虚白庵
白井晟一研究所 東京都
Kohakuan
Seiichi Shirai Architectural Institute/Tokyo


白井晟一さんの自邸です。
ここには元々白井さんが1949年に建てた「滴々居」と名付けられた自邸がありましたが、
1970年にこの建物に改築しています。
幹線道路に面した敷地に立っており、ぐるりと高い塀で囲われた平屋の建物であるため
道路からは建物を外観すらほとんど見ることは出来ません。
ただ、塀の上まで伸びる巨大な椎の木が見えるだけでした。
敷地が大きいため広い庭を持つにもかかわらず開口部の少ない閉鎖的な建物で
白井さんの寝室には一切開口部がないそうです。
他の白井建築もそうですが、白井さんは閉鎖的空間をこよなく愛していたんですね。
ちなみにこの建物は平成22年4月に解体されてしまいました。
見学会があるとの情報を見学会の前日に教えていただいたのですが、
平日であり東京ということでどうしても行くことが出来なかったことが残念です。。 '10.4.7



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