関西の建築


県名 作品 データ
滋賀 1972 滋賀県希望が丘文化公園
青年の城
都市科学研究所(中島龍彦) 滋賀県竜王町
琵琶湖湖東の文化公園内につくられた青少年育成のための宿泊・研修施設である。
建物にインパクトを与える「青年の塔」は円筒状のタワーで、周囲にカプセルが
片持ちで取り付けられたトウモロコシのような外観が特徴的・・・だったはずなんですが
この間見学に行ったら撤去されてました。。
施設の人に聞いたらカプセルの老朽化が進んでいたことと
改修に多大な費用がかかることから平成18年4月には撤去されていたそうです。
今は円筒部分が不格好に残された無惨な姿になっています。
しかし、塔が撤去されてもこの建物は非常に魅力的で、トンネルのような入口を入ると
大空間が広がり、なぜか巨大なダビデ像のレプリカが置いてあります。
そして未来的な設備施設や照明などが興味をそそる空間になっています。
裏側の庭から見る外観もロボット的で素晴らしく、外部螺旋階段のある端部なんか
かっこよすぎ!! '06.7.20
1980 NEG大津工場厚生施設
磯崎新アトリエ 滋賀県大津市
食堂、体育館、医務室などを内包した施設で、工場に隣接してたっている。
一見したところただの工場の付随施設としか思えないが
外観の濃淡2色のベージュのストライプが特徴的である。 '99.9.2
1984 びわこ湖北寮 白井晟一研究所 滋賀県
琵琶湖の最北端の湖に面して建てられた会社社員の保養施設である。
敷地は傾斜地で琵琶湖を望む最高のロケーションに立っていて、
建物は三方へと伸びていく平面プランになっています。
壁面が丸みを帯びており、屋根にも丸みを持たせているため優しい外観となっていました。
驚いたのは外壁なんですが、下部の荒い石積みはともかく、上部のタイル貼りが
鮮やかな水色になっています。今まで見た白井建築にはない色遣いだったので
正直「白井建築なの?」と思ってしまいました。
よく考えたら白井さんが亡くなったのが1983年で、この建物の竣工はその翌年なので
どこまで白井さんが関わっていたのか微妙というところでしょうか。。 '06.12.10
1985 まる中本社ビル
毛綱毅曠建築事務所 滋賀県長浜市
琵琶湖にほど近い場所に立地する会社の本社ビルである。
ぱっと見ると新興宗教の施設かと思ったのですが、これでも会社だそうです。
毛綱さんのデザインはもっとカラフルかメタリックなイメージだったのですが、
この建物は全体が白で統一されていて落ち着いています。
ただ、やはり意匠の細部は毛綱さんらしいものが見られます。 '02.9.2
1989 大津プリンスホテル 丹下健三+都市・建築設計研究所 滋賀県大津市
琵琶湖の南端に建てられた超高層ホテルである。
半円型の高層棟はミラーガラスによる客室になっていて、
琵琶湖に向けて円弧状になっているためすべての部屋から湖が見える。
それに少しずれたかたちで大きな低層の半円がくっついていて
その部分がパブリックスペースになっている。
見に行った時になにか会合が行われていたらしく
華やかな服装に身を包んだ人々が多くいて、僕は到底中に入れてくれそうもなかった。。 '99.9.1
夏川記念会館
安藤忠雄建築研究所 滋賀県彦根市京町
多目的ホールを中心とした私立高校の教育文化施設である。
施設の1/3は地下に埋設している。
その中の空間をスロープが突き抜けており迷路性を持たせている。
基本的なスタンスは大手前女子大学アートセンターと類似しているが
屋上庭園を設けているところが多少違っているところである。
外観は単純であり、外からしか見られないのが残念である。 '00.1.23

(追記)久々に滋賀県に行ったのでここに寄ってみたら、たまたま管理人のおじさんがいて
特別に中を見せてくれました。螺旋階段を上って、3階の会議室や屋上庭園に行きました。
おじさんは「使い勝手の悪い建物」と言ってましたが、いいところでした。 '01.12.25
1990 ウッディパル「余呉」
森林文化交流センター

渡辺豊和建築工房 滋賀県余呉町
滋賀県の北部である余呉町につくられたスポーツ研修施設の中心施設である。
道路から奥まった場所に建物をつくっているために道路からはアプローチの通路しか
見えず、通路を奥に進むと丘の上に不思議な形態の細長い建物が現れます。
渡辺氏は基地をイメージして設計されたそうですが、僕には裏側からの感じが
横たわった生物(ドームが頭で残りが胴体)という風に見えます。
側面から見ると複雑な木造のバットレスがなかなか良い感じなのですが、
ドーム部分を見ると非常にバカっぽく見えてしまいます。
なんでドームに花びらみたいな形態が周りに付いてるんでしょう。。
ちなみに余呉といえば天女の羽衣伝説が有名だということで、
吹き抜けの食堂の上部に天女の彫刻が配置されているそうです。
景観に配慮して奥まった場所に建物を配置するのはすばらしいことだと思うのですが、
春先に行ったら丘の斜面に蛇がたくさんいてびっくりしてしまいました。。 '04.7.3
LINKS
高松伸建築設計事務所 滋賀県大津市におの浜
丹下健三の大津プリンスホテルと向かい合うようにたっている商業建築である。
大津プリンスホテルを見に行った時に偶然見つけました。
高松の作品はわかりやすいのですぐ気がつきました。
そして入ってびっくりしました。 まるでなんかの基地のような機械的空間が広がっていました。
真ん中が吹き抜けの空間になっていてそれを囲むように廊下と部屋が配置されている。
もともとはいろんな事務所などが入っていたのかもしれませんが、
現在はこの建物の所有会社とFM滋賀が入っているだけであとはすべて空いていました。
これはかなり失敗建築の部類に入るのではないでしょうか。。 '99.10.24
(追記)Hiraiさんの情報により1990年竣工ということが分かりました。ありがとうございます。
'05.4.28
1992 さざなみホール 黒川紀章建築都市設計事務所 滋賀県中主町
滋賀県にある中主町の町民ホールである。
外側をロビーやホワイエが取り囲んでおり、
あいだに中庭を挟んで真ん中に貝のような形をしたホールがある。
ロビーなどはガラスをよく使っていて開放感にあふれている。
すぐ横に老人介護施設のようなものもあり、その施設も同様に彼の作品であろう。 '99.10.13
1994 MIHO MUSEUM
I.M.ペイ 滋賀県甲賀郡信楽町
ルーブル美術館にピラミッドをつくった建築家I.M.ペイによる美術館。
彼の長年の夢であった桃源郷のような設計だそうである。
美術館につくと、まずレストハウスで入場券を買い、電気自動車か徒歩で
トンネルをくぐる。そうして美術館に到着するようになっている。
建物の約80%は埋められており景観を損なわないようになっている。
消防法の関係で天井のガラスフレームは木に見えるようなアルミの新素材を使って出来ている。
光の使い方がとてもうまく、自然光による展示品の見せ方も
照明による見せ方も一つ一つ考えられているようであった。
宗教団体によって建てられた美術館であり、敷地の近くにそういった建物がある。
そして美術館のガラスから外の自然とその建物が見えるよう設計されている。
その建物の横に見える塔もペイが設計したらしい。
そしてその塔は「ばち」をイメージしてつくったものだそうだ。 '99.9.20
Cyclestation 米原
遠藤秀平建築研究所 滋賀県米原市
JR米原駅の西口につくられた自転車駐輪場です。
おそらく遠藤さんが初めてコルゲート鋼板を使った作品だと思われます。
一枚のコルゲートをカーブさせて壁と屋根が一体的な空間をつくり出し、
そこに柱とスラブ、そして緩やかなスロープを設けています。
小さな建物ですが存在感は抜群で、ローコストな建物だと思いますが、
実際のところ自転車を置ける台数は普通の駐輪場と比べてどんなもんなんでしょう。
'06.10.26
1995 かわらミュージアム
出江寛 /出江建築事務所 滋賀県近江八幡市 
滋賀県近江八幡市にある歴史的町並みの中につくられた瓦の博物館です。
近江八幡市は「近江瓦」という瓦の名産地のためにこれがつくられました。
すこしまえに奈良で「現代建築家展」というのがやっていて出江寛の作品で
この作品にとても興味を持って一度行きたいと思っていたので行って来ました。
表玄関に向かう道が瓦で舗装されているのはとてもおもしろい!
中庭にあるしだれ桜もきれいに咲いていてとても良かった。
觀峯館
Team Zoo いるか設計集団 滋賀県神崎郡五個荘町
滋賀県にある中国文化を伝える博物館である。 建物も中国風?につくられている。
滋賀県と中国のつながりはあるのだろうか?と思ったがきっと姉妹都市かなんかがあるのだろう。。
しかし、この建物のセンスははっきり言ってやばいです。
やたらと平屋に近い建物がたくさん並んでいるかと思うと、5階建て程度の塔?のようなものもある。
入ってすぐの喫茶室は一段下がっていてそこに座ると外の綺麗な庭が見えるのですが
そこに行かないと建物の庇によって遮られてしまい最悪である。。
しかも喫茶室は営業してなかったのでどうしようもなかった。。
内部の細部はとてもおもしろい造りをしていていいのですが、第一印象である外観が。。
置いてあるものもすべて中国かと思ったら、最後の部屋はなぜかアフリカの像などが置いてある。。 '00.1.2
1996 滋賀県立大学体育館
長谷川逸子・建築計画工房 滋賀県彦根市
内井昭蔵さんがマスターアーキテクトとして多くの建築家が参加した滋賀県立大学内に
つくられた体育館です。
岡の上にぼてっと置かれた楕円形の断面を持つ円筒型の建物である。
円筒の底面部分がガラスになっていて光をうまく採り入れられるように設計されています。
球場側にまわると体育館から2本の建物が伸びており、それが部室になっていました。
体育館という大きな建物にもかかわらず外観がシンプルすぎて逆に抵抗を感じてしまいました。
'03.3.18
1997 織田廣喜ミュージアム
安藤忠雄建築研究所 滋賀県蒲生郡日野町
滋賀農業公園「ブルーメの丘」内にある織田廣喜の美術館である。
自然採光のみをつかった美術館であり、閉館時間は日没までである。
円弧状になった建物に絞った切り口から入ってくる光が内部を気持ちの良い空間にしている。
日の出ている間に外で絵を描き、
日が暮れると寝るという織田の生活をそのまま表現しようと試みている。 '99.9.12
(追記)yumeyaさんからの情報により2005年11月27日で閉館してしまったことが分かりました。
いい美術館だったのに残念です。。 '06.4.12
1998 浜大津アーカス(琵琶湖ホテル
・アミューズメント館)

基本構想・デザイン監修:シーザー・ペリ&アソシエイツ
設計:竹中工務店
琵琶湖のほとりにつくられた複合型アミューズメント施設である。
映画館、ボーリング、カラオケ、レストラン、そしてホテルが入っています。
ホテルは外壁が緑や青のタイル張りなのはいまいちな印象を受けました。
ほとんどの開口部が円形なのは湖に近いということで潜水艦をイメージしたのでしょうか。
ホールの開放感にくらべて宿泊部は閉鎖感を覚えた。
ホテル内にある教会は湖に向かった全面ガラス張りがすごくよかったです。
アミューズメント館は開放的なホールや湖に向かって開かれたレストランなど
気持ちの良い空間でした。
この施設から続く湖際の広場も気持ちよかったです。 '01.3.28
2000 Rooftecture びわ
遠藤秀平建築研究所 滋賀県びわ町
びわ町につくられた産地形成促進施設である。
要するにびわ町の特産品を販売する小さな道の駅のようなものです。
遠藤氏の得意とするコルゲート鋼板を使った円筒を4分の1に切った形の施設である。
小規模な施設であるが、なかなか面白いデザインです。
ただ、客を呼ぶ必要のある施設でこのデザインはあまり開放的でない感じがしました。
琵琶湖にも程近い幹線道路沿いにあるにもかかわらず、のどかな場所でした。
お客さんが入っているようにも見受けられなかったのですが。。 '02.6.19
2002 Slowtecture 醒井
(醒井水の宿駅)

遠藤秀平建築研究所 滋賀県米原町
湧水で有名な米原町醒井につくられた道の駅である。
駅前に併設してつくられており、これを計画するときに駅もリニューアルしたようです。
湧水でまちおこしをしようと計画しているため、湧水でつくられたコーヒーを飲めたり
展示ゾーンも設けられています。
所々に湧水の水飲み場もつくられていて楽しいですが、
それを飲んだ後に僕のおなかの調子は悪かったです(笑)
建物は得意のコルゲートを使用した外観、枕木を再利用したテラスなどいい感じです。
コルゲートの外壁を反らせて開口部をつくっているのがよかったです。
自転車置き場のデザインも好きです。
遠藤さん設計の大きな規模の建物をはじめて見ましたが、良かったです。 '02.12.10
琵琶湖の保養所
――ON THE EDGE

大江匡/PLANTEC 滋賀県米原町
米原町の琵琶湖沿岸に建てられた企業の保養所である。
交通量の多い道路沿いでもあるため、道路側は閉鎖的になっており、
湖に面して部屋が配置されています。
建物の平面は円を四角形で切り取った形(パックマンのような形)になっていて
円弧部分が湖に向かって開口部を持つ部屋になっています。
建物が白で統一されていて、湖の青色に非常に映えていました。
建物エントランスには立て看板があり、「敷地内に社員以外立ち入り禁止」と
書いてありました。建築見学者の侵入が多いからでしょうか。。 '04.4.6
2003 TOKIMEKI
高松伸建築設計事務所 滋賀県大津市
大津市の中心部、大津パルコの前につくられた商業施設である。
1階にはシューズショップ、2階以上にはレストランやヘアサロンなどが入っています。
鉄骨とガラスの建築で、角地に建っているのですが、建物も角の部分を切り取って
吹抜けのオープンな空間をつくっています。
ただ、2階のデッキや階段、EVなどがあることにより、
あまり開放的な空間になっていないのが非常に残念でした。
どうしてもこの建物が高松さんの設計だと信じたくないのは僕だけでしょうか。。
たとえ「LINKS」のテナントが全然入ってなくて失敗建築だと思われようとも
僕は高松さんはロボット建築を貫いてほしかったです。
ガラスの建築よりもメタリックな建築に戻ってくれないかなあ。。 '04.6.26
Bubbletecture 米原
(米原町立米原幼稚園)
遠藤秀平建築研究所 滋賀県米原町
遠藤さんが多くの建築を設計している米原町につくられた幼稚園である。
敷地の二辺に沿って園庭を囲むようにL字型に建物が配置されています。
建物は、大小あるいくつかの木造ドームが連結して一つの建物を構成しています。
遠藤さんはBubbletecture(バブルテクチャー)と名付けていますが、
確かにBubble(泡)がくっついている状態に建物の形態は似ています。
ドーム状にパネルを組み合わせたステンレスの鋼板が地面にまで伸びてきている姿は
なんとなく亀の甲羅を思わせるユニークさがありました。 05.4.21
2005 Rooftecture オーラッシュ大津 遠藤秀平建築研究所 滋賀県大津市
国道沿いにつくられた輸入車販売店オーラッシュの大津店である。
左右に設けられた大きさの異なる三角形の壁の上部にワイヤーを架けて
その上に鋼板の屋根を載せています。
そのため屋根が重みでたわんで曲面を描いているのがよく分かります。
この構造は「Halftecture 大阪城大手前」に近い手法です。
建物中央を奥の駐車場への車路が貫いていて、左右に展示室と整備室を設けています。
'07.2.26
和歌山 1971 松下記念資料館 浦辺鎮太郎/浦辺建築事務所 和歌山県和歌山市
「紀伊風土記の丘」と名付けられた岩橋(いわせ)千塚古墳群の保存と活用を目的とした
史跡公園内につくられた資料館である。
その名のとおり松下幸之助の寄付によって建てられた施設である。
史跡の景観を考慮し、建物の高さを出来るだけ低くするという設計がされています。
建物のデザインは弥生時代の高床式倉庫をモチーフにしたもので、
1階がピロティになっていて2階も突き抜けるトップライトが中央につくられています。
またRCの躯体に古墳群の石室材に使われている和歌山特有の「青石(結晶片岩)」を
百姓積みした面白い壁になっていました。
ピロティ部分は光が弱く、展示もおざなりであったため倉庫のような状態になっていました。
2階の休憩所へのアプローチの方法が窓をまたぐしかないのがびっくりでした。 '03.6.13
1991 ホテル川久
永田・北野建築研究所 和歌山県白浜町
第6回(1993年)村野藤吾賞
1947年に開業したホテルの建替えで、総工費300億円だそうです。
テーマは「別天地」だそうで、レンガはイギリス製、石はフランス製、ステンドグラスはイタリア製と
世界各地から材料と職人を集めてつくりあげた建物で、見た目に重厚です。
久住章さんとのコラボレーションでも有名な建物で、ロビーに並ぶ26本の柱は、
ヨーロッパの古典技術である石膏マーブルという技術を使って久住さんがつくったものです。
太い柱が立ち並ぶロビーはまさに荘厳です。ちなみに1本1億円だそうです。
三方が海に囲まれていて、よくパンフレットなんかに載っている上のアングルの写真を見て
すごく海の先のほうに建物が一つ建っているのかと思っていたのですが、
実際に行くとまちなかにあって、突然現れた要塞といった感じでした。
隣に普通に民家が建っていて違和感ありまくりでした。
従業員の衣装も変なデザインでまさに「別天地」(?)でした。。 '04.4.13
1994 和歌山近代美術館・博物館
黒川紀章建築都市設計事務所 和歌山県和歌山市
和歌山城の隣にある近代美術館と博物館です。
「国立民族学博物館」のような外部空間に彫刻を展示して、
内部から鑑賞するという方法が所々に見られた。
「やまなみホール」と同じ塔が立っているが、大きさが全然違っていてこちらの方がかなり大きい。
そのため写真で想像してたレベルよりかなり大きかった。
階段についている波打った手すりは紀ノ川をイメージしたものらしい。。
和歌山城の天守閣から見下ろすと、平べったくていまいちであった。
吉備町役場・きびドーム
黒川紀章建築都市設計事務所 和歌山県吉備町
和歌山市より南に位置する吉備町につくられた庁舎である。
元あった場所ではなく新たな場所につくられたため町から少し外れたところにある。
そして役場と「きびドーム」というホールだけがある場所に続く道が新たにすごくきれいに
整備されている。
人工(?)の池を囲むように、そして池に向かって開口部がつくられている。
そして隣にある円筒形の建物とはデッキによってつながれている。
夜はとても中の様子がわかるので、これぞ町民に開かれた役所!といった感じである。 '01.6.12
1997 熊野古道なかへち美術館
妹島和世+西沢立衛/妹島和世建築設計事務所
和歌山県中辺路町
関西に妹島の作品はほとんどなく、これまで見たことがなかったのですが
ようやく和歌山で見ることができた。
ガラスによる箱形のシンプルな設計の建物である。
よく見るとガラスには細かく「NAKAHECHI ART SALON」と書いてある。
小さな作品であるがとても気に入りました。
展示室を囲むように回廊があり、裏側に休憩コーナーがあるのですが
彼女の作品に共通に見られる清潔感がとても見られました。
1999 フラワーヒルミュージアム
黒川紀章建築都市設計事務所 和歌山県那賀町
医学者である華岡青洲のふるさとである那賀町につくられた「青洲の里」内につくられた施設である。
建物は、青洲がマンダラゲを主成分として麻酔薬を発明したことにちなんで、
マンダラゲの花がモチーフになっています。
コンクリートの城壁のような重厚な外観で、「C」の字のような平面になっていて、
真ん中には水を張るという設計のようでした。(僕が行ったときは水はなかった。。)
内部は、博物館、レストラン等になっています。
テラスの屋根の上に黒いゴミ袋のようなものがつけられていたのは、鳥よけでしょうか?
風にたなびいていました。。 '02.4.10
2000 海南市わんぱく公園 仙田満+環境デザイン研究所 和歌山県海南市
和歌山県海南市にできた公園の施設である。
けっこう案内の標示がなくて迷ってしまった。
最近で来たんだからもっと大々的に宣伝したらいいのに。。
施設は螺旋状になった建物でなかは外側がスロープ、
真ん中はロープが貼ってあってアスレチックに遊ぶ事ができるようになっている。
子供を対象にしているためかなり狭いのでつらいです。
(大人が遊ぶとつらい。。って遊ぶなよな。。)でも楽しいです。
下の階は、工房館や喫茶コーナーなどがある。
施設の螺旋からつながるように屋根が外の遊戯施設の方に伸びているのがなめらかで良いです。 '00.11.25
2001 念誓寺本堂
相田武文設計研究所 和歌山県和歌山市
浄土真宗本願寺派の寺である念誓寺の本堂である。
敷地の入口に立つと凱旋門のような白い建物がそびえています。
同じ相田氏設計の「西園寺本堂」と似た雰囲気を持っていて、壁に瓦が埋め込まれています。
建物の足元は御影石に水を張った部分に少し開口部を設けることによって
内部に光を採り入れるように設計されていました。
内部空間は外観とは違って木の暖かさを感じられる空間になっていて快適でした。
この建物をくぐりぬけると裏は墓になっていて、僕が見学した日にも
お参りに来ている人がいました。
その人たちにもこの建物は面白いらしく、しきりに携帯で撮影してたのが印象的でした。
'03.7.30


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