幣の間 弟子屈町屈斜路コタンアイヌ民俗資料館
毛綱毅曠建築事務所 北海道弟子屈町
Teshikaga Town Kussharo Kotan Ainu Folklore Museum
Kiko Mozuna Architects & Associates/Hokkaido


 

屈斜路湖のすぐ近くにつくられたアイヌの民具など民俗資料を展示する施設である。
RC打ち放しに亜鉛合金のドームが乗った独特な外観で、この後に毛綱氏が釧路につくる
建築群にも多用されている曲がり梁がここでも見られます。
アプローチにある7本の柱や展示室内にある楕円柱やオベリスク柱は全て「木」を表していて
毛綱さんの解説によると建物の名称にある「幣(ヌサ)」とは遙か昔にあった聖なる木のことだそうです。
それ以外にも「原子の世界と宇宙が・・」とか「オルフェウスの冥府が・・」とか難しい意味が
あるようですが、理解できません(笑)。
内部の展示空間はドームの部分だけで非常に狭いですが、熊とアイヌの人が戦っている
等身大(?)の展示があって、それがなかなかかっこよかった(面白かった?)です。
展示室内にある楕円柱や円柱、展示ケースなどは屈斜路湖から引き上げられた沈木材が
用いられているそうです。 '05.5.28



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