ハ行の映画
タイトル 感想
バイオハザード
「2」が劇場公開されるということでテレビでやっていたので見てみました。
人気ゲームソフトの映画化です。

巨大企業アンブレラが地下の研究所で研究を進めていたウイルスが何者かによって
施設内に散布されてしまい、メインコンピュータが施設外への感染を防ぐため
施設を完全閉鎖してしまう。内部調査のために送り込まれた特殊部隊は入口で
倒れていたアリス(ミラ)を発見するが彼女は記憶を失っていた。。
アリスを連れて一同は内部に侵入するが、そこは研究所所員がゾンビとなった
おぞましい光景となっていた。。

この映画を見たときに思い出したのは小学生時代に見た「バタリアン」です。
確かコメディホラーだったと思いますが、当時は怖くてたまりませんでした。
これも確か薬品が漏れて墓地の死体が蘇ってくるという内容でしたが、
バイオハザードと違って頭を吹っ飛ばされても死なないというものでした。

話しを戻してバイオハザードですが、少し気になった点があって、
メインコンピュータがウイルスは空気感染するとか言ってたような気がするんですが
アリス達は傷つけられないと感染しなかったのは何ででしょう?
僕の聞き間違いでしょうか。。
まあ内容的に面白かったのでいいんですけど。
ミラは映画で見ると美しいですが、テレビでインタビューとか見てると結構怖い顔してる。。 '04.9.28

2002年米映画
監督/ポール・アンダーソン 出演/ミラ・ジョヴォヴィッチ ミシェル・ロドリゲス
バイオハザードU
アポカリプス

アンブレラ社の地下施設から脱出したアリス(ミラ・ジョボビッチ)が、病院で目を
覚ますと、ラグーンシティはアンデッドに支配された町と化していた。
事件の隠蔽を謀るアンブレラは、町全体を封鎖してしまい、アリスは生き残った
人々とともに戦い続ける。
そこにTウイルスを発明したアシュフォード博士から、脱出の手引きをする代わりに
娘を救出して欲しいとの提案を受ける。。

人気ゲームの映画化第2弾です。
ゲームを全然したことがないので知らなかったのですが、今回から登場する
ジル(シエンナ・ギロリー)はゲームのキャラそのもの(衣装もそのまま)だそうです。
今作はアリスがウイルスをとりこんで(?)無茶苦茶強くなってました。
高層ビルを垂直に駆け下りたり、殺人兵器「ネメシス」と互角に戦ったりと
危うさがないのがちょっとつまらなかったです。
最後には超能力使えるようになってるし。。
それに対してジルは精鋭部隊所属ですが、あくまで生身の人間なので
ハラハラして面白かったです。
舞台が前作のような狭い地下空間じゃないのでアンデッドに追いつめられている
という感じはあまり受けなかったのが残念です。
最後のアンデッド一掃は「バタリアン」と同じでした。それしか方法ないしなあ。。
第三弾はどうなるんでしょうか? '05.4.17

2004年米映画
監督/アレクサンダー・ウィット 出演/ミラ・ジョヴォビッチ シエンナ・ギロリー
バイオハザードV
ラグーンシティから更に感染が広がり、全世界へ蔓延してしまう。
ウイルスは自然をも破壊してしまい、地球はアンデッドに支配された砂漠の星となっていた。
そして、わずかに生き残った人々はアンデッドのいない世界を探していた。
アンブレラ社は世界各地の地下に拠点をつくり「アリス計画」を始動し、
アリスのクローンによる実験を繰り返していた。
カルロス達と別れ、一人でアンブレラ社からの追跡を逃れながら旅を続けていた
アリスは立ち寄ったガソリンスタンドでアラスカがアンデッドのいない土地だと
書かれたノートを見つける。
そのころ、カルロスは新たな仲間クレア率いる武装集団と行動を共にしていた。
ある日、凄まじい数のカラスに襲われ、犠牲者を出しながらも逃げようと
していた彼らの前にアリスが現れ、猛烈な炎をカラスを一掃したのであった。
アリスはカルロス達にノートの内容を伝え、一団はアラスカを目指すのであった。

バイオハザードシリーズ三作目です。
毎回監督が違うので作品の感じが毎回違うのですが、
今回は「マッドマックス・サンダードーム」にかなり雰囲気が似ていた気がします。
さらにカラスの群れに襲われるシーンはヒッチコックの「鳥」を思い出しました。
そして、アリスが超能力(?)を使った後に頭痛に苦しむのが
「アキラ」っぽいっていうのは無理がありますかね(笑)
三作目ともなると新しい展開が見出しにくいのか、ストーリー性がものすごく低い気が。。
次作も作れそうな結末でしたが、もうこれ以上話が膨らまなさそうです。
'07.11.18

2007年米映画 監督/ラッセル・マルケイ
出演/ミラ・ジョヴォビッチ オデッド・フェール イアン・グレン 
陪審員
女流彫刻家アニーは、息子オリバーと暮らすシングル・マザー。
ある日、彼女は裁判所から、陪審員としてマフィアの殺人事件の法廷に
出頭するよう要請される。
同じ頃、自分の作品を評価してくれたマークと意気投合するが、
二人きりになるとマークの態度が豹変。
陪審員として無罪を主張しなければ、息子の命はないと脅しをかける・・・
最近はアレック・ボールドウィンが悪役を出来るようになってきた。
それまでは甘いマスクのばかちっくな役が多かったのですが。。
「6DAYS/7NIGHTS」のアン・ヘッチがデミの友達役で出ていたのですが
アレックにだまされて、やられて、薬飲まされて、殺されるというかわいそうな役だった。

1996年米作品
監督/ブライアン・ギブソン 出演/デミ・ムーア アレック・ボールドウィン アン・ヘッチ
敗者復活戦
動物園で働く獣医ミンギュ(チャン・ドンゴン)は、ある日突然初対面の
女性ウネ(キム・ヒソン)から、恋人が浮気していると告げられる。
そしてその相手がウネの元恋人だという。
ウネから2人で復讐しようと持ちかけられ、大人げない彼女を止めようとする
ミンギュであったが次第にエスカレートしていく彼女の復讐に巻き込まれていく。。

「ブラザーフッド」のチャン・ドンゴンと「悲しい恋歌」のキム・ヒソンの二人が
映画デビューした作品である。
シンプルで分かり易い内容にコメディタッチなストーリーがバカっぽくていいです。
吹き矢のシーンはいるのか?と思いますが、笑えるのでオッケーです。
ただ、「ホワイトクリスマス」のときにも書きましたが、
キム・ヒソンのケバイ化粧はなんとかならなかったのでしょうか?
時々効果的に流していた音楽もやや耳障りだし。。
そして、復讐といいながらやっていることは完全にストーカーです。
ラストシーンは事前の伏線にちょっとだけ感心しました。 '06.7.23

1997年韓国映画
監督/イ・グァンフン 出演/チャン・ドンゴン キム・ヒソン
パイレーツ・オブ・
カリビアン
海賊が大海を荒らし回っていた時代のカリブ海の港町、
総督の娘エリザベス(キーラ・ナイトレイ)は、子供の頃ウィルという少年から
手に入れた黄金のメダルをいつも持っていた。
ある日、バルボッサ率いる海賊が町を襲うが、彼らのねらいは
彼女の持つメダルであり、彼女ごと海賊船ブラックパール号でさらっていってしまう。
彼女を想うウィル(オーランド・ブルーム)は彼女を救うため、一匹狼の海賊
ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)と手を組みバルボッサを追う。
ジャックはバルボッサに裏切られた過去を持ち、彼の行く先を知っていた。
バルボッサは呪いにかけられており、死ぬことを許されない体になっていて
呪いを解く鍵はエリザベスの持つメダルにあったのである。

まもなく続編が上映されるということで今頃ですが見てみました。
ジョニー・デップが今頃日本で大人気になっているのがなぜかが
分かると思って見たのですが、ジャックはかっこよくなく、
なんとなく抜けている役だったので結局人気の理由は分かりませんでした。
ウィルの方がかっこよかったと僕は思うんですが。。
愛する女性を助けに行くし、ジャックとの友情にも熱いし。
最近はおとぼけな感じの方がいいんですかねえ。
映画はテンポ良く分かりやすくて、お笑いどころもあって飽きない内容でした。
バルボッサや部下の海賊が月に照らされるとゾンビになるんですが、
ゾンビ達がコミカルで面白かった。「バタリアン2」を思い出しました。 '06.7.22

2003年米映画 監督/ゴア・ヴァービンスキー
出演/ジョニー・デップ オーランド・ブルーム キーラ・ナイトレイ
ハウルの動く城
父の残した帽子屋を切り盛りする18歳の少女ソフィーは、ある晩、
荒地の魔女と名乗る魔女に呪いをかけられ90歳の老婆にされてしまう。
老婆の姿のまま家にいることはできないと考えたソフィーは家を出て
人里離れた荒れ地へと向かうのであった。そこでハウルの城に出会い、中に入る。
そこにはハウルと契約した火の悪魔カルシファーや弟子のマルクルが
いて、彼女は掃除婦として居座ることになる。。

さすが宮崎アニメといっていいほどそれぞれのキャラクターが
生き生きしていてほのぼのと見られました。
ただ、分からないことや結構いいかげんな展開もあった気がします。
カブなんて愛するソフィーがちゅーして呪いがとけたのに
目の前でハウルを愛するソフィーを見てもあっさりしてるし。。
一瞬見終わったときにソフィーの呪いがなぜとけたのかわかりませんでした。
そこはもうちょっと分かりやすくしてもよかったのでは。。
ハウルと一緒の時は若いソフィーに戻ってるのは上手い演出だった気も
しますが、おばあちゃんとハウルがいちゃついてるのは見苦しいからか。。
ソフィーっておばあちゃんになったら顔でかくなりすぎ(笑)
あとハウルの声優キムタクだって知ってたんですけど、
知らなかったら気付かなかったと思います。 '06.7.24

2004年日本映画
監督/宮崎駿 声優/木村拓哉 倍賞千恵子 美輪明宏
パスタ
高級イタリアレストラン「ラ・スフェラ」で働くユギョン(コン・ヒョジン)は、3年間の
助手を経て、ついにコックとしてフライパンを握ることが出来るようになる。
しかし、イタリア人のシェフが辞めてしまい、新しく来たシェフのヒョヌク
(イ・ソンギュン)は、厨房に女はいらないと言い出し、女性コックを全て解雇
し、イタリア留学時代の後輩を呼び寄せ代わりのコックとしてしまう。
この店でおいしいパスタを作りたいという夢をあきらめられないユギョンは
ヒョヌクに食い下がるのであった。

「サンドゥ、学校へ行こう!」のコン・ヒョジンと「コーヒープリンス1号店」の
イ・ソンギュン主演の料理ドラマである。
昔の恋愛トラウマから女性コックを認めない厳しいシェフが、ユギョンとの
関係を深めていくにつれて、性格が変化していくのが面白かったです。
ただ、ちょっとユギョンに振り回されすぎ。
演技していたイ・ソンギュンは、どなってばっかりで大変だったろうと思います。
ヒョヌクが連れてきたイタリア派の一人フィリップ(ノ・ミヌ)は、「僕の彼女は
九尾狐<クミホ>」でもクールな演技がインパクトありましたが、今回も
脇役ながら目立っていた気がします。
個人的にはコン・ヒョジンはあまり好きじゃないのですが、周りを固める全ての
キャストのキャラクターが個性的で、誰と誰がからんでいても面白かったので、
すごく楽しめたドラマでした。 '11.11.23

2010年韓国ドラマ 監督/クォン・ソクジャン
出演/コン・ヒョジン イ・ソンギュン イ・ハニ アレックス ノ・ミヌ
八月のクリスマス
余命いくばくもないハンの写真館に駐車違反取締員のシムが写真を現像しに来た。
よく現像を頼んでいるうちに次第にふたりは仲良くなっていく。
しかし、ハンが倒れてしまい入院してしまう。それと同時にシムも職場の異動になってしまう。
病気のことや入院を知らない彼女は突然いなくなった彼を店の前で毎日待つが
ついに彼と出遭うことなく彼女はあきらめてしまう。
その後、一時的に退院してきた彼は店で彼女の手紙を見つけ、彼女の職場に行くが
彼女の姿を見ただけで帰ってしまい、ついにふたりが再び出遭うことはなく彼は。。
はじめての韓国映画でした。見た理由は最近話題の「シュリ」の主人公ハン・ソッキュが
この映画も主役をしているからです。
しかしこの映画は悲しすぎる。最後に出遭うこともなく、彼女は彼の死も知らない。。
てっきり彼の最後の手紙が彼女に届くのかと思いきや、それもなかった。 '00.6.15

1998年韓国映画
監督/ホ・ジノ 出演/ハン・ソッキュ シム・ウナ シン・グ イ・ハンウィ
ハチミツとクローバー
〜恋に落ちた瞬間〜
美大生の竹本祐太(櫻井翔)は、大学の教師、花本修司(堺雅人)から
花本の親戚で、新しく美大に入った花本はぐみ(蒼井優)を紹介される。
一目惚れした竹本であったが、絵画の才能を持つはぐみと彫刻の才能を持つ
先輩、森田(伊勢谷友介)が共鳴し惹かれ合っていくことに気づいてしまう。。
同じアパートで暮らす先輩の真山(加瀬亮)は、バイト先のデザイン事務所の
経営者、原田理花(西田尚美)に思いを寄せていたが、夫を事故でなくした
理花は彼の気持ちを知って突き放そうとする。
真山を愛する陶芸科の山田あゆみは、そんなそんな報われない愛に苦しむ
真山を見つめながら苦しむのであった。。

大ヒット漫画ハチクロの映画版です。この後、別キャストで連ドラも作られました。
漫画も読破した僕としては、釈然としない結末を迎えた漫画が
なぜ大ヒットしたのか分からないのですが、途中までは面白かったので、
とりあえず映画も見てみました。感想は、上手い!よくできてる。
というのは、原作は終盤のストーリーがイマイチなのですが、映画はその部分を
描かず、曖昧に終わらせているため、面白い部分だけを見られるからです。
キャスティングも森田さんは微妙でしたが、竹本やはぐちゃんは良かった。
特に蒼井優は上手く不思議ちゃんを演じてました。 '08.6.14

2006年日本映画 監督/高田雅博
出演/櫻井翔 蒼井優 伊勢谷友介 加瀬亮 関めぐみ 堺雅人 西田尚美
8mm
探偵であるケイジは亡くなった大富豪の夫人より8mmを調べて欲しいと依頼を受ける。
それは富豪の金庫の中から出てきたものでありフィルムの内容は若い女性が殺される
シーンであった。
彼はそのフィルムの女性が何物か、そしてこのシーンは事実なのかを探ることになる。
フィルムのなかで殺人をしているマシーンという覆面の男が覆面の中身をなかなか
見せないので何か深い意味があるのかと思ったら、全然普通だった。。
アダルトショップのにいちゃんはそういえば「誘う女」にも出てたなあ。。
彼はかわいそうな役だった。 '00.5.11

1999年米映画
監督/ジョエル・シューマッカー 出演/ニコラス・ケイジ 
初恋のきた道
テレビでウッチャン・ナンチャンや関根勉がすごく面白いと絶賛していたので見てみました。
第50回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した作品でもあります。
田舎の村に学校を作るため、そしてそこで教えるため赴任してきた先生が好きになった村の
娘の物語である。
先生が好きになった娘は一生懸命注意を引き、次第に仲良くなっていくが、思想的に問題が
あるとみなされた先生は町に連行されてしまう。
娘は先生が帰ってくるのをずっと待っているが、いつまでたっても帰ってこない。
その様子を見かねた村人が彼に伝えると、彼は無断で村に帰ってくる。。
すごく素朴でシンプルなストーリーなのに涙が自然と出てくるすごい映画でした。
久々に感動させてもらえる映画にであえてとても嬉しかったです。
先生に近づきたいと考えて、いろいろなことをするところがすごくかわいいです。
先生の髪型はなんかちょっと変ですが。。 '01.10.10

2000年中国映画
監督/チャン・イーモウ 出演/チャン・ツィイー
パッチアダムス
数々の感動作に主演したロビン・ウィリアムズの映画です。
30代も後半になってから医者になって人々の役に立ちたいと考え、
大学に入ったパッチ・アダムスの話で実話だそうです。
勉強は常にトップの成績を収めている彼だが、日々彼は勉強ではなく大学病院へ
患者の人と接し、彼らの心を癒そうと通っていた。
しかし、それを快く思わない学長は彼を学校から追い出そうとする。
その後、彼はついに無料の病院をつくり、困った人を助けようとする。
だがついに彼は退学処分を強制的に言い渡される。
彼はそのことに納得できず、医師免許を得るため裁判で争う事になる。。
仲の悪いルームメイトに「いったいいつ勉強をしてるんだ?」と言われ、
テストで不正をしているのではないかと告げ口されるシーンがあるのですが
映画を見ていて実際僕も「
たしかにいつ勉強してんねん!」とつっこみたくなった。
でも良い映画の重箱をつついても仕方がないので、そこは考えずに見ましょう。 '99.12.19

1998年米映画
監督/トム・シャドヤック 出演/ロビン・ウィリアムズ モニカ・ポッター
パッチギ!
1968年京都。東高校2年の康介(塩谷瞬)は常日頃から争いの絶えない
朝鮮高校にサッカーの交流試合を申し込みに行かなくてはならなくなった。
朝鮮学校に行った康介は音楽室でフルートを吹くキョンジャ(沢尻エリカ)に一目惚れする。
しかし彼女の兄アンソン(高岡蒼佑)は朝鮮高校の番長だった。。
キョンジャと仲良くなりたい康介は韓国語を勉強し、ギターを買って彼女が
演奏していた「イムジン河」を練習し始めるのであった。

日本人の少年と在日韓国人の少女の恋を描いた青春映画です。
ちなみに「パッチギ」とは韓国語で「突き破る」、「頭突き」の意味だそうです。
在日韓国人と日本人との確執や暴力、思想などいろんな要素が詰まった
映画でしたが考えさせられる映画でした。
この映画に出ている純粋な目をした沢尻エリカが今の高飛車なエリカ様と全く重なりません。。
あと、主演の塩谷瞬って他の出演者に比べてあんまりメジャーじゃない気が
したので調べてみたら、「忍風戦隊ハリケンジャー」でデビューした俳優
みたいです。共演のオダギリジョーが仮面ライダーだったことを思い出しますね。 '07.10.27

2005年日本映画 監督/井筒和幸
出演/塩谷瞬 沢尻エリカ 高岡蒼佑 小出恵介 オダギリジョー
バッド・ガールズ
4人の女性がアウトロー相手に銃を取る異色ウエスタン。
4人のメジャー女優が出ているということと見たことがなかったのでTVでみた。
内容は残念ながら大したものではなかったが、久しぶりのウエスタンもいいと思った。
「ET」で子役だったドリュー・バリモアもとてもかわいくて良かった。


1994年米作品
監督/ジョナサン・カプラン 出演/マデリーン・ストー メアリー・S・マスターソン
                     アンディ・マクダウェル ドリュー・バリモア

バッド・ボーイズ
舞台はマイアミ。警察の保管する1億ドル相当の麻薬が盗まれ、
主人公2人組に72時間以内に奪還せよ、との命令が下りる。
アフリカン・アメリカンの面白刑事コンビ、マーカス&マイクが主役の映画である。
リーサルウエポンの2人のコンビのような掛け合いの面白さが見所であるが
すこしいがみ合いすぎるきらいがあったと思う。
ウィル・スミスがブレイクするきっかけになった映画である。 '99.9.12

1993年米映画
監督/マイケル・ベイ 出演/マーティン・ローレンス ウィル・スミス ティア・レオーニ
バットマン ビギンズ
少年時代に両親を強盗に殺されたブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は
悪を憎んで成長する。
謎の「影の軍団」から戦闘技術を学んだブルースは亡き父の遺産を
引き継ぎながら、バットマンに変身し、ゴッサム・シティで悪と戦い始める。

これまで4作の映画が製作されたバットマンシリーズの続編である。
以前の作品もキャスティングがすごく豪華だったのですが、今回も
リーアム・ニーソン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンと
なかなか渋い俳優が出演しています。
ただ、これまではかなりお遊び的なキャラ(ジョーカー、Mr.フリーズなど)で、
ストーリーもかなりバカっぽい作品が多かったのですが、
今回はバットマンになるまでを結構真面目に描いていて
おちゃらけもなく面白かったです。
渡辺謙が出演するということがかなりニュースになっていましたが、
実際見てみると「え?これだけ?」と思うほど少ない出番でした。。
脇役がすごすぎて相変わらず主役がなんとなくイマイチに見えて
かわいそうでした。 '06.1.10

2005年米映画
監督/クリストファー・ノーラン
出演/クリスチャン・ベール、リーアム・ニーソン、ゲイリー・オールドマン、
    モーガン・フリーマン、渡辺謙
初雪の恋
ヴァージン・スノー

陶芸家の父の都合により京都に住むことになったミン(イ・ジュンギ)。
引っ越してすぐに神社で出会った女の子に一目惚れするが、
それは彼が通うことになった高校の同級生、七重(宮崎あおい)であった。
ミンは日本語を話せないにもかかわらずなんとか七重と仲良くなろうとするが、
七重の大事な絵の具箱を川に落としてしまう。。
彼女に申し訳ないミンは同級生の小島(塩谷瞬)に頼んで、チンドン屋の
バイトを紹介してもらい、バイト代で新しい絵の具箱を買う。
心のこもったミンからの贈り物をもらった七重は次第に彼に心を開くようになる。
しかし、ある日七重は突然姿を消してしまうのであった。。

日本と韓国の合作によるラブストーリーです。
舞台のほとんどが関西だったので知ってる場所が多く楽しめました。
京都駅ビルの大階段でイ・ジュンギがチンドン屋するなんておもろい。
ストーリーは僕好みのベタな純愛でよかったです。
毎年初雪にミンを待つ七重がいいです。
韓国の指きりのやり方と意味がこれを見てわかりました。
約束の指きりで判子とサイン、コピーまでしたことになる(笑)とはすごい。
七重が有名になって韓国の展覧会に呼ばれるという展開はいいのですが、
夜中に美術館に忍び込んで(?)描いていいのか!
しかもせっかくの風景画が漫画みたいになってしまってるし。。
絵皿も微妙な気がしますが、純愛だったので全てオッケー(笑) '09.2.14

2007年日本・韓国映画 監督/ハン・サンヒ
出演/宮崎あおい イ・ジュンギ 塩谷瞬 乙葉
ハート・オブ・ウーマン
広告代理店に勤めるニック(メル)は、クリエイティブ・ディレクターへの昇進を期待して
出社したが、ライバル会社から来た敏腕女性ディレクターのダーシー(ヘレン)に
ポストを奪われてしまう。
しかしある日、自宅での感電事故のショックから周りの女性の考えが声として聞こえる
ようになってしまう。
最初は戸惑った彼だったが、女性の本音が聞けることを仕事に活かし、
ライバルのダーシーのアイデアを盗み、社長の信頼を勝ち取って行く
しかし、次第にダーシーの真の心を知った彼は、彼女に惹かれていく。。
女性の心の声を聞けるというのはある意味うらやましいが、すべてお見通しだと
相手が怖がってしまうし、嫌だろうなあと思いました。
職場の自殺願望の女性を心の声を聞いて救うというシーンがとてもよかったですが、
最後の盛り上がりに欠けたのが残念でした。 '02.3.6

2000年米作品
監督/ナンシー・メイヤーズ 出演/メル・ギブソン ヘレン・ハント
ハード・ターゲット
「ブロークン・アロー」のジョン・ウー監督とジャン・クロード・バン・ダムの映画です。
ウー監督のハリウッド第一段です。
人間狩りを斡旋するランス・ヘンリクセンとバン・ダムの戦いを描くというシンプルな映画です。
やたらつよいじいさんが出てきたのが印象に残った。。
最後のシーンがなんか中国っぽいところだったのがジョン・ウーっぽいと思った。


1993年米映画
監督/ジョン・ウー 出演/ジャン・クロード・バン・ダム ランス・ヘンリクセン

ハード・トゥ・キル
ギャングに妻を殺され、自らも植物人間になったメイソンが目覚める。
ただちに復讐を開始する彼に障害が。。
この作品は初期の最高傑作である!
この作品から彼はどんどん良い作品を生み出していきます。
内容もアクションも最高でした。
当時の妻であったルブロックとの絡みも見物です。


1990米作品
監督/ブルース・マルムース 出演/スティーブン・セガール ケリー・ルブロック

ハート・ブルー
キアヌ・リーブス演じるFBI捜査官が連続銀行強盗犯逮捕のために潜入操作をはじめる。
彼らはサーファーグループであり、ともにサーフしていくうちに友情が芽生えはじめる。
キアヌ・リーブスとパトリック・スウェイジが警官と犯人という関係にも関わらず
すばらしい友情が芽生えており、見ていて気持ちのいい映画である。
サーフテクニックもすごいものがある。
はじめから最後までずっとさわやかな映画でとても良かった。
このころのキアヌ・リーブスはとても好きだったのに。。

1991年米作品
監督/キャスリン・ビグロー 出演/ キアヌ・リーブス パトリック・スウェイジ ロリ・ペティ
HANA-BI
第54回ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞で世界中の話題をさらった北野武監督作品.。
不治の病に冒された妻、命を落としてしまう部下の田中、半身不随となってしまう同僚の堀部。
自分の近しい者が次々と奪われていく悲しさに心をさいなまれていく西。
田中の遺族、絵を描き始める堀部、そして妻と過ごせる残り僅かな時間のために、
西はある重大な決心をする…。
映画中にでてくる絵画はすべて武監督自身の書いたものだというのには驚いた!
ちょっとした笑いが随所にでてくるとともに感動を誘う物語は、受賞するに値する作品だった。

1998年日作品
監督/北野武 出演/北野武 岸本加奈子 
ハナミズキ
北海道東部の田舎で水産高校に通う康平(生田斗真)は、電車で進学校に
通う紗枝(新垣結衣)と同じ車両になる。その電車が事故により停車してしまい、
早稲田大学の推薦が決まる試験に向かうところであった紗枝は康平に助けを
求め、康平は知り合いの車を無断で借りて無免許運転をするが、事故ってしまい
結局試験には間に合わない。
しかし、これをきっかけに二人は出会い、次第に想い合うようになっていく。
二人は付き合うことになるが、紗枝は一般入試に受かり東京に行き、康平は
地元で漁師を継ぐことになり遠距離恋愛をするようになってしまうのであった。。

一青窈の代表作「ハナミズキ」をモチーフにしたラブストーリーである。
新垣結衣が主演というだけで個人的評価はかなり上がります(笑)が、
それを除いてもいい映画でした。
純愛ラブストーリーと聞いていたので、二人とも一筋に愛を貫くのかと思いきや
それぞれ違う相手とも付き合うのがちょっと意外でした。
でも常にお互いを想い合っているのが切なく伝わってきて良かったです。
その後のストーリーも見てみたい気がします。ラストを見ていると北海道で
暮らすんだろうと思いますが、紗枝が生まれたカナダで康平が漁師をするという
展開も面白そうです。 '11.11.17

2010年日本映画 監督/土井裕泰
出演/新垣結衣 生田斗真 蓮佛美沙子 ARATA 木村祐一 向井理
花嫁はギャングスター
降りしきる雨の中たった一人で50人もの男を倒したという伝説の持ち主ウンジン
(シン・ウンギョン)は、ギャングの女親分であった。
幼くして離ればなれになってずっと探していた姉が見つかったが、
姉は既に末期ガンに冒されていた。。
死を前にした姉の願いはウンジンが結婚をして人並みに幸せになること、
それを知ったウンジンは、無理矢理手下に見つけさせた公務員スイル
(パク・サンミョン)と大急ぎで結婚する。
優しいが平凡な小市民のスイルは自分の妻が極道だと知らずに喜んでいたが
新婚生活は妻の野蛮な言葉遣いと暴力であった。
そんな新居に病院から姉を引き取るが、姉は自分が出来ない子供を産んで
幸せになるようウンジンに言い、ウンジンは今度は無理矢理妊娠しようとする
のであった。ところが、ビルの利権を巡って対抗勢力との抗争が激化し始める。。

韓国で大ヒットした映画で、続編もつくられています。
ウンギョンのアクションはかなりかっこいいです。
ストーリーはかなりばかっぽい展開で笑わせてもらいましたが、
アクションは見とれてしまいました。
しかし、無理矢理結婚するし強姦に近い形で妊娠しようとするし無茶苦茶です。
最後の方で仲良くなってるのが不思議ですが、てきとうに見つけた相手が
実ははまっていたということでしょうか。結末にはえらいことになってるし。。
ウンギョンの右腕で頭が鋼鉄の人(マジンガーって名前がロボットみたい)が
彼女のことを想ってるのにスイルと結婚してしまったのがちょっとかわいそうでした。
ヨンマンっていう弟分を演じていたキム・イングォンはいい味出してます。
クウォン・サンウと「恋する神父」とかで共演してたときも良かったです。
'05.8.8

2001年韓国映画
監督/チョ・ジンギュ 出演/シン・ウンギョン パク・サンミョン キム・イングォン
花嫁はギャングスター
ソウルウェディング

香港マフィアのボスの娘アリョン(スー・チー)は、マフィアの抗争にまきこまれ
韓国へと避難してくる。
彼女を託された韓国暴力団組織のボスは組織ナンバー3の
ギチョル(イ・ボムス)にアリョンの素性を明かさないまま保護の任務を与える。
観光に来た女をガイドするように思えたギチョルはうんざりするが、
次第に香港からの殺し屋が彼女を狙っていると気づき、彼女の正体を知るのであった。

「花嫁はギャングスター」シリーズの第三弾である。
第一作目を撮ったチョ・ジンギュが再び監督をしています。
前二作はウンジン(シン・ウンギョン)がギャングスター役だったのですが、
今回はストーリーもキャストも一新しての作品となっています。
ギャングスター役に香港スターのスー・チーを迎え、
舞台も香港と韓国にまたがったものとなっています。
前二作はやや暗めなシーンもあったのですが、今回はかなり明るくて笑えました。
アリョンとギチョルの通訳を介しての会話のシーンが特に笑えました。
ギチョル役のイ・ボムスのキャラが最後まで抜けてて良かったです。
でも全く会話ができない二人が結ばれるってあり得るのか?
ちょっと調子に乗りすぎてた通訳役のヒョニョンは
「私の頭の中の消しゴム」に出てたそうです。
スジン(ソン・イェジン)の友人役だったそうですが、全く記憶にないです。。
ギチョルの子分役のオ・ジホは「新入社員」でカンホ(エリック)のライバルである
ボンサム役で出てましたね。 '08.5.22

2006年韓国映画 監督/チョ・ジンギュ
出演/スー・チー イ・ボムス ヒョニョン オ・ジホ
花より男子
〜Boys Over Flowers〜

クリーニング店の娘、ジャンディ(ク・ヘソン)は、飛び降りようとした高校生を
助けた事件をきっかけに超お金持ちだけが入れるという神話学院高校に
入学することになる。
しかし、学院内は外見・家柄・頭脳と全てを兼ね備えた4人の美男子軍団F4に
牛耳られていた。そのリーダーであるク・ジュンピョ(イ・ミンホ)は、韓国最大の
財閥、神話グループの後継者であり、傍若無人は目に余るものであり、
彼が学生をいじめているのを見かねたジャンディはF4に宣戦布告をしてしまうのであった。。

日本の同名漫画が原作の日本でも大ヒットしたドラマの韓国版である。
韓国でも最高視聴率35%を記録し大ヒットしています。
基本的なストーリーは日本版を周到していますが、ジャンディが
クリーニング店の娘であったり、水泳好きだったり、神話高校に入る
きっかけが違ったりと微妙に変わってます。
ただ、25話もあるので日本版より増えているエピソードがあります。
ジフとイジョンはそれぞれキャラに深みが出てきますが、ウビンは
エピソードがほとんどなくかわいそうです。
イジョンがウンジェをさらっと諦められているのもすごいですが。。
ソヒョン(ハン・チェヨン)は特別出演みたいになってますね。後から出てこないし。
それと、ジュンピョの母親は日本版よりかなり悪いヤツですね。
夫(ジュンピョの父)を死んだことにするって無茶苦茶です。
そのジュンピョの父が最後にジャンディを助けるキーマンになるのかと
思いきやなんもないってどうやねん!!  '10.5.29

2009年韓国ドラマ 監督/チョン・ギサン
出演/ク・ヘソン イ・ミンホ キム・ヒョンジュン キム・ボム キム・ジュン
パニック・ルーム
夫と離婚したメグ(ジョディ・フォスター)は、10歳の娘とある富豪が住んでいたという
豪邸に引っ越してきた。
その家にはパニック・ルームと呼ばれる鋼鉄の緊急用避難室がつくられていた。
引っ越してきた晩に、3人の男が侵入してきたためにパニック・ルームに親娘は
逃げ込むが、男達が探しているものはこのパニック・ルームにあるため
彼らはどうにかしてパニック・ルームへの侵入を試み始めるのであった。

ジョディ・フォスター主演の映画で、しかも「羊たちの沈黙」の続編であった
「ハンニバル」の出演を蹴ってこの作品を選んだという話は聞いていたので
それは面白いんだろうなあ、と思ってみましたがイマイチでした。。
そもそもアメリカ映画らしい派手さがほとんどない!少し火を使ってみたりしてますが
基本的には屋敷の中でストーリーが展開するので地味です。
同じ場所でずっと話が進むのを見ていると三谷幸喜のドラマを思い出しました。
あと、パニック・ルームに男達が入って、メグが外に出たときに、
メグが監視カメラを壊してまわるのを見て、彼らが「俺らもそうすれば良かった」と
つぶやくのですが、「そんなの普通気付くやろ!」とつっこんでしまいました。
'04.11.1

2002年米映画
監督/デヴィット・フィンチャー 出演/ジョディ・フォスター
パニッシャー
FBIの潜入捜査官フランク・キャッスル(トム・ジェーン)が潜入していた密輸
現場での捕り物で裏社会を牛耳るハワード・セイント(ジョン・トラボルタ)
の息子がFBIに殺されてしまう。
息子の死を知ったセイントはキャッスルが潜入していたことを調べ上げ
キャッスル一家の虐殺を部下に命じる。
キャッスルは休暇中に襲われ、妻子を殺され、自らも重傷を負う。
一人生き残った彼は、法によってセイントを裁くことが出来ないため、
自ら闇の私刑執行人パニッシャーへと生まれ変わるのであった。

アメリカンコミックが原作のアンチヒーローの映画化である。
アメコミのことを全く知らないのですが、シリアスなのにギャグ映画にしか
見えませんでした。
どう考えても家族の復讐なのに「これは復讐ではない」とか言い訳みたいな
セリフがあるし、最後に車が燃えてドクロの絵になるとか、バカっぽい。。
なぜか友情が芽生える隣人のこともよく分からないし、
最後の別れの時に戸棚にプレゼントがあるとか言って、感動させるのかと思いきや現金ってどうよ?
ちなみにこのタイトルどっかで聞いたことあるなあ、と思ったら
懐かしのB級アクションスター、ドルフ・ラングレン主演で1989年に映画化
されたことがあったのでした。 '08.3.2

2004年米映画 監督/ジョナサン・ヘンズリー
出演/トーマス・ジェーン ジョン・トラボルタ
ハーフ・ア・チャンス
久しぶりにフランス映画で面白い映画を見た。
アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモントという二大スター共演もすごいが
おっとこまえの役だった彼らが女の子に振り回されるのが面白い。
映像にもフランス映画に多い暗さはなくむしろアメリカ的な要素が多く見られた。
しかしヴァネッサ・パラディは前歯に隙間があるのがちょっと嫌だった。。 '99.9.2

1998仏作品
監督/パトリス・ルコント 出演/アラン・ドロン・ジャン=ポール・ベルモンド
                    ヴァネッサ・パラディ
パーフェクト・カップル
アメリカの大統領選挙を舞台にした映画である。
大統領選に出馬しているトラボルタと夫人のトンプソンが当選を目指して苦悩する話である。
彼の考え方は大変すばらしく感動させてくれるのだが、女性問題が多く浮上したり
対立者の過去を探ったりと悪い事もしようとするので、いい人なのかよくわからない。。
そこが人間らしいといえばそのとおりであるが。。
キャシー・ベイツがこの映画も重要な役を演じている。
エマ・トンプソンはかなり久しぶりに見たような気がした。
女性問題が騒がれていたクリントン大統領を暗示させるような映画で
「結構ブラックだなあ」と思った。 '00.1.20

1998年米映画
監督/マイク・ニコルズ 出演/ジョン・トラボルタ エマ・トンプソン エイドリアン・レスター
                              キャシー・ベイツ
バブルへGO!!
タイムマシンはドラム式
2007年3月の日本は800兆円の負債を抱え破綻の危機を迎えていた。
財務官僚の下川路(阿部寛)は、諸悪の根元が1990年に大蔵省からの
通達によるバブル崩壊と考え、洗濯機型タイムマシンを発明した昔の恋人
田中真理子(薬師丸ひろ子)を1990年に送り込むが行方不明になってしまう。
死亡と処理された真理子の葬式で下川路は彼女の娘、真弓(広末涼子)に
出会う。事実を知った真弓は母を捜しに1990年へと旅立つ。

内容も良かったですが、バブルの時代を再現しているのが面白かったです。
ワンレン、ボディコン、太眉といった懐かしいファッションを今見たらバカっぽくて笑えました。
劇中にもありましたが、バブル時代の人がヘソ出し見たらびっくりするだろうと
思います。でも20年後には今のファッションも笑われるんかなあ。。
1990年の下川路のキャラがいいです。お約束で殴られるのもいい(笑)
さすが阿部さんだと思う演技でした。
結婚、出産してからの広末涼子はいまいちパッとしてませんでしたが
この映画ではかわいくハマってました。
ちなみに1990年にすでにドラム式の洗濯機ってあったんですね。そこが意外でした。 '07.10.2

2007年日本映画 監督/馬場康夫
出演/広末涼子 阿部寛 吹石一恵 薬師丸ひろ子
ハムナプトラ
エジプトの砂漠の中にある幻の都「ハムナプトラ」の地図を手に入れたレイチェルは
過去にそこへ行ったことのあるというブレンダンをつれて都に向う。
同じく都にある財宝を求める集団と先を争うことになる。
しかし都には、都が栄えていたときに王の側女と愛し合っていたが、それがばれて
拷問により生きたままミイラにされた神官が眠っていた。
そのミイラが蘇り、レイチェルを生け贄にして側女を蘇らせようとする。。
この映画はインディジョーンズのB級版といった感じであった。
途中で都をずっと守り続けてきたという民族(?)がでてくるのですが
すごいやつかと思ったらたいしたこと無かったし、あまり出番も無かった。。 '00.7.30

1999年米映画
監督/スティーブン・ソマーズ 出演/ブレンダン・フレイザー レイチェル・ワイズ
ハムナプトラ3
呪われた皇帝の秘宝

古代中国で強大な力を持った皇帝(ジェット・リー)は、全土を制圧した後、
不死を得るためミン将軍に妖術師ユアン(ミシェル・ヨー)とともにシルクロードに
派遣する。そこで不死の秘術を見つけた二人であったが、ユアンがミンを
愛していることを知った皇帝はミンを処刑してしまう。
処刑を目の当たりにしたユアンは皇帝と彼の部下たちに呪いをかけ、
陶器になっていく皇帝たちを後に去っていくのであった。。
それから2000年後の1946年、リック(ブレンダン・ブレイザー)は妻とともに
冒険をやめのんびりした、しかし退屈な生活を送っていたが、不死の泉へと
導くという伝説のダイヤ「シャングリラの眼」を運ぶ任務が舞い込み彼らは上海へと旅立つ。
そこでハーバード大に留学しているはずの息子が皇帝陵を発見するという
偉業を成し遂げたことを知るのであった。。

ハムナプトラシリーズの第3作です。
1999年、2001年と続いたシリーズがなぜか7年もあけて3作目がつくられました。
過去2作ではエヴリン役がレイチェル・ワイズだったのですが、今作では
マリア・ベロに変わってます。
設定上の年齢には近付いたとは思いますが、おばちゃんになった感が
かなりあってちょっと興醒めです。。
逆にブレンダンはそんなに見た目年取ってないのに息子はどんどん
大きくなってるから無理があるとは思いますが。
ストーリーは過去2作より落ちた気がしますが、香港スターが出てるのは
違う意味で面白かった。もうちょっとジェット・リーのアクション見たかったけど。
あと、リンが最初に登場した時はなんで忍者みたいだったんだろ? '09.2.1

2008年アメリカ映画 監督/ロブ・コーエン
出演/ブレンダン・フレイザー、ジェット・リー、マリア・ベロ、ミシェル・ヨー
パラサイト・イブ
瀬名秀明の同名小説の映画化です。最近小説読んだんで借りてきてみました。
人間の体の中にあるミトコンドリアが反乱を起こしてしまう話ですが、
どうやって映像にするのかかなり疑問でしたがなかなかよくできていた。
このときの葉月里緒菜がめっさかわいい!!白のかわいい服来て新妻さんのシーンはさいこー
映画になると小説と違って結末が愛情映画になっていた。(感動してしまった。。)
あと、なぜか稲垣吾郎が有情出演


1997年日作品
監督/落合正幸 出演/三上博史 葉月里緒菜 別所哲也

バリでの出来事
財閥の息子であるジェミン(チョ・インソン)は、ヨンジュ(パク・イェジン)と
政略結婚を控えていた。
しかし、ヨンジュは学生時代の彼氏イヌク(ソ・ジソブ)が忘れられず、
彼のいるジャカルタへと一人で向かい再会を果たす。
ところがジェミンが後を追いかけてきて3人でバリ観光をすることとなる。
そこで観光ガイドとして現れたのがスジョン(ハ・ジウォン)だった。
異国で出会った4人はソウルに帰ってからも運命のように引きつけられていく。。

長いドラマでしたが、結末はすごく衝撃的でした。
というかスジョンがどっちのことが好きかラストまで分からないというのが
なかなか楽しませてもらいました。
でも、全編通してラストのようなスジョンの気持ちはほとんど表現されてなかった
気がするんですけど。携帯の登録は直前まで2番だったし。。
苦悩したりおかしくなるジェミンの演技はなかなか迫力があって良かったんですが
親父が怖くてあきらめて結婚したらあかんと思います。
しかもすぐに離婚するとか言い出すし。。
個人的には金持ちより貧乏な役を応援してしまうので、イヌク派だったんですが
金を横領して高飛びしたのはちょっと。。しかも頭良いんだったら、
とりあえず違う国に高飛びしてそこからこっそりバリに行くけどなあ。
見つかってもかまわないと思ってたのかなあ。。
'05.8.4

2004年韓国ドラマ
監督/チェ・ムンソク 出演/ハ・ジウォン チョ・インソン ソ・ジソブ パク・イェジン
パリの恋人
韓国で高視聴率だったドラマである。

純粋で日々を一生懸命生きているカン・テヨン(キム・ジョンウン)は、
パリに留学していたが、バイトで韓国人の邸宅のメイドとして働くことになる。
その邸宅に住んでいるのは、韓国の自動車メーカーの御曹司
ハン・キジュ(パク・シニャン)で、何不自由なくこれまで育ってきたため
人に物を頼んだことや人を愛したこともない男だった。
テヨンとキジュは次第に(というか初めから)惹かれ始める。
しかし、大財閥の御曹司であるがゆえにテヨンとの交際をキジュの家族は
認めようとせず、議員の娘ユナと結婚させようとする。
また、キジュの甥であるユン・スヒョク(イ・ドンゴン)もテヨンを愛してしまう。。

写真を見るといかにも韓国のおっさんが主人公なので「これが主役?」と
疑ってしまいますが、見ているといい味出してるんですこのおじさん(笑)
恋愛に不器用で無茶苦茶な事言いますが不思議と腹が立たず、
笑ってしまうような演技がうまくできていてすごいです。
12話ぐらいでは歌も披露しちゃいますし、この人やるよ。
イ・ドンゴンは「サンドゥ学校に行こう!」でも振られてましたが、
今回も悲しい役です。演技はうまいからそろそろ主役しても言い頃なのに。。
サンドゥと言えばテヨンの家ってサンドゥの家と似てるんですが、
同じとこで撮影したんでしょうか?
ところで韓国ドラマってすごいショックを受けた演技するとき、
放心した顔して服来たままシャワー浴びることが多いんですが、
「そんな奴おらんで!」といつもつっこんでしまいます。
途中からキジュの大きな秘密がドラマの展開に大きく関わってくるんですが、
この「秘密」がどうも僕にはそんなにたいしたことじゃないような気がするんです。
それで会社がつぶれるようなことあるんやろか?とか思ってしまいました。
そこらへんが韓国と日本の違いなんですかね。
最後の方でユナとその親がやたらあっさり引いたのにはちょっと物足りなかった。
最終回のパリでのシーンは初めに撮影しといたんですね、きっと。
オープニングでキジュがチャリに乗ってるシーンがあるし。
結末がイマイチという話を聞いていましたが、あれはあれでいいんじゃないかと
僕は思いました。 '05.3.12

2004年韓国ドラマ
監督/シン・ウチョル 出演/キム・ジョンウン パク・シニャン イ・ドンゴン
春のワルツ
島で母と暮らすウニョンの元にある日、叔父がやってきて息子のスホを
預けて行き、ウニョンとスホは兄妹のように仲良く暮らすようになる。
突然戻ってきた叔父は病弱だったウニョンのために貯めていたお金を
盗んで消えてしまい、ウニョンの母は叔父を追ってソウルに行ってしまう。
ウニョンは手術を受けなければ危険な状態になってしまうが、
そんな時にスホの前に裕福な夫婦が現れ、手術費用を出す代わりに
スホに瓜二つの死んだ息子に成り代わって欲しいと提案してくる。
スホはウニョンのため提案を呑み、ユン・ジェハとして生きることになり、
手術が終わる前にオーストリアに旅立ってしまうのであった。。
成人してピアニストとして有名になったジェハ(ソ・ドヨン)は、オーストリアに
旅に来ていたウニョン(ハン・ヒョジュ)と再会するが、ウニョンは死んだと
聞かされていたため気づかない。
その後、韓国に帰ったジェハとマネージャーのフィリップ(ダニエル・ヘニー)は
ジェハの幼なじみであるイナの音楽会社とCD作成に入るが、そこでもウニョンと再会する。

ソクホ監督による四季シリーズの最終章です。
今回は主役の二人は無名に近い人をあえて選んだみたいです。
「私の名前はキム・サムスン」のダニエル・ヘニーと「新入社員」のイ・ソヨンが脇を固めています。
ちなみに音楽制作会社として使われたあの建物はソクホ監督のオフィスだそうです。
最終章だけあってオーストリアロケもやっちゃって金がかかってます。
ストーリーの展開はソクホ監督らしいゆっくりとしたテンポで進むために
20話が非常に長く感じられました。
幼い時代のストーリーで何話も引っ張らなくても。。
16話くらいにまとめてくれたらもっと面白いんだけどなあ。
ところで、ウニョンの衣装はなんで蛍光色ばっかりなんだろう?
それから最終話でおやっさん事故る必要あるのか?
あと、フィリップはこのドラマの中で一番いいヤツだと思います(笑) '07.3.4

2006年韓国ドラマ 監督/ユン・ソクホ
出演/ソ・ドヨン ハン・ヒョジュ ダニエル・ヘニー イ・ソヨン
パール・ハーバー
久々にコメントしたい映画を見たので紹介します。
時代は第二次世界大戦にアメリカが参戦する直前の話である。
子どもの頃からの親友であるレイフ(ベン)とダニー(ジョシュ)はともに空軍に入隊し、
パールハーバーに赴任する。
そこで出合った看護婦のエブリン(ケイト)とレイフは恋に落ちる。
しかし、イギリス空軍への応援を志願したレイフはイギリスに旅立ち、そこでドイツ軍に
打ち落とされてしまう。
レイフの死の悲しみに打ちひしがれていたエブリンだったが、ダニーのアプローチにより
次第に二人は恋人同士になっていく。
そしてダニーの子どもを身ごもったことに気付いたその日に、死んだと思われていたレイフが
生きて帰ってくる。
レイフはダニーとエブリンの関係に気付き激怒するが、そのとき日本がパールハーバーに
攻撃を仕掛けてきたため戦場と化してしまう。。
感動の恋愛映画と聞いていたのですが、はっきり言ってエブリンにむかつきを覚えました。
レイフが死んだらダニーが好きになり、レイフが生きて帰ってきたら、どっちも好きといった
発言をしていて、(どうやらレイフのほうを愛していたようですが。。)許せん!と思いました。
事実なのですが、日本はすごくひどい奴でした。。 '02.6.12

2001年米映画
監督/マイケル・ベイ 出演/ベン・アフレック ジョシュ・ハートネット ケイト・ベッキンセル
ハンコック
ハンコック(ウィル・スミス)は空も飛べるし、すさまじいパワー、銃に撃たれても
はじき返す体を持っていて、今日も犯罪者をやっつけていたが、
彼の過激な行動により街が破壊されてしまうため、人々からは嫌われていた。
PR会社で働くレイ(ジェイソン・ベイトマン)はある日の会社帰りに線路上で
車が動けなくなってしまう。
レイはハンコックに救われ、命の恩人として彼を家に招待する。
そこでレイはハンコックに対し、彼の悪評を覆すためにPRをすることを提案する。
その提案は、彼が街に与えた被害を謝罪し、刑務所に入ることだった。

強さを持ち、悪を倒しながらも嫌われ者という新しいヒーロー像を描いた
アクション映画である。
これまでヒーロー映画を見ながら、「やっつけたのはいいが建物壊しすぎやろ!」
とかつっこんでいた人も多かったと思いますが、そのつっこみを映画化した
というのが面白いです。
途中までは性格が悪いハンコックをレイによって良い人間に変わっていくという
「マイ・フェア・レディ」や「プリティ・ウーマン」的な展開だったのですが、
それがメアリーとの絡みになってから違う方向になってしまい、
そこから面白さがなくなっていった気がします。
結局その後は内容がイマイチなまま気づいたら終わってたような感じでした。
過去について明かされたのにみんなわだかまりなしで元に戻ってるのも
どうなのかなあ。。 '09.2.10

2008年アメリカ映画 監督/ピーター・バーグ
出演/ウィル・スミス シャーリーズ・セロン ジェイソン・ベイトマン
バンコック・
デンジャラス

世界中で依頼を請負い、完璧に殺人を遂行してきた暗殺者ジョー
(ニコラス・ケイジ)は腕が鈍る前の引退を決意し、最後の仕事として
新たな都市バンコックに降り立っていた。
そこで4件の依頼を受けたジョーは、地元の運び屋コン(チャクリット・ヤムナム)
を雇い仕事を遂行していくが、耳の不自由な女性フォン(チャーリー・ヤン)と
出会い、心通じ合わせていくうちに自らの仕事に違和感を覚え始めるのであった。。

アクションスター、ニコラス・ケイジ主演のアクション映画である。
アジアの映画監督、ダニー&オキサイド・パンが自らの映画「レイン」を
セルフカバーしたものです。
内容的には自らにルールを設け冷酷に暗殺を実行するストイックなジョーが
素晴らしいのですが、途中からコンを弟子にするわ、フォンを口説くわ、
グダグダになってしまうのが最悪でした。
まあ、人間らしくなったということでストーリー的にはいいのでしょうけど。。
あと、フォンがあまり美しくない。チャーリー・ヤンってウォン・カーウァイ監督の
「天使の涙」に出てたんですけど、もうちょっと美しかった気がするんだけどなあ。
好みの問題ですけど(笑)
それからこの映画見たらバンコクには普通に象が街中にいると思ってしまう人が
いるんじゃないでしょうか(笑) '10.4.8

2008年アメリカ映画 監督/ダニー&オキサイド・パン
出演/ニコラス・ケイジ チャクリット・ヤムナム チャーリー・ヤン
バンジージャンプする
1983年のある雨の日、大学生のインウ(イ・ビョンホン)の差した傘に
突然入ってきたテヒ(イ・ウンジュ)。
それまで一目惚れを信じていなかったインウであったが、
すぐに彼女を好きになり、不器用にも彼女を口説き
ふたりは愛し合うようになる。
しかし、インウの兵役がふたりを離ればなれにしていしまい、
兵役を終え久々に待ち合わせた駅のホームに向かう途中にテヒは
車に引かれ死んでしまう。。
2000年、教師になったインウは、担任になったクラスの男子にテヒの
姿を見つけ出す。

さすが四天王イ・ビョンホンと思わせる学生時代と教師の演技分けが
うまかったです。特に不器用な大学生は面白かったです。
「夏の香り」を見ていたときに、へウォンじゃなく男に心臓移植がされてたら
ホモドラマになるなあ、なんて考えていたんですが、この映画はある意味
それに通じるものを感じました。
心が通じ合っていたら、たとえ同姓に魂が移っていても愛し合えるという
映画のテーマ(ホモだという事じゃないです。)はなんとなく分かるんですが、
どうしても映像で見ると抵抗を感じてしまいました。
結末まで見てタイトルの意味が分かるのですが、この結末(悲恋?)は
どうなんでしょう?二人にヒモついてなかったですよね? '05.4.16

2001年韓国映画
監督/キム・デスン 出演/イ・ビョンホン イ・ウンジュ ヨ・ヒョンス
バンディッツ
刑務所に服役中のジョー(ブルース・ウィリス)とテリー(ソーントン)は、
意気投合し脱獄に成功する。
それから二人は銀行強盗するため、前夜から支店長の家に泊まり込み
朝の誰も来ていない時間に金庫を開けさせるという「お泊まり強盗」を
繰り返す全米中の有名人となる。
平凡な暮らしに嫌気がさしていた主婦のケイト(ケイト・ブランシェット)は
偶然の出会いから仲間に加わるようになるが。。

「明日に向かって撃て」を代表とした強盗映画の一つで、男二人が主人公と
いう内容もかなり似通っているような気がしました。
ロスの銀行で警官に囲まれて絶体絶命の状態から始まり、過去を振り返る
という展開だったことや、TVのリポーターのコメントから最期を予想させての
結末の大ドンデンはなかなか爽快でした。
ただ、ストーリーとしてはベタベタなので、豪華キャストにもかかわらず
ヒットしなかったんじゃないかなあ、と思います。
ケイトの無茶苦茶なキャラクターは面白かったですが。。 '05.6.12

2001年米映画
監督/バリー・レビンソン 出演/ブルース・ウィリス ビリー・ボブ・ソーントン
                     ケイト・ブランシェット
ピアノ・レッスン
19世紀半ば幼い娘と一台のピアノを携えた失語症の女性が写真結婚で
ニュージーランドへと嫁いでくる。。。という話
友達から感動する話だと聞いてみたが、かなりよごれ映画のような気が。。。


1993年豪作品
監督/ジェーン・カンピオン 出演/ホリー・ハンター ハーベイ・カイテル サム・ニール

B型の彼氏
A型の恋愛に奥手な大学生ハミ(ハン・ジヘ)は、運命的な出会いを夢見ていた。
ある日、間違いメールをした相手ヨンビン(イ・ドンゴン)に偶然出会い、
運命だと感じ彼に恋をする。
付き合い出した二人だったが、次第にB型のヨンビンの相手の気持ちを
考えないわがままな性格がどんどん露呈していく。。
IT起業を目指しているがうまくいっておらず借金で首が回らなくなっていて、
買い物や食事は自分が払うそぶりはみせるが全てハミに払わせたり、
サウナ暮らしなのでアメリカから父親が一時帰国する際にはハミの家を
自分の家として貸せと言ったり、ひどいことをする。
健気なハミは我慢して尽くしていたが、ヨンビンは先輩が借金を肩代わりする
かわりにハミを紹介するという条件を呑んでしまう。
それを知ったハミは別れる決心をする。
ヨンビンは別れてはじめて彼女を愛していたことに気付くが、
取り返しがつかない状態になっていた。。

「ランラン18歳」のハン・ジヘ&イ・ドンゴンが再びカップル役を演じた映画です。
韓国でも血液型って流行ってるんですね〜。
しかもやっぱりB型はちょっと悪者(笑)。
でもこの映画のヨンビンはB型をとことん悪く描いてなくて
良い面も見せていてよかったです。
ハミが運命的な出会いだと思いこむシーンですが、同じ携帯のうち
壊れたのが自分のじゃなくて喜んでいるヨンビンに運命を普通感じるやろか?
普通は嫌な奴としか思わないのでは。。
ハミと同居している従姉妹のキャラが良いです。
B型大嫌いな結婚相談所員の彼女が、ハミがヨンビンとデートできないように
服を全て洗濯したりとばかっぽい邪魔の仕方が良かったです。
かなり笑わせてもらい最後にちょっとホロッと感動させてくれてとても面白かったです。
ただ、借金の為に彼女を売るような奴は最低だと思いますが。。
ちなみに実際はイ・ドンゴンもハン・ジヘもA型だそうです。
ドンゴンはB型の演技にちょっと苦労したみたいと何かに書いてありました。
'06.2.4

2005年韓国映画
監督/チェ・ソゴン 出演/イ・ドンゴン ハン・ジヘ シニ
ピースメイカー
最近大人気のジョージ・クルーニー主演のアクション映画
内容に多くのことを入れようとして結局よくわからなくなってしまった感じがする


1997年米作品
監督/ミミ・レダー 出演/ジョージ・クルーニー ニコール・キッドマン

氷雨
ジュンヒョン(イ・ソンジェ)とウソン(ソン・スンホン)はアラスカの
アシアク登山を行っていた。
途中で吹雪に遭い、仲間とはぐれたふたりは氷の洞窟に避難する。
ジュンヒョンは足に怪我を負っており、苦しみながら過去に愛した女性の話を
始める。ところが、その女性はウソンの幼なじみであり、
彼が愛し続けていたギョンミン(キム・ハヌル)であった。

「韓流シネマフェスティバル2005」上映作品です。
5億円の巨額を投じてカナダでも撮影された本格山岳映画です。
日本では「秋の童話」などで大人気のためかスンホンが主役のような
扱いで紹介されてましたが実際はソンジェが主役です。
既婚者であるジュンヒョンとの大人の愛とウソンとの純な愛が交差する展開と、
回想シーンによって次第にジュンヒョンとウソンがお互いの関係を理解していく
ストーリーが良かったです。
最終的には美しき愛といった終わり方でしたが、よく考えたら残されるウソンと
ジュンヒョンの嫁がかわいそうだと思います。
まあウソンは最後にふたりを理解したみたいだったので大丈夫かも
しれないですが、うすうす自分の夫がギョンミンを愛していたと感じていただけの
ジュンヒョンの嫁は救いようがない気がします。
懐かしいですがギョンミンが落ちるシーンは「クリフハンガー」を思い出しました。
劇中に「親知らず」が出てきますが、韓国では「恋の歯」(恋をする頃に
生えてくる歯)と呼ぶそうです。
親知らずはそんなに美しい名前じゃないと僕は思います。
だって僕が親知らず抜いた時は高熱出して寝込んじゃいましたから。。
でもよく考えたら「恋」をすると熱が出るという考え方をすればぴったりかも(笑)
'05.11.25

2004年韓国映画
監督/キム・ウンスク 出演/イ・ソンジェ ソン・スンホン キム・ハヌル
ひとまず走れ!
ソウルのとある高校の同級生3人、アメリカ留学から帰った大ボラ吹きのソンファン
(スンホン)、筋肉美で出張ホストのバイトをしているウソブ(サンウ)、ネット上で
放送局を運営する地味な学生ジノン(ヨンジュン)がある晩ドライブをしていると、
突然全身黒ずくめの男と何百万ドルもの大金が車の上に降ってきた。彼らは
とりあえず金を持って逃げることにする。
そのころ、刑事ジヒョン(イ・ボムス)は警報システムが作動した金融業者の家に
出動するが、主人は何も盗まれていないと言う。この事件と全身黒ずくめ男の
ひき逃げ事件に何らかの関連と胡散臭さを感じたジヒョンは調査を始め、
怪しい高校生3人組にたどり着く。。

「秋の童話」のスンホンと「天国の階段」のクォン・サンウ共演のドタバタ映画です。
とりあえずバタバタした展開で内容は薄いです。
まあ最初にクイーンの「Don't Stop Me Now」が流れてジノンが踊るシーンは好きですけど。。
ネット上の放送局で知り合ったユジンが初めて会ったジノン達に
なぜすごく協力してくれるのがよく分からなかったです。
あと、大金使い込んだのに彼らが罪に問われなかったのはなぜでしょ?
彼らが使った金もジヒョンが燃えてしまったことにしてくれたんでしょうか。
'05.7.9

2002年韓国映画
監督/ゾ・ウィソク 出演/ソン・スンホン クォン・サンウ キム・ヨンジュン イ・ボムス
火の鳥
わがままな社長令嬢ジウン(イ・ウンジュ)は苦学生セフン(イ・ソジン)と出会い、
恋に落ちる。積極的なジウンのアプローチによりふたりは愛し合うようになるが、
彼女の両親は大反対する。
計画的に妊娠し、反対を押し切って結婚したふたりだったが、
セフンがプライドから親の援助を受けないため、お嬢様なジウンは
貧困な生活が嫌になり始める。。
そんなとき事故でジウンは流産してしまい、結局別れてしまう。
そして、アメリカに留学しようとするセフンを空港に追いかけたジウンであったが、
父が車にひかれ死んでしまい、出会うことはなかった。。
10年後、アメリカから大企業の社長として招かれて婚約者ミラン(チョン・ヘヨン)と
ともに韓国に戻ったセフンは、ジウンと偶然再会する。
ジウンは父の死後、会社が倒産し家族を養うため、メイドをしていたのであった。。
そしてセフンを呼んだ大企業の息子であるジョンミン(エリック)は
ジウンを愛していたが、セフンとジウンの過去を知って嫉妬に狂い始める。。

自殺してしまったイ・ウンジュの主演作です。
4角関係がかなりドロドロなストーリーになっていて、
どうも日本の昼ドラ風という印象が強かったです。
主演男優のイ・ソジンを初めて見ましたが、あんまり男前じゃないし、
まさに昼ドラ風な感じです。
あと、名前がうがい薬みたいなのがちょっと面白いです。
ミランは当初からかなり暴走しまくっていて嫌なヤツだったのに対し、
ジョンミンはまっすぐにジウンを愛していたので好感が持てて
応援していたのですが、父親の件が発覚してから結局ダメな方向へ
進んでいってしまったのが残念でした。
ジウンとセフンが結婚して別れるまではすごい勢いでストーリーが
展開していったのに、10年後に再会してからはノロノロとなってしまったため
間延びしました。
6話くらい短縮したらもうちょっとすっきりしたと思うんですが。。
最後にあっさりセフンの愛を受け入れたのは意外です。
それやったらもっと早く受け入れてくれよ。。 '05.12.30

2004年韓国ドラマ
監督/ 出演/イ・ソジン イ・ウンジュ エリック チョン・ヘヨン
秘密
スキーバスの転落事故で、病院に運ばれた杉田平介の妻・直子と高校生の
娘・藻奈美。直子は息を引き取るが、意識不明だった藻奈美は一命を取りとめる。
ところが、意識が戻った藻奈美の体には直子の人格が宿っていた。
妻の人格でありながら体は娘であるために、平介は妻と愛し合うこともできず、
若くなった妻が男の同級生と仲良くしていることに嫉妬してしまう。。

ある出来事から平介は、若くなった妻の自由を束縛することは彼女を苦しめるだけ
だということに気づき、彼は妻を束縛することをやめることを告げる。
その出来事によって彼女はあることを決心する。。

てっきりコメディ映画だと思って見たのですが、完全に感動映画でした。
この映画を見て、僕が同じ男だからかもしれないですが、
平介がかわいそうでしかたがなかったです。
妻を愛しているけれども今までのようには過ごせなくなり、逆に苦しめてしまい、
自分も苦しんでしまう。そして最後に「秘密」を知るのですが、結局はひとりぼっちに
なってしまう。これほど悲しい結末はないです。せめて恋心を抱いていた先生と
結ばれるという結末にしてほしかった。でもそれでは感動がなくなってしまうかなあ。
'03.11.29

1999年日映画
監督/滝田洋二郎 出演/広末涼子 小林薫 岸本加世子 金子賢
101回目のプロポーズ
上海交響楽団のチェリストであるシャオロン(チェ・ジウ)は、
結婚式の当日婚約者を事故で失う。
同じ日、ホテルの副料理長であるジンタイ(スン・シン)は、
結婚式の当日に花嫁に逃げられてしまう。
3年後、未だ傷の癒えないシャオロンは母親の勧めでしぶしぶ見合いに
行くことになり、そこで、99回見合いをしてきたジンタイと出会う。
シャオロンに一目惚れしたジンタイは100回目の見合いに賭けてみることに
するのであった。

1991年浅野温子と武田鉄矢主演で大ヒットしたドラマの中韓によるリメイクです。
武田鉄矢は建設会社係長だったのが、ジンタイは料理人になっていますが、
基本的なキャラ設定やストーリー展開はそのままになっています。
昔、感動して見たドラマのリメイクということで、懐かしさを感じながら見ました。
当然、「僕は死にません」と言ってバスに飛び込むシーンや、
「50年後も今以上に君を愛する」といった名セリフもそのまま使われていて
良かったのですが、映像の撮り方がちょっと納得いかなかったです。
どうも劇的なシーンが淡々と進んでいく感じで、
抑揚の表現がイマイチだった気がします。
それから、死んだ婚約者シー・ジンとそっくりなバツイチ(名前忘れた。。)が
かなり悪役に変わってました。
前の奥さんが出てきて、シャオロンに語った別れた理由が嘘で、
本当は彼の浮気のせいで別れたというシーンは前はなかったような気がします。
僕はシャオロンが最後に彼に「50年後の私たちは?」と問うた答えを聞いて、
彼がシー・ジンとは違う人だと突然気付くのが良かったんですけど、
今回は前フリがあったのが残念でした。
ズージュンは途中であっさりシャオロンをあきらめて妹のイーシュエンと
付き合ってるのは展開に無理があるような。。
あと、オープニングでふたりがチューしてる映像があって、
最後にふたりが付き合うのがばれてしまってたのはダメじゃないですか?
一番最後に夜の工事現場にウエディングドレス姿でシャオロンが突然現れて
「私を幸せにしてください」とジンタイに言い出すのはちょっと引きましたが、
更にふたりが抱擁したあとにダンスを踊り出したのには笑いまくってしまいました。
こんな結末ありですか? '06.5.28

2004年中国・韓国ドラマ
監督/クラレンス・フォ 出演/チェ・ジウ スン・シン
百万長者の初恋
お金持ちの家に育ったジェギュン(ヒョンビン)は、喧嘩したりフェラーリを
乗り回したりと自由奔放に生きていた。18歳になり住民登録証を手に入れると
祖父の遺産を受け取ることが出来ることになっていたが、
祖父は遺言状を残しており、田舎の高校に転校し、卒業すれば遺産を相続、
卒業しなければ遺産を全て寄付、遺産を放棄すれば遺産の0.1%を受け取ると
書かれていたのであった。。
やむを得ず田舎の高校に通うことにしたジェギュンであったが、同級生と
喧嘩して退学になろうとしたり、校長を買収しようとするが全て失敗する。
彼が転校したクラスにはウンファン(イ・ヨンヒ)がいて、学校以外の場所でも
度々彼女と出会うが、性格の悪いジェギュンはひどいことを言ってしまう。
しかし、次第に彼女に気になり始め、好きになっていく。
そんなある日、学校で演劇の練習中、ウンファンは倒れて病院に運ばれる。
ジェギュンは医者から彼女が心臓の病気でいつ死んでしまうか
分からない状態で、興奮すること、例えば恋をすることでも心臓が持たないと
告げられるのであった。。

「私の名前はキム・サムソン」のヒョンビン初主演映画です。
タイトルから勝手にコメディ映画だと思っていたのですが、
悲しいラブストーリーだったため、ものすごく意表をつかれた感じでした。
でも、久々に号泣する映画で良かったです。
ジェギュンがお金より大切なものを選ぶ(孤児院を守るため遺産を放棄する)
シーンやウンファンがプレゼントとして瓶に詰められたジェギュンからの
多くの愛のメッセージを読みながら、「全部読む前に死んでしまうのが恐い」と
言うシーン、そして最後の回想シーンは泣きまくってました。。
ジェギュンがウンファンのことを好きになる過程があまりなくて展開に無理が
ある気がしてたんですが、幼い頃の出来事があったため、無意識のうちに
惹かれていたということを表していたんですね〜。なかなか深い!
ただ、ちょっと過去のエピソードが分かりにくく、詰め込みすぎてたように
思いました。あと、ポスターのイ・ヨンヒはかわいくないですね。。 '07.7.1

2006年韓国映画
監督/キム・テギュン 出演/ヒョンビン イ・ヨンヒ
フー・アー・ユー?
ゲームプログラマーのヒョンテ(チョ・スンウ)は、2年間作成してきたチャットゲーム
「フー・アー・ユー?」のオープンを目前にしていた。
会社の入ったビルの水族館で働くインジュ(イ・ナヨン)がプレオープンに
参加していることを知ったヒョンテは取材のフリをして会いに行く。
ゲーム中でも彼女のパートナーになり接していくうちに彼女が好きになる。
ゲームのパートナーがヒョンテだと気付かないインジュはパートナーに
心を開いていくが、現実ではふたりはうまくいかず衝突してしまう。。
インジュに隠しておくことが辛いヒョンテは遂に彼女に会いたいと告げる。。

「ラブストーリー」「マラソン」のスンウと「英語完全征服」のナヨン主演の
恋愛映画である。
大きな感動とかはなかったですが楽しく見られた映画でした。
一番初めチャットにゲームの悪口を書いていたのに、そのゲームに
はまっているインジュってすげーひねくれたヤツだと思っていたんですが、
辛い出来事があったからだったんですね。
最後のCMによる告白はちょっと「B型の彼氏」っぽいです。
スンウは「マラソン」のインパクトが強かったので、橋についてのうんちくを
話すシーンはチョウォンと演技がかぶってみえました。
インジュの友人役を演じていたチョ・ウンジはどこかで見たことあると思ってたら
「パリの恋人」に出てたんですね。
63ビルが効果的に使われていたのが良かったですが、給料も払えなくて
困っているのに、そんなすごいビルのフロア借りられるってどういうことだろ?
'05.8.24

2002年韓国映画
監督/チェ・ホ 出演/チョ・スンウ イ・ナヨン チョ・ウンジ
WHO AM I
アフリカの奥地で、核爆弾級の物質の採取・研究を行っている科学者を拉致するために、
某国の特殊工作員が送り込まれた。特殊工作員は物質と科学者の拉致に成功。
任務を終え、帰還する途中、特殊工作員だけを乗せたヘリが墜落。
1名(ジャッキー)が、奇跡的に原住民に発見され、意識を回復するが、記憶を失っていた。
「WHO AM I ?」と連呼する男を原住民は「フーアムアイ」と名付ける。
その後、フーアムアイの生存を知った組織が、命を狙って動き始めた。
突然通りかかったラリーレースに参加して優勝するという展開は無茶苦茶であった。。
薬草を口に含んだため舌がしびれてしゃべれなくなるというのもちょっと。。
山本未来を出す必要も特にないような気がするけどなあ。。
やはりジャッキーの映画は三菱の車であった。(今回はランサーエボリューション)
あいかわらずのビルから滑り落ちるシーンはやはりかっこよかった!! '01.1.27

1999年香港映画
監督/ジャッキー・チェン ベニー・チャン 出演/ジャッキー・チェン ミシェル・フェレ 山本未来
ファンタスティック・
カップル

財閥の遺産を受け継いだアンナ(ハン・イェスル)は、性格が悪く、夫に対しても
全く心を開かずひどい扱いをしていた。
死んだ兄貴が残した3人の甥っ子を引き取って育てているチョルス(オ・ジホ)は
何でも引き受ける建設会社を経営していたが、仕事などで何度も出会うアンナ
にひどい仕打ちを受け、恨みを抱いていた。
ある日、豪華クルーザーに乗っていたアンナは誤って海に転落してしまい
記憶が無くなってしまう。
記憶のないアンナを病院で見たチョルスは、日々の家事をさせることで
復讐しようと、彼女に自分たちは恋人サンシルだったと嘘を教え、家に引き取るのであった。。

「新入社員」でエリックのライバルを演じたオ・ジホ出演のラブコメディです。
ハリウッド映画「潮風のいたずら」のリメイクです。
ゴールディー・ホーンとカート・ラッセルですね。懐かし〜!
二人の漫才的な掛け合いが面白かったんですが、元々が約2時間の映画だった
ものを16話(約16時間)に伸ばすのはちょっと無理があった気がします。
途中が長すぎて中だるみしてました。
もうちょっと早く記憶が戻って、そこからの葛藤を長くしたら良かったのに。。
アンナ&サンシルを演じたハン・イェスルは韓国でかなり人気がある女優さんだそうですが、
蛇っぽい顔してますね。 '08.7.6


2006年韓国ドラマ 監督/キム・サンホ
出演/オ・ジホ ハン・イェスル キム・ソンミン
覆面ダルホ
〜演歌の花道〜

ロック歌手を目指して地方でバンド活動を続けていたダルホ(チャ・テヒョン)は
新人発掘に来ていたチャン社長に声をかけられ契約を結ぶ。
ソウルに着いたダルホが事務所に行くと、そこは演歌歌手の事務所だった。。
演歌なんてやってられないと考え辞めようと思ったダルホだったが、
事務所の歌手ソヨン(イ・ソヨン)に一目惚れし、彼は事務所に残ることにする。
そんな彼にテレビ出演のチャンスが訪れる。
社長は喜ぶが演歌を歌うことが恥ずかしいダルホは覆面を被って歌う。
勝手なことをしたダルホに社長は激怒するが、奇抜な覆面は話題を呼び
次の出演オファーが来るのであった。

「僕の、世界の中心は、君だ。」のチャ・テヒョンと「春のワルツ」のイ・ソヨンが
出演するコメディ映画である。
イ・ソヨンは「春のワルツ」とか「新入社員」ではヒロインのライバル役だったの
ですが、この映画では格が上がって(?)ヒロインを演じてます。
日本映画「シャ乱Qの演歌の花道」のリメイクだそうですが、個人的には
よくそんなマニアックな日本映画を知ってたなあと思います。
すごくシンプルで分かりやすいストーリーですが、結構楽しめました。
「カンナさん大成功です!」もそうでしたが、
韓国では歌手の世界を描いた映画が最近は流行なんですかね。 '08.9.16

2007年韓国映画 監督/キム・サンチャン
出演/チャ・テヒョン イム・チェム イ・ソヨン
武士の一分
三村新之丞(木村拓哉)は城で毒味をするという務めを行う下級武士であるが、
美しい妻、加世(檀れい)と中間の徳平(笹野高史)とともに慎ましく暮らしていた。
そんなある日、三村が食べた貝の毒味が当たり、数日間高熱にうなされる。
加世らの看病により一命は取り留めたが、彼は目が見えなくなってしまう。。
城での努めが出来なくなってしまった彼の今後の暮らし向きについて親戚に
呼ばれた加世は、藩の有力者で心当たりがあれば家禄をいくらか残して
もらえるよう口添えを頼みに行くよう命じられる。
そんな加世に嫁入り前からの顔見知りである番頭の島田藤弥が「いつでも
相談に乗る」との声をかけてくれる。
ある日、加世は島田の屋敷に出向き、口添えをすると約束をもらえるが、
その見返りを島田に求められ断ることが出来ないのであった。。

藤沢周平原作の小説を山田洋次監督が映画化した作品である。
木村拓哉が時代劇をやったということで話題になったと思います。
タイトルしか知らなくて見たし、「一分」の意味も知らなかったので
どういう内容なのか全く分からなかったので意外な展開でした。
島田藤弥は剣術の使い手という役どころにもかかわらず、
全然強いところがなかったのが拍子抜けでした。
檀れいって誰?と思いながら見てましたが、元宝塚の人なんですね。
宝塚と時代劇ってかなり遠いような気がしますが、結構似合ってました。 '07.9.11

2006年日本映画
監督/山田洋次 出演/木村拓哉、檀れい、笹野高史
ふたつの恋と砂時計
幼い頃に両親を失ったヨンミ(ハ・ジウォン)には、大学の学費を4年間
出し続けてくれたが、一度も会ったことのない「あしながおじさん」がいた。
彼女は大学卒業後、念願の放送作家としてラジオ局で働くことになり、
会社から病気療養中の社員の家に住まわせてもらうことになる。
そして彼女はラジオ局の資料室で働くジュノ(ヨン・ジョンフン)と出会い恋に落ちる。
ある日、家にあった前の住人のパソコンを開いたところ、1年前のメールが届き、
記憶が無くなってしまうという病気にかかったため、1年後の自分宛てのメールで、
10年も愛する人を想い続けていたことを記憶が無くなった自分に
思い出させるためのものだった。
ヨンミはこのメールをラジオで取り上げ大成功を収め、
ジュノとも付き合うことになるが、ふとしたことでメールの人が想っていた相手が
ジュノではないかと考え始める。
そんなとき、ヨンミがラジオ局に入れたのはあしながおじさんのコネだったことを知るのであった。

「バリでの出来事」のハ・ジウォンと「悲しい恋歌」のヨン・ジョンフン主演のラブストーリーです。
回想シーンを見ているので謎が明かされた時ちょっと混乱しました。
でも10年想い続けた相手も自分を好きになってくれて良かったと思います。
これで相手が嫌がったら大学時代にやってることは軽いストーカーやし。。
最初にわざわざアニメーションにして恋が成就するおまじないみたいなやつ
やってるのに途中でちょっと出てきただけだったのがよく分かりませんでした。
重要な伏線かと思ってたのに。。
ジョンフンは「悲しい恋歌」よりも素朴な兄ちゃん役でした。
完全に普通の人ですな。ちなみにポスターの顔がちょっとキモイ(笑)。
「バリでの出来事」でもジウォンと共演していたシニがこの映画でも出てました。
この人なかなかインパクトあって好きです。
「B型の彼氏」でもかなり面白いキャラ演じてました。
「バリ」ではジウォンがシニの家に居候だったのが、今回は逆だったのが面白かったです。
あと、「私の名前はキム・サムソン」のヒョンビンが出てましたね。
ジョンフンよりこっち主役の方がいいんちゃうか(笑)
それからなんで「あしながおじさん」というタイトルを変えたんだろう。。
全体的な感想としてはちょい感動ってとこでした。 '06.8.13

2005年韓国映画
監督/コン・ジョンシク 出演/ハ・ジウォン ヨン・ジョンフン シニ ヒョンビン
2人の男と1人の女
苦しいことやつらいことを我慢し続けた男(ジム)が心の中にもう1人の人格を作ってしまう
という二重人格のコメディである。
別の州でひき逃げの指名手配になっている女性(レニー)をその州まで護送することになった
ジムは、移動中に精神科医からもらっていた薬をなくしてしまう。
そこから彼は度々別の人格に変わってしまう。
監督のファレリー兄弟は「メリーに首ったけ」が大ヒットして一躍有名になった人たちです。
今回もエッチなコメディということで笑わせてもらおうと思ってみたのですが、それほど
笑わせてもらえなかったのが残念でした。
最後の指がふっとんでしまうシーンは必要だったのでしょうか?(最後の最後にあるネタの
前振りではあるけれども。。)
ちなみにレニー・ゼルウィガーはこの当時ジムが付き合っていた女優です。
'01.7.9

2000年米映画
監督/ボビー・ファレリー&ピーター・ファレリー 出演/ジム・キャリー レニー・ゼルウィガー
普通じゃない
トレスポのスタッフによってつくられたラブコメディである。
トレスポにも出ていたユアン・マクレガーと最近売れまくっているキャメロン・ディアスが
主演である。
会社が掃除ロボットを導入することによりクビになったユアンが怒って
社長の娘(キャメロン)を誘拐する。
しかし、誘拐の経験のないユアンはキャメロンに命令されるようになる。
身代金の額が少なすぎると言われて値上げするシーンは、
日本映画の「大誘拐」のおばあちゃんを思い出した。
二人は共に生活するうちにひかれていくというストーリーであるが
なぜかこの映画には天使が二人登場して、天使たちは主役の二人をくっつけないと
天国に帰れないという命を受けているのである。
天使のうちの一人であるホリー・ハンターが僕は好きなのですが
この映画では、頭打ち抜かれるわ、車ごと崖から落とされるわと最悪の状態である。
(しかし、天使なので死なない。。さながらゾンビのようである。) '99.11.6

1997年米映画
監督/ダニー・ボイル 出演/ユアン・マクレガー キャメロン・ディアス ホリー・ハンター
不夜城
新宿歌舞伎町で故買屋をやっている健一のもとに、
夏美から「売りたいものがある」と電話が入った。
健一の元相棒のフーチュンが戻ってきたのだ。
フーチュンは上海マフィアのボス・チョンクイの部下を殺して逃げていた。
原作を読んでいないのでわけわからんかった。今度読んでみようと思った。

1998年日作品
監督/リー・チーガイ 出演/金城武 山本未来 椎名桔平

冬のソナタ
高校時代に相思相愛になったけれども12月31日に交通事故で
死んでしまったジュンサン(ペ・ヨンジュン)を想い続けているユジン(チェ・ジウ)。
ジュンサンを想いながらも幼なじみのサンヒョク(パク・ヨンハ)と婚約している。
婚約式の日にユジンはジュンサンにそっくりな人を見かけ、彼を探しまわる。
その彼はユジンの仕事相手ミニョン(ペ・ヨンジュン)で、ジュンサンとは別人
であった。しかし、ユジンはミニョンにジュンサンを重ねてしまい、次第に
二人は惹かれ合い始める。

日本でも大ブームになった「冬ソナ」です。
映画じゃないんですが、はまってしまったので紹介します。
日本じゃこんな純愛ドラマないです。そしてこんなにクサイドラマもないです。
ミニョンのおかんが動揺したときにコーヒーをこぼしまくるシーンは笑えます。
最近の日本のドラマはすぐエッチしてしまうのですが、
これはちょープラトニックで、20話のうち3回しかチューしません。
しかもディープキスなど一度もなく爽やかです。
韓国人はこんなに貞操感が日本人と違うのでしょうか?
それと気になったんですが、酒飲んで車運転してるシーンありません?
韓国は飲酒運転オッケーなんでしょうか?
話を戻しますが、ドラマ見て久々に泣きました。しかも3回。
一回目はチェリンに「ユジンは悪女で初恋の人に似ていると言って男を誘う」と
教え込まれてユジンを少し嫌な奴と思っていたミニョンが、本当に初恋の人に
彼が似ていることを知ったシーンで、二回目は、ユジンがミニョン=ジュンサンで
あることに気づいたシーン、三回目は最後のシーンです。
まだ見てない人は一度見てみて下さい。必ずはまりますから。
なお、第1話は我慢して見て下さい。第2話から面白くなるので。 '04.7.30

2002年韓国ドラマ
監督/ユン・ソクホ 出演/チェ・ジウ ペ・ヨンジュン パク・ヨンハ
フライトプラン
夫がビルから飛び降り自殺してしまったカイル(ジョディ・フォスター)は、
娘と共に夫の亡骸を乗せた飛行機でベルリンから故郷のニューヨークに向かう。
機内でうたた寝してしまった彼女が目を覚ますと隣に座っていた娘がいない。
機内を探し回るが娘は見つからず見た者もいない。
娘は消えてしまったのか、それともカイルが死んだ娘がいるという妄想を
抱いているのか。。

久々のジョディ・フォスター主演作品です。
CMも結構面白そうだったので見てみました。感想は、期待はずれでした。。
娘がいなくなって混乱するのは分かるんですが、すぐに誘拐だと言い始めるし
自分が飛行機の設計に携わっているからといって勝手に照明を切ったり
無茶苦茶していて、他の乗客がかわいそうで仕方なかったです。
だから全くカイルに感情移入することはできないし、むしろ鬱陶しい気すらして
娘が本当に誘拐されてたと分かっても良かったとは思えませんでした。。
まあそうじゃなかったらただのおかしいおばちゃんやけど。。
あと、あんなに広い飛行機ってあるんですね〜。
いつも僕は狭いエコノミークラスの飛行機しか乗ったことないんで。。
'06.3.4

2005年米映画 監督/ロベルト・シュヴェンケ
出演/ジョディ・フォスター ピーター・サースガード ショーン・ビーン
プライベート
・ライアン
アカデミー賞確実とアメリカで大絶賛のスピルバーグ監督の大作
ということで見に行ってきました。
反戦映画であることはよくわかったのですが、
10人の兵士が一人の兵士を助けに行くという設定がうーんという感じでした。


1998年米映画
監督/スチーブン・スピルバーグ 出演/トム・ハンクス マット・ディモン

プラダを着た悪魔
大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークにやってきたアンディ(アン・ハサウェイ)。
ファッションに興味の無かった彼女にひょんなことから一流ファッション誌
RUNWAYの編集長ミランダ(メリル・ストリープ)の助手という職が巡ってくる。
しかしミランダは悪魔のような女で無理な要求を朝から晩までやらされ、
これまで何人も辞めていったという職場だった。。
初めはミランダの仕打ちにグチっていた彼女だったが、ある出来事から目覚め、
ファッションも仕事もどんどん向上していき、次第にミランダに認められるように
なっていくが、私生活が犠牲になっていくのであった。。

20代の新人女性作家による大ベストセラーになった小説の映画化である。
元々はダサイ格好をしていたアンディが美しく有能に成長していくという内容
ですが、どう見ても元から「太っていてスタイルも悪い」(とミランダに言われる)
ようには見えない。。
ちなみにブランド品はおそらく会社から借りているのだと思いますが、
社員はみんなそんなことしてOKなのか?それとも彼女だけ特別?
まあそんなつっこみは置いておくとして、彼女が成長していくストーリーは
面白いし、最後の選択も共感が持てました。
そして全てを引き締めているメリル・ストリープの演技が良かったです。
ただ、僕にはファッションがよく分からないので面白さは半減かもしれません。
有名なモデルやデザイナーが本人役で出演しているらしいので。。
'07.1.1

2006年米映画 監督/デヴィッド・フランケル
出演/メリル・ストリープ アン・ハサウェイ スタンリー・トゥッチ
フラッド
現金輸送をするクリスチャン・スレーターと金をねらうモーガン・フリーマンの大雨の中の対決
と思っていたら途中から仲間になってしまうという驚きの映画でした。
モーガン・フリーマンの悪役ってかっこええなあと思ってたのに。。
牢屋で水死しそうになるシーンは、はらはらしてとても見ごたえがあった!
ミニー・ドライバーってそういえば「グッド・ウィル・ハンティング」にも出てたよなあ


1998年米映画
監督/ミカエル・ソロモン 出演/クリスチャン・スレーター モーガン・フリーマン 
                 ミニー・ドライバー

ブリジット・ジョーンズ
の日記 きれそうな
私の12ヶ月

30代で独身の太ったOLをコメディタッチで描いて大ヒットした映画の続編です。

前作でマーク(コリン・ファース)とめでたく付き合うことになったブリジット
(レニー・ゼルヴィガー)。ところが弁護士協議会の晩餐会で美人のレベッカと
仲良くするマークを見て嫉妬のあまり大喧嘩したり、結婚についてまだ考えて
いないと言うマークについにキレて飛び出してしまう。。

前作を見てからかなり経っているのでかなり内容を忘れていたのですが、
結構笑わしてもらったこととレニーが役作りのためにかなり太ったということ
は覚えていました。
今回は前作以上に太ったレニーが見られたのですが、ストーリーとしては
無理矢理パート2を作ったという印象が強くてあまり笑えませんでした。。
おバカなヒュー・グラントは最高でしたが。
ただ、流れている音楽はビヨンセ、ザ・ダークネスといった最近の人から
10cc、スティングなどすごく豪華でした。 '05.5.26

2004年米・英映画
監督/ビーバン・キドロン 出演/レニー・ゼルヴィガー ヒュー・グラント 
                    コリン・ファース
プリシラ
女装の男の芸人三名が田舎でショーをやるために、プリシラ号と名乗る彼らのバスで
オーストラリアの砂漠地帯を走る。
友達の家の大画面で友達大勢と見ていたのでややしっかり見ていない部分もあったので
てっきりアメリカの砂漠やと思ってたら、オーストラリアやったのか。。。
しかしすごい作品やなあ。。おかまが3人バスで旅する。センスがすごすぎ
砂漠で立ち往生しても化粧して踊ってるという危機感まるで無しというのも笑えた。

1994年豪作品
監督/テレンス・スタンプ ヒューゴ・ウィーヴィング ガイ・ピアース

プリティ・ブライド
「ノッティンヒルの恋人」と同時期に上映されたジュリア・ロバーツの恋愛映画である。
タイトルが意味するとおり「プリティ・ウーマン」以来のリチャード・ギアとの共演です。
新聞のコラムニストであるギアは、飲み屋で聞いたある女性の話をとり上げる。
それはある田舎町で3回結婚式をして3回とも式の途中で逃げたロバーツの話であった。
彼女はコラムを見てコラムは間違っているという苦情の手紙をだし、ギアはクビになってしまう。
彼はコラムの内容の真偽を確かめに田舎町に出かける。
彼女は4回目の結婚式をひかえていた。しつこい取材に初めは嫌がっていたロバーツも
次第に彼に惹かれていき、そして婚約者を捨ててギアと結婚することになる。
しかし結婚式の途中でまたもや彼女は逃げ出してしまう。。
コラムに顔写真付きで載せているというのはすごいと思う。
結婚式のリハをやってるときのシーンはなかなか笑える。
最後はやはりお決まりのハッピーエンドやし。。
でも「ノッティンヒル・・」のほうが面白かったと思う。 '00.8.21

1999年米映画
監督/ゲイリー・マーシャル 出演/ジュリア・ロバーツ リチャード・ギア
フル・モンティ
イギリス北部の町シェフィールド。妻と離婚し、失業中のガズは、息子の共同親権を得るため
養育費700ポンドを工面しなければならない。そのためにストリップで一儲けしようとする話。
ばか映画である。しかし、アメリカのばか映画と違ってイギリスのばか映画は、ばかの中に
哀愁が漂っている。何かほの悲しいものを感じながらも笑わせてくれる。
久しぶりのイギリス映画だったが良かった。


1997年米作品
監督/ピーター・カッタネオ 出演/ロバート・カーライル トム・ウィルキンソン

ブレーキ・ダウン
妻を誘拐された男の奪回劇を描いたサスペンスアクションである。
短い映画ですがよくまとまっていて良かったと思った。
見ていてスピルバーグ監督の「激突」を思い出した。


1997年米作品
監督/ジョナサン・モストゥ 出演/カート・ラッセル キャスリーン・クィンラン

ブロークン・アロー
核弾頭を盗み合衆国を脅迫する空軍兵士と、それを追う部下との戦い。
「男たちの挽歌」のジョン・ウー監督のアクション映画である。
個人的に香港映画が大好きなので、ウーがハリウッドに進出したのはとても嬉しい。
見るのは二回目だったのだが、細かいところを指摘するとかなり無理があるのだが
そんなところはそれを補ってあまりある内容でカバーしている。
トラボルタの悪役もかっこよくていい!


1995年米作品
監督/ジョン・ウー 出演/クリスチャン・スレーター ジョン・トラボルタ サマンサ・マシス

ペイ・バック
妻と友人とともに14万ドルを盗んだメルが、ふたりに裏切られて殺されかける。
九死に一生を得た彼は妻に会いに行くが、組織に入っている友人によって薬中毒にされており
死んでしまう。 彼はとられた7万ドルを取り返す事と復讐に立ち上がる。
はじめから最後まで青っぽい画面で展開されていて凝ったつくりのようだが内容が。。
この映画はメルの出世作「マッド・マックス」を意識したっぽい感じである。
終わりもあっけなくてなんかなあ。。
恋人役の女性がERに出ている人だったのでちょっとびっくりした。 '00.3.25

1999年米映画
監督/ブライアン・ヘッジランド 出演/メル・ギブソン グレッグ・ヘンリー
べガスの恋に
勝つルール

ウォール街で働くキャリアウーマンのジョイ(キャメロン・ディアス)は
婚約者の誕生日に振られてしまう。
父親の経営する工場で働いていたジャック(アシュトン・カッチャー)は
真面目に働かないため、解雇されてしまう。
ジョイは親友と気分を晴らすためラスベガスに遊びに行くが、そのホテルで
ダブルブッキングした相手がこちらも親友と気晴らしに来ていたジャックだった。
偶然出会った二人は意気投合し、一晩中バカ騒ぎするが、朝、目が覚めると
二人は酔った勢いで結婚していたのだった。。
正気に戻った二人は結婚の無効手続きをしようとし、別れようという時に
ジャックがジョイの25セント硬貨を投入したスロットが300万ドルの大当たりとなる。
お互いが所有権を主張し裁判になるが、裁判官は二人が結婚生活を続けようと
努力しなければ婚姻を無効にはできない、とし、300万ドルの差し押さえと
6ヶ月間の夫婦生活を命じるのであった。。

ラブコメディといえばキャメロン・ディアスということで彼女の主演映画です。
無茶苦茶な状況での偽装結婚(?)という展開はよくある話ですが、
おもしろかったです。
ジョイは振られた婚約者への未練があって、彼とジャックとの間で揺れる
といった内容が盛り込まれたらもうちょっと深みが出たかもしれませんが、
軽い内容の方がコメディとしてはよかったのかなあ。。
すぐに裁判に持ち込むという展開がアメリカ映画らしいです。
まあ大金がかかってるし、当たり前かもしれませんが。。
裁判官があんな判決を現実にするとは思えないのですが笑えます。 '09.1.2

2008年アメリカ映画 監督/トム・ヴォーン
出演/キャメロン・ディアス アシュトン・カッチャー ロブ・コードリー
ベスト・キッド

母と二人でアメリカから北京に移り住んだドレ(ジェイデン・スミス)は、
文化や習慣の違う新しい生活に馴染めず、地元のカンフー少年達に
いじめられるようになってしまう。
ある日、マンションの管理人であるハン(ジャッキー・チェン)に助けられたドレは
ハンがカンフーの達人だと知り、自らの身を守るために弟子入りするのであった。

1984年の同名映画のリメイクである。
いじめられっ子が風変わりな達人から教わって大会で戦うという
基本的なストーリーは変わっていないものの、空手がカンフーに変わっていたり、
舞台が中国になったりしています。
箸でハエを捕まえるシーンをパロっていたりと元の作品を見ていたら
より楽しめる作り方がなされていました。
元の作品で主人公が片足を怪我しながら鶴の舞で戦うシーンがあったのですが、
相手を蹴った後、怪我している足で着地していて、「それは痛すぎるやろう」と
思いながら見た記憶があったのですが、今回はそこが改善されていました(笑) '11.1.26

2010年アメリカ映画 監督/ハラルド・ズワルト
出演/ジェイデン・スミス ジャッキー・チェン
ベストフレンズ
ウエディング

ジュリア・ロバーツのお得意なラブコメディ映画である。
男女間の友情で結ばれたジュリアの親友であるダーモットが結婚すると聞いて、彼女は彼が
好きである事に気づき、なんとか結婚をつぶそうとする。
そして結婚式の当日に彼にキスをしてしまい、そこを婚約者キャメロンにみられてしまう。
逃げ出した婚約者を追いかけた親友をみて彼女は自分の愚かさに気づき彼女を探しに行き
彼と結婚するよう頼む。。
ホモであるジュリアの友人に彼女は助言を求めたりするのだが、彼のキャラクターが
とてもよくて笑いまくってしまった。
内容としてはメグ・ライアンが出ていた「フレンチキス」とよく似ているなあ。。 '00.10.25

1997米映画
監督/P.J.ホーガン 出演/ジュリア・ロバーツ ダーモット・マローニー キャメロン・ディアス
ベリー・バッド・
ウェディング

美しいローラ(キャメロン・ディアス)との結婚を間近に控えたカイル
(ジョン・ファブロー)は、悪友4人とラスベガスにバチュラ・パーティに出かける。
彼らはホテルに娼婦を呼び、友人のマイケルがバスルームでSEX中に
壁の杭が娼婦の頭に突き刺さり死んでしまう。
しかも騒いでいた彼らの様子を見に来た警備員が死体を見てしまったため
彼らは警備員を殺害してしまう。
焦る4人にリーダー格のボイド(クリスチャン・スレーター)は砂漠に死体を
バラバラにして埋めようと発案する。。

非常にブラックな映画でした。
クリスチャン・スレーターとキャメロン・ディアスという有名どころが出ていて
しかもジャケットはラブコメを想像させていたため、見て唖然としました。
いきなりドラッグ&セックスという展開ですから。。
ブラックコメディが笑えたらいいのですが、どうも笑えませんでした。
最後になってようやくまともな出番があるキャメロン・ディアスですが、
彼女の暴走ぶりは面白かったです。
ただ、結末はブラックコメディというには後味が悪すぎて嫌でした。。 '07.6.30

1998年米映画 監督/ピーター・バーグ
出演/クリスチャン・スレーター キャメロン・ディアス ジョン・ファブロー
変身
大学病院の研究室で目を覚ました成瀬純一(玉木宏)は自分がなぜ何カ月も
昏睡状態にいたのか記憶がないため分からなかった。
回復してきた彼は担当医師から自分が不動産強盗に銃で撃たれ、脳の
移植手術を受けたことを聞き出すが、ドナーが誰かは聞くことができなかった。
退院した彼は恋人の恵(蒼井優)との楽しい生活に戻るはずであったが、
次第に違和感を感じ始め、彼女を愛せない自分に気付き始める。
さらに、すぐに怒りを感じる性格となり、人に殺意まで抱くようになり、
自分が自分でなくなっていく恐怖を覚え始めるのであった。。

東野圭吾さんの小説の映画化です。
東野さん原作の映画で見たのは「秘密」「手紙」に続いて3作目になります。
原作を読んだのが10年くらい前で詳細には覚えてなかったので
小説との比較は困難ですが、単純に映画として面白かったです。
初めてのふたりのデートでサンドイッチを落とすシーンは
あまりにわざとらしかったのですが、初々しくてよかった。
蒼井優さんの出演の映画は「ハチクロ」以外は見たことがなかったのですが、
変わってしまう純一を一途に愛する役がよかったです。
残念なのは純一の自分が変わっていく恐怖があまり描かれていなかった
ことです。小説はその描写がリアルでよかったのですが。。
最後の別れのシーンは同じ部屋にいた医者は何をしてたんや!と
ツッコミたくなりますが、泣かせるシーンでした。 '09.1.18

2005年日本映画 監督/佐野智樹
出演/玉木宏 蒼井優 佐田真由美 釈由美子
ブロークン・アロー
核弾頭を盗み合衆国を脅迫する空軍兵士と、それを追う部下との戦い。
「男たちの挽歌」のジョン・ウー監督のアクション映画である。
個人的に香港映画が大好きなので、ウーがハリウッドに進出したのはとても嬉しい。
見るのは二回目だったのだが、細かいところを指摘するとかなり無理があるのだが
そんなところはそれを補ってあまりある内容でカバーしている。
トラボルタの悪役もかっこよくていい!


1995年米作品
監督/ジョン・ウー 出演/クリスチャン・スレーター ジョン・トラボルタ サマンサ・マシス

ボーイズ・ライフ
母親の再婚相手である義父との確執(虐待)に悩む少年の映画である。
幼き頃のディカプリオが見られたのがよかった。デニーロ相手に堂々とした演技だった。
やっぱりディカプリオは演技がうまいのねと思った。

1993米作品
監督/マイケル・ケイトン・ジョーンズ 出演/ロバート・デニーロ エレン・バーキン 
                           レオナルド・ディカプリオ
暴走特急
セーガル扮するケイシー・ライバックは元ネイビー・シールズの
秘密戦闘員で凄腕料理人。姪のセーラと休暇のために列車に乗り合わせるが、
ロッキー山脈を走行中、テロリスト集団 に乗っ取られる。
またしてもコックなのに秘密戦闘員!!
沈黙シリーズの第三段!! 
第二段がすべりに滑ったので頑張ったらしく面白い出来である。
監督もやめたし。。。
でも、思いっきり肩に弾が当たってるのに
「大丈夫だ、弾は貫通している」と言って、平気で戦ってるところがすごい。。


1995年米作品
監督/ジェフ・マーフィー 出演/スティーブン・セーガル エリック・ボゴシアン 
                    キャサリン・ヘイグル

僕の彼女は
九尾狐<クミホ>
アクションスターになろうと演劇科の大学に通うテウン(イ・スンギ)は
とある寺の掛軸に封印された狐の絵に9本の尾を描いてしまい、
500年以上閉じこめられていた九尾狐の封印をといてしまう。
九尾狐:ミホ(シン・ミナ)は開放してもらったお礼に山中をさまよって重傷を
負ってしまったテウンの体に大切な狐玉を入れることで助けるのであった。
いやがるテウンにつきまといながら人間界やテウンを好きになってきたミホは、
半人半妖のトンジュ(ノ・ミヌ)に出会い、彼から人間になる方法
(トンジュの血を少しずつ飲み、人間の気を100日間吸収した狐玉を再びミホの
体へ満たす)を教わり、テウンに100日間狐玉を体に入れてくれるよう頼むのであった。。

「最強☆彼女」のシン・ミナが九尾狐を演じたラブ・コメディである。
脚本のホン姉妹は「マイガール」や「快傑春香」など面白い作品を多く手がけています。
今回もなかなかの面白さだったのですが、トンジュ先生がかわいそうでした。
人間の愛を信じられなかった彼が最終的には二人の愛によって
気づかされるという内容は素晴らしいと思うのですが、
同じ顔した好きな女性ふたりに去られるって。。
まあミホが死にそうになるのもトンジュ先生のせいなんですけどね。
結末に触れてしまいますが、最後にいなくなってから帰ってくるまでの展開が
早すぎて待ちこがれた感が薄かった気がします。
もうちょっとミホがいなくて苦しむテウンの姿がほしかった。
あと、最終的にはめっちゃ嫌な奴になってましたが、テウンの先輩ヘインを
演じていたパク・スジンはかわいかった。
「花より男子」のソ・イジョンの初恋の役はよかったなあ。 '11.6.29

2010年韓国ドラマ 監督/プ・ソンチョル
出演/イ・スンギ シン・ミナ ノ・ミヌ パク・スジン
僕の彼女はサイボーグ
毎年一人で誕生日を祝う大学生ジロー(小出恵介)は、2007年も
一人レストランでパスタを食べながら誕生日を祝っていた。
そんな彼の前に突然美しい女性(綾瀬はるか)が現れ、
楽しい数時間を過ごすが、彼女は去ってしまう。
それから1年後、彼女に再び会えることを期待して同じ店に行った彼の前に
あのときの彼女にそっくりな女性が現れる。
しかし、その女性は、事件に巻き込まれ悲惨な人生を送った未来のジローが
過去の自分を守るために送り込んだサイボーグであった。。

「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」に続く作品として
クァク・ジェヨン監督が日本映画として撮影した作品です。
物語的には面白いと思うのですが、設定や展開に粗さを感じてしまう内容でした。
そもそも東京でマシンガンぶっ放す事件なんて起こらんやろ。。
ジローの昔の田舎に行くシーンはいらなかったと思います。
行くときのバスの中でゆで卵を食べるのも日本人にはありえない
(韓国映画では電車の中で食べているシーンをよく見るので、韓国人は
よく食べるんでしょうけど。。)
キャスティングとしてサブで出ている人が最近売れてきている人が多くて驚きました。
ジローの大学の友人は「ROOKIES」でも小出恵介と共演していた桐谷健太。
未来の女学生は「蛇にピアス」の主演である吉高由里子。
なかなか旬な人が出演してました。
あと、2007年のジローと女性の別れのシーンで、ジローが渡したフィギュア
(綾波レイ?)はどこへ行ったのか?
最後のネタばれリプレイのシーンでは渡すところがカットされてた気が。。 '08.11.25

2008年日本映画
監督/クァク・ジェヨン 出演/綾瀬はるか 小出恵介 桐谷健太
僕の彼女を紹介します
「猟奇的な彼女」の監督クァク・ジェヨンと主演チョン・ジヒョンが再び組んで
つくったラブファンタジー映画である。
熱血婦人警官のギョンジン(ジヒョン)がひったくりと間違えて逮捕したのが
高校教師ミョンウ(チャン・ヒョク)であった。
この出会いから二人は急速に惹かれ合い恋に落ちる。
しかし、とある事件により二人は引き裂かれてしまうこととなる。。

ジヒョンのキャラは「猟奇的」とほとんど一緒で、相変わらず相手役がやられまくる
という設定になってます。
ストーリーはかなり無茶苦茶で、必要ないところが多々あるように思いました。
車で旅をしていて、いきなり落石にあって川に転落するような危険な場所が普通あるか? 
そしてこの死にかけるストーリーは必要か?などつっこみどころ満載なのが韓国映画の
醍醐味といえばそうなんですが。。
でもやっぱり最後は感動して涙出まくりでした。賛否両論みたいですが、
エックスの曲が流れるのもなかなか懐かしくて良かったです。
途中まで「変な邦題つけたなあ」と思ってましたが、
最後まで見てこの邦題の意味がよく分かりました。なるほどって感じでした。 '05.1.6

2004年韓国映画
監督/
クァク・ジェヨン 出演/チョン・ジヒョン チャン・ヒョク
僕の彼女を知らないと
スパイ
北朝鮮の特殊工作員であるゲスン(キム・ジョンファ)は、
工作員の大金を持ち逃げしたキムを捕まえるために韓国入りをする。
韓国に潜伏する工作員仲間の家に住みながら、キムが目撃されたという
バーガーショップでキムが現れるのを待ちかまえていたが、
ふとしたきっかけによりヒョジンという偽名で店で働くことになる。
美しい彼女は近くの予備校で有名となり、そこに通うゴボン(コン・ユ)は
彼女に一目惚れする。
そして彼の友人が運営する「彼女を知らないとスパイ」という
インターネットサイトに写真を掲載する。
そのことを知ったヒョジンは、スパイの自分が有名になることを恐れ、
ゴボンに近付いてサイトから写真を消すよう頼む。
この出来事をきっかけにして二人は逢うようになり次第に親密になっていく。
そんなある日ゴボンの家に入隊の通知が届くのであった。。

「1%の奇跡」のキム・ジョンファが主演のラブコメディである。
北朝鮮の工作員との恋といえば「シュリ」が有名ですが、
あっちほどシリアスでなくてかなり軽いです。
ふたりが親密になっていってお互いの手が触れるんだけどつなげないシーンが、
心の葛藤とかいろいろと考えさせてくれてすごく良かったです。
ただ、ちょっとした小ギャグは必要ないと思います。
韓国に潜伏するときにずっこけたり、水かきを忘れたりするギャグは
いらないでしょ?
それから、初めて出会ったシーンでヒョジンはなんでレインコート着てたんだ?
しかも黄色!スパイがあんなに目立つ色のレインコート着たらあかんでしょう。
友達とおもちゃの銃で二組に分かれて戦闘するところで、
ゴボンがヒョジンの前で撃たれるので、最後にはゴボンが入隊して
本当の銃撃戦に遭ってヒョジンの前で撃たれることを暗示してるのかと思って
見てたんですが、全然違いました。
ということはおもちゃの戦闘シーンはいるのか?
まあ最後の別れのシーンはちょっとじーんときました。
内容は軽かったけど面白かったです。
あと、コン・ユってどっかで見たと思ったら「同い年の家庭教師」に
クォン・サンウの同級生で番長のライバルとか言いながら、
いつもサンウに負けていた役で出てたんですね〜。
'05.12.22

2004年韓国映画
監督/パク・ハンジュン 出演/キム・ジョンファ コン・ユ
僕の、世界の中心は、
君だ。
高校生のスホ(チャ・テヒョン)は目立たない存在だったが、
同級生のスウン(ソン・ヘギョ)から好意を抱かれる。
スウンは学校のマドンナ的存在だったため、周りから嫉妬を受けるが
次第に公認のカップルとなる。
ある日、二人は友人の計らいで島に旅行に行くことになり、
お互いをかけがえのない存在だと深く認識し合う。
しかし、朝に彼女は突然倒れてしまい、病院に運ばれる。。
スホは貧血だと聞かされていたが、実際は白血病だったことを
ナースステーションの会話を聞いて知ってしまう。。
次第に衰弱していくスウン、二人は再び思い出の島に行こうと病院を抜け出すが、
台風のため船は欠航しており、思いを遂げることは出来ないのであった。。

「オールイン」のソン・ヘギョと「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョン主演の
ラブストーリーです。ソン・ヘギョはこれが映画初出演だそうです。
タイトルを見ても分かると思いますが、「世界の中心で愛を叫ぶ」のリメイクです。
ちなみに僕はその情報なしに見ていたので、
途中から「これってセカチューのパクリちゃうの?」と思いながら見てました(笑)。
ストーリー的にはほとんど同じですが、現在のスホには婚約者がいないところとか
現在と過去の回想が交錯する展開ではなくシンプルになってます。
それから考えると「セカチュー」には内容的に及ばない気がしました。
韓国のドラマや映画は年齢に無理がある役柄が結構あるんですが、
この映画は二人とも高校生役がはまってました。
チャ・テヒョンは30歳で高校生役が出来るってすごくないですか(笑)
でもテヒョンはちょっと抜けてるけど純粋な役を演じたらピカイチですね。 '06.12.29

2006年韓国映画
監督/チョン・ユンス 出演/ソン・ヘギョ チャ・テヒョン
僕の初恋をキミに捧ぐ
幼い頃から心臓病を患い、20歳まで生きられないと宣告されていた逞
(岡田将生)と主治医の娘である繭(井上真央)は、幼い頃から
お互い好きだったが、中学三年になった逞は、いずれ死んでしまう自分は
繭を悲しませるだけだと別れる決心をし、敢えて全寮制の進学校へと進路を決める。
しかし、繭は逞を追うため猛勉強をして同じ学校に入学するのであった。

青木琴美による少女漫画、いわゆる「僕キミ」の実写映画である。
好きだけど長く生きられないから離れようとする逞と、好きだから
絶対に離れない繭のストーリーは、明らかに泣かせる話なのですが、
分かっていても泣いてしまいました。
ちょっと原作と設定の違う昂さまが突然事故るという展開が
無理やりな感じがして違和感を感じました。
まあ、原作の時からお笑いキャラの昂さまが、途中で植物人間という
シリアスなキャラに変わるのに違和感を感じていましたが。。
原作では結末を曖昧にして読者に想像させていたのですが、
映画でははっきりと描いています。
個人的には原作のままの曖昧な結末がよかったです。 '10.8.1

2009年日本映画 監督/新城毅彦
出演/井上真央 岡田将生 杉本哲太  仲村トオル
ボクらはいつも恋してる!
香港アカデミー賞を総なめした前作「君さえいれば」の続編である。
「前回までのあらすじ」
作曲家レスリーに恋したアニタは男性新人歌手のオーディションに男装して参加する。
合格した彼女は男としてデビューし大ヒットする。
最終的には彼に女である事をばらしてふたりは結ばれる。
「今回」
同居を始めた2人であるが生活習慣の違いがふたりをすれ違わせる。
それとともにアニタが男と一般的に認知されているためレスリーはゲイ呼ばわりされる。。
そんな時に下の部屋に女性が入居してくる。そして奇妙な三角関係となる。。
レズのばか女役のテレサがいい味だしてます。
かなりこの映画は大御所であるレスリーが脇役にされてしまってるような。。 '00.1.22

1996年香港映画
監督/ピーター・チャン 出演/レスリー・チャン アニタ・ユン カリーナ・ロウ テレサ・リー
火垂るの墓
この映画ははっきりいってかなりヘビーだった。
妹を助けるために空襲が始まると人の家から物を盗んでそれを売り
彼女に食べさせて飢えをしのぐ。
しかしその甲斐もむなしく妹は栄養失調によって死んでしまう。
彼女はその幼さゆえにピュアであり、そして蛍のようにはかなく亡くなってしまう。
戦争は二度と繰り返してはならないもの、と僕に強くうったえるものがあった。 '99.9.2

1988年日作品
監督/高畑勲 
ポネット
4歳のポネットのママは事故で死んでしまった。
幼いポネットに解るのはママ がいないこ事だけ。
きっと会いに来てくれると信じママを待ち続けるポネット。
96年ヴェネチア映画祭史上最年少で主演女優賞を受賞した。
久々のフランス映画だったが、見終わって疲れた。。


1996年仏作品
監督/ジャック・ドワイヨン 出演/ヴィクトワール・ディヴィソル グザヴィエ・ボーヴォワ

ボルト
人気テレビドラマのスーパーヒーロー犬を演じる「ボルト」は、製作会社によって
番組内のストーリーを現実だと思いこまされており、自分はスーパーパワーを
持っていると思っていた。
ある日の撮影で、ボルトが守る少女ペニーが悪の親玉ドクター・キャリコに
さらわれてしまったため、それを現実と信じているボルトは、彼女を助けようと
あやまって撮影所からの宅配箱に入ってしまい、NYに運ばれてしまう。。
初めて現実世界に飛び出したボルトは、スーパーパワーを使おうとするが
使えないことが理解できずにいた。。

久々にディズニーアニメ映画を見ました。
最初に見る側までボルトはスーパーヒーロー犬だと思わせる見せ方はよかった。
そして現実が理解できないボルトが笑えました。
発泡スチロールがスーパーパワーを奪うものだと信じているのも面白い。
最終的に火事の時にスーパーボイスを発するという演出も上手いと思います。
儲けることしか考えないマネージャーの「ピンで留めて保留する」のも
いいキャラ出してました。 '10.5.7

2008年アメリカ映画 監督/クリス・ウィリアムズ バイロン・ハワード
ホワイトクリスマス
恋しくて、逢いたくて

1995年の冬、おもちゃ(?)会社に勤めるソヌ(スンホン)はバスの中で
見かけたジヒ(ヒソン)に一目惚れする。
そして毎日会社の机に届けられている花といつも鳴る電話の向こうから
聞こえる音楽を不思議に思っていたが、ある日、電話と同じ音楽が流れる
花屋を見つけ、そこで働くジヒが届けてくれていると確信する。
クリスマスにジヒをデートに誘うが彼女は事件に巻き込まれ命を落としてしまう。
3年後、事件のあったホテルのエレベーターで彼女を想っていたソヌは
事件の24時間前にタイムスリップする。。

「秋の童話」「夏の香り」などのスンホンと「悲しい恋歌」のヒソンが出演した
ラブファンタジーである。
初めの方は展開がわかりにくく、どこからが現在でどこからが3年前の回想
シーンなのかが難しくて混乱しました。監督が故意にそうしたのかなあ。
途中からもう一人の主役スジン(キム・ヒョンジュ)を中心に話が進みだして
交錯するストーリーが理解できるとそれなりに面白かったです。
ヒソンは化粧キツイです。結局脇役っぽいし。。
邦題はかなりいい加減な気がします。原題は「カラ」で、映画の重要なアイテム
である花の名前になっていてこっちの方が良いです。 '05.7.6

1999年韓国映画
監督/ソン・ヘソン 出演/ソン・スンホン キム・ヒソン キム・ヒョンジュ
ホワイトハウスの陰謀
ホワイトハウスで若い女性が他殺死体で発見された。事件の担当は、
刑事リージスと補佐するシークレットサービスのチャンス。
官邸内の事件だけに厳重機密の中、容疑者として浮かんできたのは、
被害者と関係のあった大統領の息子カイル、警備主任ニックス、大統領ジャック、そして....。
そのときどきにはらはらするシーンがあってそれなりに見所はあるのだが
先が見えていることとあまり印象に残る場面がなかった事が残念だった。
ダイアン・レインが「復活するか?」という兆しを見せた頃の映画だ。
(結局、最近はあんまりでてこなくなってしまったが。。)

1997年米作品
監督/ドワイト・リトル 出演/ウエズリー・スナイプス ダイアン・レイン
ホワイト・バレンタイン
ジョンミン(チョン・ジヒョン)は、小学生の頃、年齢を偽ってヒョンジュン
(パク・シニャン)という大人の男性と文通をしていたが、
彼女を訪ねて町に来た彼に会うことが出来ず、文通は終わる。
その後、彼女は20歳になり、町の本屋でおじいちゃんを手伝いながら
絵を描いて暮らしていた。
そこに多忙な仕事のなかで愛する人を失い傷ついたヒョンジュンが
引っ越して来て鳥屋を始める。
ふたりは過去の文通の相手だと知らないまま、彼が白い鳩に付けて
死んだ女性に出した手紙を通じて再び巡り会う。。

「イルマーレ」のチョン・ジヒョンの映画デビュー作だそうです。
「パリの恋人」のパク・シニャンがロン毛なのが気持ち悪いです(笑)
淡々と進むストーリーが見ていてなんとなく心温まる気持ちになりました。
ただ、結局どういうこと?と言いたくなるような内容でした。
伝書鳩の手紙のやりとりってレトロで良いと評価するか、
古いと評価するか微妙な気がしました。
赤い糸付けて飛ばすのも普通どっかに引っかかるだろうし。。
あと、結末の続きが気になります。ふたりは出会えるのか、
そしてふたりの関係はどうなるのか?
まあ、ジヒョンのファンだったら初々しい彼女が見られていいかもしれません。
'05.12.27

1999年韓国映画
監督/ヤン・ユノ 出演/チョン・ジヒョン パク・シニャン
香港国際警察
NEW POLICE STORY
銀行強盗を行い、自ら警察に通報して駆けつけた警察をマシンガンで撃ちまくる
というゲーム感覚な強盗集団が現れた。
香港警察のチャン警部(ジャッキー・チェン)は犯人のアジトを見つけ出しており
3時間以内に事件を解決すると豪語する。
特殊部隊の部下を連れてアジトに乗り込むが、強盗集団の残忍な罠に遭い
部下が一人一人殺されていき、自分だけが生き延びるのであった。
殺された部下には婚約者ホーイーの弟もいた。部下を失ってしまったチャンは
生き甲斐をなくし抜け殻になってしまう。。
堕ちていく彼の前に突然新たな相棒と任命されたシウホン(ニコラス・ツェー)
が現れる。チャンを立ち直らせようとするシウホン。
次第に立ち直ってきたチャンはシウホンと共に再び強盗集団と戦い始めるのであった。。

懐かしの香港国際警察シリーズの第5作目です。
第4作目から約10年経っているので久しぶりのポリスストーリーです。
これまでの香港国際警察におけるジャッキーの役どころのイメージは
やんちゃな若手警官のジャッキーが上司を無視して無茶をするという
展開だったのですが、さすがに彼も50歳を越えると上司役になるしかないんでしょうね〜。
なんとなく最近のジャッキー作品はストーリーがイマイチなことが
多かった気がするんですが、今回は金持ちの親に逆らう子供、
そしてゲーム感覚という時代に即したストーリーはなかなか良いです。
アクションも高層ビルを手錠とロープで垂直に下りたり、2階建てバスの
上でのアクションなど相変わらずすごいです。
相棒シウホンを演じたニコラス・ツェーは香港の若手No.1スターだそうで
それ以外にもスーパーモデルなどすごいキャスティングみたいですが
全然知らないのですごいことが全然分かりませんでした(笑) '06.10.22

2004年中国映画 監督/ベニー・チャン
出演/ジャッキー・チェン ニコラス・ツェー ダニエル・ウー
ボーン・スプレマシー
インド、ゴアでマリーと共に新しい生活を始めようとしていたボーン
(マット・デイモン)は未だに記憶が戻らず悪夢にうなされていた。
ある日、町で不審な男を見た彼はマリーと共に逃げようとするが、
車は河に落とされマリーは死んでしまう。。
場所は変わってベルリン。
CIA内部の公金横領事件を調べていたパメラは情報の取引を行っていたが、
何者かにCIA所員が殺され関係書類が奪われてしまう。
この事件の証拠として採取した指紋を照合したところ、ボーンの名が浮上する。
パメラはボーンを犯人として捜査し始めるが、次第にトレッド・ストーン計画に
近づき始める。。

失った記憶を取り戻そうとする元CIA諜報員を描いたシリーズで、
「ボーン・アイデンティティ」の続編です。
インド、ベルリン、モスクワと各地をスピード感のある展開で進んでいくので
時間の経過を感じさせませんでした。
ボーンは苦悩するというキャラクターなので仕方がないかもしれませんが
せっかくマリーと暮らし始めたのに即死んでしまうし、
その後もずっと味方がいなくて孤独というのが悲しいですね〜。
普通のアメリカ映画だったらヒロイン的な女性キャラが出てきそうなのに
出てくる女性はおばさんのパメラぐらいって。。
そのおかげで彼の孤独なかっこよさが出てるんですけど。。
あと、前作よりアクションやカーチェイスといったシーンが多くて良かったです。
前作と主題歌が同じなのも統一感があって良いです。
次回作を期待してます。 '05.9.6

2004年米映画
監督/ポール・グリーングラス 出演/マット・デイモン フランカ・ボテンテ
ボーン・
アルティメイタム
ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は自分の記憶を取り戻そうとしていた。
CIAの極秘プロジェクトによりボーンを暗殺者に育てたCIAは、プロジェクトの
凍結により邪魔者となった彼を抹殺しようと刺客を次々と送り出す。
ボーンはCIAの追跡をかわしながら、自身の記憶を辿る旅を続けるのであった。

ジェイソン・ボーンを主人公としたボーンシリーズの三作目であり、完結編である。
活字でストーリーを書くと数行になってしまいますが、
CIAとの緊迫したアクションは毎回面白いです。
3作とも見ているのですが、1作ごとの間隔が長いので、
僕自身が前作の内容を思い出しながら見てました。
すごく現代的な盗聴や衛星などを駆使していたのにもかかわらず
最後はFAXってのが面白かったです。
あと、記憶が戻ってもうちょっとスッキリする展開の方がよかったと思うんですが。。
ちなみに完結編といいながら続編が作れそうな終わり方でしたね。
'07.11.12

2007年米映画 監督/ポール・グリーングラス
出演/マット・デイモン ジュリア・スタイルズ ジョーン・アレン




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