松下記念資料館
浦辺鎮太郎/浦辺建築事務所 和歌山県和歌山市








「紀伊風土記の丘」と名付けられた岩橋(いわせ)千塚古墳群の保存と活用を目的とした
史跡公園内につくられた資料館である。
その名のとおり松下幸之助の寄付によって建てられた施設である。
史跡の景観を考慮し、建物の高さを出来るだけ低くするという設計がされています。
建物のデザインは弥生時代の高床式倉庫をモチーフにしたもので、
1階がピロティになっていて2階も突き抜けるトップライトが中央につくられています。
またRCの躯体に古墳群の石室材に使われている和歌山特有の「青石(結晶片岩)」を
百姓積みした面白い壁になっていました。
ピロティ部分は光が弱く、展示もおざなりであったため倉庫のような状態になっていました。
2階の休憩所へのアプローチの方法が窓をまたぐしかないのがびっくりでした。 '03.6.13

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