高松伸のページ
Shin Takamatsu Architecture

やってもーた建築家と僕が考えている高松伸。
彼の作品の中で僕が見てきた作品を紹介するページです。

作品 データ
1978 城戸医院
京都府京都市北区
京都市にある病院であり、高松さんの最初期の建築ではないでしょうか。
初期はかなりコンクリ打放しを多用していて、メタリックなものは全く見えません。
円筒形の建物に直方体を後ろ側にくっつけた形になってます。
ただ、写真を見てもらっても分かると思うのですが無茶な増築を行ってます。。
レトロな表札は気に入ったのですが。。 '02.2.5
湖睦電機第2社屋
京都府京都市
鴨川にほど近い少し入った路地に立つ電機会社の社屋である。
道路に近い部分は低層になっていて奥に高層の建物が張り付いてます。
低層部はガラスとメタリックで構成された高松建築の特徴が表れています。
シリンダー状になっているところも後に設計された「ARK」などを想像させるものでした。
'03.4.13
1979 ハイツ御蔭
京都府京都市
京都市につくられた学生マンションである。
1階にフランス料理の店、そして2階以上に住居があります。
ここの1階のフランス料理店「ルクレール」の店主さんよりメールで情報をいただき、
フランス料理を食べに行くとともに建物見学に行ってきました。
外観はコンクリ打放しにレンガというこれまで見てきた高松建築にはないものでした。
店主さんによると高松氏20代の頃の設計ということなので色々と模索していた頃なのでしょう。
メインの道路に面したファサードの左隅から住居部分に入るのですが、
住居部分についてはコメントを控えさせていただいたほうが良さそうな状況でした。
ただ一言、シャワー室があったという事は、各部屋に風呂がないということでしょうか?
「ルクレール」の感じの良い内装とすごくおいしい料理に満足して帰ってきました。
店主さんありがとうございました。みなさんもおいしいので一度食べてみてください。 '02.11.18
(追記)suki09さんからの情報で1979年竣工だと分かりました。いつもありがとうございます。
'02.12.5
1980 山口写真館
京都府城陽市
城陽市のある駅の駅前商店街にある写真やさんである。
初期の高松建築であり、コンクリート打ち放しの作品である。
まだメタリックな意匠は全く見られないので高松作品とは分かりにくい建物である。
結構古い建物で、かつ雨の日に見に行ったのですごくボロボロなイメージを受けてしまった。
やっぱりコンクリは雨の日に見てはいけないですね。。 '01.11.18
(追記)その後、晴れた日に見に行ったのですが、どうやらボロボロなのは
雨だからではなかったようです。。
(写真を晴れた日のものに変えましたがあまりきれいになってないでしょ。。) '02.1.10
1981 織陣T・U・V
京都府京都市上京区
弟3回日本建築家協会新人賞
老舗の帯問屋の本社社屋である。
1981年に織陣Tがつくられてから1982にU、1986にVと増築がなされています。
Tは赤御影石をふんだんに使ったファサードが特徴的です。
個人的にはぬりかべ(ゲゲゲの鬼太郎)にしか見えませんが。。
Vでは彼の金属を使ったロボット建築が姿をあらわしてます。
高松氏の設計の変遷を見るにはベストな建物かもしれないと思いました。 '02.2.13
1982 先斗町のお茶屋
京都府京都市中京区
京都府にある500mほどの通りである先斗町にある建物。
幅が一間ほどの通りであり京都らしい町並みが形成されているため
彼お得意のメタリックな外観にはなっておらず、珍しく(?)周囲に溶け込んでいる。
したがって普通に歩いているとどこにあるかちょっとわかりにくい。
1階がスナック、上階が住居スペースとなっている。
三階のセットバックしたスペースは景観形成のために強制的にさせられたものらしいが
これが唯一の特徴的な部分といってもいいであろうと思う。
ねずみ色の金属と石による外観が大変落ち着いた建物である。 '00.6.11
西福寺
岐阜県可児市
禅宗寺院本堂の建替えとしてつくられたものである。
黒御影石の基壇を持つコンクリートの列柱によるファサードが特徴的である。
この列柱の奥にまわると左右に小さな入口がつくられています。
敷き詰められた玉砂利と黒御影石の調和が美しかったです。
内部も6本の柱に支えられた天蓋などが美しいようですが、中には入れませんでした。
保育園(幼稚園?)が併設されている(これは高松建築ではありません)ため、
朝は送り迎えの車が次々と来ていました。 '02.4.17
1983 ARK 仁科歯科医院
京都府京都市伏見区
京阪の駅の真横にある歯科+ギャラリーです。
「ARK」とはノアの箱舟のことらしいです。
船というより列車みたいやけどね。
率直な感想は、こんな歯医者に行きたくないなあ。。です。
改造手術とかされそうやな。。と思った。
ファサードの穴を見てたら鉛筆削りみたいやなと思った。
寺田の家
京都府
京都府南部の住宅街に立つ個人住宅である。
切妻屋根による2層の箱と上部をテラスにした1層の箱をつなげたシンプルな外観ですが、
RC打放しの壁にアクセントとして2階にメタリックな丸窓を配しています。
同時期に竣工した代表作である「ARK」や「ファラオ」と比べると高松建築っぷりが薄いです。
ただ、向こうは両方とも歯科を併設しているので目立っていいんだと思いますが、
こっちは個人住宅だからこれぐらいがいいんじゃないかと思います。 '07.12.31
1984 ファラオ
京都府京都市
交差点の北東コーナーに建っている歯医者兼住宅である。
ARKの時と同様の歯科建築で同じような光の搭(?)が三本ついている。
この内部がエントランスホールになっていてそれぞれの搭の隙間から光が差し込む。
船の窓のような窓がついているがこれは開くのだろうか?
周囲からやはりかなりういた建物であった。。 '00.2.13
1985 修学院の家U
House at Shugakuin U
京都府
京都の市街地から少し離れた場所に建てられた住宅であり、
高松さんの住宅建築の代表作の一つです。
三日月型の変形敷地に建てられており、敷地に沿ってカーブを描く壁を立て、
北側に中心となる部屋を配置、クスノキのある中庭を挟んで南側上部には四阿を設け
2階のブリッジで結んでいます。
反り返った屋根やヴォールト屋根など様々な形態を組み合わせているのも面白いです。
'09.6.14
1986 WEEK
京都府京都市北区
北山通りに建つ高松伸設計の商業施設である。
北山通りが華やかになり始めた当初に建てられた建築物である。
パイプなどがシルバーに塗られており、建物自体もシルバーである。
何かの機械の部品を大きくしたような設計という印象を受けた。
しかし導線および各店舗へのアクセスはかなり考えられており、
ブリッジで奥の店舗にアクセスさせる方法はうまいと考えさせられた。
小倉フラッツ
京都府宇治市
京都の小倉につくられた共同住宅である。
コンクリの建物ですが、ファサードのデザインは初期の高松建築を思い出させます。
この時期の他の建物に比べてもメタリックなデザインが少なく、落ち着いています。
平面的には中央にらせん階段を設けておりトップライトで光をとり入れています。
2〜3年前にこの建物をはじめて見に来たときは、ベランダの鉄骨が錆びまくっていて
「こんなところに洗濯物干したら茶色くなってしまう」と思ったのですが、
それは改善されていて綺麗になってました。 '02.3.29
1987 キリンプラザ大阪
大阪府大阪市 1989年日本建築学会賞
引っかけ橋の横にそびえる難波の超メジャー建築で高松伸の代表作。
映画「ブラック・レイン」で使われたことでも有名です。
展覧会を開いたり映画上映のできる階や飲み屋の階がある建物です。
何度か展覧会で行きました。
複数階にわたる展示はおもしろいのですが、使い勝手が悪そう。。
難波のシンボル的な役割は十分に果たしていますが。。
(追記)キリンがH19年10月末をもってここを閉鎖することを発表しました。
しかも跡地を売却する予定だそうです。
ミナミのランドマークが、そして、高松建築の代表作がなくなってしまうんですね。。 '07.8.21
(追記2)跡形もなくなってます。。 '09.1.28
キューブ南武庫之荘U
兵庫県尼崎市
南武庫之荘にあるタケツーとのコラボレーションによるマンションである。
最近流行のデザイナーズマンションのはしりではないでしょうか。
同じ年につくられた「キューブ南武庫之荘V」と比べると少し規模が小さめです。
この時期の高松氏はボールド屋根が気に入ってたのでしょうか、多用されているような気がします。
Vに比べてこちらはRCの汚れが目立たないことと、ベランダのデザインがびっくりするような
ものでなかったので、なかなかよかったです。 '03.2.25
キューブ南武庫之荘V
兵庫県尼崎市
南武庫之荘に数多くつくられた高松建築のひとつである。
タケツーという不動産会社とのコラボレーションにより設計されたものである。
このタケツーという会社は、他に長谷川逸子さんなど多くの建築家と過去に組んでいます。
そのタケツーさんからメールをいただき、この建物の場所がわかりました。ありがとうございます。
この建物は基本がコンクリ打放しで、そこに高松氏得意のメタリックな部分を意匠として
追加させています。
コンクリは相当汚くなっていましたが、エントランスと後ろに見える螺旋階段の設計は未だに
かっこよさを持続させていました。
ただ、側面の円形を連続させた外観は、不気味な感じを受けてしまいました。 '02.8.30
キューブAMX
兵庫県尼崎市
タケツーと高松伸のコラボレーションによるデザイナーズマンション「キューブ」シリーズの一つである。
他の二つよりも新しく見えたのでこれが最後のキューブなんだと思います。
(これだけ竣工年が不明なもんで。。)
この建物は他と比べて規模も大きく、一階部分はテナントスペースになっています。
そして道路に面したファサードを特徴付けるために階段部分などに青いフレームを取り付けています。
キューブVとこの建物はキューブUに比べてメンテがまあまあ行き届いているようでしたが、
一階テナントの看板が建物上部に取り付けられていたのが少し残念でした。 '03.10.29
(追記)Hiraiさんの情報により1987年竣工ということが分かりました。ありがとうございます。
'05.4.28
MK石油東五条給油所
京都府京都市山科区
山科の国道一号沿いにあるガソリンスタンドである。
どうやらMK石油は高松伸がお気に入りのようである。
赤いトラスで組まれた屋根は何ともいえないものがある。
上に突き出た部分の三角が目に見えて、屋根が口にみえてしまいまるでワニのようである(笑) '00.7.11
北山INGS'23
京都府京都市北区
北山通りにある高松建築のうちの一つ。「SYNTAX」の道路を挟んで向かいにある。
用途は同じく商業店舗である。V字型のファサードの裏側が階段室になっており
そのまま一番上まで上がれる。V字の横は上まで吹き抜けている。
それより奥の空間が店舗になっている。
トイレがちょっと狭すぎて使いにくいのがつらいです。
一階部分のファサードに思いっきり店の看板がついてるのは悲しすぎる。。 '99.9.12
鰻谷INGS'23
大阪府大阪市中央区
まさかこんなところに高松建築があったなんて、というところにありました。
これまで頻繁に通っていたところで見落としていたことが、高松氏の作品集を見て知り、早速行きました。
京都の北山にあるINGS’23と同系列なのでしょう。しかしビルの名前は別のものに変わってました。
たしかに作品集の写真の建物があり、高松氏らしい特徴があるといえばありましたが、
どぎつい赤色で、ファサードのガラスもえらく汚くなってました。 '01.10.29
1988 淀屋橋今西ビル3
大阪府大阪市中央区
淀屋橋のオフィス街の一角にある店舗及びオフィスビルである。
目の前には安井武雄設計の近代建築の名作「大阪倶楽部」があります。
メタリックな形ですが、いつもより目立っていないのはなぜなのかを考えてみると、
やはり近代建築の名作には到底勝ち目がないようで、存在感は明らかに「大阪倶楽部」が上でした。
通称「HILIS」(アイリス)という名が付けられているのですが、どこが虹なんでしょう?
※アイリス=ギリシャ神話の虹の女神のこと '02.5.16
AUBERGE
京都府京都市左京区
京都市の歴史的街並みが残る地域につくられたレストランである。
崖地に立っていて、前面道路と崖下の細い通りの両方からのアプローチを設けており、
細い通り側から見ると崖に張り出していることがよく分かります。
おそらく歴史的街並みの地域なので規制がかなり厳しかったためだと思いますが
同時代の高松建築から考えるとかなり異質な(というか普通っぽい)外観です。
しかし、よく見るとファサード上部の菱形のデザインやテラスを受けるトラスの造形が
明らかに高松建築の要素を持たせた設計になっています。
ただ、竣工当初から増築がされていたり、ファサードも改造されてしまっているため、
高松建築であることを非常に分かりにくくしてしまっているのが残念でした。 '06.12.10
1989 スペース21JEUGIA
京都府相楽郡木津町
関西学術研究都市にあるハイタッチ・リサーチパークにある
ガラスとコンクリの建物である。
音楽教室なんかが中には入っている。
よくわからないやたらと狭いスロープがある。
そしてARKにもあった塔のようなものも後ろにまわるとある。
頭でっかちな印象をうけた。。
パーラーヌーベル
京都府向日市
向日市の幹線道路沿いに建つパチンコ店である。
高松氏はいくつかのパチンコ建築を手がけていますが、これもその一つです。
ロボット的なデザインの建築家(高松氏や若林氏)は、パチンコ建築にすごくはまっていると
彼らの設計をみるといつも思っていました。
実際、高松氏が設計したパチンコ店は入りがとてもよいという事を昔聞きました。
ただ、最近のパチンコ店のデザインはこの当時とはかなり変わっているために
今はもう流行らないような気がします。。
確認したわけではないですが、元々メタリックだったフレームが緑に塗られているような気がします。
'04.2.23
タットゥー
北海道札幌市
北海道の中心部札幌につくられた商業ビルである。
間口5mという狭い空間の中ですごくつらそうに建っています。
黒とシルバーの色彩や、球面ガラス、光塔など札幌ではまずないであろうデザインの
ビルであり、キリンプラザを小さくしたようなビルである。
ただ、すごく細いビルの上のほうに複雑なデザインを施しても誰も気付かないのでは?
と思いました。きっと見上げるのは僕のような建築見学者のみではないでしょうか。
1階から3階までコーヒーショップが入っているようでした。 '02.6.11
MK Station
京都府京都市東山区
祇園の街並みに突如現れる小さなガラスのタワーです。
高松氏が多くの建築を設計しているMKタクシーの無料休憩所としてつくられました。
現在は特に使用されていないようです。
ガラス面とスパイラルを感じさせるデザインが上昇感を強く感じさせます。
夜になると華やかなネオンの街に青白く光って美しいそうです。
てっきり円形のタワーだと思って側面を見てみると意外に薄っぺらいのに驚きました。
'05.9.7
1990 SYNTAX
京都府京都市左京区
地下1階地上4階からなる商業施設である。
完全なシンメトリー建築であり、ファサードはロボットのようである。
上部はコンクリート、下部は御影石による外壁が使われている。
正面入口の左右にはエレベーターがあり4階のロボットの腕の部分に行ける。
しかし、4階のテナントが今空いているらしくエレベーターが動いていなかった。
裏にまわると階段があるのだが3階までしか行けない。。
謎なのは左右の奥の角の部分が階段で下に降りられるようになっているのだが
おりても行くところがない。 これはいったい?? '99.9.23
(追記)放浪者さんから頂いた情報によると取り壊されて別の建物が建てられているそうです。
高松さんの代表作が無くなるということは、高松さんが活躍された時代が終わったような気がして
悲しくなりました。 '05.3.28
仁摩サンドミュージアム 島根県仁摩町
仁摩町には世界的にも有名な鳴き砂の砂浜がある。
それにちなんだ町おこしとして計画された砂の博物館である。
高松の生まれ故郷がこの仁摩町である。
主要道である国道9号沿いにあり一目でわかるほどのインパクトである。
夜は真っ暗な町にこの建物のピラミッドだけが光り輝いている。。
建物は半地下になっていて、ファサードのコンクリート壁とガラスのピラミッドのみが地上に現れている。
巨大な一年砂時計が呼び物であり、中央のピラミッドの中で空中に揚げられて展示されている。
すぐ横に1993年「仁摩ふれあい交流館」もつくられた。
このピラミッドの高さは彼の母親の墓からてっぺんが見えるように高くしてあるらしい。。 99.10.27
ソラリス
兵庫県尼崎市南武庫之荘
武庫之荘の駅前につくられた建物である。
RC打ち放しの箱に黒御影石の装飾と、高松氏得意の金属によるメタリックな意匠が特徴的です。
そして塔のようなデザインのエレベーターシャフトが組み合わされています。
黒御影石を使うと多少上品に見えるのは僕だけでしょうか。結構好きです。
元々飲食施設だったようですが、現在は1階がスーパー、上階が不動産会社であるタケツーが
入っているようでした。 '02.7.3
LINKS
滋賀県大津市におの浜
丹下健三の大津プリンスホテルと向かい合うようにたっている商業建築である。
大津プリンスホテルを見に行った時に偶然見つけました。
高松の作品はわかりやすいのですぐ気がつきました。
そして入ってびっくりしました。 まるでなんかの基地のような機械的空間が広がっていました。
真ん中が吹き抜けの空間になっていてそれを囲むように廊下と部屋が配置されている。
もともとはいろんな事務所などが入っていたのかもしれませんが、
現在はこの建物の所有会社とFM滋賀が入っているだけであとはすべて空いていました。
これはかなり失敗建築の部類に入るのではないでしょうか。。 '99.10.24
(追記)Hiraiさんの情報により1990年竣工ということが分かりました。ありがとうございます。
'05.4.28
1991 イリオス
兵庫県神戸市中央区
三宮の駅近くにあるオフィスビルである。
オフィスビルだからであろうか、限界まで膨らんだボリュームであり
ぶさいくな感じで、普段の高松建築とは違った印象を受ける。
しかし、横の出入り口のつくりなどは確かに彼の建築の特徴である近未来的な造形が見られる。
でもその入り口から入るのが「魚民」(飲み屋)というのが笑える。
駅前の「さんちか」のビルとぱっと見たら似ているような気がした。。 '00.10.18
アーステクチャー サブ・ワン
Earthtecture Sub-1
東京都渋谷区
道端に突如現れる蝶の羽根の形をしたオブジェが特徴的なオフィスである。
地下4層の建物は全て埋められていて、地上には蝶の羽根のトップライトがあるのみです。
オフィスなので中に入ることができなかったのですが、
これだけのトップライトで地下の空間は明るいのだろうか、という疑問をもちました。
まあ多分ほとんどが照明の光なのでしょう。しかし息苦しそうだ。
でもコンセプトはすごく面白くて良いです。
蝶の羽根の曲線がなまめかしくてちょっと見とれてしまいました。 '02.6.2
元赤坂今西ビル
東京都港区
上部に向かって滑らかに反り返る壁面と、中央を貫く円筒のミラーが特徴的なビルです。
さすが高松氏設計のビル!と思わせるほど周りから浮いてます(笑)
竣工当時は「磨き上げられた宝石」という呼ばれ方をしたそうです。
しかし出来てから10年以上経っているとは思わせないほど綺麗に輝いてました。
入口脇のガラスの円錐は地下への光採りの役割も果たしています。 '02.1.10
パレロワイヤル夕陽丘「離宮」
大阪府大阪市
大阪市内につくられたデザイナーズマンションである。
雑多なまちなかで周囲には寺院などもある場所につくられた要塞のような巨大な建物です。
高松さんが東京にもいくつか建築を設計し始めたまさに旬の時代につくられたため、
魅力あるロボット建築になっています。
最上部のメタリックデザインやバルコニー部分の造形にこだわりを感じます。
マンションなのでエントランス部分しか見学できませんでしたが、
黒御影石等を使った豪華な入口になっていました。
ただ、竣工から時間が経って少し汚れ始めていたロボット建築は、番組終了してしまった戦隊物の
超合金ロボットのような哀愁を帯びているように見えてしまったのは僕の思い過ごしでしょうか。。
'05.5.25
1992 上野グリーンクラブ 東京都台東区上野公園
「箱型の建築」という設計条件から始まった格子状の建築である。
基本的には設計条件を忠実に守っており、細かい凹凸がレリーフのようにほどこされている。
内装は外壁とは違ってごく普通であった。。
グリーンクラブって何だろうと思いながら行ってみると盆栽が展示してあったり
植物を売ったりしていた。なるほど、と思った。 '99.11.8
オクタゴン
東京都渋谷区
恵比寿にある商業ビルである。東京の高松建築4作目にあたります。
交差点の角地にたっているため立地としては好条件だと思います。
東京にある高松建築のなかでは一番過剰なデザインだと思うのですが
それほど目立っていないのは大都会にあるからでしょうか。
「オクタゴン」という名称にも深い意味があったような気がしたのですが忘れてしまいました(笑)
ちなみに下からファサードを見上げると面白い顔に見えます。(写真参照) '02.10.28
1993 くにびきメッセ
島根県松江市
会議や見本市を行う複合施設である。
ガラスウォールで囲まれた空間には大小の円錐、円筒、球などがおさめられている。
円錐が茶室ってしかし。。
川沿いに立っているためによく見えます。 やってもーた建築であると思う。
空中を斜めにわたる回廊は交流をあらわしているらしい。
回廊は夏に行ったのでかなり暑かったです。
YKK岡山
YKK Okayama
岡山県岡山市
岡山市南部の国道沿いにあるYKKの事務所である。
小さな建物ですが、なかなかシンプルな中に複雑な内部空間のようです。
夜になると開口部が光を放ち始め、内部空間が浮かび上がります。
高松氏の設計かどうかわかりませんが、
本体の白に対して、裏側にある倉庫が黒くて対照的でよかったです。
道路側の立面はYKKのアルファベットを意識したものかと思いましたが、そうでもないようです(笑)
'02.7.29
パーラーオーバル 京都府京都市東山区
東大路通りに面して立つパチンコ店である。
円柱状のアルミに直方体のガラスの箱が貫入していて、
エントランスの方にもうひとつガラスの箱がありそのなかに竹が植えてある。
この建物はトイレがすごいです。洗面台の下が光り輝いています。
おもわず写真を撮ってしまった。 '99.12.13
(追記)やまうちさんから情報をいただきまして、取り壊されていることが分かりました。
パチンコ店からディスカウントストアみたいなものに変わっていたのですが、
それも閉鎖されて取り壊されたみたいです。。高松建築は短命が多くないですか?
'07.7.27
1994 境港市文化ホール・
シンフォニーガーデン
鳥取県境港市
「みなとさかい交流館」から南に1.5kmほどのところにつくられたクラシック専用のホールである。
ホールの建物よりもコンクリの空中歩廊で円形に切り取られた庭がすごいです。
スロープ状になった歩廊を回りながら噴水の上がる人工池の水面を眺めるととても気持ちいいです。
この時期の高松氏の一連の建物の中でここが一番気に入っています。
ホテルラヴィエ川良
静岡県伊東市
伊豆半島にある温泉地、伊東にあるホテルである。
入口のある建物は温泉地らしく和風の建物ですが、宿泊部分は高層になっており少し景観を阻害してます。
こんな由緒ある温泉地に高松氏の建物が馴染むはずがないとは思っていましたが、
いつもより抑えた設計ではありました。
後で聞いた話なのですが、このホテルはすごくよいゴルフコースを持っているらしく、
簡単に泊まれるようなところではないらしいです。
そんなことは知らずにロビーに入ると、完全に嫌がった態度で「一見様お断り」モードで接してきました。
完全に頭に来て出てきました。 '01.10.2
1995 植田正治写真美術館 鳥取県岸本町
これは鳥取県出身の写真家、植田正治の美術館である。
コンクリート打放しの建物の凹部に水が張ってあり、そこに大山がきれい
にうつるように設計されているのがよかった。
2階のラウンジの床を下げ、水面を際だたせているのも印象的だった。
江津市総合市民センター
ミルキーウェイホール

島根県江津市江津町
JR江津駅の北側の紡績工場跡地につくられた市民ホールである。
高さの違うロの字型のフレームが連続するというシンプルなつくりになっている。
ミルキーウェイと名づけられているのは、東側の壁面が光ファイバーによって夜になると
銀河のライトアップがされるからである。
形は「植田正治写真美術館」と似ているがコンセプトが向こうのほうがだいぶ良かったと思う。
図書館を増築する予定らしいが、やばいんじゃないでしょうか。。 '00.4.3
メテオプラザ 島根県八束郡美保関町
美保関町に落ちた隕石の博物館とフェリーターミナルの合わさった複合施設である。
隕石によってまちおこしをしようと考えたようである。
海の横にあるのでかなりさびてきていた。
博物館は卵型のところなのですが、二つしか部屋がなくて、
一つは隕石をむりやりからませたアニメ、もう一つは落ちた隕石が展示してある。
ただそれだけはないやろ!!
1996 玉造温泉ゆ〜ゆ 島根県八束郡玉湯町
島根の有名な玉造温泉につくられた外湯の温泉である。
斜面を利用していて温泉は4階にあるが、直接アプローチすることも出来る。
出雲の国ということで湯船は勾玉の形をしている。
ラーメンのどんぶりのなかでお風呂に入っている感じである。
温泉の湯はまったくただのお湯かと思うほどさらさらだった。。
露天風呂もあるのだが子ども用のプールぐらい深かった。
浜田市世界こども美術館
島根県浜田市
浜田市の日本海に近い場所につくられたこどものための美術館である。
世界の有名な画家のこども時代における絵画などが収蔵されている。
企画展もこどもの絵画を中心としたものになっている。
四角い箱にクレバスが入り、そこが窓になっておりエントランス及び工作室等となっている。
クレバス部分は外から見ると天井に丸い光をちりばめているためにとても幻想的に見える。
無窓である4階、5階が展示室となっているが、あまりに普通でちょっとびっくりした。
横に長い建物にスロープがとても長く続いている。。
四角い箱の前にあるコンクリの円型の部分は芝生広場となっていて人工池(?)もある。 '00.1.10
菅原生涯学習市民センター
大阪府枚方市
枚方市につくられた図書館やホールで構成された複合公共施設である。
竣工時は「菅原公民館」という名称だったのですが、平成18年から名称が変わったみたいです。
楕円形と直方体を組み合わせた面白い外観となっていて、図書館や美術室など
主要な部屋のあるメタリックな直方体には特徴的なルーバーが張り出しています。
なんとなくルーバーがインパクトのある建物ということで「メトロツアー」を思い出しました。
同時期に高松さんは山陰地方に多数の大型建築を完成させていますが、
それらと比べるとちょっとパワーが弱めなのが残念です。。 '06.11.19
1997 みなとさかい交流館 鳥取県境港市
ついに行って来ました。境港市にあるフェリーターミナルです。
中にはサウナやちょっとした展示空間があります。
思ってたほどメタリックではなかったので良かったとは思いました。
天井が波打っているところや壁がそっているのはきっと海を表現しているのでしょう。。
しかし他に何もないところに、どかんとあるので知らない人が見たら
「なんじゃあれ?」ときっと思うでしょう。。
松田山ハーブガーデン
神奈川県松田町
松田山の急斜面地につくられたハーブガーデン内の施設である。
ハーブガーデンが急なので、下から見るとすごく目立ってます。
3階建ての半円筒形の建物で、1階がみやげ物、2階が工芸室、
3階が展望レストランとなっています。
半円筒の建物にまるで顔が書いてあるかのように見える開口部も結構笑えます。
そして一本の黄色い梁が外まで飛び出しているのですが、それがまたまた爪楊枝を
くわえているように見えてしまったのは僕だけでしょうか(笑) '02.8.6
精華台華の塔配水池 京都府相楽郡精華町
精華台の配水施設である。このあいだまでアクセス道路がなかったがようやくできた。
まわりに現在何もないためとても目立っていると思う。
黄色とピンク色の円筒を四角く囲った建物である。
お弁当階段なるものが図面には書いてあったのできっと平日は中に入ることができるのでしょう。。
(日曜日に行ったので門が閉まっていた。。) '00.1.1
三隅町立三隅小学校 島根県三隅町
島根県の海沿いにある三隅町につくられた小学校である。
いくつかの小学校の統廃合により新たにつくられました。
偏心したふたつの円によるドーナツ型の教室棟、低層の管理棟、そして体育館が
廊下によりつながれた構成になっています。
教室棟の中庭は水面となっていて、そこに飛び出すように上部にベルを設けたオブジェが
建物よりも高く伸びています。これがベルじゃなくて時計になってたら、そこだけ昔からよくある
校舎みたいに見えるんじゃないかなあ、とか思いながら見てました。
敷地の東西に木製格子を連続させた通路を設けたり、
体育館前に野外ステージがあったりと外部空間も考えた設計となっていました。
ただ、野外ステージのコンクリートが汚れまくったのが残念でした。。 '06.2.18
1998 蒲郡情報ネットワークセンター 愛知県蒲郡市
蒲郡市の海際にある情報ネットワークセンターである。別名生命の海科学館である。
船底を意識した木による上部が下部がガラスのため浮かんでいるようにもみえる。
入ると吹き抜けの大空間があり、螺旋階段により上階にアクセスする。
螺旋階段に囲まれた中央空間には恐竜の化石のレプリカ(?)がつり下げられている。
裏手に回るとL字型の建物に囲まれた庭があり水が張ってある。
L字型の先にはガラスで囲まれた四角の研究室がある。
これまでの彼の建築のイメージを覆す建物だった。(木の多様や白色の柱など)
いつもの彼の機械的なイメージが少なくて良い作品だと思った。 '00.5.7
大村美容専門学校・ルミエール
福岡県福岡市中央区
大濠公園のすぐそばにつくられた専門学校の校舎である。
大濠公園に向かって並ぶビル群の中でかなりの異彩を放っています。
高松さんらしいダイナミックなデザインのファサードで、「大村」の「O(オー)」を表しているそうです。
他にも受胎のイメージもあるそうですが、安直な発想のオーが笑えました。
下から見上げた写真からも分かるのですが、湾曲したファサードになっています。
遠くから見るとオーの部分が頭、中層部が体、低層部の柱が足みたいです。
僕にはそれが目玉おやじに見えてしょうがなかったです。。
外観を見学していると、一日体験入学に来たと思われる女の子に「今日はどこであるんですか?」と
聞かれてびっくりしました。建物の写真撮ってる人が関係者に見えるやろか? '04.12.31
若宮町福祉健康センター 福岡県若宮町
福岡県ののどかな田園風景の中に突如現れる異質な建物である。
福祉施設であり介護室や多目的室、調理室などがあります。
大小ふたつの円錐形が特徴的で、さらにロータリーに沿って円形にルーバーが巡っています。
通称「パレット」だそうですが、もしかして絵の具のパレットに似ているから?
しかし、設計者は桜をイメージして設計したそうです(そういえば建物のサインが桜の花びらを
散らしたものになっていました)が、どう見たら桜に見えるんでしょうか。。
ところで、この建物は水漏れなどがひどいために、町が調査を行い、
高松さんの事務所と施工者を訴えているそうです。
どうやら調査によると円錐部分の水処理がうまく出来ておらず、内部に浸みているそうで
調理室なんかは黒ずんでしまっているそうです。
ただ、僕が思うには、奇抜な設計で有名な高松先生に依頼した時点で、
町はそれぐらい覚悟しておくべきじゃないでしょうか(笑) '04.7.21
(追記)きむさんから除却されているとの情報をいただきました。
ひどい雨漏りで使用できないことから町が建て替えることにしたそうです。
今度の建物は箱形で奇抜なデザインではないそうです(笑) '05.12.24
真宗大谷派(東本願寺)
参拝接待所
京都府京都市
京都駅から近い東本願寺の境内につくられた地下ホールである。
地上に見えている部分は既存の参拝接待所から続くエントランスとギャラリーが入った
RCの建物と、その奥にある白砂利の中につくられた三日月と円の形をしたガラスの
トップライト、そして給排気棟のガラスの箱のみで、建物のほとんどが地下に埋まっています。
ギャラリーからはスロープが地下のホワイエへと続いていて、そこは三日月のトップライトと
光庭からの光が差しこむ大空間となっています。
ホワイエから大階段をさらに下るとRCに叩き仕上げをしたプリン型のホールへと導かれます。
建物がほとんど埋まっているということで「アーステクチャー サブ・ワン」を思い出しましたが、
こちらは周囲が歴史ある建物という状況だけに地上に現代建築を建てるのは難しかったのだと
思われます。個人的には高松ロボをここに建ててほしかったですが、そんなことしてたら
きっと京都人から大ひんしゅくを買ってたでしょうね。。 '06.12.28
1999 ワコール本社ビル
Wacoal Headquarters
京都府京都市南区
ワコールの本社ビルである。最近彼はビルの設計をはじめたようである。
直方体の全面ガラス張りの建物は太陽の光に輝いていました。
裏側にまわると水をちょろちょろと流しているところがあったのですが
いまいち何のためなのかわからなかった。 きっと室内から見るとわかるのでしょう。
ちなみにこの建築は総合設計制度により容積率が緩和されているのですが
公開空地が建物の敷地と川を挟んで向こう側にとってあった。
これは法律的にOKなのだろうか?と考えてしまった。 '99.12.19
師勝町総合福祉センター
もえの丘

愛知県師勝町
師勝町につくられた高齢者及び障害者のための福祉施設である。
現在はどこの自治体もかなり福祉に力を入れていますが、
この町はいち早くその重要性に着目し、施設をつくることにしたようです。
とてもすばらしいことだと思います。
蝶々の羽を広げたような平面であり、白い鉄骨フレームによるガラスのアトリウムが
斜めに交差しています。内部は外観の派手さとは違い、落ち着いた空間になっています。
白い壁や梁に青い絨毯のコントラストがなかなか良かったです。
裏側にある広場には、木の外壁による建物(ふれあい健康ルームというらしい)が
ぽつんと他の建物から浮いたように置かれていて不思議な感じがしました。
そのふれあい健康ルームの周りには健康歩道と名付けられた、はだしで歩くとツボが押される
歩道がつくられていて僕も歩かせていただきました(笑) '02.12.13
2001
京都府京都市北区
ジュエリー関係の会社の新社屋である。
ドライヤーの噴出し口のような正面の開口部が特徴的です。
メタリックな部分は全然なく、コンクリによる建築物である。
2階で展示や商品の販売を行う部分があり、正面で見えた開口部から目の前の鴨川が臨めます。
さらにこの部屋の真ん中にガラスで囲まれた階段があり、そこを上ると屋上に出られます。
屋上にベンチが置いてあってそこに座って鴨川が見えるかと思ったのですが、
座ってしまうと建物で川は見えませんでした。。
建物の裏側にまわると見えるのですが、1階及び地階はオフィスとして利用されています。
裏側はとても綺麗なのでぜひまわりこんでみましょう。 '02.3.8
2002 ルミナーレ
「大村ファッションカレッジ」

福岡県福岡市
1998年に高松氏設計によりつくられた「大村美容専門学校」の新たな校舎である。
敷地は別ですが、大村美容専門学校のすぐ近くに建っています。
大村美容専門学校の建物ということで自ずと比較されそうですが、
今回の建物はかなりおとなしめなデザインになっています。
奇抜なファサードが非常に目立つ建物だったため、物足りなさを非常に感じます。
箱形のガラスの箱にたんこぶのようにRCの小さな箱が張り付いた平面になっています。
また、構造はプレキャストによる井桁組で、中央に中庭を設けて左右に部屋を配置しています。
エントランスは地下になっていて、そこに降りていく階段の壁には
もうすでにスプレーで落書きされていました。。
夜には行灯のようになるというプロフィリットガラスの垂直ラインは結構好きです。 '05.1.20
2003 TOKIMEKI
滋賀県大津市
大津市の中心部、大津パルコの前につくられた商業施設である。
1階にはシューズショップ、2階以上にはレストランやヘアサロンなどが入っています。
鉄骨とガラスの建築で、角地に建っているのですが、建物も角の部分を切り取って
吹抜けのオープンな空間をつくっています。
ただ、2階のデッキや階段、EVなどがあることにより、
あまり開放的な空間になっていないのが非常に残念でした。
どうしてもこの建物が高松さんの設計だと信じたくないのは僕だけでしょうか。。
たとえ「LINKS」のテナントが全然入ってなくて失敗建築だと思われようとも
僕は高松さんはロボット建築を貫いてほしかったです。
ガラスの建築よりもメタリックな建築に戻ってくれないかなあ。。 '04.6.26
国立劇場おきなわ
沖縄県浦添市
浦添市の海に程近い場所につくられた劇場である。
沖縄の伝統芸能である組踊や琉球舞踊、沖縄芝居等の保存振興を図る拠点施設として建設され、
大小のホール、稽古場、スタジオの他に沖縄の伝統芸能を展示する展示室もあります。
特徴的な反り返る外壁は沖縄の伝統的な竹垣(チニブ)をモチーフにしたものだそうです。
最近のあまり魅力を感じない高松建築の中ではかなりの出来だと思いますが、
往年の高松建築らしさからは遠い建物なのが残念です。 '07.11.11
2004 松江地方合同庁舎
島根県松江市
松江市の中心部につくられた合同庁舎である。
市内に散在していた13の官署を集約するために建てられたものです。
2000年に行われた公募型プロポーザルによって高松さんが選ばれました。
敷地は大橋川に接していることから水辺にオープンスペースを設け、
建物からだけでなく橋からもこのスペースにアプローチできる開かれた空間をつくっています。
外観は箱形で、内部も白を多用した清潔な空間となっていて非常にシンプルな建物ですが、
同設計者による「くにびきメッセ」が道路を挟んですぐ向かいにあるため、
そのインパクトの違いにショックを受けてしまいます。
「くにびきメッセ」が竣工した1993年からたった10年で
ここまでおとなしい建物を設計するようになってしまったことが非常に残念です。 '04.12.22
2007 ナンバヒップス
namBa HIPS
大阪府大阪市
難波の駅近く、御堂筋に立つ地上12階建ての複合レジャー施設である。
「!(エクスクラメーションマーク)」と砂時計をモチーフとした壁面の窪みが
ファサードにインパクトを与えています。
そしてこの建物の一番の特徴は、壁面の窪みにフリーフォールが取り付けられていることです。
「ヤバいほど楽しいフリーフォール」ということで「ヤバフォ」と名付けられています。
難波には壁面に観覧車の付いたドン・キホーテもあるので、街が遊園地状態です(笑)
ちなみに僕が見学したのは土曜日の午後だったのですが、乗ってる人がほとんどいなかった気が。。
すぐ近くにある高松さんの代表作「キリンプラザ大阪」が取り壊しの危機を迎えていますが、
この建物はそれに代わる代表作にはなりえないんだろうなあ。。 '08.1.26
不明 ROUTE-1 京都府京都市
京都市南区につくられたパチンコ店である。
平屋の建物の上に3本の角が生えた(?)特徴的な外観をつくり出しています。
高松さんはパチンコ建築を多数設計していますが、ここは日向市の「パーラーヌーベル」と
同系列っぽいです。ここも元々メタリックだったのですが、緑に塗られてしまってるので。。
インパクトのある外観に対して内部は完全に普通のパチンコ屋だったのが残念でした。
元々そうだったのか改装されてしまったのかは分かりませんが。
あと、「ROUTE-1」という名称は国道1号からきているんだと思うんですが、
このパチンコ屋は国道1号に面していないんですけど。。 '06.12.10
平安51
Heian 51
東京都目黒区
東京にある数少ない高松建築の一つで、目黒に建つオフィスビルである。
以前からこのHPでも場所の情報を求めていたのですが、ようやく探し当てました。
正確な竣工年が分からないのですが、メタリック色全盛期の頃のものと思われます。
当時の他の建物に比べてややおとなしめのデザインですが、
上部の丸窓などの造形やエントランス周りに高松建築的要素が散在しています。
側面のRC壁面の汚れが気になりましたが、基本的には美しく保たれていたのが
嬉しかったです。 '08.11.11


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