大阪の建築
Osaka Architecture


作品 データ
1925 ダイビル(大阪ビルヂング)
Osaka Building
渡辺節建築事務所 大阪府大阪市
Setsu Watanabe/Osaka
中之島に建つ大規模オフィスビルである。
大阪ビルヂングの「大」を「ダイ」と読み、通称ダイビルと呼ばれています。
渡辺節の代表作の一つであり、当時所員だった村野藤吾が参加していたことでも有名です。
角の部分がカーブを描き、開口部も彫りが深くないため、遠くから見ると
つるっとした印象を受けますが、北側の低層部エントランス周りに近づくと
華やかな装飾で覆われていることが分かります。
エレベーターホールや吹き抜けの手すりなど内部の装飾も見所が多いです。
ただ、残念なことに2009年11月からこの建物は解体工事に入り、2013年に
中之島ダイビル・ウエストという名の高層ビルに改築されてしまいます。
外壁や低層部の装飾は再利用する計画ではあるようですが。。 '09.11.18
1928 南大阪教会
村野藤吾 大阪府大阪市
Togo Murano/Osaka
村野藤吾氏の最初期の作品である。
塔のように立つ鐘楼と教会堂からなっており、彼の設計ではないのですが横に幼稚園もあります。
この当時から鐘楼の装飾模様などに彼の特徴が随所に見られます。
例えばやうねるような建物の外観などである。
現在は改造されており、教会堂は晩年に改築されたものである。鐘楼は当初からのものです。 '01.10.23
1933 大阪ガスビル
Osaka Gas Building
安井武雄建築事務所 大阪府大阪市
Docomomo100
Takeo Yasui/Osaka
大阪を代表する道路、御堂筋に建てられたオフィスビル第1号です。
交差点に対して壁面がカーブしており、コーナーに入口が設けられています。
連続する深い軒が外観にインパクトを与えており、基壇部分になる1、2階を黒御影、
3階以降は白いタイルの外壁としています。
また、開口部は2階と8階が連続窓、それ以外はリズミカルな独立窓になっています。
南西側の壁に飛び出した部分がありますが、ここは講演場の映写室だそうで
スクリーンまでの距離をとるため張り出させたそうです。
1966年に北側部分が佐野正一(安井氏の娘婿)設計で増築されていますが、
既存建物のデザインにうまく溶け込んでいて好感が持てました。
ちなみにこの建物を見て村野藤吾氏が「都市建築の美の極致」と絶賛したそうです。
'06.5.29
1935 そごう百貨店
村野藤吾/村野建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano Associated Architects/Osaka
大阪の中心部、御堂筋と心斎橋筋に面する場所の百貨店である。
御堂筋側に間口を多く取ったT字型の平面になっていて、御堂筋側のファサードは
垂直線を強調する縦ルーバーが非常に美しく、ルーバー間にはガラスブロックがはめ込まれています。
そしてこのファサードには藤川勇造氏の彫刻「飛躍」がワンポイントとして配置されています。
当初外装はすべてトラバーチンだったそうですが、
その後の改修によりモザイクタイルに変わっていました。
すでに取り壊されており、H17.1月現在は新たなそごうの建物を建築中です。
この建物や「心斎橋プランタン」など村野氏設計による心斎橋の名作がなくなっていくのが
とても悲しいです。
隣の大丸(ヴォーリズ設計)との対比していたのが非常に懐かしく思い出されます。
幼少から何度と来ていた百貨店でしたが、じっくり内部を見学していなかったことが
今では悔やまれます。 '05.1.26
1938 中村健法律事務所
Nakamura Ken Law Firm
村野藤吾/村野建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano Associated Architects/Osaka
大阪市の北浜につくられた法律事務所である。
村野さんの作品集でも全然取り上げられてない建物なので全然知りませんでした。
近くも度々通っていたのに普通にスルーしてました(笑)
改めてよく見ると渋みがあります。三方を囲まれているため正面ファサードのみで
外観はつくられているといってもいいと思いますが、向かって左手の窓を規則的に
配置するのに対し、右側は少し凹ませたり、後の村野建築にみられるバルコニーの
デザインのようなものを試みていたりして面白いです。 '08.10.29
1939 大阪中央郵便局
逓信省営繕部(吉田鉄郎) 大阪府大阪市
Docomomo100
大阪駅の目の前に立つ郵便局である。
同じく東京駅の目の前に立つ「東京中央郵便局」と同じ吉田鉄郎が設計しています。
東京は外壁が白色だったのに対してこちらは濃いグレーであり、
東京は変形敷地に合わせた曲面があったのに対して
こちらは直線で構成されているため、より厳格なイメージを受けました。
また、東京は4階と5階の間に胴蛇腹があったのですが、こちらはなく、
モダニズムをより洗練させたデザインに仕上がっています。
東京中央郵便局とともに一等地に立っているため、今後の存続が危ぶまれています。。
'06.5.17
1953 フジカワ画廊
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪市内につくられた画廊ビルである。
遠目に見るとちょっと古くなった雑居ビルに見えてしまいそうですが、
近づいてみるとガラスブロックを多用したタダモノではない(笑)ビルだと分かります。
そしてファサード左右に設けられた面白い手摺のデザインに驚きます。
ちなみにこの手摺のデザインって何をイメージしてるのでしょうか。
なんとなく古代人が描いた壁画のように見えなくもないですが。。
内部の緩やかなカーブを描く階段の美しさにも村野デザインが表れていました。
'07.2.18
1954 近鉄劇場
Kintetsu Theater
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
近鉄上本町駅周辺にある村野建築の一つである。
元々は「近鉄会館」という名称で映画館を主目的として建設されたそうですが、
改装が行われ名称が近鉄劇場になってから、OSK日本歌劇団(マイナーな宝塚みたいなもの(笑))
のミュージカルなどの公演に使われてきました。
建物は駅前の周囲の建物に比べて低層で、連続窓が水平性を強調しています。
隅部に置かれた彫刻や手摺りのデザインなど村野建築の要素がちりばめられていて面白いです。
2004年に閉鎖され、テナントの店舗だけが入っていたのですが、現在解体中のようです。
閉鎖され、跡地に新歌舞伎座が移転することが近鉄から発表されていたため
いずれ解体される運命なのは分かっていましたが、ショックです。。 '08.10.30
1955 ドウトン
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪市の繁華街ミナミの中心部、道頓堀につくられた食堂ビルである。
元々はドウトンという店があってそのビルだったみたいですが、
現在はその店はなくなっていて、テナントビルに変わっています。
ちなみにドウトンは昔はテレビCMも流すほどの有名店だったみたいです。
僕は全然知らないので当時のCMが見てみたいです!
建物は道路側のファサードは低層部を除いてモザイクタイルで覆われていて
それに対して川側のファサードは開口部を多く設けています。
道頓堀を何度も歩いたことがあってもモザイクタイルに気付かない人が多いのではないか
と思います。一度上を見上げてみたら意外な外壁の模様に驚くと思いますよ。 '06.6.26
1956 心斎橋プランタン
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
心斎橋筋にある僕のお気に入りの喫茶店です。
内部は3層になっていて、1階と螺旋階段で昇る2階とは一部吹き抜けになっていて同一な空間を
作り出しているが、3階は落ち着いた別空間といった感じである。
エントランスの大きなガラスだけが開口部であり、薄暗い照明・籐による意匠がレトロを感じさせる。
所々に展示してあるロートレックのポスターもいい感じです。 '01.5.25
(追記)2003年6月を持って閉店されています。これからの動向が気になります。 '04.5.26
(追記)2004年10月に心斎橋筋を歩いているとプランタンだった建物は改装されて
回転寿司屋になってしまっていました。残念です。。 '04.10.28
1958 大阪新歌舞伎座
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市中央区
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
客席数2000人の歌舞伎劇場とその付属施設である。
建主から桃山調の建物を要求されたため、この大胆な連続唐破風が考えられたという。
しかし、出来た当初、「俗悪な商業主義的意匠」として非難を浴びたそうで、
現在もあまり良い評価を受けていないようです。
僕はこの連続唐破風好きですけどねえ。。
それからこの建築は当時たった10ヶ月の工期で完成させたそうです。 '02.3.20
新ダイビル
Shin-Osaka Building
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
堂島川沿いに立つ賃貸オフィスビルである。
1958年に竣工し、その後1963年に増築されています。
白タイル張りの外壁に、水平の連続窓が続くシンプルな外観ですが、
よく見ると4階部分の隅を凹ませていて、そこになぜか2匹の羊の像が立っています。
羊は建物の4隅以外にもいるのですが、これは増築前の隅だった場所だと推測されます。
ということは(4隅+増築前の2隅)×2匹=12匹いるのかと思ったら、東側の増築前の隅には
いなくて、西側の増築前の隅にしかいませんでした。結論としては全部で10匹います。
このビルは先進的に屋上緑化を行っていて、平日の昼間などに開放してくれています。
上ってみると昼寝をしているおじさんやくつろぐサラリーマンなどがいました。
屋上で驚いたのが造形で、機械室などのデザインが気合い入りまくってます。
外観は(羊以外)かなり抑えた表現だっただけにこれは驚きました。
ちなみにこのビルを30階建ての高層ビルに建て替えるとダイビルが発表しました。
2011年に着工だそうです。残念です。。せめて羊は新ビルの隅に再度置いてもらいたいです。
'07.9.23
1959 泉州銀行本店
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府岸和田市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪の和泉地方を中心に展開している地方銀行の本店である。
外壁は花崗岩貼りの落ち着いた色彩でまとめていて装飾も少なく、
上品な建物に仕上がっています。
ファサード上部の横に連続する鎖のようなデザインは「名古屋都ホテル」では
ファサード全体を覆うように使われたものですが、こちらはワンポイントに使われています。
入口横にちょこんと置かれた羊の像がかわいいです。 '06.6.29
日本シェーリング
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
ドイツに本社を持つ製薬会社シェーリンググループの日本本社である。
敷地内に後で増築された大きな建物があるため、この建物はこじんまりした感じに見えます。
横に連続する開口部のデザインが外観全体を特徴付けています。
さらに側面にまわるとガラス張りの階段室があるんですがこれが良いです。
明らかに古さを感じる階段室なんですが、リズミカルなフレームが洗練さを醸し出していました。
'06.11.21
1960 輸出繊維会館
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪市の本町駅の近くに建てられた繊維関係の組合の拠点ビルです。
地下2階、地上8階の建物で、7階以上は斜線制限の関係か少しセットバックしています。
規則的な窓が連続する立面は非常にシンプルで、これが村野建築?と思わせますが、
南側エントランスからロビーに入るとカラフルなタイルの壁面が現れ、
村野建築であることを確信できます(笑)。
そしてロビーから地下へと続く階段を見ると、曲面を描く壁に沿って滑らかな階段と手すりが
非常に美しい造形をつくり出しています。やはり村野建築の素晴らしさは階段ですかね〜。
'06.3.4
日本工芸館
Japan Folk Art Museum
浦辺鎮太郎 大阪府大阪市
Shizutaro Urabe/Osaka
大阪のミナミ、府立体育館のすぐ近くに建つ日本の伝統工芸品を紹介する展示館である。
建った当時は違ったんだと思いますが、現在は高層マンションに挟まれているため、
肩身が狭そうに見えました。
覆いかぶさるような深い庇のデザインは浦辺さんの特徴で、この建物でもそれが外観を
特徴付けています。3階部分はその深い庇で覆われた外部回廊があるのですが、
横スリット状に開いているだけなので外部でありながらほとんど室内のようです。
展示空間として手狭になってきているようで、そこら中に雑多に(?)壺が置かれていたのが
印象的でした。。 '09.1.25
1962 森田ビル
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪市のオフィス街につくられたビルである。
黒の外壁に白で縁取られた開口部が連続するファサードですが、
あまりに開口部が並びすぎてちょっと気持ち悪いぐらいです(笑)
道路斜線によるものだと思いますが、上部は徐々にセットバックしています。
しかし、村野さんは大阪市の中心部でかなりの数のオフィスビルを設計してますね。
'07.1.31
1963 梅田換気塔
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪キタの中心部に立つ地下街のための換気施設である。
換気塔というよりはステンレスのオブジェといったほうがふさわしいと思えるほど
芸術性を感じさせるデザインになっています。
一般的にも芸術的な施設であるとの認知がなされていることを裏付けるように、
夜になるとこのオブジェはライトアップされるようになっています。
林立するステンレスのオブジェの中央に立って空を見上げると、
大都市の中心部にいながら不思議な落ち着きを感じました。 '06.6.30
1964 浪花組
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪の中心部の一つ、ミナミにある会社である。
この本社以外に、名古屋、東京の支店も村野氏が設計しています。
ファサードの荒々しさがこれほどまでに表れている村野建築は他にないんじゃないでしょうか。
「名古屋都ホテル」(解体)や「大成閣」などもファサードに特徴がありますが、
それらはスマートさや軽快さを感じるのに対して、この建物は力強さを感じました。
見に行ったときは何をしている会社なのか分からなかったのですが、
どうやら建築関係の会社のようです。 '02.5.30
大成閣
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪ミナミの繁華街につくられた老舗の中国料理店である。
六角形のデザインを連続させたファサードが村野建築らしさが出ていて、
看板も六角形に合わせているところが良いです。
現在は六角形が縦に5コ、横に8コという並びになっていますが、
当初は縦に10コ、横に4コだったみたいで、1980年に増築されて現在の姿になっています。
ということは当初は現在よりも幅が狭く高層だったんですね。
単純に六角形の数だけで考えると当初10×4=40、現在5×8=40と変わってないんだ。
'07.2.16
千里ニュータウン
南地区センタービル

村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府吹田市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
阪急南千里駅の駅前につくられた千里ニュータウンの南地区センタービルである。
千里ニュータウンのセンタービルで一番初めにつくられました。
1964年にセンタービルが出来た後も、1965年に専門店街、1976年に文化センターと
千里南地区は村野氏の設計により順次整備が行われています。
開口部をリズミカルに並べた立面は村野さんらしい美しいデザインです。
同じ千里ニュータウンにあった槇文彦さん設計の「千里センタービル」が解体されたように
この建物も老朽化を理由に再開発計画があるようです。。 '07.2.26
1965 美原町庁舎 村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府堺市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪府南部の美原町の役場庁舎である。
H17年2月に堺市と合併したため、現在は堺市美原区役所になっています。
三層の建物で、連続するバルコニーが水平性を強調する外観をつくっています。
側面から見るとよく分かりますが、そのバルコニーが飛び出しています。
コンクリート打放しの正統派モダニズムのような外観ですが、よく見ると
村野氏が多用した柱梁のRCを見せて間に貼るという手法がこの建物でも使われています。
'07.2.25
1966 大阪臨海センタービル
槇文彦/槇総合計画事務所 大阪府堺市
Fumihiko Maki/Maki and Associates/Osaka
海に程近い港湾エリアにつくられた複合ビルである。
近年の槇さんの作品は関西に少ないですが、初期の作品は意外とたくさんあります。
この建物もその一つです。
ランドマークのようにそびえる高層棟と、芝生を敷詰めた中庭を囲い込むように
配置された低層棟から構成されています。
芝生の中庭は年月の経過によりやや色あせたものの、彫刻が置かれていたりと
なかなか良い空間を演出しています。
高層棟はよく見ると1963年竣工の菊竹清訓設計「館林市市民センター」に似てるような気が。。
当時はこういうデザインが流行っていたのかなあ。 '02.12.5
1967 箕面ビジターセンター
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府箕面市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
箕面市の北部、明治の森箕面国定公園内につくられたビジターセンターである。
公園の案内所、展示室などで構成されています。
村野建築に木造は少ないのでかなり意外ですが、国定公園という自然に囲まれた
ロケーションを考慮して木造を選ばれたのだと推測します。
敷地の高低差に逆らわずそのまま建てており、展示室も山側は多少高くなっています。
主張しない抑えた外観のデザインに好感を覚えました。 '07.2.20
1968 箕面観光ホテル
Hotel Minoh Osaka
坂倉準三建築研究所 大阪府箕面市
Junzo Sakakura/Sakakura Associates/Osaka
箕面につくられたスパガーデンと一体となったリゾートホテルである。
関西に住む人ならばテレビCMのおかげで知らない人はいないと思います。
既存の和館との機能の連続性を考えたため急傾斜地につくられていますが、
敷地造成を行わず元の地形を生かした形で設計されています。
そのためモダニズムの力強さが建物に表れていました。
換気口のデザインやロビーカウンターのレトロな雰囲気は最高によかったです。
個人的にはスパガーデンに行く人なんているんかいな?と思っていたのですが
休日のせいもあってかすごく人がいてました。正直びっくりです。
U氏邸
U House
坂倉準三建築研究所 大阪府
Junzo Sakakura/Sakakura Associates/Osaka
大阪につくられた地上4階、地下1階の事務所付き住宅である。
建物を特徴付けているのが正面ファサードに張り付いた植栽で、
RCのプランターに植えられた樹木が建物を覆うように成長しています。
プランターのゲートをくぐり階段を数段上がって内部へとアプローチするようになっています。
モダニズム建築と植栽はよく合います。美しいです。 '09.7.13
1969 国立国際美術館
川崎清+環境・建築研究所 大阪府吹田市
万国博覧会のためにつくられた美術館である。
エントランスホールを覆っているガラススクリーンや、南側につくられたガラスのルーバーなど
周辺環境をとりいれた美術館を目指して設計されています。
美術館内部の動線は、まず一番上までEVで上って、そこから降りてくるというルートになっています。
2004年秋にシザー・ペリ設計による新美術館に移転するため、2004年1月に最後の展覧会である
川崎清さんの展覧会ののち閉館し、今後の利用の目途も立っていない状態だそうです。
たしかにアクセスの悪さなどの問題点はありましたが、川崎さんの代表作であるこの建物を
なんとか再活用してもらいたいです。
残念なのは、川崎さん自身が「機能のなくなった建物に存在意義はない」といった意見を
述べていて存続を望んでいないということです。
エキスポタワーがなくなり、この建物もなくなってしまったら万博公園がどんどん寂しくなってしまいます。
それから、この美術館は僕自身の思い出の建物でもありまして、学生の時に美術館の設計課題が
あったときに、まずこの建物の見学に来て感動したことがあります。
思い出の建物が消えてしまうのは悲しいのでなんとか残してほしいです。 '04.7.1
1970 エキスポタワー
菊竹清訓建築設計事務所 大阪府吹田市
2002年8月から解体が決定したエキスポタワーである。
1970年に開かれた日本最大の博覧会、通称万博の会場につくられた高さ127mの塔です。
ランドマーク兼展望施設として設けられました。
塔の中腹にはキャビンと空中デッキ、パラボラアンテナ用デッキが設置されており、
それぞれが回廊や階段などで連結されています。
万博終了後もしばらくの間は展望施設として上ることができたそうですが、
老朽化が進んで来たため上れなくなったそうです。
補修を行い再び上れるようにしてほしかったのですが、吹田市は解体を発表してしまいました。
万博公園のランドマークが一つ消えてしまうことがとても悲しいです。 '02.7.28
(追記)2003年3月をもって解体が完了しました。。 '03.5.15
千里センタービル
槇文彦/槇総合計画事務所 大阪府吹田市
Fumihiko Maki/Maki and Associates/Osaka
日本有数のニュータウンである千里ニュータウン内につくられたコミュニティ施設である。
市役所の出張所や千里ニュータウンに関する展示空間などから成ります。
元々は結婚式場も入っていたらしいですが、どうだったのでしょうか。。
また、元々RCによる灰色の外壁だったようですが、現在は白く塗られています。
さらに、コアの上部である搭状の部分の上には時計なんか設置されてしまっていて
なんかかわいらしい外観に変わってしまっています。
一階部分のピロティ空間の作り方や内部の三層吹き抜け空間はすばらしいのですが、
外観の変貌に少し唖然としてしまいました。。 '04.6.9
(追記)今日知ったのですが、いつの間にか解体されてしまったそうです。。
跡地は超高層の住宅・商業複合施設になる計画だそうです。 '06.10.10
村野・森建築事務所
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市阿倍野区
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪阿倍野の周囲にラブホなんかもある微妙な場所に立つ村野藤吾さんの旧事務所である。
木造の事務所があったものを1970年にRC造に建て替えた建物です。
心斎橋の事務所はそごう百貨店とともに取り壊されてしまいましたが、
それよりも古いこの建物は現存しています。
残念ながら僕が見学した5年ほど前には荒廃した感じで、隣の建物が取り壊されて
青空駐車場となったため、あきらかにその場しのぎといった壁を張り付けていたのが
あまりにショックでした。
ただ、このあいだ、この建物をミュージアムに再生するプロジェクトが進行していると聞きました。
どうやら10月のオープンを目指しているそうで、美しく再生した姿が見られるのを
楽しみにしています。またオープン後に見学して更新しますので楽しみにしててください。
'06.9.28
高橋ビル本社
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪市内につくられたオフィスビルである。
国道に面した角地に立っているのですが、コーナー部分を面取りすることで
外観にインパクトをもたせるとともにプロポーションが非常に美しくなっています。
周りの景色が映るんじゃないかと思うほど滑らかで美しい黒の外壁が艶めかしく、
立ち並ぶオフィスビルの中でも異彩を放つ建築でした。 '07.1.30
黒田電気株式会社
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪市の北部につくられた電気機器の製造を行っている会社の大阪支社である。
当初はここが本社だったみたいですが、2003年に東京に本社機能を移転しているので
現在は大阪支社となっています。
同じ開口部を連続させた立面デザインの中に、一部スリット状に細い幅の開口部を設けて
アクセントとしています。
1981年につくられた名古屋支店のエントランスとその上部の開口部のデザインは
この建物で使われたスリット状のデザインを意識したものと考えるのはちょっと無理が
ありますかね。 '07.2.17
1972 堺泉北海員会館 村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府高石市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪府の南部、高石市の海際につくられた海員会館である。
「海員会館」とは船員のための安価な宿泊施設で「かんぽの宿」みたいなものだと思います。
宿泊室の入った棟はピロティとして建物を完全に持ち上げているのですが、
村野建築としては結構珍しい手法だと思います。
ピロティ部分に遊具が置いてあったのがほほえましかったです。
ちなみにこれを見学に行ったのはかなり前なんですが、今回HPに載せるのに
ググってみたら公式HPがなくなっていました。
しかもグーグルマップで見てみると更地になってるみたいなんで、
除却されてしまってるのかもしれません。。どなたかご存じの方教えてください。 '07.2.4
(追記)どうやら取り壊されてしまっているみたいです。。 '08.1.24
1973 富島邸-大淀のアトリエ
-アネックス

Atelier in Oyodo
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
1973年完成の処女作「富島邸」を後に買い取り、1981年・1991年と増改築を繰り返したアトリエである。
その後、道路を挟んだ向かいに1995年アネックスをつくっています。
よく雑誌などで見る1階から最上階までの吹き抜けが見たかったですが
所員じゃないので当然入れませんでした。
東に小さく付けられた入口から所員が日曜日にもかかわらず、せかせかと出たり入ったりしてました。
その入口の周りに「犬」というシールがいっぱい貼ってあり、「これはコルビジェくんのことか!」と
思いましたがよく考えたら数年前に亡くなってしまったんでした。
新たに犬を飼っているのかな〜。 '02.3.18
PL学園幼稚園 相田武文設計研究所 大阪府富田林市
有名な大平和記念塔のすぐ近く、富田林市にある幼稚園である。
全体が芝生の斜面で覆われているため、どこに幼稚園があるのか分からないようになっています。
アクセスは斜面に設置された階段を上っていくと、洞窟に入るかのような横穴があり、
そこから中に入ると、山のてっぺんを四角くくりぬいたかのように空間がつくられていて
その中に園舎がつくられています。このアイデアはすごく面白かったです。 '01.12.5
1974 1・1/2
渡辺豊和建築工房 大阪府茨木市
Toyokazu Watanabe Architecture Studio/Osaka
初期の渡辺氏の代表作である。
正方形平面の箱に半球を載せたものと、それを半分に切ったものをブリッジでつないだ
という面白い形態をしており、この建物の名前である「1・1/2」とはこのことである。
コンクリの箱に鉄板張りのドームが載せてありますが、このドームのオレンジ色は
元々この色だったのか?と疑問に思ってしまいました。
初期につくられたこの作品や「オッパイハウス」が発展(?)していくと
「秋田市体育館」になるんだなあ、としみじみ思ってしまった(笑) '02.10.7
1976 住吉の長屋
Row House in Sumiyoshi
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市住吉区
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
安藤忠雄が一躍有名になった作品である。
間口2間、奥行8間の住宅で、4つの部屋が屋外の中庭を挟んでいる。
真ん中の庭に自然の要素が取りこまれて新しい都市生活が演出される
そうだが、雨が降ったら部屋を移動するのに傘がいるのか。。
もちろん住宅なので中は見ることができなかった。実際に間口2間を目の前にすると狭さが実感された。
ソニータワー大阪
黒川紀章建築都市設計事務所 大阪府大阪市中央区
Kisho Kurokawa Architects and Associates/Osaka
ソニー製品のショールームであり、心斎橋のランドマークである。
配管、エスカレーター、エレベーターを外部に露出している。
トイレはすべてメタボリズム思想が表れており、交換が可能である。
来観者がまずエレベーターで9階にあがって、そこから露出したエスカレーターに乗り
降りてくるシステムはなかなか良いと思う。 '99.9.1
(追記)現在解体中です。心斎橋のランドマークがなくなってしまうことが悲しいです。。
'06.5.20
帝塚山タワープラザ
Tezukayama Tower Plaza
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市住吉区
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
安藤建築が多数存在する帝塚山にある店舗併用の共同住宅である。
1階及び地階が店舗になっており、2階と3階がメゾネットの住宅になっています。
それぞれの住戸がタワー状になっていて4本立ち上がっています。
タワーはすべてデッキで連結されていて店舗部分を含めて迷路状になっています。
頂上のシリンダーがトップライトになっているようです。
道路側正面から見るとすごくのっぺりした感じを受けますが斜めから見るとかっこよいです。
この建物も後から外壁を塗っていました。。 '02.5.10
山水商事本社
中百舌鳥給油所

出江寛/出江建築事務所 大阪府堺市
堺にあるガソリンスタンドとその会社の本社である。
面白いのはシェルのマークがそのまま建物のデザインとして利用されていることです。
道路がカーブを描いていて、それに沿って金太郎飴のような細長い建物になっています。
そして、金太郎飴の下部がトンネル状のガソリンスタンドになっています。
コンクリ打放しの建物であるため景観を考慮して植栽がかなりされたようですが、
生えすぎてしまっていてちょっと汚い感じです。もう少し手入れしてもいいのでは? '03.2.4
1977 国立民族学博物館
黒川紀章建築都市設計事務所 大阪府吹田市
Kisho Kurokawa Architects and Associates/Osaka
千里の万博公園内にある博物館である。
パティオを持つ40m×40mの展示ブロックが単位となり、造園や増築計画が
おこなわれたメタボリックな空間構成である。
中に入ってびっくりしたが、めちゃくちゃ広い!!
しかし世界の民族に関するかなりのものが展示されておりみどころが多い!
とても満喫することが出来ます。ぜひ行くことをお勧めします。
外から地下の休憩所(?)に降りれるのですが、何の為にあるのかわからない。
1981 ドムス香里 石井修/美建・設計事務所 大阪府寝屋川市
寝屋川市につくられた集合住宅で、分譲11戸、賃貸17戸から構成されています。
これぞ石井修さんの真骨頂!とも言うべき緑に囲まれた(というか緑に覆われた)低層
集合住宅となっていて、前面道路からは森のように見えます。
各住戸はスキップフロア形式のメゾネットとなっていて、前庭、中庭、後庭を設けることで
各部屋に2面の通風・採光を確保しています。
この建物を紹介した写真はほとんどが緑に覆われたものですが、裏に回ると意外に
緑に覆われていない普通に建物が見えている場所があったことに驚きました。 '07.9.21
1983 電通大阪支社
Dentsu Osaka Branch
槇文彦/槇総合計画事務所 大阪府大阪市北区堂島
Fumihiko Maki/Maki and Associates/Osaka
大阪のオフィス街に立つ事務所ビル。
狭小な道路に三方を囲まれた困難な敷地の条件を、前面に広場を設ける事でクリアしている。
壁面のアルミパネルと水平なガラス窓は槇らしさを感じさせた。
電通っててっきり大学(電気通信大学)のことだと思ってた俺ってばか? '00.1.29
1984 国立文楽劇場
黒川紀章建築都市設計事務所 大阪府大阪市中央区
Kisho Kurokawa Architects and Associates/Osaka
日本橋の駅の近くにある文楽の劇場である。
広く文楽の良さを伝えるために来場者以外の人でも入れる空間を多く取っていて
常設展示で文楽の歴史や道具の説明などがある。
おとなしめなファサードであるが、ワンポイントとして真ん中上部に出っ張りがある
そしてその中には「文楽」と書いてある。あれはちょっと。。。
しかしワンポイントが無いと寂しいような気もする。
心斎橋TO
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市中央区
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
大阪ミナミの中心の大通り心斎橋筋にある商業施設である。
高松にある「STEP」や「サンプレイス」のように商店街の中にある施設です。
前々からずーっと安藤氏っぽいけど違うかな?と思っていた建物でしたがやはりそうでした。
なんとなく角にある円形のガラスの階段が違うイメージだったのですが、
よく考えるとそのデザインは結構他の建物でも使われているような気もしました。 '02.1.2
懸魚のある製図工場
出江寛/出江建築事務所 大阪府大阪市北区
出江寛さんの事務所ビルである。
彼の建築によくみられるトタンとペンキがここでも現れている。
波形スレートでつくられた外装が特徴的であるがちゃちなイメージを受ける。
開口部が小さなエントランスと上部中央にある小さな窓しかないようであるが
昼間でも電気が必要なんじゃないだろうか? まあ建築事務所はそれでいいのかなあ。。 '99.12.16
マリソール
安藤忠雄建築研究所 大阪府豊中市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
豊中市にあるレストラン付きの住宅である。
1階がレストランで、外階段で上がった2階に住宅の入口があります。
かなり外壁のコンクリが汚くなっていたのでかなり古い建物かと思ったのですが、
1984年竣工なのでどうやらそうでもないようです。
かなり狭いスペースのレストランですが、階段をつくって高低差のあるスペースになってます。
ただ、内装も全てコンクリ打放しなので、少し寒々しい感じを受けました。
予想に反してコース料理の店で、しかも高いです。びっくり! '02.5.15
村野建築研究所
心斎橋事務所
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
1935年竣工の「そごう百貨店」北側の細い通りにある建築事務所です。
間口が約7mと狭く、シンプルなデザインなので気付かずに通り過ぎてしまいそうです。
しかし、よく見ると村野デザインがちりばめられた繊細なデザインだと気付きます。
エントランス上部の跳ね出した庇の丸みや上部開口部の面取りなどの優しい造形、
その開口部横の16個の整列したドットなど絶妙なバランスです。
隅にある柳の木も都会のオアシス的で素敵です。
小さな建物だと思っていたのですが、実は地下1階、地上4階もあると知ってちょっとびっくりでした。
最近聞いた話によると、「そごう百貨店」と共に除却されてしまったそうです。
今度確認してこようと思いますが、以前に撮影した写真が2枚しかなくて焦ってます。
いつでも撮影できると思って全然撮りに行ってなかったことが今では悔やまれます。。
'05.9.2
オッパイハウス
The Breast House
渡辺豊和建築工房 大阪府
Toyokazu Watanabe Architecture Studio/Osaka
住宅街の中に突如現れる異形の住宅である。
その名の通り大きな二つのオッパイが玄関扉を挟んで張り付いています。
ポップアートを描く画家の家だそうで、施主の絵画にイマジネーションを受けてデザインしたと思われます。
上部に張り付いている車輪状のものは一体何を表しているのでしょうか。。
見に行った時はエロティックな印象を受けたのに今写真を見ているとそれほどでもないのは
なぜかと考えていたのですが、オッパイにカメラを向けるという行為にドキドキしていたんじゃないかと
思い立ちました(笑) '07.12.5
1985 BIGI2nd
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
心斎橋にあるBIGIの建物の一つである。
シンプルな外観であり、この写真では閉まっているシャッターをくぐり右側に行くと
斜めに立てられた壁に沿って階段を上っていくという設計になっています。
前に見に来たときはこの写真にある壁の赤い文字はなかったので、
テナントがおそらく変わったんだろうと思います。 '02.3.21
1986 BIGI3rd

↑現在
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市中央区
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
 
↑'99年当時
安藤建築がかたまって存在する心斎橋のビルの一つです。
片側のみの鉄骨柱による片持ち形式で、もう一方をカーテンウォールで吊ってます。
初めて見に行ったときに、外人さんの集団が「日本建築ガイド」という英語の本を片手にこの建物を
見に来ていて「ここから近つ飛鳥はどうやって行きますか?」と聞かれて、
へろへろの英語で教えた記憶があります。
それから約3年経ってこないだ目の前を通ってびっくりしました。あ、赤くなってる!
えらいことです。フレームも白く塗られて、当時は服屋だったのに今はバーになってました。 '01.12.17
太陽セメント本社ビル
Taiyo Cement
Headquarters Building

安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市福島区
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
セメント製品メーカーの本社ビルである。
四角い箱の一部をくりぬいた部分がエントランスになっていて、そこに向かって開口部をつくって
室内への採光を行っています。
3層吹き抜けとトップライトによる光のホールが内部にはあるらしいのですが、もちろん入れませんでした。
特注コンクリートブロックの表面はこの頃の設計にはみられたのに最近はなくてちょっと悲しい。。
入口近くにたくさんのがらくた(?)か製品のかけらが散乱していてちょっと見苦しかったです。
'02.1.10
TSビル
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市北区天満
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
堂島川沿いにたつ、地階・一階がデザイナーのショールーム、上階に住宅をもつ複合住宅である。
彼の建物にしてはやや単調な二階より上の部分のファサードが気になるが
河川敷き公園の緑と川の流れを意識したらしい。。(よくわからん)
この建物の前は天神祭りの時に賑わいを見せる河川沿いである。 '99.12.16
ガレリア・アッカ
GALLERIA [akka]
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市中央区
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
大阪の心斎橋のまちなかにある商業施設です。
「MUSE HALL」というライブハウスの斜め前ぐらいにあります。
このライブハウスによく行っていたのに、ガレリアを知ったのは最近。。。
タイムズ」や「B-Lock北山」と同系列といった感じである。
地階から吹き抜けていて空が見えるのですが
なぜか一番上の階からデッキがでていてよく用途が分からない。
あいかわらず奥の店舗はアクセスしにくいと思う。。
ホテル・リバティ
出江寛/出江建築事務所 大阪府大阪市淀川区
神崎川の川沿いに建てられたホテルである。
一つの建物にもかかわらず、オーナーが二人であるため敷地の中央につくられた中庭によって
内部が二分されているという面白い設計になっています。
出江氏得意のアルミの外装であり、エントランスのサイケデリックな模様が特徴的です。
元々はビジネスホテルだったのか分からないのですが、現在はラブホテルになってました。
内部はもちろんは入れなかったのでどうなってるのか気になるところです。
かなり改修されているのだと思います。。
女性的な形態を意図したという外観はラブホテルにはふさわしいのかもしれません(笑) '02.6.25
1987 キリンプラザ大阪
高松伸建築設計事務所 大阪府大阪市
1989年日本建築学会賞
Shin Takamatsu + Shin Takamatsu Architectes & Associates/Osaka
引っかけ橋の横にそびえる難波の超メジャー建築で高松伸の代表作。
映画「ブラック・レイン」で使われたことでも有名です。
展覧会を開いたり映画上映のできる階や飲み屋の階がある建物です。何度か展覧会で行きました。
複数階にわたる展示はおもしろいのですが、使い勝手が悪そう。。
難波のシンボル的な役割は十分に果たしていますが。。
(追記)キリンがH19年10月末をもってここを閉鎖することを発表しました。
しかも跡地を売却する予定だそうです。
ミナミのランドマークが、そして、高松建築の代表作がなくなってしまうんですね。。 '07.8.21
鰻谷INGS'23
高松伸建築設計事務所 大阪府大阪市中央区
Shin Takamatsu + Shin Takamatsu Architectes & Associates/Osaka
まさかこんなところに高松建築があったなんて、というところにありました。
これまで頻繁に通っていたところで見落としていたことが、高松氏の作品集を見て知り、
早速行きました。
京都の北山にあるINGS’23と同系列なのでしょう。しかしビルの名前は別のものに変わってました。
たしかに作品集の写真の建物があり、高松氏らしい特徴があるといえばありましたが、
どぎつい赤色で、ファサードのガラスもえらく汚くなってました。 '01.10.29
氷室アパートメント
小嶋一浩⊂シーラカンス 大阪府高槻市
国道と河川に挟まれた三角地につくられた単身者用のアパートである。
各住戸が4分の一ずつスキップした構成になっていて、外部通路は複雑につくられています。
シーラカンスの原点ともいうべき作品だそうで、アパートの名前のプレートには「シーラカンスハウス」と
書いてありました。(設計シーラカンスとも書いてあった)
裏側(河川側)にまわろうとしたら門番のように犬がいて、吠えると思ったらやたらとじゃれてきました。
'01.11.4
OXY鰻谷
Oxy Unagidani
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
ミナミの安藤建築が密集している鰻谷の商業施設である。
立方体の箱にL型の壁を挿入し、そのあいだに階段などをつくることによって
複雑な動線をつくり出している。
京都の商業施設のように奥に行かないと入れないというような多くのテナントの施設ではないため
この近辺の建物は商業建築としては成功していると思った。 '01.8.18
(追記)つい最近解体されて跡形もなくなってます。。 '06.5.22
天王寺博覧会テーマ館
Main Pavilion for the Tennoji Fair
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市天王寺区
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
天王寺公園で行われた博覧会のテーマ館としてつくられ、その後も公園内に残された施設である。
僕は大学時代何度もこの公園に来ていたのですが、全く気付いてませんでした。。
しかし、Carbonさんという方のホームページでここが安藤建築だということを教えてもらいました。
ガラスの箱の上に三角が乗っているという外観で、側面は曲線も使われてます。
ガラスの箱の中は温室になっていて、多種の植物が育てられています。
淡路花博での温室ほどの規模はないですが、丁度いいぐらいの広さで快適です。
ただ、嘘のレンガによる内装はいけてなかったです。きっと後から勝手に付けたのでしょう。。
付属施設(?)として大画面のシアターがあり、僕が行ったときは大阪の観光案内を上映してました。
'01.12.26
1988 淀屋橋今西ビル3
高松伸建築設計事務所 大阪府大阪市中央区
Shin Takamatsu + Shin Takamatsu Architectes & Associates/Osaka
淀屋橋のオフィス街の一角にある店舗及びオフィスビルである。
目の前には安井武雄設計の近代建築の名作「大阪倶楽部」があります。
メタリックな形ですが、いつもより目立っていないのはなぜなのかを考えてみると、
やはり近代建築の名作には到底勝ち目がないようで、存在感は明らかに「大阪倶楽部」が上でした。
通称「HILIS」(アイリス)という名が付けられているのですが、どこが虹なんでしょう?
※アイリス=ギリシャ神話の虹の女神のこと '02.5.16
あべの橋ターミナルビル
村野藤吾/村野・森建築事務所 大阪府大阪市
Togo Murano/Murano and Mori Associated Architects/Osaka
大阪市の中心地の一つである天王寺につくられたビルである。
近鉄あべの橋駅と近鉄百貨店の改修及び増築ですが、
避難用バルコニーを全体に巡らせた水平性の強い外観となっています。
また、バルコニーの手すり部分を2種類の葡萄唐草模様のレリーフで統一しており
全体を軟らかく包んだ優しい表情に仕上げています。
ちなみにこのレリーフを近づいて見ると、葡萄の他に鳥が描かれているのですが、
なぜか仏壇の模様に見えてきてしまったのは僕だけでしょうか。。 '07.2.12
1989 光の教会・日曜学校
Church of the Light
安藤忠雄建築研究所 大阪府茨木市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
閑静な住宅街の中にたつプロテスタントの教会である。
光の教会が1989年につくられ、日曜学校は1999年につくられた。
直方体の箱に15度ずれた斜めの壁が貫入している。
壁にそってエントランスを入ると十字架の形に切り取られた壁から
光が挿入し、荘厳な空間を作りだしている。
簡素なつくりなのに感動を覚えたのは、光をうまくつかっているからだろう。。
日曜学校とのあいだの謎の階段は何なのかよくわからない。
日曜学校は教会とは少し違っていて、木で机や椅子をつくっており、教会とは違ったあたたかさを感じた。
アップリカ本社ビル
丹下健三+都市・建築設計研究所 大阪府大阪市中央区
赤ちゃん関係の商品を扱っている会社の本社ビルである。
外観のインパクトはすごいものがあります。悪者ロボットのようです。
三角のパネルを何枚も組み合わせてつくった壁がそのままこの建物のかたちを表してます。
正面から見ると何層にも積み重なったバルコニーとその植栽がよく見えます。
構造計算大変だっただろうなあと思う建物でした。 '01.12.26
(追記)うさっちさんからの情報によりこの建物は赤ちゃん関係の商品を扱っているため
ベビーカーの形をしていることが分かりました。 '03.5.14
矢尾クリニック
安藤忠雄建築研究所 大阪府寝屋川市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
寝屋川市の下町っぽいところにあるクリニックである。
四角い箱に半円柱が張り付いてます。そしてそこがエントランス及び階段室になってます。
安藤氏設計の個人住宅と同様に、箱の中に中庭がつくられていますが、ガラスが多用されており
開放感が強く感じられた。これはクリニックという用途からくるものでしょうか。
見に行って「すごい古いんやなあ」と思いましたが、後で調べるとそれほど昔のものじゃなかった。。 '01.10.22
国際展示水の館
磯崎新アトリエ 大阪府大阪市鶴見区
国際陳列館と同様、「花と緑の博覧会」後も残すことになった施設である。
現在は貸しホールとスポーツセンターとして使われています。
直径36mの4つの屋根がB.フラーによって考案された構造を使ってつくられています。
それによって円形の屋根が複雑に絡み合う面白い形態を作り出すことに成功しています。
貸しホールのスペースは僕が行ったときは使用されていなくてさみしい状態でした。。 '02.2.27
鰻谷チルドレン・ミュージアム
若林広幸建築研究所 大阪府大阪市
大阪ミナミの鰻谷につくられた店舗ビルである。
子供服を中心に、玩具、子供ジュエリーなど子供のための22の店舗で構成されています。
建物は全て統一されたスパンの架構になっており、
その格子にギリシャの民家や神殿をモチーフとした建物が貫入しています。
これらの店舗を空中階段などを使って巡るように設計されています。
しかし、上記の内容は竣工当時の状況で、現在は一階部分は居酒屋になっていて
上階の店舗も子供用の店ではなくなっている様子です。
というのも一階にあったエレベーターへのアプローチ部分が居酒屋によって閉鎖されて
しまっているので、上部の状況を見に行くことができなくなっています。。
出来たときから「こんなん成り立つんやろか?」と疑問に思っていましたが
案の定ダメだったようです。 '04.3.30
(追記)完全に使われなくなってしばらく経っていたのですが、遂に取り壊しが始まってました。。
結局子供のための店舗という当初の企画段階から失敗だったんでしょうね。。 '06.12.24
D-HOTEL
竹山聖/アモルフ  大阪府大阪市中央区
Kiyoshi Sey Takeyama+Amorphe/Osaka
僕は前々から、ラブホテルを造る建築家がいてもいいじゃないか、と考えていました。
そして見つけたのがこの京都大学の大先生、竹山聖が設計したホテルである。
しかも大阪にあったとは!と驚いていたのですが、やっと現場に行って来ました。
難波のラブホテル街に建つ一見ラブホテルとはわからない建物は儲かっているのか?
と考えてしまうが、内装はさすが建築家が設計したものといった感じであった。
といっても別に入ったわけではなく、壁を三角に切り取ったところから見えている非常階段
を無断で上って勝手にのぞいたのである。 ちなみに2時間5000円と書いてあった。
ライカ本社ビル
RAIKA Headquarters Building
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市住之江区
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
南港にあるアパレル関係の企業本社ビルである。
オフィス機能に加えてギャラリー、ショップがある。
南港は土地があまっているのか、やたら広場がでっかくとってある。
そしてオフィスもかなりでかい!
正面は良いのだが、側面にまわると単調な壁が続いている。
7層吹き抜けの空間が中心にあるらしいがもちろん中には入れなかった。。
GALA
北川原温建築都市研究所 大阪府枚方市
関西には少ない北川原さん設計の商業施設である。
この建物以外には京都の「サント産業本社屋」ぐらいしかないんじゃないでしょうか。
複雑な素材の組合せによるファサードを持ち、東京にある「395」を思い出しました。
入っているテナントは、マクドナルドやツタヤなどで、看板がかなり建物の見栄えを悪くしてました。
奥に入ると中庭が設けられていて、特徴的な階段が設けられていました。
竣工後約15年を経てやや色あせた部分もありましたが、なかなか見所のある建物でした。
最近の大規模プロジェクトと比べてこの当時は北川原さんも小さな商業施設も設計してたんだなあ。
'03.4.1
1990 K2ビルディング
篠原一男アトリエ 大阪府大阪市都島区
京橋の駅からすぐのところにあるオフィス・店舗の複合ビルである。
地下鉄が走っている等の理由により荷重制限などから
それぞれに個々の架構システムを使用している。
そのためか北面と南面で違った表情を見せている。
一階・二階がショールームや喫茶コーナーといった開かれた空間になっていて
喫茶コーナーは二階吹き抜けになっていて螺旋階段でつながれている。
喫茶コーナーから外を見ようとすると斜めに入っているブレースがすごい迫力である。 '00.3.6
Sビル
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
大阪市にあるシーズという会社のビルである。
直方体の上に、更に小さな直方体を乗せたビルである。
高層化するのに斜線制限がかかったから、後ろに下げたのでしょうか?
ちょっと不恰好な感じを受けました。
エントランスのつくりはかわいらしくてよかったです。 '02.4.1
SAN OAKSビル
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
1階に店舗スペース(ファミリーマート)のあるビルである。
多少不整形な土地ながら裏側の道路まで建物が続いていて、裏側は別のファサードが見れます。
真ん中に店舗の空間があり、店舗を挟むように左右に上階への入口があります。
ほとんどが貸しスペースのようで、住居となっているのは最上階の部分のみのようでした。
おそらくビルの持ち主が住んでいるのだと思われます。
屋上は緑化されているようで、下からでも植物が見えていました。
貸しスペースの空間の開口部のフレームがかなり汚くなっていたので、
竣工してから結構時間が経っているようでした。 '02.8.4
(追加)Oさんから情報をいただきまして1990年竣工だと分かりました。ありがとうございます。
今の安藤事務所が増改築されていた時はここが事務所だったそうです。 '07.6.24
国際陳列館
磯崎新アトリエ 大阪府大阪市鶴見区
1990年に開催された「花と緑の博覧会」で松下電器のパビリオンとして計画されたもので
博覧会後も「いきいき地球館」として地球環境問題に関して展示をおこなっている。
4階のかなりの部分がトラスによって持ち出されている。
傾斜した敷地につくられており3階のホールに上る階段がガウディのグエル公園を思い出させた。
子供の環境教育によく使われているようで行った日も小学生がたくさんいた。。 '00.11.12
シャープ労働組合研修
レクリエーションセンター

瀧光夫建築・都市設計事務所 大阪府四条畷市
日本建築学会賞
国定公園内に建つ研修宿泊施設である。通称「アイ・アイ・ランド」だそうです。
宿泊施設・研修施設・プールなどが自然の中に配置されており、
環境に溶け込むように設計された低層の建物群になっています。
水を張った中庭やトップライトを多用することによって、
自然をどこからでも楽しめるような設計になっていて、すごく快適でした。
これは日本建築学会賞を受賞するに値すると思いました。 '02.9.10
1991 三起商行新社屋
黒川紀章建築都市設計事務所 大阪府八尾市
Kisho Kurokawa Architects and Associates/Osaka
子供服で有名なミキハウスの社屋ビルである。空港から近いため低く押さえられているらしい。
逆円錐形にえぐられた全面ガラスの特徴的な形を持っている。
サイドに社員用の駐車場と入り口があるのですがそこに空中デッキがつくられているのですが
そこはこのビルにも入れない(壁があるだけ)し、隣のビルにも行けない(途中でデッキが終わる)
一体何のためにつくったのだろうか?設計段階では隣のビルとつなぐ計画があったのか?
エントランスを入るとえぐられたガラスから光を取り入れた快適なアトリウムとなっている。
エントランス付近と地下が店舗になっていてアトリウムの方は会社の入り口になっている。
地下の男子便所の小便器がアクセスする廊下から見えていてちょっと設計ミスか?と思った。
アトリウムの方に入って写真を撮っていると「そちらは会社なので入らないでください」と怒られた。。 '00.9.25
MINES北堀江
シーラカンス 大阪府大阪市西区北堀江
前後二つの棟を半階ずらして中央にある円形の階段でつないでいる。
透明感のある円筒がオフィスビルを貫いている感じである。
11本の柱列によるエントランスも特徴的でした。
狭くてとんがったバルコニーはシーラカンスのビルによく見られるなあ。。
この建物は遠目に見るとゆったりしたイメージなのに近づいて細部を見てると
狭いというイメージを受ける。
シーラカンスの住宅系の建物ってすごく狭い!
という印象がいつもあるのはなぜだろう? '99.10.29
パレロワイヤル夕陽丘「離宮」
高松伸建築設計事務所 大阪府大阪市
Shin Takamatsu + Shin Takamatsu Architectes & Associates/Osaka
大阪市内につくられたデザイナーズマンションである。
雑多なまちなかで周囲には寺院などもある場所につくられた要塞のような巨大な建物です。
高松さんが東京にもいくつか建築を設計し始めたまさに旬の時代につくられたため、
魅力あるロボット建築になっています。
最上部のメタリックデザインやバルコニー部分の造形にこだわりを感じます。
マンションなのでエントランス部分しか見学できませんでしたが、
黒御影石等を使った豪華な入口になっていました。
ただ、竣工から時間が経って少し汚れ始めていたロボット建築は、番組終了してしまった戦隊物の
超合金ロボットのような哀愁を帯びているように見えてしまったのは僕の思い過ごしでしょうか。。
'05.5.25
1992 バロンベール
Le Baron Vert

フィリップ・スタルク 大阪府大阪市中央区
Philippe Starck/Osaka
大阪市の幹線道路沿いに建つ複合商業ビルである。
外観を見ただけで想像がつくと思いますが、スタルク設計です。
建物名称は、元々「バロンルージュ」というプロジェクト名で計画を進めていて
赤い建物の予定でしたが、緑に変わったので「バロンベール」となったそうです。
開口部が少ないのっぺりとした頂部が尖った建物で、襞(ヒダ)のような皺(シワ)のような部分が
有機的で気持ち悪いです。水木しげるさんの描く妖怪のようにも見えます。
建物裏側は寺院の敷地で墓地が広がっていることからスタルクはここを選んだそうで、
彼がかなりマニアックな性格であることが分かりますね。。
建物外観が異形なので入っているテナントも風俗系ばっかりです。
オーナーのねらいがこうだったのか分かりませんが、残念ながらテナント募集中でした。
日本にあるスタルク建築(この建物と「ナニナニ」、「アサヒドライホール」)を見ていると
こっちでやりたい放題って感じですね〜。頼む側もすごいと思いますが。。 '05.7.16
味覚糖本社
Mikakuto Office
竹山実建築綜合研究所 大阪府大阪市
Minoru Takeyama Architect & U/A /Osaka
大阪市の松屋町につくられたお菓子会社「味覚糖」の本社ビルである。
本社機能以外にもショールーム、喫茶、イベントホールなどが入っています。
奈良の大和郡山市にある味覚糖奈良工場も竹山実さんが設計しているので
その流れでこの建物の設計も行ったと思われます。
建物内部は中央に設けられた1階まで光が差し込む大吹き抜け空間が圧巻です。
エントランスを入ると会社のマスコットキャラである「UHA坊や」の人形が
出迎えてくれるのが嬉しいです。 '09.3.24
1993 オーガニックビルディング
大阪
Organic Building Osaka
ガエターノ・ペッシェ 大阪府大阪市中央区
Gaetano Pesse/Osaka
「ヴァーティカル・ガーデン」と名づけられたこの建築は
壁面いっぱいにさまざまな植木鉢が取りつけられている。
イタリア人建築家は面白いことを考える!!
建物で初めてグッド・デザイン賞をもらった作品。
どうやって水をやるのかと思っていたが、コンピュータ制御によって水がやられているらしい。
この立体日本庭園のモチーフは竹林だそうだ。。
新梅田シティ・
梅田スカイビル
原広司+アトリエφ+木村俊彦構造設計事務所+竹中工務店
大阪府大阪市北区
梅田のランドマーク的存在であるスカイビルである。
問題としては駅から遠いということである。
スカイビルだけがあるのかと思っていたが、実際は全くアンバランスなホテルが一緒にある。。
同じ巨大な建築なのに京都駅ビルよりも受け入れやすかったのはなぜだろう?
ビル下のアトリウム空間には京都駅ビルにも見られた黄色や青色のオブジェ?がやはりある。
上に行くと彼の芸術作品?があるが全く理解不能である。 '00.1.4
1994 サントリーミュージアム
Suntory Museum
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市港区
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
天保山ハーバービレッジに位置し創業90周年の記念事業の一つとして1994年11月
に創業の地・大阪に開館した複合文化施設である。海遊館の隣に位置している。
一階がミュージアムショップ、二階にはIMAXシアターと呼ばれる大画面の劇場がある。
地下に打ち放しの駐車場があるのですが、入り口がわかりにくかった。
二階は突然狭くなっていって行き止まりなところがあって変な感じであった。
二階から外のバルコニーに出ることができ、大阪湾が一望できるのがよかった。
(いちゃついているカップルも一望できたが。。)
マックスレイ本社ビル
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市城東区
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
交差点の角地に建物があるためにそれを避けるようL字型につくられたオフィスビルである。
照明器具のメーカーであるので入ってすぐの部分だけが公開されているがそれ以外は入れない。
公開されている部分は高い吹き抜け空間になっている。
道路に面した部分にできる限り開口部をとり、光を多く取り入れることに力を入れている。
エントランス部分にある小さなひさしがこぢんまりしていてかわいく、笑ってしまった。 '00.10.11
大阪府立近つ飛鳥博物館
Chikatsu-Asuka Historical Museum
安藤忠雄建築研究所 大阪府南河内郡
1996年建設業協会賞(B.C.S.賞)
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
古墳文化の公開、展示、研究を目的としたセンターとなる博物館である。
この博物館の構想はこれまでの博物館とは異なっており、
単なる出土品を展示するだけの施設ではなく、新しい試みとして、
環境として周辺に点在する古墳群全体をそのまま見せようとしている。
そのため建物は、そこから出土地域全体を一望できるようなひとつの丘として考えられた。
展示物は、スロープを回りながら見学していくようにできており、「木の殿堂」と似た感じではある。
屋上から降りていく階段は晴れている日に行くととても気持ちがよくてよかった。
しかし、外に意味のない階段(計画段階ではあったのかもしれないが。。)があって、
階段の先は草むらが茂っていてわけが分からなかった。
紀陽銀行堺支店
安藤忠雄建築研究所 大阪府堺市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
堺の阪堺電車の駅のすぐ近くにある銀行の支店である。
銀行の支店なので小さいものかと思ったらすごく大きくてびっくりしました。
しかも四角く真ん中の空間がくりぬいてある。遠目で確認すると庭園化されているようである。
窓口業務は円形のガラスの部分であろうと思われるが、休日だったので幕によって遮られていた。
直方体の部分は開口部が中空部に向かってのみなので、内部は明るいのか心配になった。
しかし、なんて贅沢な銀行なんだろうと思った。 '01.2.22
1995 ふれあい港館 フィリップ・ブランシェ+大阪市港湾局+梓設計・大建設計JV
大阪府大阪市住之江区
港における日仏の文化交流をテーマとした外観デザインコンペの入選作。
フランスの建築家ブランシェの設計である。
橋をイメージした入り口を行くと水の回廊がエントランスへと続く。
回廊は左右にいろんな場所のワイン用の葡萄が植えてある。
そして中にはいるとレストランがあり、地下にはワインミュージアムがある。
建物よりもそこへ至る回廊がとても気に入った。
地下のワインミュージアムは驚きの狭さである。
あれで600円は高い! しかしアルチンボルトの絵画がある!!
日本でアルチンボルトを見たのは初めてだったのでとても嬉しかった。
ラピート
若林広幸建築研究所 大阪府
難波と関西空港を結ぶ特急「ラピート」である。建築ではなく電車の設計はなかなか珍しい!
初めてこの電車を見た時、黒い電車って。。と思った。
しかし若林らしい設計である事は確かだと思う。
まるでダースベーダーか鉄人28号のような顔?である。 '99.10.4
イル・サローネ
アルド・ロッシ 大阪府茨木市
日本で数多くの建築を設計した外国人建築家ロッシが大阪につくったパチンコ店である。
この当時は女性客をターゲットにしたお洒落なパチンコ店が出来始めたころで、
ロッシのデザインはまさにうってつけであったと思われます。
もちろん従来のパチンコ店のようなネオンなどはまったくなく、ホテルやレストランを思わせる
レンガの外観はすごく美しいです。
駐車場側に張り出した店員寮のバルコニーまでもがうまく外観に溶け込んだ設計になっていました。
店員の制服もイッセイ・ミヤケデザインによるものだそうです。
ただ、垂れ幕なんかも無くせないもんでしょうか。。 '04.2.15
1996 大阪港国際フェリーターミナル
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
南港につくられた国際フェリーターミナルである。
中国の上海と定期フェリー航路が結ばれているそうである。
寂しいところにぽつーんとあり、進入禁止になってました。
真ん中に円筒の芯を持った逆円錐型の建物で、ガラス張りになってます。
海側からみるとガラス部分のみが見えるので結構かっこいいと思うが、
裏側から見るとお間抜けな感じがしました。
なんとなく丹下氏の「静岡新聞・放送東京支社」を思い出しました。 '02.1.4
菅原生涯学習市民センター
高松伸建築設計事務所 大阪府枚方市
Shin Takamatsu + Shin Takamatsu Architectes & Associates/Osaka
枚方市につくられた図書館やホールで構成された複合公共施設である。
竣工時は「菅原公民館」という名称だったのですが、平成18年から名称が変わったみたいです。
楕円形と直方体を組み合わせた面白い外観となっていて、図書館や美術室など
主要な部屋のあるメタリックな直方体には特徴的なルーバーが張り出しています。
なんとなくルーバーがインパクトのある建物ということで「メトロツアー」を思い出しました。
同時期に高松さんは山陰地方に多数の大型建築を完成させていますが、
それらと比べるとちょっとパワーが弱めなのが残念です。。 '06.11.19
1998 スペースブロック上新庄
小嶋一浩/C+A 大阪府大阪市東淀川区
大阪市の雑多なまちなかにつくられたデザイナーズマンションである。
通りに面した1階部分は店舗で、それ以外はワンルームになっています。
BSB(ベーシック・スペース・ブロック)と呼ばれる2.5mの立方体を1単位とした3個以上の
組み合わせでつくられるブロック22個によってこの建物はつくられています。
複雑な形態や各戸の多様な内部空間はこうして生み出されています。
BSBはこの建物以外には2個組み合わせた「那須の別荘」に使用されているそうです。
RCと黒のパネルによる外壁は大人の雰囲気が漂っていてるんですが、
雑多なまちなみにうまく溶け込んでいて良かったです。
1階の壁にでかでかと建物名称や設計者が書いてあったのにはびっくりしました。
シーラカンスの原点であった「氷室アパートメント」にもプレートに大きく設計者名が
書いてあったのを思い出しました。
ということは、改組した小嶋さんにとっての新たな原点がこの建物だということを
壁の大きな文字が表しているのだと思います。 '04.8.18
1999 大阪市水上消防署
大阪市都市整備局営繕部設計課+
堀場弘+工藤和美/K&H 大阪府大阪市港区
天保山に立地する海と陸の両方の消防施設として計画された消防署である。
黒に赤のフレームの外壁の色彩が思わず「これが消防署?」と考えてしまう。。
なんとなくキッズプラザ大阪を思い出した。流れている電光掲示板がなんとなくかわいいです。
しかし、陸海両方向への出動、訓練などが計画された建物である。
熊本県の八代で見た消防署もそうであったが、最近の消防署はすごくかっこいいです。 '00.12.7
谷町の住宅
House in Tanimachi
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
谷町にあるテナントスペースを持つ住宅である。
入口及び表札が2つ別々にあったので住宅も2戸あるようです。
あるホームページで紹介されていたので見に行ってきました。
特徴的なのは上空に飛び出しているガラスの箱で、これがファサードをかなり印象付けてます。
夜になったら室内の光によってガラスの箱が浮き上がるのでしょう。
ただ、中にいる人は丸見えになってしまうけど。。
さらに奥の部屋とこのガラスの箱は中庭のブリッジを通ってアクセスできるようでした。
これはまるで住吉の長屋じゃないの?と思いました。。 '02.6.6
suki09さんのおかげで1999年竣工だということがわかりました。ありがとうございます。
'02.10.8
なにわの海の時空館
ポール・アンドルー・アーキテクト・ジャパン建築事務所
大阪府大阪市
南港に作られた半円球のドームが特徴的な博物館である。
エントランスから地下に降りて海の下の地下道を通ってドームにアクセスする。
このアクセスの仕方は面白いしかっこいい。地下道の所々は上部がガラスになっていて
海を下から眺められる。大阪湾の汚さがよくわかります。。
しかし、海に浮かぶ球体はやはりちょっとでぶでぶといった感じで不恰好である。
内部空間はその分大変広く、木造の船が真ん中に帆を開いて置いてある。(中にも入れる)
外を眺めることができる外壁は所々の見え方を変えたパネルで出来ていてなかなかのものである。 '01.1.18
2000 大阪国際会議場
Osaka International
Convention Center

黒川紀章建築都市設計事務所 大阪府大阪市
Kisho Kurokawa Architects and Associates/Osaka
中之島の堂島川沿いに建設された大阪最大級のコンベンションセンターである。
通称「グランキューブ大阪」といいます。
隣接するリーガロイヤルホテルと1階部分で連結されています。
6本のコア柱によりコンベンションホールなどの無柱空間を支えています。
1階部分の多くはピロティとなっています。冬に見学に行ったことと風が強かったこと
が原因だと思いますが、クリスマスツリーが飾ってあるにもかかわらず人は殆どいませんでした。
隣のホテルには驚くほど人がいたのと対照的で少し悲しく感じました。。 '02.12.19
ジーシー大阪営業所ビル
GC Osaka Building
坂茂建築設計+丸ノ内建築事務所 大阪府大阪市
Shigeru Ban Architects+Marunouchi Architects & Engineers/Osaka
歯科医療機材メーカーのオフィスビルである。
同じ会社の建物を坂氏がいくつか設計しているようです。
建物を北側に配置し、敷地の南側を階段で上っていく段々のコートヤードとして
隣地境界に沿って蔦を茂らせています。
建物は鉄骨の構造部に木を被覆して耐火性能を持たせるという試みがなされています。
それによってガラスのカーテンウォールから見える内部空間も
木の暖かみを感じる仕上げになっていて美しかったです。 '04.10.20
2001 大阪府立狭山池博物館
安藤忠雄建築研究所 大阪府狭山市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
狭山池は日本最古のダム式のため池で、その歴史や構造を展示した博物館である。
オープンが3月28日で、その直後の日曜日に行ったのでカメラを持った人がたくさんいました。
さすが安藤忠雄の建物は見学に来る人が多いんだなあ、と感心してしまった。
建物は基本的には水の回廊や円形広場とはっきり言って淡路夢舞台と同じである。
巨大な堤(つつみ)や樋(ひ)が展示されていたり、取水塔が置いてあったりと面白く勉強になった。
ただ、オープンしたばっかりなので水漏れなどがひどく、入ってすぐの「土木ランド」も電気系統の故障で
見学不可能になっていました。 '01.4.4
アランジアロンゾビル
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
今注目の町、南船場にできたアランジアロンゾのビルである。
1階、2階が店舗、地階が喫茶店になってます。
アランジアロンゾとは、絵本でおなじみのキャラクターであり、そのグッズがたくさん売ってます。
たしかアランジアロンゾの本はベネッセから出てたような気がするので、
そこらへんのつながりからこの建物の依頼があったのでは?と個人的に考えています。
ファサードは格子状分断してあり、その間に透明ガラスとすりガラスをはめこむことによって
表情をつくりだしてます。
最後に、僕はアランジアロンゾの「わるもの」が大好きです(笑) '02.2.12
司馬遼太郎記念館
安藤忠雄建築研究所 大阪府東大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
司馬遼太郎氏の自宅と庭伝いに一体化されてつくられた記念館である。
散策道を歩きながら記念館にアクセスするのですが、その途中で生前のままに保存された
司馬さんの書斎を窓越しに見ることが出来ます。
記念館は1階と地階からなり、高さ11mの吹き抜けの壁面に3400ほどの書棚が張り付いており
ここを安藤氏は司馬遼太郎の頭脳をイメージして設計したそうである。
この吹き抜け空間に光をとりこむガラスがいつものすりガラスとは違ったものが使われていて
めずらしいなあ、と思いました。
外観は織田廣喜ミュージアムと似てましたが、裏にまわると個人住宅の入口のようでもありました。
'02.3.12
ユニバーサルシティ駅
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
USJのオープンにあわせてつくられたUSJの玄関駅である。
大阪に遊びに来た人が一番よく目にしている安藤建築ではないでしょうか。
海に近い場所ということもあって駅舎の形態は船をモチーフにしたものになっています。
白い布状の樹脂で駅全体が覆われた幕構造の屋根が船の帆を思わせます。
改札を入ってホームに降りる階段に挟まれるようにデッキが張り出しており
そこが駅構内のカフェになっていました。
ただ、駅を出たら目の前にはシティウォークがあるので、別にわざわざそこの
カフェに行く人もいないんじゃないかなあ、なんて思ってしまいました。 '04.9.28
シマノ本社ビル
ウエストウイング

芦原太郎建築事務所 大阪府堺市
自転車パーツで有名なシマノの本社ビルの増築であり、この建物は釣具部門の建物となっています。
建物外壁はガラスをふんだんに使っており、周りの他の施設からはかなり浮いていますが、
ハイテクで洗練されたイメージがとても現れていました。
中央にオフィス大空間を設け、その周りに会議室等の諸室を配置することによって
それらの部屋がダブルスキンの空気層の役割を果たし、オフィス空間の熱負荷を軽減させています。
釣具部門の建物だからかどうかは知らないですが、建物横に大きな池を設けていて
ランドスケープを考えたビオトープとして設計されているそうです。
細かい格子状の塀があるためにこの池を外からは見ることができませんでしたが、
光が水面を反射して揺らめいている様子だけは外からでも感じることができました。 '04.5.7
NHK大阪放送会館・
大阪歴史博物館

NHK技術局開発センター、NNC(日本設計、NTTファシリティーズ、シザー・ペリ アンド アソシエーツ ジャパン)設計共同企業体
大阪府大阪市
旧中央体育館跡地につくられた放送会館と博物館の複合施設である。
建物は2棟の高層建築を並列させ、二棟の間の下部にやや傾いた球体のガラスによる
アトリウムを設けて、柔らかな連続性を持たせています。
NHKはガラスとアルミパネルによるカーテンウォールによる箱形なのに対して、
博物館は花崗岩をモザイク状に貼り付けた紡錘型になっています。
敷地は難波宮跡にあり、遺構も発見されているため、敷地南側は遺構を保存した公園としています。
見学に行ったときにNHKと博物館どちらのパンフレットももらったのですが、
どっちかのパンフは片方の建物を画像処理して消してありました。
一つの建物なんだからそんなことしなくても。。仲悪いみたいに感じない? '04.12.24
済生会吹田病院東館
黒川紀章建築都市設計事務所 大阪府吹田市
Kisho Kurokawa Architects and Associates/Osaka
吹田市にある済生会病院の増築である。
病院職員の生涯学習等の機能を考えてつくられ、図書館などが入っています。
病院と道路を挟んだところにつくられたたため、ガラスで覆われたのブリッジによって接続されています。
建物は直方体と楕円形をつないだもので、楕円形の部分は「ヴァンゴッホ美術館新館」に似てました。
内部は白を基調にした空間で、エントランスを入るといきなり巨大な柱にびっくりするとともに
「この建物は黒川紀章設計です」といわんばかりに「江戸シリーズのハイバックチェアー」が
2つ置かれていました。 '02.3.25
2002 四天王寺高等学校
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市天王寺区
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
高等学校の校舎の増築である。
僕は大阪の学校のことを全く詳しくなかったので知らなかったのですが、
この学校はすごく優秀な学校だそうです。
屋上を見上げると「大手前女子大学アートセンター」などにみられたY字型の柱があり、
何かあるんだろうなあ、と想像しましたが、もちろん中に入れてもらえないので
何かわからないのが残念でした。。
道路や寺に面した窓はすべてすりガラスになっていて、全く中の様子は分かりませんでした。
すごく閉鎖的な校舎ですが、安藤建築らしいといえばらしいんだよなあ。。 '02.4.17
南船場在宅ワーク型住宅
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
大阪市や都市公団が推進している「船場デジタルタウン構想」に基づいてつくられた
SOHO型住宅である。
SOHOとは「スモール・オフィス・ホーム・オフィス」の略で、在宅で仕事(IT関係)が
可能なように大容量のLANを導入しています。
住宅の玄関とは別に入口をとった「フリールーム」という部屋をつくったタイプも
この建物には導入されています。
1・2階には店舗と真中を通り抜けられる回廊を設け、3階以上は居住スペースにしています。
公団による建物であるため、かなりシンプルに出来ています。
安藤さんに頼むメリットってどんなものなんでしょう? '03.2.13
Growtecture 宣成社
Growtecture S
遠藤秀平建築研究所 大阪府大阪市
Shuhei Endo Architect Institute/Osaka
大阪市の船場の商業地域につくられたオフィスビルである。
すぐ近くには現在取り壊されている旧大阪証券取引所があります。
建物の形態は斜線制限等によりおのずと決まってきたという感じを受け、
両隣にも類似のオフィスビルが並んでいます。
裏側は学校になるため、かろうじて外観を見ることができますが、
道路に面した北側が唯一の開かれた部分となっています。
そうした敷地条件からと思われますが、北側のファサードはほとんどが開口部になっています。
ファサードのデザインはジグザグに曲がったRCの壁と不均一な四角の模様が面白いです。
内部に置かれている家具も遠藤さんが設計したものでこれも面白い形をしてます。 '03.5.13
大阪府立北野高等学校
六稜会館

竹山聖+アモルフ 大阪府大阪市
Kiyoshi Sey Takeyama+Amorphe/Osaka
大阪の進学校である北野高校につくられた同窓会館である。
竹山氏はこの高校の卒業生ということで設計者に選ばれたのではと思われます。
高校の正門脇に設けられていて、敷地境界線によってスパッと切り取られた
かのような形態の半球体が建物上部に浮かんでいます。
半球体部分はホールで、その下部は外部テラスへと続くサロンとしています。
半球体から飛び出している部分はちょっとした展望スペースかと思いきや
ただの事務室だそうです。。
ちょっと懐かしいですけど正面から見たら「アフロ犬」っぽくないですか(笑) '05.12.6
2003 宝塚造形芸術大学
大学院サテライト

安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
なぜか大阪の繁華街、梅田につくられた宝塚造形大学の別館(?)である。
一等地であることも原因だと思いますが、ビルのようにそびえています。
全面ガラス張りの建物で、光の設計をジェームズ・タレル氏が行ったそうです。
今回の見学は昼間だったのですが、夜の建物も今度見に行きたいと思います。
建物の周りをぐるぐる回って見学していたら警備員の人が入口に出てきて
入ってこないように監視していました。
中に入ってみたいですが、関係者以外入れないのは残念です。
今から学生になるわけにもいかないし。。(笑) '03.4.3
ツダ・ジュウイカ 小嶋一浩/C+A 大阪府枚方市
枚方市の幹線道路と線路に挟まれた土地につくられた動物病院である。
この建物は構造が面白く、6mmの鉄板を加工した棚が構造体となっていて
柱も梁もありません。
動物病院という用途から棚が多く必要だったため選ばれた構造だそうです。
屋根も同様の作り方をしているため、棚をひっくり返したようになっています。
白を基調にした洗練された内部空間で診察されると動物も快適なんでしょうか?(笑)
ところで建物名称の「ツダ」って何なんでしょう? '04.3.16
2004 国立国際美術館
シザー・ペリ&アソシエイツ・ジャパン 大阪府大阪市
万博公園の国立国際美術館の老朽化等により新たに中之島に建設された新美術館である。
プロポーザルコンペでシザー・ペリが選定されました。
すぐ横にある大阪市立科学館の地下を利用した美術館であることが設計条件だったそうで、
スティールパイプによる竹の生命力をモチーフとしたオブジェだけが地上にあり
展示空間はすべて地下に埋められています。
同じく今年開館した安藤さんの「地中美術館」も地下の展示空間ですが、
日本でもかなり珍しい美術館の形態だと思います。
オブジェのエントランスを入るとすぐに地下へのエスカレーターと階段があり、
地上からの光が降り注ぐ地下一階の広いパブリックスペースがあり、
さらに下ると展示室になるという設計です。
地上の派手なデザインと比べて地下空間はシンプルだったのが少し意外でした。
大阪市立科学館や美術館のオブジェ周りの広場の整備もしていて
たくさんの子供がこの広場でお弁当を食べていたのがほほえましくて良かったです。 '04.12.13
MKD10大阪ビル
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
つうさんから情報をいただいた安藤建築の新作です。
大阪の中心部につくられた建設会社のオフィスビルである。
低層部分はオープンなスペースとしてセットバックしていて、上部のガラスの箱を
V字型の柱で支えているのが非常にダイナミックです。
建物側面を見てもV字が連続しているのでこの建物のテーマは「V」ですね(笑)
12月13日から業務が開始されたところだそうで、僕が見学に行ったときは
引越し屋さんが一生懸命、物を運び込んでいました。
安藤さんが最近設計した建物で、高層のオフィスビルは少ないので
なんとなく新鮮でした。最近は公共施設が非常に多いですからね〜。 '04.12.19
LVMH大阪
LVMH Osaka
隈研吾建築都市設計事務所 大阪府大阪市
Kengo Kuma & Associates/Osaka
大阪の中心部ミナミの御堂筋沿いにつくられたファッションビルである。
表参道にある「ONE表参道」の大阪バージョンということです。
建物上部の壁面は薄く切った石をガラスで挟み込んだものになっていて
石を緑色にしたのは御堂筋の銀杏並木に溶け込むことを意図したものだそうです。
この石のファサードは目の高さにはないために、昼はそれほど目立たないのですが
夜になると裏側からのライトによって非常に目立つ外観に変わります。
浮かび上がった薄い石の模様は、美しいというより汚れにしか見えなかったのは
僕だけでしょうか。。
「COCON KARASUMA」は雲模様のプリント、この建物は自然素材という違いはありますが、
同じ時期に関西に出来た二つの建物のファサードの考え方は同じです。
関西ではルーバーは使わないんですね。
あと、建物のてっぺんに星のマークはディオールのマークじゃなかったでしたっけ?
入っている店舗はショーメなんですけど、どういうことでしょ? '04.12.20
LOUIS VUITTON
OSAKA HILTON PLAZA

乾久美子建築設計事務所 大阪府大阪市
大阪の繁華街梅田につくられた第二吉本ビルディング(竹中工務店設計)の1階に入っている
ルイ・ヴィトンのファサード設計である。
ファサードとしては外部に面した東側立面と内部アトリウムの北側立面の設計をしています。
ガラスと壁の間に斜めにステンレスを並べています。ステンレスは鏡状に磨かれていて
壁に貼られた布にプリントされた斜め模様を映すようになっています。
それにより真正面から見るとステンレスはそれほど影響を及ぼさず布のプリントが見えますが
斜めに見ると布のプリントが鏡面に映ったり、光を乱反射させるため、変わった表情を見せます。
同じ設計者による「ルイ・ヴィトン高知店」は石を吊っていたので少し重さを感じましたが、
こちらは透明感による軽ろやかさを強く感じました。 '05.3.28
アーバンBLD心斎橋
大江匡/プランテック総合計画事務所 大阪府大阪市
Tadasu Ohe/Plantec Architects/Osaka
御堂筋沿いに立つ老朽化したオフィスビルの改修である。
かなりの頻度でこのビルの横を通っていたにもかかわらず、元々のビルの
記憶がないくらい普通だった建物の外壁をガラスのカーテンウォールに変えることで
非常にインパクトのある外観に一新されました。
また照明をうまく使ったエントランス空間も未来的なデザインになっていました。
1階にあるアップルストアもビルのイメージアップに貢献していると思います。
この改修のすごいところは、テナントが営業を続けながら行った点で
既存の壁面から2mの部分に仮設の壁を設け、その間で工事を行ったそうです。
'06.2.7
2005 福崎空中広場
Fukusaki Hanging Garden
隈研吾建築都市設計事務所 大阪府大阪市
Kengo Kuma & Associates/Osaka
大阪市臨海部の倉庫会社敷地の一角に建てられたイベントスペースである。
NPOが運営しており、子供のためのイベントを行うための場所だそうです。
非常に薄いスラブと細い柱でつくられたローコストの2階建て建物で、
内部には2階へのアプローチがなく、外部に設置されたスロープを通ってしか行けません。
外観を特徴付けているオレンジの壁面はビニールカーテンで、いくらかずつ重ね合わせて
ボルトで留めています。
これでは開口部が設けられないんですが、残り三面は波板になっていて、
裏側の一面にだけ窓が付けられています。
それが意外に(あたりまえですが)普通なのが残念でした。 '05.6.18
Halftecture大阪城大手前
遠藤秀平建築研究所 大阪府大阪市
Shuhei Endo Architect Institute/Osaka
大阪城公園内につくられた公衆トイレである。
公園内にここ以外にもあと2つのトイレ等の休憩施設を遠藤氏が設計しています。
両端を三角にした一枚の鋼板を屋根としていて自重でたわんでいるのが
外観の特徴にもなっていました。
そして鋼板によって出来た空間に白い箱を置き、トイレとしています。
写真を見るとわかりますが、石垣に載っていてよりかっこよく見えます。 '06.7.3
Halftecture大阪城城南 遠藤秀平建築研究所 大阪府大阪市
Shuhei Endo Architect Institute/Osaka
大阪城公園内につくられた公衆トイレである。
同じく遠藤氏によって設計された「Halftecture大阪城大手前」と似たデザインですが、
向こうは鋼板をねじっていましたが、こちらは折り曲げています。
また、両端の三角もこちらにはありません。
こちらにはトイレの横に小さな売店もつくられているんですが、
鋼板の薄い屋根を持つだけのふつうの円筒型の建物でした。 '06.7.3
クロス・ウェーブ梅田
Crosswave Umeda
大江匡/プランテック総合計画事務所 大阪府大阪市
Tadasu Ohe/Plantec Architects/Osaka
梅田にほど近い場所につくられた法人のための宿泊研修施設である。
クロス・ウェーブと名付けられたセミナーハウスはここ以外に千葉と東京にあります。
大江さんは最近オリックス関係の建物をいくつか設計していますが、
ここもオリックスグループの会社が経営しているようです。
低層の開口部を除いて全てが白い縦ルーバーで覆われていて、
遠くからみると真っ白な箱のように見えます。 '06.9.3
木阪製作所本社
Kisaka Marine Co.Ltd Bldg
黒川紀章建築都市設計事務所 大阪府堺市
Kisho Kurokawa Architects and Associates/Osaka
堺市の海にほど近い幹線道路が鋭角に交わる交差点に立つ企業の本社である。
木阪製作所はマリンビジネス、いわゆる船舶の販売等を行っていて
この建物は船舶のショールームの機能も備えた本社となっています。
ただ、現在は木阪製作所のグループ会社の建物としているようです。
幹線道路に沿うように全面ガラスの立面としており、ガラスには○がドットのように
等間隔に描かれています。たしか同時期に竣工した「パルティせと」のガラス面にも同じような
ドットがあったと思うんですが、こっちの方が大きめです。
二階部分が大空間となっており、そこに高額と思われるクルーザーなどが
展示されているんですが、クルーザーを買えるはずもない僕はびびって入れませんでした。。 '09.1.7
2006 さくら広場(門真)
Sakura Garden Kadoma
安藤忠雄建築研究所 大阪府門真市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
松下電器産業が自社所有の土地を桜の公園として整備し一般に公開したもので、
ここと千葉県習志野市につくられました。
これまで安藤さんが「桜の会・平成の通り抜け」などの活動を行ってきたことに
松下電器が賛同したことから始まったそうです。
旧本社があった扇形の敷地をひな壇状に整備し190本のソメイヨシノを植えています。
上部のひな壇には水が張ってあって、水に浮かぶように桜が配されていました。
出来たところなので桜はまだ若く、満開になるには数年はかかりそうですが、
成長した美しい公園を見られる日が来るのが楽しみです。 '06.4.17
Halftecture
大阪城レストハウス

Halftecture OR
遠藤秀平建築研究所 大阪府大阪市
Shuhei Endo Architect Institute/Osaka
大阪城公園内につくられたトイレとレストハウスである。
薄い鋼板の屋根を三本ずつ束にした細い柱で持ち上げていて
その下にトイレスペースと喫茶室を設けています。
中央には屋根をオープンにした円形の広場としていて
三方向からアプローチすることが出来るようになっています。
円形を組み合わせたゲートのデザインが美しくて必見です。 '06.7.3
白い教会
White Chapel
青木淳建築計画事務所 大阪府大阪市
Jun Aoki & Associates/Osaka
大阪南港にあるホテル、ハイアット・リージェンシー・オーサカにつくられたチャペルである。
ホテル前の池に浮かぶように配置されていて、ホテルからは橋を渡ってアクセスします。
建物を特徴付けているのがガラス越しに見えるリングで、4つのリングの組合せによる
ユニットを積み上げたものがデザインとしてだけでなく構造体にもなっています。
全部で1500以上のリングがこのチャペルを支えているんだそうで、
夜になると内部の光がリングをあざやかに浮かび上がらせると思います。
これまで南港という大阪市内では市街地からも遠く、あまり良いロケーションでないところに
あるホテルだなあ、と思っていたのですが、このチャペルによってここで結婚式を挙げる人は
かなり増えるだろうと思います。 '07.1.11
アーバンテラス茶屋町
URBAN TERRACE Chayamachi
北山孝二郎+K計画事務所 大阪府大阪市
Kojiro Kitayama+K Architect & Associates/Osaka
大阪市の梅田につくられた商業テナントビルである。
阪急梅田駅やちゃやまちアプローズにも近い繁華街に建てられました。
3つの建物から構成されていて、建物相互間に路地空間を設け、
南側と北側は建物をセットバックさせてプロムナードをつくり出すなど
周囲との連続性などを考慮した設計となっています。
3棟ともに斜めの柱を大きく壁面に現れさせることで一体性を強調すると共に
デザイン性を高めることにも成功していると思います。
この建物が建った場所は、低層のボロい建物が建ち並んでいたことをよく覚えていたので
いつの間にか建て替わっていたことに驚きました。 '07.4.10
2007 ナンバヒップス
namBa HIPS
高松伸建築設計事務所 大阪府大阪市
Shin Takamatsu + Shin Takamatsu Architectes & Associates/Osaka
難波の駅近く、御堂筋に立つ地上12階建ての複合レジャー施設である。
「!(エクスクラメーションマーク)」と砂時計をモチーフとした壁面の窪みが
ファサードにインパクトを与えています。
そしてこの建物の一番の特徴は、壁面の窪みにフリーフォールが取り付けられていることです。
「ヤバいほど楽しいフリーフォール」ということで「ヤバフォ」と名付けられています。
難波には壁面に観覧車の付いたドン・キホーテもあるので、街が遊園地状態です(笑)
ちなみに僕が見学したのは土曜日の午後だったのですが、乗ってる人がほとんどいなかった気が。。
すぐ近くにある高松さんの代表作「キリンプラザ大阪」が取り壊しの危機を迎えていますが、
この建物はそれに代わる代表作にはなりえないんだろうなあ。。 '08.1.26
ラ・ポルト心斎橋
La Porte Shinsaibashi
大江匡/プランテック総合計画事務所 大阪府大阪市
Tadasu Ohe/Plantec Architects/Osaka
心斎橋の一等地に建てられたレストランや店舗、医院などが入った複合施設である。
黒川紀章さんの「ソニータワー大阪」跡地に建てられ、大江さんと黒川さんが喧嘩したりと
建築前から何かと話題をふりまいていました。
削り取ったような鋭角な形態で、壁面にはLEDによる大型ディスプレイが設置されています。
エメラルドグリーンの壁面はメッセージや映像を発信し、夜になると輝きが際立ちます。
どうしてもソニータワーがなくなったことを考えると個人的には悲しいですが、
スマートな外観は現代的な感覚にマッチしていて心斎橋に合ってる気がしました。 '08.3.22
GLASHAUS/靱公園
GLASHAUS/Utsubo
岸和郎+K.ASSOCIATES/Architects
+京都工芸繊維大学岸研究室 大阪府大阪市
Waro Kishi+K.ASSOCIATES/Architects/Osaka
大阪市にある都市公園、靭公園に面する場所につくられたデザイナーズマンションです。
岸和郎さんが初めて手がけた集合住宅だそうです。
1階がテナントスペース、2〜10階が標準住戸、11〜14階がペントハウスを持つ住戸となっています。
住戸の特徴は、靭公園側の開口部をガラスルーバーと引き違いサッシのダブルスキンとし、
その間をサンルームとすることで開放的な眺望を得ることを可能としていることです。
最近雑誌などで見るデザイナーズマンションの多くは東京の狭小な敷地に立つ小さな建物が多いため、
この建物のペントハウス住戸のテラスにあるジャグジー風呂とかがすごく新鮮な感じがします。
'08.5.10
朝日放送新社屋
Asahi Broadcasting Corporation
隈研吾建築都市設計事務所 大阪府大阪市
Kengo Kuma & Associates/Osaka
堂島川に面する阪大病院跡地に整備されつつある「ほたるまち」の
西端につくられた朝日放送の新社屋である。
リバーサイドという立地条件をいかして、3階のメインエントランス前には
「ABCリバーデッキ」と名付けられた空間が設けられ、そこから川に向かって
ロイヤルホテルが経営するガラス張りのカフェ&バーが張り出しています。
全体的には箱を積み上げたシンプルで大柄な建物ですが、
隈さん得意の市松模様を張り付けることで繊細さも表現されていました。
建物をくぐる大階段からなにわ筋に抜けられるようになってるのですが、
この大階段を降りるときはともかく上るのは大変だろうなあ。。 '08.6.17
ヒコ・みづの
ジュエリーカレッジ大阪

Hiko Mizuno College of Jewelry,
Osaka

吉柳満アトリエ 大阪府大阪市
Mitsuru Kiryu/Kiryu Atelier/Osaka
東京にあるジュエリーの専門学校の大阪校です。
東京の校舎も吉柳さんが設計しているため今回も依頼されたと思われます。
角地に建つRC打放しの矩形の建物にサインも兼ねた
ウルトラセブンのアイスラッガーのようなものが壁から屋上まで刺さって(?)ます。
円形にくりぬいているのがワンポイントになってました。
敷地境界に設けられた塀のデザインが凝っていて良いです。
夜景の写真はフリーカメラマンのおいかわさんに提供いただきました。ありがとうございます。
'08.7.1
パシフィーク心斎橋
Pacific Shinsaibashi
みかんぐみ 大阪府大阪市
MIKAN/Osaka
大阪ミナミの心斎橋につくられた商業施設である。
心斎橋筋から東にそれた幅員の狭い道路に面して建てられています。
周囲の建物や駐輪(放置?)された自転車などが雑然としたオオサカの空気を
出している中に、突然道路からセットバックした真っ白な壁が立ち上がっている様は
異質で不思議な空間となっています。
建物西側に南側の空に向かって伸びるメガホン状の吹き抜け空間が設けられており、
そこから光が各階へと取り込まれるようになっています。
心斎橋という混沌(笑)とした場所で壁を白にしたことはある意味冒険だと思います。
スプレーによる落書きがされないことを願います。。
近くにある安藤忠雄さんのBIGI 1STも側面が落書きされてたしなあ。。 '08.12.1
2008 グランディT梅田
Grandee T Umeda

安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
安藤さんの事務所のすぐ近くに建てられたデザイナーズマンションです。
安藤事務所に近いだけあってこのエリアは安藤建築の集積地帯となってきてます。
地上7階建てで、1階がテナントスペース、2〜7階が住戸となっています。
斜線制限によるものだと思いますが、6・7階のセットバックしていて、
この部分はメゾネットの住戸となっています。
側面から見ると空に向かって伸びる直壁がなんとなく面白い表情をつくりだしていました。
'08.4.24
京阪電鉄中之島線
なにわ橋駅

Keihan Railway Nakanoshima Line
Naniwabashi Station

安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
平成20年10月19日に開業した京阪電鉄中之島線の駅舎である。
中之島線は中之島駅から天満橋駅までをつなぐ約2.9Kmの区間で、新たに4つの駅が
新設されましたが、なにわ橋駅(の上屋)だけが安藤さんの設計になります。
円弧を描く壁面の内側はLEDを内蔵したガラスブロックになっていて、夜になると
LEDの光が鮮やかに浮かび上がるという仕組みになっています。
ただ、全ての出入口ではないのが残念です。
大阪市中央公会堂に近い出口だけデザインに気合いを入れたということでしょうか。。
'08.11.3
2009 さくら広場(豊中)
Sakura Garden Toyonaka
安藤忠雄建築研究所 大阪府豊中市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
パナソニックが自社所有地を桜の公園として開園した4施設のうちの一つです。
ここは2009年4月に全面オープンしました。
中央部は広い芝生広場となっており、それを囲むようにソメイヨシノが
130本植えられています。
地下には防火水槽が設置されており、防災機能を果たすようになっています。
ちょっと丘状になった芝生広場は安藤さんのグラウンド・ゼロ・プロジェクトを
思い出させました(設計意図は全然違いますが。。)。
桜の季節に行きましたが、まだ育っていないため、美しい姿が見られるには
あと数年はかかりそうです。 '09.4.17
ロレックス中津ビル
Rolex Nakatsu Building
槇文彦/槇総合計画事務所 大阪府大阪市
Fumihiko Maki/Maki and Associates/Osaka
大阪市の中心部である梅田から少し北に建てられたオフィスビルである。
同設計者による「ロレックス東陽町ビル」が東の拠点、この建物が西の拠点と
いうことだと思われます。
建物低層部はガラスのボックス型で、丸穴を所々に開けたセラミックプリントを
帯状に回したシンプルな形態ですが、上部はカーブを描く屋根を持つガラスの空間が
載っており、低層部は作業室や事務室といったオフィス空間、
上部はカフェやラウンジといったリラックス空間としています。
すぐ東側を新御堂筋が走っているため、高架に遮られてこの建物の見せ場である上部が
よく見えないのが残念です。
今度新御堂を走ったときに通り過ぎる一瞬に頑張って見学しようかな(笑) '09.10.1
不明 BIGI1
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
心斎橋界隈にあるBIGIの建物の一つです。
外観を見ると全く安藤建築っぽく見えない(コンクリが見えない)のですが、
近づいてよく見てみると表面にコーティングするように別の素材が張ってあります。
おそらく後で付けられてしまったのだろうと思います。
向かって左側の階段を見ると側面の壁などがコンクリでちょっと片鱗が見えて嬉しいです。
数年前に見に来たときは、この階段も二階の居酒屋(当時)のビールケースなどが置いてあって
もっと悲惨な状態だったんですが、今は綺麗になっていてよかったです。 '02.2.15
あしたの箱ビル
安藤忠雄建築研究所 大阪府大阪市
Tadao Ando Architect & Associates/Osaka
心斎橋にある商業ビルで、心斎橋の安藤建築がたくさんあるエリアにこの建物もあります。
メタリックなファサードに目地が入っていて「サンプレイス」を思い出させます。
特徴的なのは換気口がまっすぐ前に飛び出していて、よく見ると「ASHITA no HAKO」と
明記されています。
1階がブティックで2階が喫茶店になっています。
足元からガラス張りなので2階で喫茶している人が丸見えです。
いつもこの建物を安藤建築だと気づかずに「窮屈そうに喫茶してるなあ」と見ていました。
ただ、安藤建築っぽくないので本当なのか?という疑問があると思います。
僕とこの建物の事を教えてくださったsuki09さんとの考察は
・ファサードに建物名称「あしたの箱」が書いてある(BIGIも昔は書いてあった)
・ファサードの目地の入れ方や床仕上げがそれっぽい
・大阪府内の大学の教材に紹介されていた。
ということで安藤建築に認定(笑)しました。竣工はBIGI1stより古いと考えてます。
他に情報のある方おられましたらよろしくお願いします。
'02.10.27


Homeへ

Architectureのページへ


inserted by FC2 system