坂茂のページ
Shigeru Ban Architecture


いまや世界的建築家となった坂茂。
彼の作品の中で僕が見てきたものを紹介するページです。

作品 データ
1989 M邸
M House
東京都
都心につくられた坂さんが初期に設計した住宅である。
RCのL型の壁、ガラスブロックによる三角柱の階段室、円柱の水回り、
四角柱の暖炉、それらの幾何学的形態がスラブを突き抜けており、
全てを包み込むようにガラスにより部屋がつくられています。
最近の木や紙を使った建築になる前の設計ということである意味新鮮でした。
'24.4.15
1993 羽村の工場 電業社
Factory at Hamura-Dengyosha
東京都羽村市
東京都郊外の羽村市につくられた工場である。
東側と西側に4層の鉄骨フレームをつくり、そこにダブルTスラブを置くことで
無柱の大空間をつくり出しています。
1階につくられたアールを描くピンク色の壁がモノトーンな工場に
暖かさとアクセントをもたせていました。
hinataさんから解体されたとの情報をいただいたので、GoogleMapで確認すると
更地になっていました。。 '19.7.14
1994 紙の建築 PTS/06
紙のギャラリー

MDS Gallery
東京都渋谷区
井の頭通り沿いの細長い敷地に建てられたギャラリーである。
非常にシンプルな矩形の建物ですが、再生紙で出来た紙管を構造体としており、
坂茂さんによる一連の「紙の建築」シリーズの一つに位置付けられます。
内部は紙管が林立しており、南側の開口部に沿って列柱状に並ぶとともに、
北側は円弧を描く壁面となっています。
残念ながら2005年に閉館してしまい、現在は建物は残っているものの、
改装によって酷い状態になってしまっています。。 '11.4.3
デンティストの家
House for a Dentist
東京都
都内の住宅地に建てられたその名の通り歯科医のための住宅である。
細長い敷地の南側半分を外部空間とし、北側半分を内部空間としています。
RC打放しなのでなんとなく安藤さんの建物と比較してしまったのですが、
安藤さんであれば敷地内外部空間は閉じるのですが、坂さんは開いていて
隣地境界もツタで緩やかに仕切っています。
このアイビーウォールは、その後の坂さん設計の建築(「アイビー・ストラクチャー」や
「ジーシー大阪営業所ビル」など)に多用されています。 '11.5.14
1995 カーテンウォールの家
Curtain Wall House
東京都
鋭角な角地に建つスタジオ付き住宅である。
三層の建物は2階の道路に面した2辺に大きなテラスを設けており、
屋根庇から垂れ下がったカーテンの開け閉めによって
テラスを含めた室内空間とすることが可能となっています。
更に、ガラスの引き戸を開くことでテラスと室内を一体利用することも出来るようになっています。
雑誌で見たときに、カーテンはすぐボロボロになるんじゃないか、と
心配していたのですが、見に行ってみるとカーテンはなくなっていました。
もう建物名称とは異なるものになってしまったんですね。。 '10.11.2
紙の教会
Paper Church
兵庫県神戸市
阪神淡路大震災による火災で焼失した聖堂の跡地に建てられた紙による教会である。
坂氏が開発した紙管構造で出来ており、58本の紙管が楕円状に並び、
その周りをサッシュが覆っています。
重機を使うことなく、全国のボランティアが簡単・安全に作ることが可能な設計になっていました。
正面入口部のポーチは後につけられたものだそうです。
サッシュの汚れなどがこの建物の歳月を感じさせ、決して忘れてはならない震災からの年月をも
感じさせる建物となっていました。
内部空間はテントを通して降り注ぐ柔らかな光が幻想的な空間を作り出していました。 '03.5.27
(追加)現在、建替中でここにはもうないのですが、台湾に移築されたそうです。 '06.12.28
1997 JR田沢湖駅・
観光情報センター

Tazawako Station
秋田県田沢湖町
観光名所である田沢湖の玄関口であるJR駅舎と観光情報センターである。
カーブを描くように配置された円柱の列柱とボールド屋根が特徴的です。
大空間は空調が必要ないように計画されており、それぞれの部屋が断熱されています。
今回の柱は得意の紙じゃなかったです。ちょっと残念(笑)
ホーム側の2階にテラスがあるのですが、見晴らしはあまりよくないので、
これは喫煙コーナーの意味合いが強いのかなあ。。
僕が訪れた日はどうやら田沢湖マラソンがあった日のようで、他の場所にはたくさんの人が
いたのですが、テラスには全く人がいませんでした。
1階の観光情報センターでは田沢湖の伝説(龍になった話)を見て勉強になりました。
'02.12.7
1998 アイビー・ストラクチャーの家
Ivy Structure 1
東京都
住宅が密集するエリアにつくられた専用住宅である。
東西に長い敷地の北半分を内部空間、南半分を外部空間としていますが、
南北敷地いっぱいに鉄骨の門型フレームを並べた構造となっており、
2階部分をフレームから吊ることで1階部分南側を無柱にして、外部空間と
大開口で連続させることを可能としています。
また、フレームは膜のレールにもなっていて、半屋外空間にすることも
出来るようになっています。
南側の隣地境界は坂さん得意のツタによるアイビー・ウォールとすることで、
隣地からの視線を緩やかに切っています。 '15.12.14
1999 ねむの木美術館
Nemunoki Art Museum
静岡県掛川市
掛川市にあるねむの木学園の子供たちの絵を展示するためにつくられた美術館である。
自然光によって絵を見るということを目指した構造になっている。
屋根の構造が特徴的でアメリカで開発されたグリッドコアと呼ばれる再生紙のハニカム材を
用いた三角格子になっている。それらのユニットをつないで屋根が構成されていて、
格子に張られたPCV膜からやわらかい光が入り込むようになっている。
この構造はハノーバ万博日本館の壁としても使われた。
同じ自然光による美術館でも安藤忠雄の「織田廣喜ミュージアム」とは全然違うのは
面白いなあ。。 '01.4.14
2000 ジーシー大阪営業所ビル
GC Osaka Building
大阪府大阪市
歯科医療機材メーカーのオフィスビルである。
同じ会社の建物を坂氏がいくつか設計しているようです。
建物を北側に配置し、敷地の南側を階段で上っていく段々のコートヤードとして
隣地境界に沿って蔦を茂らせています。
建物は鉄骨の構造部に木を被覆して耐火性能を持たせるという試みがなされています。
それによってガラスのカーテンウォールから見える内部空間も
木の暖かみを感じる仕上げになっていて美しかったです。 '04.10.20
2001 Plywood Structure-03
今井病院附属託児所

Imai Hospital Daycare Center
秋田県大館市
大館市の病院内にある託児所で、体育館もすぐ横にあります。
「Plywood Structure」シリーズの第三弾で、ちなみに第一が「ハノーバー国際博覧会日本館」、
第二が中止になった「宇野千代記念館」です。
集成ベニヤ材(LVL)によりトンネル状の空間をつくり、
さらにその外側をFRPとスティールを交互に葺いた正方形の勾配屋根が覆っています。
LVLの隙間の上にFRPがくるように設計されていて、内部にはそこから光が差し込むように
なっていました。
ところで今回のコメントはアルファベットが多くてわかりにくいですね。。 '05.2.11
2002 紙の資料館
特種製紙総合技術研究所
Pam

Paper Art Museum
静岡県長泉町
特種製紙という会社がつくった紙に関する資料館である。
これまで会社が収集してきた資料等を展示したり、文化向上を目的とした施設で、
「Pam」(パム)は「PAPER AND MATERIAL」の略だそうです。
建物はA館とB館に分かれていて、B館は元々実験工房だった建物を改装しており、
A館が新たに建設された建物です。(B館の改装も坂氏による)
外壁はファイバーグラスのパネルで覆われ、自然光が内部に入るようになっています。
北側に常設展示室などが入っていて、南側に事務室等があり、
中央に吹き抜けのアトリウムを設け、北側と南側の間の屋根は膜構造としています。
初めて訪れた時は、外構工事中で入れず、2回目は土日だったので休みでした。。
3回も行くのは大変なので外観と入口から見える内部だけ見学して帰りました。
調べてみると開館日であっても予約が必要みたいです。 '04.11.4
Plywood Structure-04
今井篤記念体育館

Atsushi Imai
Memorial Gymnasium

秋田県大館市
大館市の病院に併設してつくられた体育館である。
病院の関係者や患者が利用するための施設で、プールやピアノ室があります。
建物のヴォリュームを抑えるために屋根から下を地下に埋設しており、
屋根とエントランスの三角形が地上に飛び出しています。
この外観はまるで亀の頭と甲羅みたいで、ちょっとかっこわるいです。
薄いベニア材(LSL)と鋼管のハイブリッドな構造になっているそうで、
常に新しい構造を模索している坂さんのすごさを今回も感じました。
ちなみにLSLの隙間はポリカーボネートになっているため、
内部に光が差し込み地下でも十分な明るさが確保できるようになっています。
この建物は雑誌で紹介される前にたまたま見つけたので、
発見したときすごく嬉しかったことを覚えています。 '05.1.5
2003 ガラスシャッターのスタジオ
Glass Shutter House
東京都目黒区
商店街の少し外れた場所につくられたレストラン付住宅である。
施主が料理人だそうで、料理教室もできるようなスタジオも設けられています。
建物は、敷地東側に寄せた直方体の建物で、空いた西側は坂さんの設計によく見られる
半パブリック的な屋外空間としています。
道路と空地に面した建物北側と西側は全てガラスシャッターになっていて
全開すると屋外空間に連続する非常に開放的な建物に変わります。
見学に行ったときは閉じられていてただのガラスの箱でしたが。。
建物前面道路が都市計画道路として拡幅予定があるらしく、敷地の前面は
法的に2階建てまでしか建てられないため、前面部分は2階を吹き抜けにし、
奥は3階建てにしているそうです。
都市計画道路に少しでも入っていたら建物全体に規制がかかると思っていたんですが、
入っている部分だけなんですね。知りませんでした。 '05.7.17
写真家のシャッター・ハウス
Shutter House for a Photographer
東京都
都心の一等地に建てられた写真家のための住宅である。
1階にリビング等の共用スペースと主寝室、2階に子供室、
地下に写真スタジオが設けられています。
奥行きが狭く細長い敷地で、周辺も高い建物や塀に囲まれた環境であるため、
部屋の間にコートヤードを設け、コートヤードに面した壁は全てガラスシャッターとし、
シャッターを開くと室内外が一体となる設計となっています。
敷地境界のコートヤードの壁を緑化しているのが、隣の駐車場からよく見えました。
'22.5.7
2004 ジーシー名古屋営業所
GC Nagoya
愛知県名古屋市
名古屋市内に建てられた歯科医療機器メーカーの名古屋営業所である。
坂さんは大阪営業所の設計も行っています。
シンプルな直方体の箱ですが、低層部がガラスシャッターになっていて
全開放が可能となっています。
ちなみに何度か前を通ったことがありますが、開放されているのを
見たことがないのは「ガラスシャッターのスタジオ」と同じです。。
上部に付いている半球形ガラスの突起はなんともいえないデザインで
坂建築っぽくないなあ、と思いました。 '09.9.8
2007 ノマディック美術館
Nomadic Museum Tokyo
東京都江東区
写真家であるグレゴリー・コルベールの作品を展示する移動式仮設美術館である。
ちなみに「ノマディック」とは「遊牧」という意味だそうです。
ニューヨーク、サンタモニカと巡回して、東京のお台場に2007年3月から6月まで設営されました。
市松に積み上げた貨物コンテナや坂さん得意の紙管などリサイクル、リユースの考えに
基づいてつくられています。
暗い内部空間に立ち並ぶ紙管、そして浮かび上がるコルベールの作品が幻想的でした。
'08.1.24
ニコラス・G・
ハイエック センター

Nicolas G. Hayek Center

東京都中央区 2009年日本建築学会賞
銀座の中央通りに建てられたスウォッチグループの本社兼ショールームである。
14階建ての建物はファサードが坂さん得意のガラスシャッターになっていて
低層部は全開放が可能となっています。
1階部分は裏通りに通り抜けられるオープンスペースになっていて、
大きな吹き抜けを持つこの空間にはエレベーターが点在しており、
そこから地下1階から4階までの各店舗へとアプローチするようになっています。
ちなみにこの1階部分は、側壁に植栽があったり滝も流れていたりと開放的な空間と
なっているはずなんですが、ブランドショップによくいる黒服のお兄さんが直立不動で
立っていて、個人的には緊張しまくりの空間でした。。 '08.3.5
膜の教会
カトリックたかとり教会

Membrane Church
Takatori Catholic Church

兵庫県神戸市
1995年の阪神大震災で消失した教会の跡地に仮設として建てた同設計者による
「紙の教会」を解体し、本設として規模を拡大し建てられた教会である。
建物をロの字型とし、中央にイベント等を行う中庭を設けています。
北の角に設けられた主聖堂は、紙の教会のイメージを継承する形として、
紙管を内部の壁面仕上げに使い、その上部にねじった膜を張っています。
中庭の庇にもなる逆向きに付けたシャッターは「紙の資料館 特種製紙総合技術研究所 Pam」
でもみられた手法です。 '09.11.4
2009 羽根木公園の家−桜
House at Hanegi Park - Sakura
東京都
前面道路を挟んで向かいに羽根木公園を望む敷地に建てられた専用住宅である。
建物名称は、敷地脇に桜の木が1本あるために付いたものと思われます。
建物は集成材を曲げた門型のフレームをガルバリウムの壁面で覆っており、
正面は中央にピンク色のエレベーターがアクセントとして据えられています。
三角形に大きく飛び出したバルコニーから桜や公園の緑を眺めると快適だろうなあと思います。
'12.7.19
2010 羽根木公園の家−景色の道
House at Hanegi Park - Vista
東京都
羽根木公園のすぐ横の住宅街につくられた専用住宅である。
道路の突き当たりのアイストップになる場所に建っており、
建物の裏には公園が広がっています。
建物名称にもあるとおり、建物が道路から公園へと抜ける景色の道を
イメージしているようで、1階リビングは正面と裏面が全面ガラスとなっており、
さらに、ほとんどのガラスは大きく開けることが可能となっています。
道路から公園へとつながるトンネルのような建物ということでしょうかね。 '13.5.24
2013 仙石原の家
Villa at Sengokuhara
神奈川県
日本有数の別荘地につくられた住宅である。
30m角の正方形平面の建物に直径15mの円形中庭を設けており、
いわゆるコートハウス型の住宅となっています。
リビングの開口部は全て開け放つことで中庭との一体的利用が可能となっています。
中庭に向かう片流れの屋根は高さを変化させながら連続する一枚の大屋根となっていて
その屋根はアプローチまで伸びています。
旗竿敷地に建っているため、道路側からは建物の片鱗が見えるだけでした。。 '15.4.13
LVMH子どもアートメゾン
Soma City Kids Art Maison
福島県相馬市
福島県相馬市、相馬駅から少し南に行った線路沿いに建てられた子どものための施設である。
フランスを本拠地とする世界的高級ブランドグループのLVMHから提供された整備資金で
建設された施設で、東日本大震災により生じた子どもたちの心理的ショックを和らげるために
活動する団体の拠点や絵本閲覧スペースなどで構成されています。
楕円形ドーナツ型の建物は、ガラス面を多用した開放的な空間となっており、
跳ね上げの開口部を上げると中庭と一体的な利用が可能となっています。
階段を上ったロフト部分は天井の低いカーペット敷きの空間となっていて、
絵本の読み聞かせ等のスペースとして利用されていました。
残念ながら2019年の台風による浸水被害を受けて現在休館中だそうです。 '20.8.22
2014 大分県立美術館(OPAM)
Oita Prefectural Art Museum
大分県大分市
大分市の中心部につくられた美術館である。
それまで美術館機能を担っていた大分県立芸術会館の老朽化により、新美術館が建設されました。
矩形のシンプルな2棟の建物で構成されており、収蔵庫や事務部門は北棟に集約しています。
国道に面した南棟は低層部が吹抜けのアトリウムを持つ誰でも気軽に入れるオープンな
スペースとしており、可動壁によるフレキシブルな空間となっています。
国道側は全面ガラスとなっていますが、低層部は水平の折戸になっていて、
開くと外部と連続する空間とすることが可能となっています。
3階立面にみられる木と鉄骨のハイブリッド構造による格子は、大分の竹工芸を
イメージしたものだそうです。 '21.3.13
2016 Vin Sante
東京都世田谷区
世田谷区の緑道沿いの角地につくられたレストラン兼住宅である。
元々はすぐ近くの別の場所で10年ほど営業していた店の新築移転です。
木造ですが大断面集成材を使用することで無柱空間をつくり出しています。
ガラスの引き戸を開け放つことで、外部テラスと連続させることが可能となっています。
内部は家具、ワインラック、壁や天井の仕上げに紙管が使用されており、
坂建築を堪能できるレストランとなっていました。 '17.6.5
2017 静岡県富士山
世界遺産センター

Mt.Fuji World Heritage Centre,
Shizuoka

静岡県富士宮市
富士山本宮浅間大社のある富士宮市につくられた富士山のミュージアムである。
2013年に富士山が世界文化遺産に登録されたことを受け建設されました。
逆さ富士をモチーフとした静岡県産ヒノキによる格子状のダイナミックなデザインが特徴的で、
建物前の水盤に建物が富士山のように映るという仕掛けも施されています。
建物内部は展示を見学しながら螺旋状のスロープを上っていき登山の疑似体験をするという
動線となっており、最上階に出ると目の前に富士山があらわれるという演出になっています。
さすがに登山の疑似体験は無理がある気がしますが、登りきって目の前に富士山が
見えた時は思わず声が出ました。 '21.9.11
2018 由布市ツーリスト
インフォメーションセンター

Yufu City
Tourist Information Center

大分県由布市
JR由布院駅の隣に建てられた観光案内所である。
木による束ね柱と上部のうねうねした架構が特徴的な建物で、
壁面の多くがガラス面のため、外部からも構造がよく見えています。
1階が観光案内所、待合、荷物預け入れとなっており、スロープを上った2階には
「旅の図書館」と名付けられた図書室と展望デッキが設けられています。
磯崎新さんが設計した由布院駅舎に呼応したデザインだそうですが、
僕的には全く別物の建物にしか見えず、どこが呼応しているのか分かりませんでした。。
'22.8.14
2019 クアパーク長湯
Kur Park Nagayu
大分県竹田市
珍しい炭酸泉で有名な長湯温泉につくられた療養複合施設である。
療養施設「クアハウス」、宿泊施設「クアホテル」、飲食施設「クアレストラン」で構成されています。
中心施設であるクアハウスは、温泉棟と奥に歩き湯があります。
温泉棟は部材同士が互いに支えあうレシプロカル構造の屋根で、
丸太による構造があらわしでよく見えるになっています。
歩き湯は約50m続く屋根付きの半屋外空間で、周囲の景色を堪能しながら
歩行できるようになっています。
僕も実際に利用させてもらったのですが、土日にもかかわらず
貸し切り状態で運営が心配になりました。。 '24.1.24
2020 The Tokyo Toilet
代々木深町小公園トイレ
はるのおがわ
コミュニティパークトイレ

The Tokyo Toilet
Haru-no-Ogawa Community Park,
Yoyogi Fukamachi Mini Park
東京都渋谷区
渋谷区の二つの公園につくられた公衆トイレである。
16名のデザイナーが17カ所のトイレを整備するプロジェクトで、
コンセプトは同じで色違いすが坂さんだけが二つのトイレを設計しています。
壁面が特殊ガラスで覆われた箱形の建物は、中に人がいない時はガラスが透明で
内部の状況が外から分かるようになっており、入って鍵を閉めるとガラスが不透明に
なり中の様子が分からないようになっています。
カラフルなガラス面は夜になると光が外部を照らす目立つトイレとなります。
閉めたら不透明になるガラスは斬新でとても面白いのですが、
故障して突然透明になったらどうしようという不安が頭をよぎりました。。
'23.3.8
2021 TAMADIC 名古屋
TAMADIC Nagoya
愛知県名古屋市
名古屋市中心部の角地に建てられたオフィスビルである。
木質免震構造と名付けられた世界初の構造だそうで、CLT板で口の字型の断面をつくり、
その中に配筋 コンクリート打設をすることで木質柱をつくっています。
断面だけを見ると燃えしろ設計による木質柱のようですが、
こちらは構造的な役割も担っています。
CLT板を型枠とすることで、型枠の手間と仕上げ工事を不要としています。
スラブもCLT板の上にRCを打設していて、RC床施工時の支保工を少なくして、
下階の作業が出来るというメリットもあるそうです。
最上階に社員が誰でも使えるサウナがあるそうでとても羨ましいのですが、
勤務時間中いつでも入っていいのでしょうか。 '23.6.10


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