遠藤秀平のページ
Shuhei Endo Architecture

コルゲート鋼板を使っての斬新な設計を行う建築家、遠藤秀平。
彼の作品の中で僕が見てきたものを紹介するページです。

作品 データ
1994 Cyclestation 米原
Cyclestation M
滋賀県米原市
JR米原駅の西口につくられた自転車駐輪場です。
おそらく遠藤さんが初めてコルゲート鋼板を使った作品だと思われます。
一枚のコルゲートをカーブさせて壁と屋根が一体的な空間をつくり出し、
そこに柱とスラブ、そして緩やかなスロープを設けています。
小さな建物ですが存在感は抜群で、ローコストな建物だと思いますが、
実際のところ自転車を置ける台数は普通の駐輪場と比べてどんなもんなんでしょう。
'06.10.26
1996 Skintecture 揖保
Skintecture I
兵庫県新宮町
姫路に近い新宮町につくられた揖保川の漁業協同組合の研究施設である。
コルゲートによるカーブを描いた不思議な形態が重ねられた建物になっています。
その用途から「水」の流動感を感じさせる波打つコルゲートと横長の窓がユニークです。
他の遠藤さん設計の建物と比べても、コルゲートで覆うという印象をここまで強く感じる建物はないと
思います。非常に小さな窓がそれを感じさせるんだと思います。
一歩間違えるとバラックにしか見えませんが、そのデザインの危うさが僕は好きです(笑)
'05.2.12
Transtreet 下馬
Transtreet G
福井県福井市
黒川紀章さん設計による「福井市美術館」の北側に広がる公園施設である。
蛇行するスロープとその両サイドに噴水や水面を設けて、
駐車場と美術館とを楽しい空間でつないでいます。
遠藤秀平さんの建築の特徴であるコルゲートが見られないため
福井市美術館を見に初めてここを訪れた時は、遠藤建築だと
全く気づかず、美術館見学後、この公園で遊んでました。
後日知ってびっくりした記憶があります。 '08.6.14
1997 Transtation 大関
Transtation O
福井県坂井町
旧京福電鉄大関駅である。現在は第三セクターである「えちぜん鉄道」になっています。
古い木造の駅舎に追加された駐輪場と待合施設である。
ぐにゃぐにゃと波打つ波板が林立する様子は建築物というよりはオブジェのようです。
この波板のアーチをくぐっているとなんとなく幻想的な雰囲気を感じました。
ただ、無人駅で懸命(?)に波打っているオブジェに少し物悲しさを感じてしまったのは
僕だけでしょうか。。 '04.3.5
Halftecture 福井
Halftecture F
福井県福井市
福井鉄道ハーモニーホール駅である。
すぐ近くに「ハーモニーホールふくい」が出来たことにより新たにつくられた駅です。
単線のワンマン電車を待つための待合が幅の狭いホームの両端に
設けてあるだけの無人駅で、ホームの床が立ち上がってきているような待合は
遠藤さん得意のコルゲート鋼板2枚重ねになっています。
元々は待合の側面に壁はなく柱だけの空間で、椅子の位置やデザインも
違っていたのですが、さすがに風が通り抜ける待合は辛かったのか壁が設置され
椅子も普通のものに変わっていました。あと、庇も後付けです。。 '05.12.26
1998 Springtecture 播磨
兵庫県新宮町
播磨科学公園都市内につくられた広大な公園に置かれたトイレと管理人休憩室である。
この作品で遠藤さんは一躍有名になったと思います。
建物は彼の設計に必ず現れるコルゲート鋼板をうねらせたり、巻いたりすることによって
できた空間に各部屋を配置しています。
トイレというプライバシーを守らなければならない空間であるにもかかわらず
開放感たっぷりの設計には驚いてしまいます。
(思わず覗けてしまう場所がないかどうか確認してしまった。。)
彼の作品でしばしば感じるのですが、建物というよりは現代アートと呼んだほうが
良いのではないかと思わせる美しいデザインでした。 '04.4.19
Rooftecture 西宮
Rooftecture N
兵庫県西宮市
浜菱商事という会社の西宮支店で事務所と建材倉庫である。
建物は中央の木を取り囲むように配置されていて、曲面で構成された部分と
直線による箱がつながった面白い外観になっています。
波形鉄板の屋根がわん曲して壁になる設計は遠藤氏の建物に多用されるデザインです。
直線で構成された部分は、黒い箱がガラス上に浮いたようなデザインになっていましたが、
ガラスには白い日差しよけが内部に引かれていたため、浮遊感は半減していました。
と、僕が見学したとき(2001年ぐらい)は美しい状態だったのですが、
猿吉さんが掲示板に書き込んでいただいた情報によると、カフェバーに転用され、
その後現在は使われておらず荒廃した状態にあるそうです。。
遠藤さんの建物の中でもかなりお気に入りだったので荒廃しているのが残念です。
なんとか再度活用してもらいたいです。 '05.6.22
2000 Rooftecture AWE 兵庫県西宮市
幹線道路沿いに立つオフィスである。
播磨科学公園都市で彼設計のトイレを見てから結構注目しています。
これも鋼板による外観が特徴的で、それとガラスによって出来上がったかのような建築である。
仮設建築のような雰囲気を感じさせながらも存在感をアピールした建築でした。
エントランスに飾られたビュッフェの絵画と信楽焼きのたぬきがセンスを感じさせました(笑)
'02.1.31
Rooftecture びわ
Rooftecture B
滋賀県びわ町
びわ町につくられた産地形成促進施設である。
要するにびわ町の特産品を販売する小さな道の駅のようなものです。
遠藤氏の得意とするコルゲート鋼板を使った円筒を4分の1に切った形の施設である。
小規模な施設であるが、なかなか面白いデザインです。
ただ、客を呼ぶ必要のある施設でこのデザインはあまり開放的でない感じがしました。
琵琶湖にも程近い幹線道路沿いにあるにもかかわらず、のどかな場所でした。
お客さんが入っているようにも見受けられなかったのですが。。 '02.6.19
2001 Rooftecture 上田ブレーキ
Rooftecture U
岡山県瀬戸内市
岡山市からも程近い瀬戸内市につくられた主に鉄道車両用ブレーキを製造する工場である。
これまでの遠藤建築は小規模な建物が多かったのですが、このころから大規模な建物も
つくられてきています。また、中国地方初の遠藤建築だと思います。
建物は工場棟と事務所棟から構成されていて、工場棟はハイサイドライトを連続して設ける
ことで、明るい内部空間をつくり出しています。
ただ、個人的には大振りな工場棟よりも小さい事務所棟の方が好みです。
2007年には研究開発施設が増築されました。 '08.3.15
2002 Slowtecture 醒井
(醒井水の宿駅)

Slowtecture S
滋賀県米原市
湧水で有名な米原町醒井につくられた道の駅である。
駅前に併設してつくられており、これを計画するときに駅もリニューアルしたようです。
湧水でまちおこしをしようと計画しているため、湧水でつくられたコーヒーを飲めたり
展示ゾーンも設けられています。
所々に湧水の水飲み場もつくられていて楽しいですが、
それを飲んだ後に僕のおなかの調子は悪かったです(笑)
建物は得意のコルゲートを使用した外観、枕木を再利用したテラスなどいい感じです。
コルゲートの外壁を反らせて開口部をつくっているのがよかったです。
自転車置き場のデザインも好きです。
遠藤さん設計の大きな規模の建物をはじめて見ましたが、良かったです。 '02.12.10
Growtecture 宣成社
Growtecture S
大阪府大阪市
大阪市の船場の商業地域につくられたオフィスビルである。
すぐ近くには現在取り壊されている旧大阪証券取引所があります。
建物の形態は斜線制限等によりおのずと決まってきたという感じを受け、
両隣にも類似のオフィスビルが並んでいます。
裏側は学校になるため、かろうじて外観を見ることができますが、
道路に面した北側が唯一の開かれた部分となっています。
そうした敷地条件からと思われますが、北側のファサードはほとんどが開口部になっています。
ファサードのデザインはジグザグに曲がったRCの壁と不均一な四角の模様が面白いです。
内部に置かれている家具も遠藤さんが設計したものでこれも面白い形をしてます。 '03.5.13
Springtecture びわ
Springtecture B
滋賀県長浜市
長浜市(旧びわ町)につくられた住宅兼アトリエである。
古い街並みが続く細い道を進むと突然現れるコルゲートのインパクトはすごいです。
広々とした空き地に置かれたアスレチックのようにも見えます。
細長いコルゲートを曲げていくことで屋根になり壁になり、床にもなるという
「Springtecture」は、この建物以外にも多くの遠藤建築で使われていますが、
もっとも僕好みです。 '08.1.5
2003 Bubbletecture 米原
(米原町立米原幼稚園)

Bubbletecture M
滋賀県米原市
遠藤さんが多くの建築を設計している米原町につくられた幼稚園である。
敷地の二辺に沿って園庭を囲むようにL字型に建物が配置されています。
建物は、大小あるいくつかの木造ドームが連結して一つの建物を構成しています。
遠藤さんはBubbletecture(バブルテクチャー)と名付けていますが、
確かにBubble(泡)がくっついている状態に建物の形態は似ています。
ドーム状にパネルを組み合わせたステンレスの鋼板が地面にまで伸びてきている姿は
なんとなく亀の甲羅を思わせるユニークさがありました。 05.4.21
2004 Bubbletecture 岡澤
Bubbletecture O
福井県
福井県ののどかな田園風景が広がるエリアにつくられた専用住宅である。
三角形のパネルを組み合わせてつくられた不思議な形態の上に
かわいい煙突がちょこんと突き出しています。
壁面にはパネルに呼応するような三角形の開口部と四角形の開口部が
立面によって使い分けられています。
パネルを台形に切り取ったエントランス周りをちらっと見ると、
表札も小さな三角形パネルの組み合わせでつくられていたのが良かったです。
'10.12.29
2005 Halftecture 大阪城大手前
Halftecture OO
大阪府大阪市
大阪城公園内につくられた公衆トイレである。
公園内にここ以外にもあと2つのトイレ等の休憩施設を遠藤氏が設計しています。
両端を三角にした一枚の鋼板を屋根としていて自重でたわんでいるのが
外観の特徴にもなっていました。
そして鋼板によって出来た空間に白い箱を置き、トイレとしています。
写真を見るとわかりますが、石垣に載っていてよりかっこよく見えます。 '06.7.3
Halftecture 大阪城城南
Halftecture OJ
大阪府大阪市
大阪城公園内につくられた公衆トイレである。
同じく遠藤氏によって設計された「Halftecture大阪城大手前」と似たデザインですが、
向こうは鋼板をねじっていましたが、こちらは折り曲げています。
また、両端の三角もこちらにはありません。
こちらにはトイレの横に小さな売店もつくられているんですが、
鋼板の薄い屋根を持つだけのふつうの円筒型の建物でした。 '06.7.3
Rooftecture オーラッシュ大津
Rooftecture O-O
滋賀県大津市
国道沿いにつくられた輸入車販売店オーラッシュの大津店である。
左右に設けられた大きさの異なる三角形の壁の上部にワイヤーを架けて
その上に鋼板の屋根を載せています。
そのため屋根が重みでたわんで曲面を描いているのがよく分かります。
この構造は「Halftecture 大阪城大手前」に近い手法です。
建物中央を奥の駐車場への車路が貫いていて、左右に展示室と整備室を設けています。
'07.2.26
Springtecture
オーラッシュ天白

Springtecture O-T
愛知県名古屋市
幹線道路に面して建てられた輸入車販売会社の名古屋店である。
全国的に展開するこの会社の最近の店舗を遠藤さんが設計していますが、
他の建物は基本的に大屋根タイプなのにここはちょっとタイプが違います。
螺旋状に折り曲げられたふたつの鋼板を交差させて空間をつくり出しており、
ダイナミックな外観が非常に僕好みです。
1階が整備スペースと事務室、2階が展示商談スペースとなっていますが、
他の建物に比べて使い勝手は悪そうですね。。 '07.3.18
Rooftecture オーラッシュ千葉
Rooftecture O-C
千葉県千葉市
遠藤秀平さんが数多くの店舗を手がけたオーラッシュの千葉店である。
京葉道路インターおりてすぐの幹線道路沿いに建っています。
コルゲート屋根が柔らかくカーブを描く形態はオーラッシュ京都に近いですが、
規模としては京都より小ぶりになっています。
いつものことですが、自動車販売店は建物の前に自動車が大量に展示されているので
あまり建物が見えないのが残念です。
購入予定がないのに近づいて行くのも難しいですし。。 '15.2.4
Rooftecture 塩屋
Rooftecture S
兵庫県
兵庫県の海に面した崖地に建てられた個人住宅である。
細長い敷地だけれども海に向かう眺望は抜群という敷地に建っているため、
海に向かって大開口を設けるのがセオリーな設計だと思うのですが、
この建物は海への開口は小さく、逆に崖側をガラス張りとしています。
崖側の壁をなくすことで、外部の擁壁までを室内のように感じさせ、
空間に広がりを持たせています。
確かに海に向かって大きく開くと、下の道路から室内が丸見えになる恐れがあるので
適度に閉じているのは住み手にとって良い気がします。 '10.1.21
2006 Rooftecture オーラッシュ奈良
Rooftecture O-N
奈良県奈良市
関西を中心として中古車、輸入車を販売する会社の奈良店です。
この会社はここ最近すごい勢いで新店舗をオープンさせていて、
その新店舗全てを遠藤秀平さんが設計しています。
遠藤さんの設計の特徴であるコルゲート鋼板を使い、屋根を滑らかに波打たせた外観
となっており、ファサードにはガラスを多用することによってオープンな空間としています。
夜になると内部からの光が溢れる建物は古都の穏やかな幹線道路沿道で目立ってました。
'06.6.13
Halftecture
大阪城レストハウス

Halftecture OR
大阪府大阪市
大阪城公園内につくられたトイレとレストハウスである。
薄い鋼板の屋根を三本ずつ束にした細い柱で持ち上げていて
その下にトイレスペースと喫茶室を設けています。
中央には屋根をオープンにした円形の広場としていて
三方向からアプローチすることが出来るようになっています。
円形を組み合わせたゲートのデザインが美しくて必見です。 '06.7.3
Rooftecture オーラッシュ京都
Rooftecture O-K
京都府京都市
中古車、輸入車を販売する会社の京都店である。
この会社の建物の多くを遠藤さんが設計しています。
遠藤さんは関西を中心に活躍されているのですが、京都は作品が少なく、ここはその一つです。
建物は他の多くのオーラッシュと同様にコルゲートが屋根から壁まで連続しており、
ここでは折り曲げずに波打たせて柔らかい印象の外観としています。
幹線道路に面した正面側と裏の道路側とは高低差があるのですが、それを利用して
地下部分をガレージやピット空間としています。 '09.5.20
Rooftecture オーラッシュ福岡
Rooftecture O-F
福岡県福岡市
幹線道路沿いに建てられた輸入車販売店オーラッシュの福岡店です。
遠藤さんは数多くのオーラッシュ店舗を手がけていますが、ここは二つの異なる高さの
壁を曲線を描く鋼板の屋根でつないだシンプルな構成となっています。
暇多余さんの情報によると現在はオーラッシュの店舗ではなく別の中古車販売店に
変わってしまっているそうです。
すごい勢いで新店舗をオープンさせていたオーラッシュですが、ちょっとやりすぎて
しまったんでしょうか。。 '11.3.3
2007 森の10居
Rooftecture M's
大阪府羽曳野市
大阪府羽曳野市の住宅地に建つ集合住宅である。
6戸のR(Radius)棟と4戸のS(Straight)棟による10戸で構成されています。
R棟はコルゲート鋼板をアーチ状にしたものが少しずつズレながらつながっていて、
それぞれの住戸が踊っているように見えます。
S棟は各住戸にテラスが設けられ、大きな窓で仕切られているため、
内部を広く感じさせるとともに、開放することで一体的な利用が可能となっています。
程よい距離がとられた二つの棟の間には心地よい路地空間がつくられていました。
嬉しかったのが、建築主であるmori-familyさんから取材にきてほしいとのメールを
いただいたことです。ありがとうございます。 '10.2.2
2008 Bubbletecture ひょうご
ひょうご環境体験館

Bubbletecture H
兵庫県佐用町
兵庫県の西部に位置する佐用町につくられた環境体験・学習施設である。
高低差のある斜面地に建てられており、下の道路から見ると巨大生物が
現れたようで、すごいインパクトがあります。
建物は三角形の耐候性鋼板の組み合わせにより構成された三つのボリュームが
つながって出来上がっており、そのうちの一つが斜面に張り出しています。
内部はヒノキの間伐材丸太によるトラス構造になっていて外観とは違った表情をみせます。
「わんぱく広場」と名付けられた空間には風や音、光などを使った環境を学べるおもちゃが
置いてあるのですが、懐かしさで遊びまくってしまいました(笑) '09.2.11
2010 Looptecture 福良
Looptecture F
兵庫県南あわじ市
淡路島の南端にある福良港につくられた津波防災ステーションである。
水門などの開閉を遠隔操作することや、防災学習、緊急避難所などを機能として持っています。
1階部分は津波を考慮してピロティ状になっており、2階に主要な機能を集約、
2階と屋上を合わせて300人以上が避難できる空間となっています。
ループ状になった耐候性鋼板がつくり出す円筒が組み合わさったような外観は、
避難所の目印としてもインパクトがあるものとなっていました。
見学に行くと、近所の小さな子供二人が建物周りをぐるぐる走って遊んでいて、
地域になじんでいることが分かりました。 '13.1.15
2012 Looptecture A 淡路人形座
Looptecture A

兵庫県南あわじ市
淡路島南部、南あわじ市の海にほど近い場所につくられた会館である。
淡路島の伝統芸能である人形浄瑠璃を上演するための劇場で、
島内にあった人形座の集約が図られました。
すぐ近くに同設計者による「Looptecture 福良」があります。
コルテン鋼メッシュを型枠とした壁面は、コンクリートの側圧によって形状が変化し
最終形が決まるという、打ってみないと分からない方法でつくられています。
実際に壁面を見てみると、メッシュのラインとボコボコした形状が
何とも言えない味わいを出していました。
見学した時はグレーに少しの錆が見えましたが、時間の経過と共にもっと錆が増えて
違った外観に変わるのだと思われます。 '13.10.1
Rooftecture OT2
大阪府
大阪の中心部、三方を建物に囲まれた敷地に建てられた専用住宅です。
唯一、道路に面して開かれた北側のファサードを有孔折板で覆い、
その折板壁はそのまま屋根面まで連続させています。もちろん屋根面は有孔ではないですが。
それにより、プライバシーを守りながら光や風を取り込むことを可能としています。
奥行きの長い建物なので、奥まで光が届くよう階段室上部にトップライトを設けています。
'15.5.6
Rooftecture P
滋賀県長浜市
長浜市の少し細い路地にあるイタリアンレストランである。
カマボコ状のコルゲート屋根は、遠藤秀平さんのRooftectureシリーズとしては
最もシンプルな形態だと思います。
内部はカウンターと4つのテーブルがある小さな空間ですが、
美味しいパスタを食べられてとても満足しました。
カウンターの緑色が空間に彩りを与えていて素晴らしかったです。 '17.9.20
2015 ブルボン本社ビル
Growtecture B
新潟県柏崎市
柏崎駅前に建てられた大手菓子メーカーの本社ビルである。
ブルボンは柏崎市が創業の地だそうです。
4つの矩形平面を風車のように並べた平面プランの高層ビルとなっています。
金属板とガラス面による外壁となっており、頂部がアールを描いているのが
優しい印象を与えていました。
兵庫県にある遠藤秀平さん設計の「ビーンズドーム」の命名権もブルボンが
持っていますが、ブルボンの偉い人は遠藤秀平さんの建物が好きなんですね。 '19.6.2


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