パリの恋人


韓国で高視聴率だったドラマである。

純粋で日々を一生懸命生きているカン・テヨン(キム・ジョンウン)は、
パリに留学していたが、バイトで韓国人の邸宅のメイドとして働くことになる。
その邸宅に住んでいるのは、韓国の自動車メーカーの御曹司
ハン・キジュ(パク・シニャン)で、何不自由なくこれまで育ってきたため
人に物を頼んだことや人を愛したこともない男だった。
テヨンとキジュは次第に(というか初めから)惹かれ始める。
しかし、大財閥の御曹司であるがゆえにテヨンとの交際をキジュの家族は
認めようとせず、議員の娘ユナと結婚させようとする。
また、キジュの甥であるユン・スヒョク(イ・ドンゴン)もテヨンを愛してしまう。。

写真を見るといかにも韓国のおっさんが主人公なので「これが主役?」と
疑ってしまいますが、見ているといい味出してるんですこのおじさん(笑)
恋愛に不器用で無茶苦茶な事言いますが不思議と腹が立たず、
笑ってしまうような演技がうまくできていてすごいです。
12話ぐらいでは歌も披露しちゃいますし、この人やるよ。
イ・ドンゴンは「サンドゥ学校に行こう!」でも振られてましたが、
今回も悲しい役です。演技はうまいからそろそろ主役しても言い頃なのに。。
サンドゥと言えばテヨンの家ってサンドゥの家と似てるんですが、
同じとこで撮影したんでしょうか?
ところで韓国ドラマってすごいショックを受けた演技するとき、
放心した顔して服来たままシャワー浴びることが多いんですが、
「そんな奴おらんで!」といつもつっこんでしまいます。
途中からキジュの大きな秘密がドラマの展開に大きく関わってくるんですが、
この「秘密」がどうも僕にはそんなにたいしたことじゃないような気がするんです。
それで会社がつぶれるようなことあるんやろか?とか思ってしまいました。
そこらへんが韓国と日本の違いなんですかね。
最後の方でユナとその親がやたらあっさり引いたのにはちょっと物足りなかった。
最終回のパリでのシーンは初めに撮影しといたんですね、きっと。
オープニングでキジュがチャリに乗ってるシーンがあるし。
結末がイマイチという話を聞いていましたが、あれはあれでいいんじゃないかと
僕は思いました。 '05.3.12

2004年韓国ドラマ
監督/シン・ウチョル 出演/キム・ジョンウン パク・シニャン イ・ドンゴン


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