていつも同じですね〜。
いいかげんな役ばっかり。 '05.8.11

2004年韓国映画
監督/キム・ホジュン 出演/キム・レウォン ムン・グニョン
マウス・ハント
お屋敷争奪を賭けた人間VS天才ネズミのバトルコメディー。
すごくアメリカ的などたばた笑いの連発だが見ていて楽しい。トムとジェリーみたいだった。
しかし最後にはすばらしい結末が待っていてとてもいいばか映画だった。


1997年米作品
監督/ゴア・ヴァービンスキー 出演/ネイサン・レイン リー・エヴァンス ヴィッキー・ルイス

魔王
12年前、高校生チョ・ジェワンはカン・オス率いる同級生4人組に苛められていた。
彼の親友であるチョン・テフンはオスにいじめをやめるように説得するが、
口論の最中に誤ってナイフが刺さって死んでしまう。。
オスは議員である父親の力で「正当防衛」とされ無罪放免となるが、
殺されたテフンの家族はこれを機に不幸になってしまう。。
現在、オス(オム・テウン)は刑事になっていた。
ある日、彼の元に差出人なしの小包が届き、中には一枚のタロットカードと
新聞の切り貼りによる手紙が入っていた。
その直後に起こった弁護士殺害事件の現場にも同じタロットカードが
置かれていたことを皮切りに、彼は謎の連続殺人事件に巻き込まれていくのであった。。

「怪傑春香」のオム・テウン、「宮」のチュ・ジフン、「このろくでなしの愛」の
シン・ミナが出演したサスペンスドラマである。
復讐のために優秀な頭脳を使い、証拠を残さずオスの周りの人間を殺害させる
(直接は手を下さない)が、自分が選んだ復讐という生き方に苦悩する犯人役
(ネタバレになるので直接は書きません。バレバレだと思いますが。。)の演技が
すごくよかったです。
オム・テウンも演技派なんですが、もらった役の深さで負けてる感じがしました。
日本でも嵐の大野智と生田斗真というジャニーズコンビでリメイクされましたが、
年齢がオリジナルに比べて若いため、深みに欠けていたと思います。
あと、日本版の方は死人がオリジナルに比べて多いのはなぜ? '08.10.16

2007年韓国ドラマ 監督/パク・チャンホン
出演/オム・テウン チュ・ジフン シン・ミナ
マーキュリー
・ライジング
国家の極秘コードを解読してしまった9歳の少年をブルース・ウィリス演じる
FBI捜査官がたった一人で立ち上がるという映画です。
とても良くできた映画で見ていて空きを感じさせなかった。
Xファイルにも似たような話があったが。。。


1998年米映画
監督/ハロルド・ベッカー 出演/ブルース・ウィリス アレック・ボールドウィン

マスク・オブ・ゾロ
これまで何度も映画になってきたゾロをアントニオ・バンデラスが演じた映画です。
ばか映画(ほめ言葉)で、結構笑わせていただいたのでとてもよかった。

1998年米映画

監督/マーティン・キャンベル 出演/アントニオ・バンデラス アンソニー・ホプキンス

瞬 またたき
園田泉美(北川景子)は、デート中にバイク事故で恋人の河野淳一(岡田将生)
を亡くしたショックから事故時点の記憶をなくしてしまい、PTSDになってしまう。
事故の記憶を取り戻したい泉美は、精神科医に通うが、そこで出会った
弁護士の桐野真希子(大塚寧々)に事故の詳細を調査することで記憶を
取り戻す手伝いをしてほしいと頼むのであった。

同じ精神科医に通う二人の女性が、共にお互いの苦悩に立ち向かいながら
絆を深めていくというヒューマンドラマである。
最大の謎は、事故時になにがあったのか、なぜ自分だけが軽傷で済んだか
ということなのですが、実際、その謎が記憶を取り戻すことによって
明らかになっても、そんなにびっくりするようなものではありませんでした。ちょっと拍子抜け。。
そこまでの過程が長すぎて、ちょっと見ているのに疲れてしまいました。 '11.10.13

2010年日本映画 監督/磯村一路
出演/北川景子 岡田将生 大塚寧々
マッド・シティ
クビになった博物館員が館長に話をしに行ったときに発砲してしまい、大事件に発展してしまう。
些細なことから大事件に発展してしまうところは見ていて恐ろしくもあり、考えさせられもする。
あと、新米女性リポーターが出てくるのですが、行動が腹立った。


1997年米作品
監督/コスタ・ガブラス 出演/ダスティン・ホフマン ジョン・トラボルタ アラン・アルダ

マトリックス
我々が今いる世界がコンピューターによって支配された世界であり、本当の世界は
コンピューターにより人間が栽培!されているという恐ろしいストーリーである。
このことに気づいているフィッシュバーン達は、救世主が現われるという話を信じ
キアヌを救世主だと思い、彼に本当の世界を見せる。。
ようやく今ごろになってマトリックスを見ました。
すごいストーリーと映像で全く飽きが来なかった。
精神世界であるためできるという信念によって何でも出来るようになるというのはすごく
わくわくする設定でした。カンフーはやはりジャッキーをみなれていると少し物足りない。。
アメリカっぽいなあと思ったのは、救世主はヒロインのキャリーが愛した人という設定で
死んでしまったキアヌにキスをすると彼が生き返ってやたら強くなるところです。
臭い設定やなあと思ったけど結構感動したのでオッケーかなあ。。 '00.7.13

1999年米映画
監督/ウォシャスキー兄弟 出演/キアヌ・リーブス キャリー・アン・モス
                        ローレンス・フィッシュバーン
魔法使いの弟子
善の魔法使いであるマーリンの弟子バルサザール(ニコラス・ケイジ)は、
後継者となる者を1000年以上も探し続けていた。
彼がついに見つけたのが物理オタクの大学生デイヴ(ジェイ・バルチェル)だった。
しかし、デイヴの興味は好きな女の子の気を引くことで、バルサザールに
無理矢理弟子入りさせられたものの、なかなか成長しない。
その頃、人形の形をした魔法の監獄に閉じこめられていた邪悪な魔法使い達が
次々とよみがえろうとしていた。
そしてよみがえった悪の魔法使い達は、史上最悪の女魔法使いである
モルガナ・ル・フェイ(モニカ・ベルッチ)を復活させるため
ニューヨークで巨大な魔法陣をつくろうと暗躍していた。

ディズニーアニメ「ファンタジア」をモチーフにした実写映画である。
ストーリー云々するより、クライスラービルのワシの彫刻が飛ぶといった魔法が
CGによって再現されているのが単純に面白かったです。
ダメダメな主人公が巨大な敵と戦うというベタなアメリカ映画ですが、
最後の彼の現代的な戦い方が良かったです。
モルガナの戦いがクライマックスだったのは分かるのですが、ホルヴァートが
最後あっさりやられすぎじゃないでしょうか。 '11.1.12

2010年アメリカ映画 監督/ジョン・タートルトーブ
出演/ニコラス・ケイジ ジェイ・バルチェル アルフレッド・モリナ モニカ・ベルッチ
マラソン
自閉症のチョウォン(チョ・スンウ)は5歳の心を持つ20歳である。
興味のあることには夢中になるが、好きでないことには全く関心が無く、
他人と協調するという概念がない。しかし純粋である。
記憶力は良いが、自分の気持ちを相手に伝えられない。
そんな彼から目が離せない母キョンスク(キム・ミスク)は、彼が大好きで
才能のあるマラソンという長所を伸ばしてあげたくて、元名ランナーだが
飲酒運転の罰として200時間の労働を与えられチョウォンの学校に来た
チョンウクにコーチを依頼する。
初めは全くコーチをする気がなかったチョンウクであったが、次第にチョウォンの
純粋な心に触れ、真剣にフルマラソンを3時間以内に完走させてあげようと
コーチを開始する。
ところが、自分の意志を伝えられないチョウォンが本当にマラソンが好きなのか
それとも母親の自己満足でしかなく、彼を苦しめているだけなのか、
と悩み始めたキョンスクはチョウォンをこれ以上苦しめたくないと考え
マラソンをやめさせようとする。
しかし、フルマラソン当日、チョウォンは一人で会場に向かうのであった。。

「ラブストーリー」のチョ・スンウ主演作です。
ついこないだの第42回大鐘賞映画祭で主演男優賞に選ばれました。
映画は実話を元にしていて、韓国では520万人を動員した大ヒット作です。
自閉症の子を持つ家族の苦悩などが非常に伝わってきて、ただの美談に
終わらないストーリーが韓国の人々の心を打ったんだと思います。
フルマラソンで彼がスーパーや地下鉄の構内など様々な場所を走るシーンで
涙が出はじめ、そして最後の「スマイル」のところで止めどなく溢れました。
最高の笑顔でした。これまで見た韓国映画ってほとんど恋愛ものだったので
こういうヒューマンな映画の良さを痛感させられました。
映画祭のスンウは全然映画と違って洒落た感じだったのでちょっとびっくり
しました。左のポスターみてたらSMAPの草薙くんみたいに見えてきた。。
あと、弟役のパク・ソンヒョンは「天国の階段」のクォン・サンウの子供時代を
演じてた子だそうです。どっかで見たような気はしてたんだけど全く気付き
ませんでした。 '05.7.15

2005年韓国映画
監督/チョン・ユンチョル 出演/チョ・スンウ キム・ミスク パク・ソンヒョン
マルチュク青春通り
1978年の韓国、ブルース・リーに憧れる高校生ヒョンス(クォン・サンウ)は
カンナムに引っ越してくる。マルチュク通りにある男子校に転校になった
ヒョンスであったが、そこは暴力が蔓延する学校だった。
バスケをきっかけにして学校のボス的存在であったウシク(イ・ジョンジン)と
つるむようになり、次第に学校になじんできたある日、バスで絡まれていた
女子高生ウンジュ(ハン・ガイン)をふたりで助ける。
ヒョンスは彼女に一目惚れしていたが、積極的なウシクがウンジュと
先に付き合ってしまい、悲しみにうちひしがれる。。

サンウ主演の青春映画です。サンウのモムチャン爆発です(笑)。
一言で感想を言うと「何が言いたいのかわからない・・・」。
ただただ暴力が痛々しいのに、突然ラジオへのリクエストによる
さわやかな恋愛が挟まれていたり、見ていて何?という感じでした。
結局インパクトがあったのは、ウンジュが古風で清純な感じなのに
実はやり手(笑)だったということです。
彼女は結局ウシクが好きだったんだろうなあ。。
親友と恋愛に揺れるところは「悲しい恋歌」みたいでしたけど。
最後はジャッキー映画で締めくくっていたのが良かったです。
'05.8.23

2004年韓国映画
監督/ユ・ハ 出演/クォン・サンウ ハン・ガイン イ・ジョンジン
未知との遭遇
未確認飛行物体と、ある夜遭遇してしまったドレイファスは、何かの幻影が頭から離れず
精神的に苦しみ、仕事はクビになり家族にも見放される。
そのころアメリカ政府は宇宙からの通信を受け取り、分析した結果ワイオミングの国立公園
内にある山を指していることに気づき、有毒ガスが漏れたと嘘を報道して住民を避難させる。
報道をテレビで見たドレイファスは幻影がその山であることに気づき、ワイオミングへ向かう。
そこで待つ彼や政府の前に巨大なUFOが現れる。。
5音によるメロディは大変有名になったので知ってる人も多いと思います。
音階によって宇宙人と交信するという発想はすばらしいと思いましたが、宇宙からの通信が
地球の緯度と経度を表しているというのはちょっと。。何で宇宙人が緯度とか知ってんねん!
とつっこんでしまった。
最後に出てきた宇宙人は結構不気味でした。。 '01.6.19

1977年米映画 
監督/スティーブン・スピルバーグ 出演/リチャード・ドレイファス 
ミッション
インポッシブル2

ブライアン・デ・パルマ監督による第一作に引き続き今回はジョン・ウー監督による第二段である。
同僚であったダグレイが組織を裏切り殺人ウイルス「キメラ」を使い大金を奪おうとする。
イーサン・ハント(トム)にウイルス奪回の命令が下りる。
ダグレイの元恋人である女泥棒サンディに近づき協力を求める。
彼女はダグレイのもとへスパイとして入り込むことになる。
今回は前回と違いイーサンの恋愛も描かれているのが彼の人間臭さが出ていて良かった。
映画の中のセリフでもあるように内容は「簡単」になっている。
ウー監督お得意のスローモーションがふんだんに使われている。
アクションシーンも前作よりかなり増えていてかっこよいです。
最後に乗り込んだときの鳩をうまく使った表現がすごく良かった。
はじめに司令を受け取るシーンが昔のままなのがよかった。(自動的に消滅)
変装してだますシーンが少し多すぎたようで最後のオチが読めてしまった。。 '00.9.20

2000年米映画
監督/ジョン・ウー 出演/トム・クルーズ ダグレイ・スコット サンディ・ニュートン
ミッション:
インポッシブル V

アメリカの極秘スパイ組織IMFに属するイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、
愛する女性ジュリアと出会い、結婚して平和な家庭を築こうとしていた。
しかし、彼が教官として訓練した女性エージェント、リンジーが任務中ベルリンで
誘拐されてしまったため、彼はIMFからの依頼を受けチームを再編成して
フェリスの救出に向かう。
彼女を誘拐したのは国際的な兵器密売人デヴィアンであった。
彼女を救い出すことに成功したものの、彼女は頭に爆弾を埋め込まれており、
死んでしまう。。
その後、救出時に持ち帰ったPCからデヴィアンがバチカン市国で
「Rabbit's Foot」と名付けられた兵器(?)の取引を行うことがわかる。
イーサンはバチカンに行き、取引したトランクとデヴィアンの捕獲に成功するが、
IMF内にデヴィアンとつながっている者がいたため、襲撃を受けデヴィアンに
逃げられてしまう。。
その直後、デヴィアンはジュリアを誘拐し、イーサンに「Rabbit's Foot」を
48時間以内に持ってこなければ彼女を殺すと脅すのであった。。

大ヒットシリーズの第三弾です。
出だしから結婚してIMFを抜けようというぬるいイーサンがイマイチなんですが、
結局すぐに引き戻されて元に戻ってます。
まあ人間臭い彼が見れていいのかもしれないですが。。
ベルリンやバチカンではいつもの変装とかして潜入大作戦って感じですが、
上海では隣のビルからのダイブ以外はなかったのが残念です。
ビル内のシーンは全くなくてすぐに「Rabbit's Foot」を盗めるってどうよ。
行く前はすごく厳重な警備だと言ってたくせに。。
あと、隣のビルからのダイブのシーンはちょっとジャッキー・チェンの
映画を思い出させました(笑)
まあ全体的に娯楽映画的には楽しめましたが、
のめり込むというほどの面白さはなかったと思います。 '06.7.21

2006年米映画 監督/J.J.エイブラムズ
出演/トム・クルーズ ローレンス・フィッシュバーン ヴィング・レイムス
ミッション: 8ミニッツ
米軍のスティーヴンス大尉(ジェイク・ギレンホール)は、気が付くと
シカゴ行きの列車の中にいた。
しかも、目の前に座った女性クリスティーナ(ミシェル・モナハン)は、
彼をショーンと呼び、知り合いのように振る舞ってくる。
全く状況が理解できないスティーヴンスであったが、列車がシカゴに着く直前、
列車は爆発し、彼が気づくと、何かのコクピットのような場所にいるのであった。
そこにある画面に映るグッドウィン大尉(ヴェラ・ファーミガ)と名乗る女性から
彼は極秘任務を説明される。
それは、列車爆発で死亡したショーンの死亡8分前の意識に入り込み、
列車爆弾犯を見つけ出すというものであった。
彼は何度も爆発8分前に戻され、犯人を見つけようとするが、次第に疑惑が膨らみ始める。
自分は戦地にいたはずなのに、なぜこんな任務をしているのか?
任務を受けるまでの経緯が記憶にない。
これが彼には明かされていない真実への鍵なのであった。

久々にかなりおもしろいと思ったアメリカ映画でした。
こういう驚きの展開は見ていて楽しいです。
そして書かないですが、結末もよかった。
意識の中から父親に電話をしたり、グッドウィンにメールを送ったりと、
理解できるようでできない展開もなかなかよかったです。
自らの状況が理解できないスティーヴンスの戸惑いもよく伝わってきて
よかったですが、彼が不思議な振る舞いをしても受け止めている
クリスティーナや、次第に彼と絆を深めていくグッドウィンといった周りの
キャラクターが全体をより面白くしていたと思います。
ちなみに明日(2011.10.28)から日本上映開始ですが、9月に飛行機の機内で
見ることができたので、なんか優越感です(笑) '11.10.27

2011年アメリカ映画 監督/ダンカン・ジョーンズ
出演/ジェイク・ギレンホール ミシェル・モナハン ヴェラ・ファーミガ ジェフリー・ライト
身代金
メル・ギブソン主演の誘拐映画である。
航空会社の社長であるメルと奥さんのレネの子供が誘拐された。
犯人は身代金を要求してくるが、突然メルは身代金を懸賞金として犯人の首にかける
とテレビで公表する。
普通は子供誘拐されてそんなことはできんわなあ。と思った。
犯人役がメルの昔の汚職を持ち出して「前も金で解決したんだから今回も出すだろ?」と
いったことにショックを受けていたくせに懸賞金かけるということは
また金で解決をしようとしてないか?とつっこみたくなった。
ゲイリー・シニーズはスネークアイズでも悪役をやってたがなかなかいいです。 '00.1.22

1996年米映画
監督/ロン・ハワード 出演/メル・ギブソン レネ・ルッソ ゲイリー・シニーズ
壬生義士伝
吉村貫一郎(中井貴一)は、嫁や子供を養うため盛岡の南部藩を脱藩し
京に行き新撰組に入隊する。
入隊歓迎の席で隣になった斎藤一(佐藤浩市)は、お国や家族自慢を
始める吉村が気にくわなくなり、詰所への帰り道突然斬りつける。
腕の立つ二人はほぼ互角であり、決着はつかなかったが、
「死にたくないから人を斬る」という吉村の言葉が斎藤には理解できなかった。
それ以外にも家族を養うため金にもいやしい吉村が分からなかった。
その後、時代は大きく変遷し大政奉還が成り、新撰組は後ろ盾がなくなってしまう。。

浅田次郎の小説の映画化である。
小説を読んですごく面白かったので早速映画も見てみました。
小説では、吉村に関わりのあった人々にインタビュー形式で語らせるという
方法で描かれていたので、映像化するのは難しいだろうと思っていましたが
うまくつくられていました。
大野千秋と「みつ」の医院に老いた斎藤一が熱を出した孫を連れて
偶然訪れ、そこで満州へ行くため整理していた大野の荷物から
吉村の写真を斎藤が見つけて回想シーンに入るという序章はうまいです。
気になったのは「醜女(しこめ)」と呼ばれた「ぬい」役を中谷美紀が演じていたことです。
やっぱりビジュアル的にほんまにぶさいくな人を出したらまずかったから設定を変えたのかな(笑)
あと最近僕が注目している嫌みキャラを演じたら最高の堺雅人さんが
沖田総司を演じているのはちょっと意外でした。 '05.6.19

2003年日本映画
監督/滝田洋二郎 出演/中井貴一 佐藤浩市 夏川結衣 三宅裕司
ミミック
近未来のニューヨークを舞台に、科学の力により進化した昆虫の猛威を描くSFXホラーです。
ねばねばやグロテスクな昆虫が嫌いな人は見ないことをすすめます。
ちょっと気持ち悪いです。 巨大なゴキブリがたくさん出てきます。
卵がかえるのを阻止しようとするところはハリウッド版「ゴジラ」を思い出した。

1997年米作品
監督/ギジェルモ・デル・トーロ 出演/ミラ・ソルビーノ ジェレミー・ノーサム
メイフィールドの
怪人たち
メイフィールドにクロベック一家が引っ越してきた。
しかし、夜中になると彼の家から不気味な物音が聞こえてきたり、庭に穴を掘っていたりする。
そして、突然近所の人がまえぶれもなく消えてしまう。
近所の住民であるトム・ハンクスたちは彼らが殺して埋めたと考え、探りをいれはじめる。
きっとこの近所の人は誤解していて最後にはそれが分かって、ばかやなあ。と思う映画だと
考えていましたが実際は若干違った結末を迎えたのでなかなか良かった。
しかし今や演技派俳優のトム・ハンクスですが、このころの近所の兄ちゃん的な映画も
とてもよかったなあ。。と思ったりしました。 '99.12.19

1989年米映画
監督/ジョー・ダンテ 出演/トム・ハンクス ブルース・ダーン
めぐり逢い
ヨーロッパ行きの豪華客船で恋に落ちた画家の男性と歌手の女性。
帰国後エンパイアステートビルの屋上で再開する約束をするが、
彼女が交通事故にあって行けなくなりすれ違ってしまう。
その後ある機会で彼女に会いに行く事になり、彼は彼女に言う。
「あの時行けなくて悪かったね」行かなかったのは彼女であるのに。。
そして近況を話し出す彼、
「レストランに飾ってあった僕の絵をどうしても欲しいという人がいたのでさしあげたよ。
その人は足の不自由な人だったそうだ。」
と言った時に彼は気づく。彼女はさっきから一度も歩いていない事に。
そして彼は隣の部屋の扉を開ける。するとあのレストランの絵が。
このさりげなく、そして感動的な結末は名作以外の何物でもないでしょう。
僕は感動して泣きまくりました。
トム・ハンクスとメグ・ライアン出演の「めぐり逢えたら」はこのリメイクである。 '99.9.20

1957年米映画
監督/レオ・マケリー 出演/ケーリー・グラント デボラ・カー
メダリオン

密輸犯罪組織のボス、スネークヘッド(ジュリアン・サンズ)は、死者を蘇らせ
超人的な力を身につけることができるという中国の古代のメダルがあることを
発見し、メダルを持つという少年を誘拐しようと企む。
一方、香港警察の刑事エディ(ジャッキー・チェン)はインターポールのワトソン
(リー・エヴァンス)と共にスネークヘッドの行方を追っていた。
スネークヘッドは少年を誘拐しアイルランドに連れて行ってしまったため、
エディはスネークヘッドを追ってアイルランドに向かい、インターポールの支部で
元恋人のニコル(クレア・フォラーニ)とワトソンに再会するのであった。

久々にジャッキーの映画を見ました。
驚いたのはワイヤーアクションやCGをふんだんに使ってしまっていることで、
これではジャッキーの魅力が全くなくなってしまっていると思います。
彼の魅力はスタントを使わない、自ら危険なシーンを演じることなのに、
画像処理とかやってしまったら、ジャッキーである必要がないです。
誰が演じても一緒なのは面白くなかったです。
少年も簡単に不死身の人間を作りすぎですわ。。 '11.6.12

2003年香港映画 監督/ゴードン・チャン
出演/ジャッキー・チェン クレア・フォラーニ リー・エヴァンス ジュリアン・サンズ
メリーに首ったけ
下ネタ連発のコメディ映画である。でもキャメロン・ディアスがめっちゃかわいい!
べたなギャグが目白押しであるが笑いが止まらなかった。
この映画を見た人はきっと「
あれで髪をセットしたらえらいことやろうなあ。。
と思ったでしょう。
ギタリストと太鼓の2人組みはなかなか面白い。
主人公のキャラクターが最高だった。すごく不器用で、でもすごく純粋で素直。
彼をとても応援しながら見ていました。そしてラストシーンはちょっと感動した。
'99.10.24

1998年米映画
監督/ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー 出演/キャメロン・ディアス マット・ディロン
                                   ベン・スティーラー
メン・イン・ブラック
最高秘密機関MIBとは、地球にすむエイリアンが犯罪や違法行為をしないように
取り締まることであった。という娯楽映画
何も考えずにみられるとても良い映画だった。
NYが舞台で、グッケンハイム美術館(フランクロイド・ライト設計)が出てきたのが嬉しかった。


1997年米作品
監督/バリー・ソネンフェルド 出演/トミー・リー・ジョーンズ ウィル・スミス

もう一度逢いたくて
やたらと記者会見でいちゃついていたレスリー・チャンと常磐貴子の共演作です。
日本で交通事故により婚約者を亡くした常磐は、彼の故郷である香港へ行く。
そこで彼女は婚約者そっくりな人に出遭う。
彼は麻薬の密売に潜入捜査をする刑事であった。
彼女は彼に亡き恋人を重ねて彼を追いかけていき、警察内部の裏切り者にはめられて
大怪我を負って逃げてきた彼をかくまう。そして次第にふたりはひかれはじめる。。
よくあるパターンの映画丸出しでした。
最後に裏切り者が分かるのですが、もう少し劇的に表現すればよかったのにと思った。
彼女が最後に「お互いに人を愛せるようになろう」といって日本に帰ったのに
即効で香港に帰ってきて「はじめまして」とか言ってハッピーエンドというのもちょっと。。
'00.8.16

1999年香港日本合作映画
監督/ダニエル・リー 出演/レスリー・チャン 常磐貴子 星野有香
もののけ姫
いうまでもなく宮崎駿監督のアニメです
とても良くできた映画なんですが、宮崎監督の映画だという期待が大きすぎたのか
何となく物足りないような。。。


1997年日作品
監督/宮崎駿 声の出演/石田ゆり子 松田洋治 田中裕子


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