猟奇的な彼女


兵役を終えたばかりのキョヌは地下鉄の中でべろべろに酔った可愛い女の子に
出会い、なりゆきで彼女を介抱することになる。
それがきっかけで二人は付き合うことになるが、キョヌは彼女が深い悲しみを
持っていることに気付き、彼女を癒してあげることを決心する。

彼女が可愛い顔して無茶苦茶なキャラクターなのが面白く、喫茶店でメニューは
決めさせてもらえないわ、すぐ殴るわ、川に突き落とすわ、とんでもないです。
なんでこんなわがままにキョヌが従うのか不思議でしたが、途中からは
感動的なラブストーリーへと展開し、次第に引き込まれていきました。

彼女がシナリオ作家を目指していて、劇中にその内容が見られ、
ターミネーターのパロディなど、馬鹿馬鹿しいですが個人的には好きです。

原作は、韓国のパソコン通信の掲示板で連載された連作小説を映画化したもので
内容の半分くらいは作者の実体験に基づいているというのには驚きました。

ストーリーだけでなく、主題歌「I Believe」もすごく涙を誘うすばらしい曲でした。
'04.4.6

2001年韓国映画
監督/クァク・チェヨン 出演/チョン・ジヒョン チャ・テヒョン


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