岡山の建築
Okayama Architecture

作品 データ
1960 倉敷市立美術館
丹下健三研究室 岡山県倉敷市
倉敷の美観地区の近くにある美術館である。
もともとは倉敷市庁舎でした。
香川県庁舎のような水平性を強調した建築の特徴が見られる。
現在は美術館の用途になっているために入り口の前に
民族人形のようなものがおいてあるのですが、それがやたらと恐い。。 '99.9.10
1961 大原美術館分館
倉敷レイヨン営繕部(浦辺鎮太郎) 岡山県倉敷市
Docomomo100
Shizutaro Urabe/Okayama
倉敷を拠点に活動した浦辺鎮太郎が設計した美術館である。
周辺には多くの浦辺建築が点在しており、すぐ隣にも倉敷国際ホテルがあります。
敷地周囲にある路地に対して建物の外壁を塀のように巡らせ、
建物で囲まれた中央には芝生の庭をつくり、そこにエントランスを設けています。
外壁は玉石埋め込みコンクリート、白壁、ガラスブロックなどの素材をうまく組み合わせていて
波打つ屋根面はそのまま内部空間の天井に表れています。
路地を歩いていたらただの塀としか思えないくらい街並みに溶け込んでいました(笑)
'06.5.8
1963 倉敷国際ホテル
Kurashiki Kokusai Hotel
倉敷建築研究所(浦辺鎮太郎) 岡山県倉敷市
1964年日本建築学会賞
Shizutaro Urabe/Okayama
伝統的な街並みの残る倉敷につくられた国際ホテルである。
1963年に新築された後、1987年に浦辺設計によって増築もされています。
RC打放しの急勾配で広い連続する庇と白いモルタル壁によるボテッとした外観が
良いのか悪いのかどうも微妙な印象です。
現在はRC打放しも塗られてしまって竣工当時と印象が変わっているからかもしれませんが。。
平面はコの字型で、中央に吹き抜けの玄関ロビーを配置しています。
この吹き抜け部分には棟方志功の版画が飾られているそうですが、
宿泊しなかったので内部は見学していません。
てっきりすげー高いと思っていたのですが、意外と僕でも泊まれそうな価格設定だったので
次回は泊まってみようかな。 '05.2.3
1965 倉敷ユース・ホステル
Kurashiki Youth Hostel
倉敷建築事務所(浦辺鎮太郎) 岡山県倉敷市
Shizutaro Urabe/Okayama
倉敷市街から離れた向山公園内の高台につくられたユース・ホステルである。
玄関や食堂、集会室や事務空間などが設けられた北側の1層の建物と
客室が配置された南側の2層の建物が階段室や機械室でつながれています。
並べられた黒のタイルを挟んで上部が白、下が打ち放しという壁面のデザインは
同設計者による「大原美術館分館」にもみられた手法でした。
ヴォールト屋根が二つ並び、階段室が飛び出した妻側の立面が顔に見えてしまうのは
僕だけでしょうか(笑) '08.4.29
津山文化センター
Tsuyama Cultural Center
川島甲士建築設計研究所 岡山県津山市
津山市の中心部、津山城址に立つ文化センターである。
川島甲士さんの代表作なんですが、この建物以外の川島さんの作品が
あまり評価されていない気がして非常に残念です。
大小のホールと会議室が入った本館と、その横にある小さな展示館で構成されています。
日本の伝統的建築の「斗きょう」をモチーフにしたプレキャストの支柱が連続し、
上部ほど広がっていく外観が特徴的です。
ちなみに展示館の壁面は粟津潔さんのデザインだそうです。 '09.5.27
1973 日本生命岡山駅前ビル
(岡山高島屋)
村野藤吾 村野・森建築事務所 岡山県岡山市
岡山駅前に立つデパート、高島屋である。
新幹線の岡山−大阪間が開通したことに伴ってオープンしました。
垂直性を強調するようなスリット状の開口部や曲面を多用したディテールから
村野建築らしさを強く感じるファサードになっています。
街中のごちゃとちゃした場所に立っていないためか、建物が良好な状態に見えました。
ところで、建物名称が「日本生命岡山駅前ビル」ということは、日本生命が建てたビルに
高島屋がテナントとして入っているということでしょうか。。
そういや高島屋東京店も日本生命が建てたビルを借りてたんでしたね。
そういうつながりがあるんですかね〜。 '06.6.25
1974 倉敷アイビースクエア
浦辺鎮太郎/浦辺建築事務所 岡山県倉敷市
1974年日本建築学会賞
Shizutaro Urabe/Okayama
明治22年に竣工した紡績工場を再生したホテルである。
利用可能な木材や天窓のガラスは再利用された。
倉敷の美観地区はむりやり昔っぽくしたみたいであまり好きじゃないがここはとてもいいと思う。
赤煉瓦に囲まれた開放的な中庭や壁を伝う蔦はとても風情がある。
最近でさえ昔の建築をぶっ壊してつくりかえてしまうのに
この時代に再利用をしたというのはすごいことだったのだと思う。 '99.9.9
1979 54の屋根
石井和紘建築研究所 岡山県建部町
建部町の田んぼに囲まれたのどかな場所につくられた幼稚園である。
「54シリーズ」の一つであり、54の屋根フレームが建物になり、また、塀の役割も果たしています。
実際屋根として機能しているフレームは少ないと思われますが、デザイン的には
なかなか面白い設計になっています。
周りが田でのんびりした風景なのに幼稚園が結構閉鎖的なのにはびっくりしました。
そして、あせたフレームはちょっと弱々しく見えて、ちょっと哀愁を感じさせる外観でした。。
'03.6.17
1981 児島の共同住宅
安藤忠雄建築研究所 岡山県倉敷市
倉敷につくられたオーナーの住居と賃貸住宅である。
二棟の建物は西棟がオーナーの住居、東棟が賃貸住宅になっています。
二棟の立方体の建物をずらして並べることによって南側の空間を庭にしています。
そして開口部が庭に向ってそれぞれつくられています。
シンプルな立方体を選びながらも階段室を斜めに配置するなど、工夫が所々に見られます。
庭に犬がいてワンワン吠えられたので、早々に退散しました。。 '02.11.09
1982 ジツタ岡山店 石井修/美建・設計事務所 岡山県岡山市
岡山市の中心部に突然現れる人口の森を持つ事務所である。
現在は創和設計という事務所に変わっています。
建物の緑化は近年騒がれていますが、石井さんは緑の建物を長年つくり続けています。
階段状に屋上をセットバックさせて、そこに落葉樹などを植えており、
ガラスのトップライトから木々のこもれびが内部に差しこむよう設計されています。
建物自体はあまり目立たないようにして自然に埋没するよう意図しているところが良いです。
僕が見学に行ったときは季節的に木が寂しい時期だったので、あまり茂っている感じは
ありませんでしたが、夏とかに見学に行くと木々の緑が美しかったと思います。 '05.6.14
1985 牛窓国際芸術祭事務局 藤井博巳建築研究室 岡山県牛窓町
1992年まで毎年秋に開催されていた「牛窓国際芸術祭」のための施設で、
事務局、資料室、休憩室などから構成されています。
既存の納屋、モルタル、RC打放しという異なる素材を使った3つの建物が
林立する壁や格子による屋内とも屋外とも考えられる空間によって接続されています。
すぐ隣にある「交流ヴィラ」以外に何もない丘に建っていて、僕が見学に行ったときは
既に芸術祭も開催されなくなっていたため完全に放置されている様子でした。。
現在はシーカヤックのスクールやショップに用途変更されていて改装もされているようですが、
除却されることなく使用されていて嬉しいです。 '05.5.10
1987 アクアコーポレーション
香山壽夫+環境造形研究所 岡山県岡山市
旭川沿いに建てられたオフィスである。何の会社なのかは不明です。
建物の中心に全体を貫くホールがあり、螺旋階段やガラスブロックの床を通して
近いまで光が届くように設計されています。
理想的な空間を求めた結果、住居空間の理想に近づいたということらしいです。
見に行くと1つの敷地の中にこの建物ともう一つ別の建物(おそらく住宅)が建ってました。
会社の隣に社長の家でも建てたのでしょうか?それともこの建物が既にオフィスではなく
住宅の離れにでもなってしまったのでしょうか?看板もなかったので全く分かりませんでした。。
'03.1.7
1988 吹屋国際交流ヴィラ
石井和紘建築研究所 岡山県成羽町
「伝統的建造物保存地区」である吹屋につくられた外国人用の宿泊施設である。
銅とベンガラで栄えた町である吹屋は、ベンガラ格子と赤銅色の石州瓦というまちなみが保存されています。
その通りにあった鉄筋コンクリートの公民館が、まちなみにそぐわないということで
隠そうという計画ができ、この建物で表面を覆ってしまい、用途も宿泊施設に変えられました。
元々あった醤油屋の建物を再現することにより鉄筋コンクリートの建物を覆い隠しています。
隙間をよーくみるとRCが見えます。
しかし、すごくアクセスが大変な場所でした。外国人はここまで来てくれるんやろうか。。 '02.4.2
1991 きびプラザ
黒川紀章建築都市設計事務所 岡山県賀陽町
岡山県の高原につくられたニュータウン、吉備高原都市の中心施設である。
ホテル、スーパーマーケット、レストラン、記念館などが入った複合施設である。
昔、ここに来たときは黒川氏の設計だと知らずに見ていたのですが、今よく見ると確かに
あの円形広場や切妻屋根の連続はかなり広島市現代美術館に似ている。
気付かなかったことにまだまだ勉強不足を感じた建物でした。。
そういえば和歌山県の「きび(吉備)」町役場も黒川氏の設計でした。きび好きなんですな(笑) '01.12.11
岡山シンフォニーホール
芦原義信/芦原建築設計研究所・RIA 岡山県岡山市
岡山市のどこからでも見えると思えるほど巨大な建物である。
再開発によってつくられた複合施設である。
下層部は店舗ゾーンとなっていて、中層部がコンサートホール、上層部が事務所である。
下層部の吹き抜けのガレリアは気持ちのいい空間でステンドグラスがきれいでした。
これほど巨大な建物でしかものっぺりしているのはインパクトは強いと思うが。。。 '01.3.9
岡山福富の家
House in Okayama Fukutomi
村上徹建築設計事務所 岡山県
Toru Murakami Architect & Associates/Okayama
岡山の住宅地に建つ個人住宅である。
地方を拠点としながら質の高い設計をする建築事務所が数多く存在する広島県の
代表格ともいえる村上徹さんによる設計です。
村上建築の特徴であるRC打ち放しに軽やかな屋根が載る構成がここでも採用されており、
中央に中庭を設け、その左右に諸室を配置しています。
中庭は内部と仕上げ等を合わせ、ガラス面で仕切っているため、
外部でありながら内部のような空間をつくり出しています。
ただ、内部みたいとはいえ外部空間である中庭を通らないと
左右の部屋の行き来はできないプランになっています。
もちろん雨除けの庇はありますが。。 '09.6.24
1992 まつもとコーポレーション本社
デヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツ 岡山県岡山市
創立75周年を記念してつくられた建設会社の本社屋である。
イギリスの建築家チッパーフィールドによって設計されました。
建物は埋蔵文化財保護のため重量が制限されたため、
階段をはさんで左右にホールと社屋という設計になったそうです。
一般に開放されているホールの名称が「デヴィッドホール」というのですが、
これはやはり建築家の名前からとったんでしょうねえ。。
内部はすごく落ち着いた雰囲気に仕上がっていてテラスがすごく気持ちよさそうでした。
しかし、僕が見学に行ったとき、この建物は民事再生法による差し押さえの状態だったようです。。
'03.11.11
1993 YKK岡山
YKK Okayama
高松伸建築設計事務所 岡山県岡山市
Shin Takamatsu + Shin Takamatsu Architectes & Associates/Okayama
岡山市南部の国道沿いにあるYKKの事務所である。
小さな建物ですが、なかなかシンプルな中に複雑な内部空間のようです。
夜になると開口部が光を放ち始め、内部空間が浮かび上がります。
高松氏の設計かどうかわかりませんが、
本体の白に対して、裏側にある倉庫が黒くて対照的でよかったです。
道路側の立面はYKKのアルファベットを意識したものかと思いましたが、そうでもないようです(笑)
'02.7.29
1994 奈義町現代美術館
磯崎新アトリエ 岡山県奈義町
ずっと前から一度行ってみたかった「Nagi MOCA」についに行ってきました。
Nagi M0CAでは、あらかじめ3人の作家、荒川修作、岡崎和郎、宮脇愛子に、
これまでの美術館のギャラリーでは収容不能の作品を構想してもらい、それを空間化し、
建築にまとめています。それぞれの作品は内部にはいり、身体をもって感知されることを
意図してあり、同時に外部からも明らかに認知できるような形態をもっています。
太陽、月、大地が象徴的にその作品=場のメタファアとして用いられています。
入ってみると楽しい。 作品にさわれる美術館はやっぱいいです。
例えば「太陽」は円筒の中に入るのですが、内部の壁には龍安寺の石庭が張り付いてるし、
なぜかシーソーが床と天井に張り付いている。鉄棒もある。
説明するのはかなり難しいが、行くととても楽しいです。行ってみよう!!
牛窓ヨットハーバークラブハウス 石井和紘建築研究所 岡山県牛窓町
日本のギリシアと呼ばれる牛窓にある瀬戸内海随一のスケールというヨットハーバーのクラブハウスです。
見たままであるがまさに「船」をモチーフにした施設である。
ガラス張りの2階部分はレストランや喫茶施設などがあり、会議室のようなところもありました。
外観から予想もつかないほど廊下や部屋の木の壁が清潔でとても気持ちのよい空間でした。
1階から2階へらせん階段で上るという設計も船をイメージしてのことなのでしょうか。 '01.10.16
成羽町美術館
安藤忠雄建築研究所 岡山県川上郡成羽町
大原美術館のある倉敷から一時間ほど北へ車を走らせるとある美術館である。
児島虎次郎の出身地ということで彼の作品が展示されてある。
外の環境を建物内部に取り込もうという試みが見られる。
彼の特徴である水をはる事も忘れてはいないが、
いつも以上に親水性を大事にした設計になっていてよかった。 '99.9.13
1996 山本クリニック
Yamamoto Clinic
山本理顕設計工場 岡山県岡山市
Riken Yamamoto & Field Shop/Okayama
重度痴呆性老人デイケア施設としてつくられた建物である。
この建物の施主である山本氏は、過去にも山本理顕氏に「岡山の住宅」を設計依頼してます。
鉄骨による細長い直方体のフレームに駐車場の側面に木のルーバーをはりつけることによって
外からの視線を遮っています。
外観はかなりインパクトが弱いので見つけるのに苦労しました。
内部空間は大変暖かな色彩の部屋になっているのを雑誌では見たのですが、中には入れませんでした。
木のルーバーも出来た当初は綺麗だったのでしょうが、現在はかなりボロボロに見えました。。 '01.12.26
岡山県文化交流施設
水島サロン

芦原太郎建築事務所+丹羽建築設計事務所 岡山県倉敷市
臨海工業地帯として発達してきた水島の駅前につくられた文化施設である。
岡田新一氏がコミッショナーであるクリエイティブタウン岡山(CTO)参加プロジェクトです。
建物の大部分は半地下にしていて、地上に出ているのはガラスボックスのみになっており、
そのうち3つのガラスボックスが大階段から張り出しています。
施設を地下にしたことにより広場のスペースを多くとることが可能になっていて
石畳の広場や緑の空間はとても快適な雰囲気になっていました。
竣工時の写真では水の広場となっていた場所は、
僕が見学に行ったときは水が流されていなかったのがちと残念でした。。 '04.3.27
1997 岡山西警察署
磯崎新アトリエ 岡山県岡山市
岡山市にある警察署の建物である。
直方体の建物である向って右側には多くの円柱をならべて開放性の高い空間をつくりだしている。
中も緑色の壁が外から見えているので、かなりの工夫がなされているのだろうと思い
中に入っていくといきなり「何の用や!」といった感じで怒鳴られ追い出された。
警察署は公共の空間じゃないのか? 別に中見てもいいじゃないか!
やっぱり首からカメラ下げて入っていったのがまずかったのかなあ。。 '00.2.13
リージョンセンター
北川原温建築都市研究所 岡山県津山市
グリーンヒルズ津山内につくられた施設である。
グリーンヒルズ全体の管理棟や多目的ホール、交流スペースから構成されています。
見る角度によって違った印象を受ける複雑な建物になっていて、
東から見ると丸みを帯びた柔らかい印象ですが、反対から見るとRCの箱形になっています。
RCの箱形は一部が緑色に塗られているのですが、これがいけてないです。。
内部のホール(ペンタホール)の天井のデザインは面白くて良かったです。
ただこの建物のデザインを非常に悪くしているのが、おそらく設計者の意図を無視して
外壁に付けられたカタカナの「リージョンセンター」という文字です。
これがひょろひょろな字体で見ていて悲しくなります。。 '04.6.24
1998 グラスハウス
Glass House
横河健/横河設計工房+木村建築設計事務所 岡山県津山市
1999年日本建築学会賞
Ken Yokogawa Architect & Associates/Okayama
酪農試験場跡地を整備したグリーンヒル津山につくられた施設である。
平成3年に岡山県で開始された「クリエイティブタウン岡山」参加施設です。
中はレジャープールと温泉水を使ったクアハウスとなっています。
巨大なガラスのドームは長さ100m、幅30m、高さ17mあり、周辺の山々の稜線などと
調和するようデザインされたそうです。
しかし、僕には自然の中に突如現れる巨大ガラスドームが調和しているようには
到底思えませんでしたが。。まあ、自然と調和してなくても人々が喜んでいたらいいと思います。
'05.9.5
吉備高原小学校・幼稚園 小嶋一浩+小泉雅生/C+A 岡山県吉備中央町
岡山県が開発したニュータウン、吉備高原都市につくられた小学校と幼稚園である。
1998年に小学校、そして1999年に幼稚園が同設計者によって設計されています。
平屋の建物を自然に溶け込むように木やガラスを多用した空間づくりがなされており、
全ての中庭に面するように教室が配置されています。
幼稚園は巨大な立体格子によって緩やかに分節された大空間が子供にとって魅力的な
空間になっているんだろうと想像させる面白さがありました。 '07.1.1
1999 朝日新聞岡山支局
安藤忠雄建築研究所 岡山県岡山市
大通りに面して立つ朝日新聞社の建物である。
1階部分が駐車場、2階がオフィス、3階がギャラリーになっています。
道路に面して立てられた壁と建物との空間に階段を作り、そこを上って内部にアプローチします。
2階にはオフィス空間を少し削ることによって庭園をつくり出しています。
裏側の道路にまわってみると、同じようなデザインで、ほぼシンメトリーになってました。
'02.2.19
2001 Rooftecture 上田ブレーキ
Rooftecture U
遠藤秀平建築研究所 岡山県瀬戸内市
Shuhei Endo Architect Institute/Okayama
岡山市からも程近い瀬戸内市につくられた主に鉄道車両用ブレーキを製造する工場である。
これまでの遠藤建築は小規模な建物が多かったのですが、このころから大規模な建物も
つくられてきています。また、中国地方初の遠藤建築だと思います。
建物は工場棟と事務所棟から構成されていて、工場棟はハイサイドライトを連続して設ける
ことで、明るい内部空間をつくり出しています。
ただ、個人的には大振りな工場棟よりも小さい事務所棟の方が好みです。
2007年には研究開発施設が増築されました。 '08.3.15
2003 大福保育園 竹原義二/無有建築工房 岡山県岡山市
岡山市の中心部から少し離れた場所につくられた保育園である。
コの字型に園庭を取り囲むように建物が配置されていて、そこに木製デッキによる半屋外空間を
つくることによって園庭→デッキ→園内という流れができていました。
微妙にスロープをつくって変化を持たせたりしているのもうまいなあ、と思います。
丸太柱を林立させ、薄いデッキプレートによる屋根を軽やかに支えている姿が美しかったです。
'04.10.25
2006 有元歯科医院
妹島和世建築設計事務所 岡山県
岡山県の閑静な住宅街の中につくられた歯科医院である。
正方形に近い形状の敷地中央にそら豆型の平屋の建物を配置し、
残りの部分をアスファルト舗装して駐車スペースとしています。
厚さ12mmの鉄板による白い外壁は妹島さんらしいデザインとなっています。
内部はベニヤと鉄板の表面にベニヤを貼った曲面の壁によって仕切られていますが、
ほとんどの部屋は完全に閉じられず緩やかにつながった一つの空間となっています。
中と外でかなり印象(雰囲気)が変わって面白い建物でした。 '07.5.15


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