坂倉準三のページ
Junzo Sakakura Architecture


コルビジェの元で学んだ建築家、坂倉準三。
彼と彼の意志を継いだ設計事務所の作品の中で僕が見てきたものを紹介するページです。

作品 データ
1941 旧飯箸邸(ドメイヌ・ドゥ・ミクニ)
Iibashi House(Domaine De Mikuni)
長野県
世田谷区等々力にあった住宅を長野県に移築したもので、元々は
坂倉準三さんが1941年にパリから帰国して初めて手がけた住宅です。
一時は解体の危機だったのですが、保存運動が起こり、最終的には
三國清三シェフによるフレンチレストラン「ドメイヌ・ドゥ・ミクニ」として移築・再生されました。
移築後は平面的な利用形態(サブエントランスをメインに代えているなど)
が変わっていますが、外観としては当初の姿となっています。
建物の特徴の一つとなっているリビングと庭をつなぐ大開口が
レストランに非常に合っていたというのも三國さんの目にかなった理由じゃないかと思います。
'10.3.3
1951 神奈川県立近代美術館
The Museum of Modern Art, Kamakura
神奈川県鎌倉市 Docomomo100
鶴岡八幡宮の境内で池に張り出すように立つ小さな美術館である。
中庭を囲い込むロの字型の平面で、2階を張り出させています。
外壁はセットバックした1階部分は大谷石、2階はアスベストボードとしています。
動線は、アプローチの階段を上って2階の展示室に入り、一周して階段を下りると
池を望むピロティへとたどり着き、自然と一体となった空間を堪能することができます。
1966年に増築され、池に突き出した鉄とガラスの新館と渡り廊下で結ばれました。
その後、1984年に300mほど離れた場所に大高正人設計による「別館」がつくられ、
さらに、2003年に遠く離れた葉山に佐藤総合計画設計による「葉山館」がつくられています。
'06.5.22
東京日仏学院
L'institut Franco-Japonai, Tokyo
東京都新宿区
市谷の江戸外堀跡から少し上った場所に建てられた日本とフランスの文化交流や
情報発信等を目的としてつくられたフランス政府の公式機関である。
ここはフランス語学校の機能もあり、同じくフランス語学校である「アテネ・フランセ」の
設計者である吉阪隆正と同様、ここもコルビジェの元で学んだ坂倉順三が設計しているのは
興味深いです。
高い擁壁の上に建つ白い建物であり、スラブが青いキノコ型の柱で支えられた面白い外観をしています。
内部空間で特徴的なのは1階から3階まで直通の二重螺旋階段で、一つはトップライトからの
光を受けるメインの階段、もう一つは裏方用の階段となっています。
建物は1951年に新築されてから1961年に坂倉氏の設計により増築、その後もみかんぐみによる
改修などにより手を入れながら大切に使われているのが嬉しいです。
ちなみにここにあるレストランはすごくおいしいみたいなので今度行くときは食べよう思います。 '09.11.8
1955 国際文化会館
東京都港区
1955年日本建築学会賞 Docomomo100
六本木につくられた来日する学者、研究者、文化人のための研究、会議、宿泊施設である。
元々は岩崎邸が建っていたが、戦災により消失した跡地につくられました。
その後、1976年に前川國男により増改築が行われていて、レンガ調の建物が
その時に建てられた新館です。
旧館は庭に面した地階がホール、ラウンジ、1階がエントランス、事務室、
2、3階が宿泊室となっています。
建築時には焼け残っていた地階部分を組み込んだ設計としたそうです。
水平性を強調した建物と手入れの行き届いた庭園との調和が見事になされていました。
この建物は数年前に取り壊しが検討されましたが、日本建築学会が保存要望書を提出し
保存案を提示したことから取り壊しが免れたという経緯があります。
これまで保存案まで提示したことはほとんどなかった気がするので、この提示は
今後の保存要望に対する一つの方法を示した重要なものだと思います。
ただ、提案は採算性なども考慮したものでなければ意味がないので、
そういった点では今後も名建築の保存の道は険しいんだろうとは思います。 '07.11.26
塩野邸
Shiono House
兵庫県
兵庫県につくられた専用住宅である。
広い敷地につくられた住宅で、いわゆる豪邸(笑)の部類に入ると思います。
コルビジェが来日したときに坂倉さんが建設中のこの建物を案内したそうです。
大きな切妻屋根、水平に伸びる庇、庭に向かって大きく開いた窓というデザインは、
坂倉さんの初期の住宅である飯箸邸の流れを組んだ建物だと思われます。
写真で見て想像していた大きさよりもかなり大きかったのでびっくりしました。 '15.3.30
1959 羽島市庁舎
Hashima City Hall
岐阜県羽島市
1960年日本建築学会賞 Docomomo100
市町村合併による羽島市誕生5周年を記念して建設された市庁舎である。
当初は1、2階が役所、3階が図書館、4階が議場及び公民館という
複合施設になっていましたが、現在は図書館が移転して3階も役所になっています。
メインのアプローチはスロープを上がった2階としており、独立した消防用の望楼には
スロープが設けられ各階へと外部からアプローチすることが可能となっています。
この望楼と屋上に飛び出した円弧を描く議場の屋根が外観にダイナミックなインパクトを与えていました。
1階バルコニーには手すりを設けず、前面の池に浮かぶように見えることを意図したそうです。
'06.4.30
シルクセンター 国際貿易観光会館
Silk Center
神奈川県横浜市
横浜市の山下公園通りと大桟橋通りが交差する角地に建てられた複合施設である。
横浜開港100年記念事業として、生糸や絹製品の貿易や観光振興を目的として建設されました。
竣工当時、低層部(1〜4階)は生糸関係の商社や貸事務所、店舗、観光案内所などが入っていて、
高層部(5〜8階)はシルクホテルというホテルになっていましたが、現在はホテルがなくなって
ベンチャー企業向けのインキュベート施設になっています。
低層部は大きな柱梁によるダイナミックな建物ですが、高層部はバルコニーを持つ庁舎のような
建物になっていて、低層部の上にちょこんと小さく載っている感じです。
初めて見た時は、後から屋上に増築したのかと思いました。 '11.10.26
1960 伊賀上野公民館
Iga-Ueno Public Hall
三重県伊賀市
伊賀市(旧上野市)につくられた公民館である。現在は伊賀市中央公民館になっています。
正方形平面を持つ2層の小さな建物で、HPシェルによる大屋根が特徴的な外観をつくり出しています。
竣工当初は屋根裏面がピンク色に塗られていて鮮やかだったみたいですが、
現在はその面影はなく、くすんだ色になってしまっていました。
現在は周りの市役所庁舎に囲まれて付属建物のような存在になっていますが、
元々はこの建物が最初に建てられて、現在の市役所が完成するまでは、市役所の一部として
機能していたそうです。 '09.1.18
1961 西条市体育館
Saijo City Gymnasium
愛媛県西条市
カブトガニのまち西条市につくられた体育館である。
RCの外観に緩やかなカーブを描く屋根の吊り構造です。
2年後、同設計者により佐賀市につくられた「市村記念体育館」は
まさにこの建物の流れを組んでいると一目で分かるほどよく似たデザインです。
建築されてから40年以上の歳月が経っているためか老朽化ということと
新たな体育館が完成したことから1998年以降は閉鎖されたままです。
取り壊されないのは嬉しいと言えば嬉しいんですが、放置されて風化していくのを
待つのも微妙です。。何とか改修して別の用途にでも使えないでしょうかね〜。 '06.3.2
(追記)2012年1月頃に解体されていることが分かりました。
力強さを感じさせる吊り構造が好きだったんですが残念です。。 '12.4.25
塩野義製薬研究所
Shionogi Pharmaceutical Central Laboratory
大阪府大阪市
大阪市内につくられた製薬会社の中央研究所である。
塩野義製薬の建物は坂倉事務所が数多く設計しており、この建物もそのうちの一つです。
コの字型平面の建物は、直射日光を遮るRC打放しのブリーズソレイユがコルビジェを思わせますが、
壁面に設けられた青いタイルによって深みのある外観をつくり出しています。
見学に行って知ったのですが、建物周りの塀がすごくいいです。
塀にかなりの厚みを持たせて上部を緑化しています。屋上緑化ならぬ塀上緑化ですね。
無機質になりがちな塀に暖かみを持たせているのにはとても好感が持てました。 '11.3.6
(追記)現在、解体工事が行われています。大規模な分譲マンションが建つそうです。。 '15.10.17
K氏邸
K House
兵庫県
坂倉事務所の第一所員、西澤文隆さんによる「正面のない家」シリーズの一つである。
現存しているのはここと「正面のない家/H」のみだそうです。
Hでは道路に面して壁が設けられ、閉じているいう印象が非常に強かったのですが、
こちらは壁ではなく塀で、建物との間にも庭があるため、閉じている印象は薄いです。
もちろんここも平屋で庭に向かって諸室が開かれているとともにトップライトが設けられるなど
共通点は多く見られるのですが、敷地にゆとりが感じられるため、周囲に対しては
緩やかに閉じているという感じでした。 '11.6.15
1962 正面のない家/H
No Front House/H
兵庫県
関西において坂倉事務所によって4つほど建てられた「正面のない家」シリーズの一つである。
道路に面してRCの壁が建て、和室、食堂、カーポートなどが配置され、外部に対して閉鎖的であるが、
奥に設けられた居間、寝室などはテラスや中庭に面しており、開放的な空間となっています。
三角のトップライトも数ヶ所設けられているため、内部はかなり明るいと思われます。
正面のない家といいながら、ファサードは開口部の配置や凹凸が美しいデザインとなっています。
現在は開口部に柵が設けられてしまっているために少し分かりにくくなっているのが残念ですが
紫に塗られた面がアクセントになっていていい感じでした。 '10.11.27
呉市庁舎・市民会館
Kure City Hall and Civic Center

広島県呉市
戦艦のまち(?)呉市の市役所と市民会館である。
中央公園と連続する敷地に建っており、市役所と市民会館はデッキでつながっています。
市役所はバルコニーがぐるりと回っている高層の本庁舎と上部が円筒形になった議会棟で
構成されています。
市民会館は二つの円錐形を組み合わせた特徴的なデザインとなっています。
この時期の坂倉建築によく見られる青いタイルがここでも曲面の外壁に使用されています。
坂倉建築の代表作の一つだと思うんですが、新市庁舎建設が決定し、
この建物は解体されることとなりました。
先行して平成24年頃に市民会館が解体され、そこに新庁舎を建設中であり、
平成27年末に新庁舎が完成するので、その後、現庁舎は解体されてしまいます。。
'14.3.1
出光興産広島西給油所
Idemitsu Hiroshima-Nishi Gas Station
広島県広島市
広島市内の国道2号に面してつくられたガソリンスタンドである。
出光の建物は村野藤吾さんが数多く設計していますが、
坂倉さんも多くのガソリンスタンドを手がけています。
ただ、現存しているものが非常に少なく、ここについても見学時は営業していませんでした。
アールを描く円形の車寄せがとても美しいデザインとなっています。 '18.5.5
1963 市村記念体育館
Ichimura Memorial Gymnasium
佐賀県佐賀市
佐賀城跡に立つ体育館である。
元リコーの社長であった郷土出身の市村清さんが寄贈した体育館だそうです。
打放しコンクリートで、ギザギザな柱が立てられ、楕円形の屋根を吊り構造により
架けられています。見る角度によって印象が変わる設計になっています。
屋根からの水を落とすための滑り台のようなデザインがかっこよかったです。
この時代の坂倉事務所の作品は力強くて良いです。 '03.4.6
1964 ホテル三愛(札幌パークホテル)
Hotel San-ai(Sapporo Park Hotel)
北海道札幌市
札幌市の中心部にありながら隣が中島公園という素晴らしい立地の高級ホテルである。
ピロティ状の低層棟と高層棟の構成となっており、それぞれ外壁タイルの色を変えています。
高層棟のタイルの色である青は「塩野義製薬研究所」や「神奈川県庁新庁舎」などでもみられる
坂倉建築の特徴の一つでもありますが、ここでも美しい外観をつくり出しています。
デザイン的には最上階の庇も美しいです。
現在の名称は「札幌パークホテル」に変わっていますが、当初は「ホテル三愛」といい、
林昌二さん設計の「三愛ドリームセンター」と同じリコー・三愛グループの経営だったそうです。
'12.4.9
1966 名古屋近鉄ビル
Nagoya Kintetsu Building
愛知県名古屋市
名古屋駅に建つ近鉄のビルである。
近鉄は、近畿圏を中心に愛知や三重などに伸びる鉄道会社ですが、
その一つの核となるビルとして建設されたのだと思われます。
建物は大きな柱で持ち上げられた力強い外観が特徴的で、エントランスを入ると、
少し下がったレベルの駅改札、さらに下がったレベルの地下街へとつながっていきます。
以前見学したときは外観では力強い2本の柱が見えにくくなって
いたのですが、こないだ見ると改修されて分かりやすくなっていました。 '09.6.6
1967 岐阜市民会館
Gifu Civic Auditorium
岐阜県岐阜市
岐阜市につくられた市民会館であり、会議室・展示ギャラリー・大ホールなどから成っています。
道路に沿って水平性を強調した白い低層の建物があり、
その奥の円錐を斜めにカットした建物が大ホールになっています。
幾何学的で白の低層部と、有機的で荒々しいホールが対照的で面白いです。
ホール内部は見られなかったのですが、低層部は開いていたので中も見たのですが、
二階に上る螺旋階段も美しかったです。村野藤吾さんの螺旋階段を思い出させました。
この時代の坂倉事務所の建物はすごくかっこよくて力強さを感じます。
この建物と「呉市民会館」が僕のお気に入りの坂倉設計ホールです。 '04.7.30
1968 箕面観光ホテル
Hotel Minoh Osaka
大阪府箕面市
箕面につくられたスパガーデンと一体となったリゾートホテルである。
関西に住む人ならばテレビCMのおかげで知らない人はいないと思います。
既存の和館との機能の連続性を考えたため急傾斜地につくられていますが、
敷地造成を行わず元の地形を生かした形で設計されています。
そのためモダニズムの力強さが建物に表れていました。
換気口のデザインやロビーカウンターのレトロな雰囲気は最高によかったです。
個人的にはスパガーデンに行く人なんているんかいな?と思っていたのですが
休日のせいもあってかすごく人がいてました。正直びっくりです。
U氏邸
U House
大阪府
大阪につくられた地上4階、地下1階の事務所付き住宅である。
建物を特徴付けているのが正面ファサードに張り付いた植栽で、
RCのプランターに植えられた樹木が建物を覆うように成長しています。
プランターのゲートをくぐり階段を数段上がって内部へとアプローチするようになっています。
モダニズム建築と植栽はよく合います。美しいです。 '09.7.13
1970 近鉄奈良ターミナルビル
Kintetsu Nara Station
奈良県奈良市
奈良の玄関口である近鉄奈良駅の駅ビルである。
奈良に遊びにきた人は必ずこの駅を見ているはずだと思います。
前々からこのビルはきっと有名な建築家が設計していると思っていましたが
やはりそうでした。
メタリックなボディの直方体の箱の上に、頭のような小さな箱が重ねられています。
目地の取り方や開口部の並びが軽快で気持ちよい作品です。
内部はかなり手が入っていますが柱のデザインなどが特徴的です。 '02.12.15
1971 宮崎県総合博物館
Miyazaki Prefectural Museum of
Nature and History
宮崎県宮崎市
宮崎神宮の森の中に建つ総合博物館であり、
広場に面して県民文化ホールと対峙するように建っています。
外観は落ち着いたタイル張りで、ピロティに設けられた大階段を通ってアプローチします。
展示は、自然史、歴史、民族の三つの展示室があり、ジオラマなどを使っていて
小学生の遠足にはもってこいの内容でした(笑)。
竣工当初は美術部門もあったようですが、平成7年に県立美術館がオープンしたため、
平成10年に行ったリニューアル後は美術部門が無くなっています。 '05.5.26
ビラ・セレーナ
Villa Sereena
東京都渋谷区
都心のヴィンテージマンションの代表格ビラシリーズの一つである。
神宮前の細い路地に面して建っており、すぐ横には同設計者によるビラ・フレスカ(1972)があります。
建物中央に中庭を設け、それを囲むように各住戸が配置されています。
上部にいくほどセットバックされており、1970年代にあって屋上緑化が設けられています。
中庭に設けられたエレベータや外部階段なども建物のデザイン性をアップさせる
装置のように思える美しさでした。 '14.12.13
1972 宮崎県東京ビル
Miyazaki Prefectural Tokyo Building
東京都千代田区
市ヶ谷駅のすぐ近くにつくられた宮崎県出身で東京の大学に通う人や県職員の住宅を主とした施設である。
要するに宮崎県の人のために格安で貸す学生寮ということです。
坂倉事務所は1970年代に宮崎県関係の施設を多く設計しているのでここも設計したと思われます。
建物は2棟で構成されていて、低層部をスカート状に広げた外観が特徴的です。
学生寮と聞いてかなりボロボロなのを想像して見に行ったのですが、
40年も経っている建物とは思えない奇麗さでした。メンテがいいのかな。 '14.4.10
1974 ビラ・モデルナ
Villa Moderna
東京都渋谷区
青山通りから少し入った場所につくられた集合住宅である。
ビラ・モデルナ(Villa Moderna)とはイタリア語で「現代的な別荘」という意味みたいです。
ビラシリーズのうちの1棟で、このシリーズを建てた興和商事の本社がここに入っています。
ビラシリーズの中で唯一街に開かれたスペースがあり、中央にシンボルツリーを植え、
緑のタイルが敷き詰められた空間は、道路よりも数段下がったレベルに設けられています。
この空間を取り囲むように住戸ユニットが雁行して並ぶ姿は圧巻です。
写真を撮影した時は冬で枝だけでしたが、夏になるとシンボルツリーが鬱蒼と茂っていて
ちょっとファサードの印象が変わります。 '07.7.9
宮崎県総合青少年センター
・青島少年自然の家
Miyazaki Prefectural
Comprehensive Youth Center
宮崎県宮崎市
宮崎県総合運動公園内につくられた青少年のための宿泊研修施設である。
池(海?)に浮かぶ船をイメージした建物となっており、水上のブリッジを渡ってアプローチします。
坂倉事務所は野外活動センターなど同種施設を多く設計しており、
どれも魅力的な建物となっていますが、ここは秘密基地っぽくて特にいいです。
建築雑誌などでは水に浮かぶイメージの写真が多いので、てっきり水に囲まれた
建物だと思っていたのですが、実は南側は陸地だったのでびっくりしました。 '13.10.13
1999 鹿児島カテドラル
ザビエル記念聖堂
St. Francis Xivier Memorial Church,
Cathedral of Kagoshima

鹿児島県鹿児島市
日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルが最初に上陸した地、鹿児島に
つくられた旧教会の建て替えである。
中央に象徴的な鐘楼を設け、旧教会を意識してか外壁は木のようなRCになっています。
ハイサイドライトは色ガラスにパンチングメタルを重ねており、内部に降り注ぐ光が
時間や季節によって複雑に変化するように設計されています。
教会は都会の喧噪を忘れさせる静謐な空間ですが、ここも光の効果によって
その印象をより強めることに成功していました。 '05.11.7


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