私たちの幸せな時間


生きる希望をなくし3回自殺未遂をした元有名歌手ユジョン(イ・ナヨン)は、
シスターの叔母に連れられて刑務所に行くことになる。
そこで叔母は囚人と毎週一回会って話をしていて、
その日は3人を殺害した死刑囚ユンス(カン・ドンウォン)と初めて会う日であった。
ユンスは貧しく不遇だった生涯を嘆き、全く生きる意思をなくしていたが、
過去にユジョンの歌を聞いていた彼は、ユジョンに会いたがっていたため
引き合わせたのだった。
出会った二人は境遇の違いから初めはお互いを傷つける言葉をぶつけていたが、
次第にお互いが似ていることに気づき、それぞれの真実の物語を話し始める。。

デュエリスト」のカン・ドンウォンと「英語完全征服」のイ・ナヨン主演の
ヒューマンドラマです。
英語完全征服の時と全く違ってたので同じ人が演じていると気付きませんでした。
韓国で大ヒットした映画だというだけあって深い内容でした。
ユンスがユジョンの手首の傷を見て微妙に心を開くところとか、ガラスに反射した
ユジョンの顔が写った写真など、ちょっとしたシーンに深い意味が込められていて、
注意していないと見逃しそうでした。
幼い頃から貧しくて、弟にも死なれてしまい、やっと愛した女性も死んでしまい?
(この女性が結局どうなったのかが描かれてなかった気がします。)、
死刑囚になるという悲しすぎるユンスの人生にとってユジョンとの時間は
唯一の救いだったんでしょうね。
そしてユジョンにとっても母親に裏切られた過去を話せる人に出会えて
幸せだったんだと思います。
でももっと違う形で出会って欲しかったと思いながら泣いて見てました。
出会いのきっかけになった国歌を最後にユジョンが再び歌うのかと思ってたのに
ユンスが歌ったのは意外でした。 '07.7.16

2006年韓国映画 監督/ソン・ヘソン
出演/カン・ドンウォン イ・ナヨン カン・シニル ユン・ヨジョン


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