このろくでなしの愛


兄カン・ミングと孤児院で育ったカン・ボック(チョン・ジフン)は、不良少年だった
時に喧嘩をしてしまい、彼をかばった兄は少年院に送られてしまう。
その10年後、異種格闘技選手になったボックは兄と再開するが、その直後に
兄は元恋人で人気女優のチャ・ウンソク(シン・ミナ)の婚約発表の映像を見て
ビルの屋上から飛び降りてしまう。
ボックはウンソクが兄を捨てて今の婚約者を選んだことが原因で兄が自殺を
図ったと思い、復讐を誓い彼女に近づくためにボディガードとなるのであった。。
しかし、実際はウンソクは未だにミングを愛していて、
家族が引き離してしまった彼を探し続けていたのだった。。

サンドゥ学校へ行こう!」、「フルハウス」のピ(チョン・ジフン)主演のドラマです。
前2作はコメディタッチな内容でしたが、今回はシリアスなドラマだったので、
彼が本格的な俳優としての地位の確立を目指しているのが分かりました。
個人的に残念なのはあのスマイルがほとんど見られなかったことです。
ストーリーはかなり複雑で、ウンソクをだまして復讐しようとするところは
結構面白かったのですが、そこに至るまでが長くて間延びしていたのと、
復讐から禁断の愛への展開が遅かったのがイマイチでした。。
全体的に悲しいドラマですが、一番かわいそうなのは兄カン・ミングだと思います。
ボックをかばって少年院行き→ウンソクと相思相愛になるが家族に引き裂かれる
→ウンソクの婚約発表にショックを受けて飛び降りる→植物状態
→目覚めるが弟とウンソクが愛し合っていることに気付く→死
なんてかわいそうな人生でしょう。。
あと、結末ですが、どうも納得できない!ウンソクを車とか家まで運ばないで
なんで外で一晩中暖めるんだ?
結論としては、ピはコメディに出演するべきだということですかね。 '08.10.31

2005年韓国ドラマ
監督/キム・ギュテ 出演/チョン・ジフン シン・ミナ キム・サラン


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