栃木県立美術館
川崎清+環境・建築研究所 栃木県宇都宮市
 

宇都宮市につくられた日本における公立の近現代美術館の先駆けとなった施設です。
1972年に竣工後、1981年に常設展示場が増築されています。
ガラスのカーテンウォールによる高層の事務棟と低層の展示棟から構成されていて
建物周りには屋外展示空間も設けられていて、ゆったりとした快適な場所です。
建物は敷地内にあった大きなすずかけの木を効果的に演出するよう計画されており、
高層棟はガラスにすずかけが映ることを意識して設計されているそうです。
川崎さんの代表作ともいえる美術館建築といえば、ここと「国立国際美術館」だったのですが、
国際美術館は取り壊されてしまっており、もうここしか見ることは出来ないので貴重な建物です。
ちなみに映画「デスノート」でロケ地に使われてました。外観と外部空間だけですけど。。
'06.10.27

Homeへ

Architectureのページへ








































inserted by FC2 system