福島県男女共生センター
槇文彦/槇総合計画事務所 福島県二本松市
Fukushima Gender Equality Center
Fumihiko Maki/Maki and Associates/Fukushima


 



城下町である二本松市につくられた男女共同参画をめざした施設である。
通称は「女と男の未来館」だそうです(なんかちょっと笑える名称ですが。。)。
ホール、図書室、レストラン、宿泊施設などで構成されています。
敷地は奥に丘が存在するために高低差が12mほどあり、そこにL字型に建物が配置されています。
建物は3層になっていて、1、2階部分がレンガによる堅固な表情、3階がガラスによる透明感、
4階以上が木とアルミのルーバーによる軽快さを感じさせます。
北側に設けられた丘と建物に囲まれた庭は、街の喧噪を全く感じさせない自然を満喫できる
空間になっていて、ウッドデッキによるサンクンテラスも非常に快適でした。
内部は中央にカスケードと名付けられた吹抜けの空間がつくられていて、
そこにつくられた建物を縦に貫く銅板のエレベーターシャフトの赤色が建物全体にアクセントを
与えていて好感が持てました。そういえば槇さんの建物って赤色をアクセントに使うこと多いですね。
僕が行ったときは女性問題に関するシンポジウムみたいなものをやっていて
建物内にいる人がほとんど女性だったのでなぜかドキドキしながら見学してました。 '05.1.15


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